2015-04-10

AppleWatchを買うべき人と買ってはいけない

日本の皆さん、これは強い警告だ。注意して聞いて欲しい。

ついにAppleWatchの試着が開始される。そして販売も控えている。

このデバイスはとても危険だ。

林檎信者(以後、信者)と対林檎情強局(Counter-appleism Intelligence Agency、以後CAIA)とが日々情報戦を行っているが、ここで私が手に入れたリポートを基に、真実を明らかにしたいと思う。

当面は、強い信仰心を持つ信者と、潜入したCAIA職員のみが試着することになるだろう。

しかし、Apple生産及び流通の強大な管理能力を考えると、一般人デバイスを購入できてしまう可能性が非常に高い。

「何やってるの?」「ああ、政府陰謀を明らかにする告発文を」「モルダー、あなた疲れてるのよ」

AppleWatchを買うべき人

近親者の信者歴が長い場合、購入を薦めるべきだろう。

そうした場合、大抵既に引き返せないほどにApple侵食されてしまっている。

残念なことだが、無理に衝動を抑えても反社会的な行動を取りかねない。

症状を抑えるにはコントロール、つまりゆっくりとした減林檎重要だ。

簡単な診断方法として、以下を参考にして欲しい。

  1. Appleデバイス代表例はiPhone)を1日8時間以上身につけている
  2. 1時間に4回以上デバイス確認する
  3. 1,2を反復継続して3ヶ月以上持続している

こうした場合、かなり重篤な信者典型的症例であり、AppleWatch購入が薦められる。

「あら?でもiPhone便利よ」「中毒者はみんなそう言うんだよ」「今どきそんなの流行らないわよ」

AppleWatchを買うべきでない人

人類全てが本来は買うべきではない。

ただ、先程も言ったとおり急な断薬は禁断症状があり危険である為、コントロールした減薬が必要である

まり、新たな信者を創りだしかねない場合は、周囲の人間が強く止めるべきである

近親者が注意すべき、AppleWatchを購入してしまいかねない人間の特徴をリストアップする。

リストを見れば判る通り、人類に対するiPhone、つまりAppleへの普遍的依存を促すデバイスとなっている。

「でも、医学的には定期的な運動健康に繋がるのよ」「管理された健康は、自由侵害だよ」「気にしすぎよ」

iPhone依存への強い警告

日本では「スマートフォンを捨て、書を読み、友と語らおう」とする演説が行われたと聞き及んでいる。

本来、会食中にメールのチェックをしたり、SNS投稿するのはマナーに反することだ。

礼儀正しい日本人は、職場外であっても上司との食事中には時計確認しないと聞く。

嘆かわしいことに、常にiPhoneを身につけ、常に画面を見つめる人間が増えている。

これは由々しき事態であり、そう感じる常識的人間は幸いなことにまだ多い。

しかし、AppleWatchは違う。

腕時計という一般的な装飾品の形を取り、iPhoneを常に腕に付けるのと同じ作用が生じる。

今までランチ中にはメールをチェックしていなかった同僚が、腕時計を見るようになる。

SNS依存していなかった友人が、腕時計の振動を気にするようになる。

更に、スケジュールToDoリスト、居場所メモに至るまで、全てをAppleに委ねることを促進する。

Appleが全てを把握し、Appleアナタに対して命令するのだ。市民運動時間です、と。

ワーカホリックを増やすとする根拠は無いわ」「James E. Katz博士論文を読んだかいインド韓国でも」「疫学的な論文じゃ無いわよ」

CAIAの影響

CAIA職員は、一般にはApple人類に対する普遍的な支配に対抗する秘密組織として認識されていると思う。

しかし、実体としては相互依存状態にあり、冷戦構造を維持することで結果的Appleの支配を増やす方向に働く。

結論から言ってしまえば、次のような一見批判に見える情報操作は、逆にAppleWatchへの興味を引き立てる。

「そんな組織あなた妄想よ」「即座にこれだけの反論が付くのは常識的に考えられない」「ファンにはアンチもつきものよ」

デバイスの値段が高すぎる

最も典型的情報操作活動である

時計比較させるべく暗躍するAppleへの後押しとなる。

機械式腕時計へ植え付けられた幻想(それはまさに幻想と呼ぶに相応しい市場だ)がある為、宝飾品業界時計業界は何も言えない。

社会人腕時計に幾ら以上かけるべきだ」とする言説は、日本社会にも根深いと聞く。

本来腕時計はその技術デザインに惚れ込み、統一感を持たせるための宝飾品として身につけるものだ、

そういえる界隈は、日本円にして数百万円程度では意に介さない。

15万円の玩具は高いが、15万円の機械式腕時計を保有する日本人は多いだろう。

スマートフォンを取りだせば良いだけ

これは一見分かりにくいが、多重構造になっている。

スマートフォンを取り出すという行為が不作法に見える、依存症に見えるという風潮を作り上げる土壌となる。

非常に残念なことに、Appleデバイス連携連続性は偏執的なまでに高められている。

まるで後方互換性を異常に意識して継続させようとした往年のMicrosoftを観るようだ。

我々はスマートフォンを見入る相手よりも、腕時計を付けるだけの相手を好ましく思うようになる。

運動量計だけならXXXという製品と同じだ

病的なまでに連携するAppleデバイスと、発散し続けるAndroidデバイスのどちらをより好むかの問題となる。

往々にして、運動量計のノウハウを蓄積する企業と、そうでない企業連携し、成功する例は少ない。

iTunesの際にAppleは示して見せた。技術ではない、CDを持ち運ぶ手間は少ない方が良い。

Macの際にもAppleは示して見せた。性能ではない、最低限の機能デザインがあれば良い。

ニンテンドー健全検討していると言えるが、ビジネス向きとは言えない。

通知を受けるだけならXXXという製品と同じだ

運動量計のような、スポーツ製品の方が実は連携しなくても良い。

Appleがしきりに宣伝する、スポーツ選手エクストリーム競技、健全競技者達はAppleWatchを必要としない。

あれは、車の広告と同じだ。コカ・コーラCMと同じ。

それを身につけることで、そうなるであろうというイメージ刷り込みだ。

そして、運動量を気にする、運動をしないビジネスマン腕時計を求める。

ガジェットではなく、腕時計だ。ビジネスの場に相応しい、ギークの"好まない"装飾品だ。

そういう人種は、腕時計玩具比較する。そして腕時計業界幻想に引っ張られる。

iPhoneを思い出せ

日本の皆さん。iPhoneの販売時を思い出して下さい。

どれだけの人間が、iPhoneの足りない部分、売れない理由を考え出しまたか

今でも単体のデバイスとしてiPhoneよりも優れているものはとても沢山あります

しかし、バックアップ自動的に取られ、水没しても新品の交換ですぐに復帰するデバイスは少ないでしょう。

そして、そのバックアップにはPCが居るのです。AppleIDも必要でしょう。

PCスマートフォンタブレットと、多数の端末を同期する手間は、どれだけのものでしょう。

Appleはそれを用意し、囲い込み、自由を手放すことで安らぎを与えるのです。

彼らはスペックではなく体験を提供する。その体験は強烈で、誘惑に抵抗するのは難しい。

あなた見解はなに?」「依存症を増やし監視を容易にするための政府陰謀さ」「モルダー、あなた疲れてるのよ」

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