はてなキーワード: Occupy Wall Streetとは
Solving this problem is going to require a diverse set of intellectual property, technical and information assets and an inclusive attitude toward software developers. ※Intellectual property、知的財産権と訳したくなるのは判るが、ここでは誰もそんな話はしていない。
"Independent developers are facing walled gardens" への対置として挙げられているのだから、intellectual property は「知的財産」と訳すのが妥当。
intellectual property rightsとは書かれておらず、また、権利の話をしているわけではないから、「知的財産権」と訳すべきかは微妙。
◇Hell, start an Occupy Doubt Street movement and doubt the lot of them simultaneously. ●ったく、「オキュパイ・ダウト・ストリート」の運動でも始めて、あらゆる大企業を一斉に疑えばいいさ。 ◆「ダウト通り占拠」運動でも始めて、連中にまとめてダウトを突き付ければいいじゃないか。 ※オキュパイはそのままだと通常の読者層は理解できないと思う。
"Occupy Doubt Street" が "Occupy Wall Street" をもじったものであることは明らか。同語の日本語訳としては「オキュパイ・ウォール・ストリート」もしくは「ウォール街占拠」が妥当。
したがって、この場合は「オキュパイ・ダウト・ストリート」あるいは「ダウト街占拠」が採るべき訳と考えられる。「ダウト通り」という訳語は「ウォール街」から離れてしまうので不適当。
それは会社が正規雇用をやめて、非正規雇用の人員を増やしているのと同じ理由である。
日本において、会社の意思で正社員をクビにすることは許されていない。一方で正社員の側は、いつでも会社を辞めることができる。だから会社は正社員をクビにしたいときには、クーポン退職金を提示して、お願いしますので自分から辞めてください、とお伺いを立てなければならない。要するに手切れ金を渡すから、代わりに辞めてね、とお願いするわけだ。
労働契約は労働力と金銭の交換なのだから、その交換が終わった時点で本来は恨みっこなし(債権債務が清算された)な状態のはずなのだが、そうはいかない。労働契約は最初から、片務的な解除条件を内包しているからだ。だから会社側の視点からすると、正規雇用は最小限にとどめて、非正規雇用の人員を増やすのが合理的である。
これは誰もが知識として知っていることだが、結婚という契約も同様に、解除条件が片務的に設定されていることは、あまり公にされていない。
自由意思による離婚は、双方が同意しなければ成立しない。つまり建前としては、双方が解除のオプションを手放していることになる。
民法第763条 夫婦は、その協議で、離婚をすることができる。
民法第752条 夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。
しかしこれは強制力を伴っておらず、罰則規定などもないし、正当な理由があれば同居を拒否することも出来る。DVなどが正当な理由に当たるのは当然だが、例えば単にケンカをして一方的に別居するような場合も、根本的な原因は夫婦間の不仲にあるとされるだろうから、その後の離婚裁判であまり不利になることはないだろう。
同居義務はあくまでも、「清く、正しく、美しく」的な建前に過ぎない。現実的には、夫婦双方が別居を選ぶというオプションを持っていると考えるのが自然だと思う。
別居となった時発生するのが、婚姻費用である。この金額は有責配偶者に認定されるかどうか、払う側(収入の多い側)と貰う側の収入の差、子供の有無などを含んで決定されるが、極めてシステマティックに見積もられる。その金額は5~40万円まで様々だが、重要なのは別居の要因とは関係なく、収入の多い側から少ない側へと、毎月決まって支払われる、返済不能な金銭であるという事だ。
金融の世界ではこのような商品を永久債と呼び、その理論上の価格は支払金額を市場金利で除した価格となる。市場金利の月利を0.2%としてその金額をざっと計算すると、ざっと2,500万円~2億円程度の価値を持つ。
まぁ人の命は有限なので厳密には「永久」債じゃないし、ソブリンリスク的なもの(例えば会社をクビになるとか)もあるだろうから、この金額はかなり高すぎるのだろうけど。でも慰藉料1,000万円が高すぎる訳でもないことはわかると思う。
