はてなキーワード: 領分とは
結局「蓋然性が高い」という思い込みで今の金利ギャップは不明だけど、2年前の統計しか用意してないけど、「今の金利は高い」というあなたの主張が始まりなのですが。
前回も少し引っかかったのですが『「今の金利は高い」というあなたの主張』というようなことを一体どこで私はしたのでしょうか?
日本のようにデフレ期待がある時には実質金利が高どまる、ということしか言っていないと思うのですが。
何もたった今だけの金利がどうといった話ではありません。(今が緩和不足ということには賛成ですが、それについては下を見て下さい。)
均衡実質金利は経済状況に応じて変動します。そして現在の日本では低下した時には-2%といった値を取り得るようになった。となると、デフレ期待があったり期待インフレ率が非常に低い場合には、
緩和すべき局面での引き締めが不可避になる。そうすると実質金利は高どまりします。それを回避するには2~3%のインフレ期待を作り出す必要がある、そういう主張です。
いえ、強弁ではなく一般的なことです。あなたの引用した記事でさえ、まさに『適正な金利水準はマイナス2%前後まで上昇していたと分析。実際の金利は依然、適正値より高い』という言葉があった点を思い出して下さい。
これは名目金利、そして実質金利が高どまりしているということそのものです。あるいは『09年の経済環境における金利は、マイナス5%が適正だった』とも。
2012年の米国の均衡実質金利はまだわからないので文句をつけられる余地はありますが(均衡実質金利が-2%まで落ちているとはとても考えにくいですが)2009年ならチェックできます。
緩和ではあるけれども、本来するべき緩和には足りておらず金利が高どまりしているという状況です。
米国の場合は緩和ではあるけれども、本来するべき緩和には足りていないというだけであるので時間がかかればいずれ適正な状態に向かいますが、
日本のようにデフレ期待があったり期待インフレ率が低い場合には緩和すべき局面で引き締めしかできないことになります。こちらは時間をかけても適正な状態に向かう保証すらありません。
期待インフレ率を3%に出来ていれば、均衡実質金利が-2%~1%にまで振幅していてもゼロ金利を続けることによってずっと緩和を維持できますが、
デフレが継続してデフレ期待がある場合には不可能です。本来ずっと緩和をすべき環境であっても、デフレでは引き締めをせざるを得ない局面が出てきて金利は高どまりします。
金融政策は『今だけ』『この四半期だけ』緩和であればそれでいいというものではなく、しかも金利ギャップが負ならそれで十分というものでもありません。
これが上で書いた、日本ではいま仮に金利ギャップが多少の負値であっても、緩和不足であると考える理由です。
(2010年の失業率より現在の失業率が低い事から推定すると、自然利子率が上がっていてもおかしくないと思うが、よくわからんな)
それまでの(暗黙の)インフレ目標が2%であったのに、バブル生成のさなかに4%に設定を変更していればその可能性もあるでしょう。
しかし、もっと以前から4%に設定したままであれば少なくともバブルを促していた可能性はなく、過去のインフレと株価から推測される関係からはバブル抑制的に働いた可能性が指摘されています。
そして今は「まだまだ緩和だよね」という余地を作るためにも高めのインフレ目標を取るに相応しい時期です。過去のインフレと株価から推測される関係が継続するなら、それは将来のバブルを抑制します。
インフレ率が低い→緩和の余地がたくさん
という事では。インタゲを幾つに設定しようが。
それは緩和の糊代に関する間違った考えであると http://www.rieti.go.jp/jp/papers/contribution/yasashii4/04.html に書いてあるのですが、
私には渡辺氏以上に分かりやすく説明する力はありませんので、あのような分かりやすい書き方で理解できないとなると私の領分を超えます。
単に自分はバカです
というのが恐いからって勝手に技術者はバカですとか言うなバカ。
領分をわきまえろ。
笑いどころはここですか?
