はてなキーワード: blasとは
勝手にジョークぶちあげて揚げ足取られたら話の筋道をそらすのは如何な論法かと思うけどね、ジョークならジョークで完結させろよと言いたいが、「それはジョークだじゃあ話を元に戻そう」、これでいいのでは?それとも子供に対してCPUのことを計算してくれる装置ですよと語りかけるが如く丁寧懇切に連立方程式の解き方からBLASの存在まで説明しろとおっしゃるのかな?
それは筋が通らない話だと思うし議論する気があるなら最低限・・そうだな大学がならう数値計算とか並列計算機の授業のレジュメをさらっと目を通すぐらいはしたらどうでしょうか?
https://www.cspp.cc.u-tokyo.ac.jp/hanawa/class/sp20180925.pdf
うーむHPCに対するアプローチは二通りあって情報工学的に計算機科学の一環(つまりスパコンを作る側)として見るか、1科学者としてのシミュレーションを行う場、仮想実験場(スパコンを使う側)としてる見る場合の2つのアプローチがあると思うのだけど・・・PEZY-SCを搭載したシステムに関しては前者、計算機科学の成果としてみるべきシステムだと思うのよ、これの成果としては「非GPUで超メニーコアシステムを実現すると共に高効率なシステムを構築することに成功した」って言う一つの事実に集約されると思う。
でここで高効率なシステムの基準はなんなのかとというと「HPL」と言うベンチマークですわな、HPL=LINPACKと言う認識で話を進行させるけど、HPLは本来連立方程式の求解を行う速度を競うベンチマークであって、これを皆が手放しで賞賛してるのはおかしいと言う批判が存在する。
これは一理あってすべての科学技術計算の性能向上に寄与する指標とは言いがたいからだ。
じゃあなんでこれが推されている居るかというと理由は何個かあるけど連立方程式の解を求める必要のある技術計算はとても多いから、昔からやっててデーターが揃ってるから
ここまででHPLが重要視されている理由がご理解いただけると幸いなんだけど・・じゃあ具体的に連立方程式を使用する場面を示せよと言われると腐るほどあってどれを示せばいいのかわあらんのですが・・
http://www.cs.kyoto-u.ac.jp/wp-content/uploads/2012/07/05hori.pdf
まああんまり人様の研究をあれこれ紹介して間違った説明しても申し訳ないので中身には触れないでおくけど実際に連立方程式は最もシェア率が高い問題であると言う認識は持ってくれると
話が早い
まあさっきのXeonでいいじゃんって話も一理あって性能が低くてもx86_64時代のコードそのまま使いまわせるし、さっきあげたユーザー側から見た時楽ちんであるのは事実だ。
なによりintel C++/Fortranコンパイラと言うクソ便利なものがあってライセンス料払うとある程度勝手に高速化してくれたりするし使いまわせるコードも多い
まあPEZY-SCよりXeonのほうが計算機を研究してるわけじゃない物理学者とかの各種研究者エンジニアからすれば魅力的な点が多いのは事実だと思う
だからと言って計算機科学としての計算機の純粋な性能向上を主とする研究・開発成果を邪険にしていいわけないしまた別の問題、確かに商業ベースで考えたとき
これらの問題をどうにかしないといけないのは事実だし改善して行かねばならないのはPEZYやエクサスケーラーの各位に残された課題であるのは間違いない。
だが少なくともまだこの世に銀の弾丸となりうる万能システムは存在しない。
もしあるなら俺にくれ あといい加減なこと言ってたらゴメン、強いひとに殴ってもらうと筋トレになる