さて、そうすると夫婦仲が悪くなった時、収入の少ない側にとっては、別居して婚姻費用をもらい続ける事が、離婚する事を上回る支配戦略になるだろう。確かに夫婦仲が良く同居している状態が、最も快適なのかもしれない。しかしいざ夫婦仲が悪くなって別居した時、圧倒的に損をするのは収入の多い方の配偶者なのだ。そしてその時に離婚を相手に同意させるのは、相手から(手渡した覚えのない)永久債を奪うのと同じくらい難しいだろう。
例えば30年前は、給料も今より少なかっただろうから、婚姻費用として支払われる金額もきっと今よりも少なかっただろう。その一方で、市場金利はきっと今よりもずっと高かったはずだ。今でもベトナムなどでは、定期預金の金利が5%を超えるのは普通である。この両者の変化は、永久債の理論価格を下げる働きをする。
解雇規制を緩和して、婚姻費用を別居期間に応じて減らすようにすればよい。
何も解雇規制をゼロにする必要はないし、婚姻費用をゼロにする必要もない。婚姻費用が必要な理由として、一度離職した後、再就職先が見つからない事があげられるのなら、それは解雇規制が大きな原因なのだから、両方をセットにして施行すれば、成長戦略としてはこの上ないものになるだろう。そのうえ人口減にも歯止めがかかるかもしれない。
でもこの簡単な解決法はきっと、多くの国の最大の票田(40代以上のサラリーマン+専業主婦)である既得権益層を敵に回すことになるので、政治的に実現はとっても難しいだろう。
Occupy wall streetを見ればわかるように、非正規労働者の待遇に対する不満は、企業へと向けられることが多い。しかし本当の意味で彼らの取り分を減らしているのは、窓際に座っている正社員のおじさんである。
Bridget Jones(ブリジット・ジョーンズ)はCommitment-phobia(結婚に踏み出そうとしない)の男性をやり玉にあげていたが、本当の意味で彼女が怒るべき相手は、パーティで結婚はまだなの?と迫ってくる口うるさいおばさんなのかもしれない。
占拠運動を支援する10の方法 Sarah van Geider
あなたが占拠運動の力を盛り上げるにはどうしたらいいでしょうか? 以下に出発点をいくつかあげておきましょう。
1.近くの占拠スペースに顔を出そう
http://www.occupytogether.org/ で手近な占拠場所を見つけよう。彼らがフェイスブックのページを持っているか調べよう。テントかビニールシートを持って滞在しよう。あるいは単に立ち寄って人々と話し、集会に参加してプラカードを掲げたり食事の準備を手伝ったりしよう。
2.自分でも占拠を始めよう。
友だちや知り合いに声をかけよう。いつもはいっしょに活動しない人にも手をさしのべて、99%をもっと適切に代表できるようになろう。何をなぜ占拠したいか話し合おう。
3.占拠中の人々を支援しよう
ほとんどの場所は食料、暖かい衣服、毛布、ビニールシート、寝袋、通信設備、お金を必要としている。ツイッターで#needsofttheoccupiers を検索して、地元の占拠民たちのリアルタイム更新をチェックしよう。
4.議論やティーチインに参加しよう
多くの占拠場所は、今の時代の重要な問題に関するワークショップや議論を開催している。議論に入ろう。本書や「YES!マガジン」など共有したい資料を持っていこう。聞いたことのない視点に耳を傾け、自分の視点も共有しよう。
自分が99%の一部となった話をフェイスブックやツイッター、ブログ、雑誌の読者投稿などに投稿しよう。共有すれば、他の人も自分が一人では無いとわかる。コミュニティに洞察が加わると、私たちの力は増す。
6.メディアになろう
自分のビデオカメラやカメラ付きケータイ、ラップトップなどを持ってきて占拠について報道しよう。抗議の人間的な側面に注目しよう。参加している人々の顔を示そう。
7.この瞬間の意義に名前をつけよう
99%にとって世界をよくするにはどうすればいいだろう? 自分にとって一番重要な問題について発言しよう。「私は99%だ」の一言を入れるように。
8.役人が占拠を敬意を持って扱うようにさせよう
ウォール街のズコッティ・パークからの排除は、大量の市民による抵抗により回避された。大規模な一般の抗議により、オークランド市長はイラク帰還兵一人に重傷を負わせた暴力的な警察の攻撃について謝罪した。他の占拠も支援が必要だ。地元の役所に、99%の集会権を尊重しろと伝えよう。
暴力はこの運動をひどく傷つけかねない。暴力を愛情込めてしっかり阻止する方法を学び、自分の知っていることを教えよう。
10.気長にいこう
この運動は長期的に続く必要がある。幻滅しないこと。99%に奉仕する社会を求める声は消えない。運動の発展を助けよう。
魔人はすでにビンを出てしまった。人々はもう富と権力を99%から1%に系統的に移転するのを容認したりはしない。この驚異的な指導者なき運動では、参加する99%の一人ひとりが歴史を作り上げる一助となる。
Timeline of Occupy Wall Street