技術者はバカだ。
なぜだか知らんが、今のネットは「プログラマーは神」みたいな風潮がある。
彼らが言うことはいつも正しく、正義感に満ちている。そして彼らは、私たちに素晴らしいプロダクトを提供してくれる素晴らしい存在なのだと。
ふざけるな。
技術者はバカだ。
それにもかかわらず、何故か彼らの言説はネットで世論のように扱われ、称賛され、敬意をもって扱われる。
ネットの「技術者文化」は根強い。彼らはその文化にタダ乗りし、誇らしげな顔で発言している。
「俺たちはネットを知っている」
彼らは「自分はプログラマーである」というだけで、一定以上の地位に立ち、一定以上の尊敬を得ることができる。
どんなに一般常識に欠けていようと、どんなに思慮浅薄であろうと、どんなに低能であろうと。
技術者が自らの手で生み出し発展させたとされるネットに君臨する、技術者さまたちよ。
あなたたちは本当にネットリテラシーについてご高説を垂れるほどの智恵があるのか。
あなたたちは本当に情報格差についてご高説を垂れるほどの智恵があるのか。
あなたたちは本当にインターネットについてご高説を垂れるほどの智恵があるのか。
あなたたちは本当に我々人類についてご高説を垂れるほどの徳があるのか。
領分をわきまえろ。
例えば、なんらかのトピックが話題になって、それがまとめられているとき、それに対するゲスい反応がそのページにはのせられない。
その話題に対する反応は、Twitterでつぶやき合われ、その場には不快な反応(人種差別的罵倒、訳の分からない罵倒、アクセス目当てで管理人が残した糞みたいなコメント等)は一切のらない。
Twitterのつぶやきも、2ちゃんの反応よりはまだ穏やかで全然ましだ。反応の住み分けもできている。
また、まとめた人がアカウントを持ち、まとめた責任がそのページにはっきりと示されている。
「2ちゃんまとめサイト」も管理人という存在がいるが、それとは何かまったく違う存在としての手触りがある。
僕が「2ちゃんまとめサイト」を運営していたら、何の気兼ねもなく、ゲスい反応を載せ、対立を煽り、罵倒を誘発し、アクセスを稼ぎにいくだろう。
しかし、「NAVERまとめ」でもし僕がまとめる場合、そういう試みはしないだろう。
アクセス稼ぎにいくにしても、人の興味を引くちょっとゲスい何かをどこかに残しつつも、「無害」で「クリーン」な感じでまとめるだろう。
僕自身の人格は一緒なのに、まとめるトピック、まとめ方が違ってくるのだ。またアフィ騒動も断然起きにくい。
また、大手まとめ人という存在が生じない。判断材料は個々の記事なので、新規参入もまとめブログに比べて断然しやすく、権力が固定化しない。
またエロ画像に対する検閲も厳しく、2ちゃんまとめのようなゲスいまとめは即削除になる。
これを知らず、僕は「NAVERまとめ」と「FC2」の運営会社が一緒であると勘違いをしていて、ということは何でもありだろ思い
こんなのエロいのまとめてアクセス稼いでウハウハだろと、軽くまとめにチャレンジしたが、苦労して作ったまとめたちは残らず削除されていた。
ならばと都合の悪いところにモザイクをかけてみたが、モザイクで全体がぼんやりとSEXしている姿が見える画像ですら閲覧禁止対象にあたる。
ギリギリを狙ってアクセスが稼げるセクシー系のまとめにしても、あるいはちょっとお色気の要素を入れるだけでも、
その苦労もむなしく、アフィリエイト報酬額は通常のまとめよりも(四分の1から十数分の1)報酬レイティングが下げられているセミアダルトに分類され、
インセンティブの操作によってアクセス目当てのエロいまとめが増殖しない構造になっている。
2ちゃんまとめが一時期(今でもか)はてブを占拠していたときに思ったことは
自演がすごいということとは別に、2ちゃんまとめのようなものに対するニーズは確かにあるのだということだった。
しかし、そのニーズとして僕が捉えていた中の「2ちゃんねるの反応・2ちゃんねるの盛り上がり」なるものは別にいらなくてもいいのかもしれないというのが
それは、より健康でより無害なTwitterやFacebookの反応に置き換えられればいい。
何がおこっていて、どんな風に盛り上がっているかが分かる場を軽く「まとめて」提供するものがあれば「2ちゃんの反応」なるものはいらなくなっていく。
痛快なのは、2ちゃんのゴシップやゴミや憎悪をすべてを飲み込んでアクセス数に変換してきた「2ちゃんまとめサイト」すらをも材料にして、NAVERまとめは増殖していくということだ。
ネットの情報生態系としてはいつでも「メタ」に立つものが勝つ。
その情報生態系のメタの力を思う存分奮っていたと思っていた「2ちゃんまとめサイト」すらをも栄養にして
何か見た目はクリーンな形で何か「無害」な形で情報が提供される場をNAVERまとめは生み出した。
「2ちゃんまとめサイト」はなくならないだろう。しかし、NAVERまとめの影響力はじわじわと伸びていく。
僕はNAVERまとめを礼賛する訳ではもちろんない。
何の工夫もない「まとめのまとめ」が増えていくのは間違いないだろう。
しかし、ある種の人にとっては初めて見る情報の「まとめのまとめ」は情報の宝の山にも見えるだろう。
くだらないまとめは、これからも増えるだろう。
しかし、それは「2ちゃんまとめサイト」よりもずっとクリーンで、しかも「2ちゃんまとめサイト」のニーズもかなりの程度満たしている。
僕らはゲスい方がアクセスが伸びると思っていた。それは「2ちゃんまとめサイト」がゲスくて、アクセスが膨大であるからだ。
だが、「人々の盛り上がりの反応」が見える手軽でクリーンな「まとめ」の場があれば、それは幾分置き換わっていくのが当然ではないだろうか。
そうなればTwitterにおいて、あるトピックの「2ちゃんまとめサイト」についてつぶやくより、「NAVERまとめ」の方がつぶやきやすい対象になっていく。
面白い話題だけれどもゲスい反応がのせられているサイトより、面白い話題で無害なサイトの方が人間としてTwitterで引用しやすいのは当然だろう。
たとえ面白い話題をまとめている「2ちゃんまとめサイト」だからといって、「おもしろい、これ」とつぶやいて、ゲスい反応に同意していると思われたくないからだ。
ましてや、サイドバーにロリアニメのアフィリエイト画像が張られている「2ちゃんまとめサイト」は躊躇するだろう。
「NAVERまとめばっかかよ」と批判する人は「2ちゃんまとめサイト」がのさばる現実をどう受け止めているのか。
いや、その気持ちは分かるのだが、無害で刺激の足りないコンテンツが増える方が、ゲスい刺激臭のするコンテンツが目立つよりは、ましではないかと僕は思うのだ。
虫が増えることに、そしてそれに食いつく「愚民」がいるのにムカつくのは分かるが、それは害虫を食ってくれる益虫だとある程度言えるのではないだろうか。
大胆な予想を言えば、twitterが当初の「今なにしてる?」ということの用途以外のコミュニケーション・ツールとして今や用いられているように
NAVERまとめが単なる「まとめ」サイトではない使い方がされていくかもしれない。
例えば、地位を確立したかに見えるtogetterの領分を、食っていくのではないかというのも一つの可能性だろう。
「2ちゃんまとめサイト」がその影響力を保ったまま残るのは、「2ちゃん」であることの意味、「2ちゃんの反応」の面白さが残る分野であり、
それは「裏の口コミ」「情報交換」、「実況」(これもtwitterまとめに置き換え可能だが)
あるいは独自の文化を残す「なんJ」のまとめ等ではないかというのが僕の予想だ。
毎日の芸能ニュースや事件に対する反応やそのまとめの部分は「NAVERまとめ」にどんどん食われていくだろう。
この記事も『必見!まとめサイトよりNAVERまとめが優れている3つの理由【まとめ】』というタイトルでNAVERまとめにまとめていただきたい。