はてなキーワード: リセールとは
anond:20150327184724のつづき。
JD(Job Description)に書いていない限りは、プリセールスエンジニアとして採用された人間は営業組織に属し、プリセールス活動を行う。通常小さな会社(グローバルで数百人、日本で10人等)であってもカスタマーサポートの組織と営業の組織はトップレベルから分かれており、プリセールスのエンジニアが購入後の顧客(やパートナー)の代わりになって自ら社内でトラブルのエスカレーションをすることは無いし、そのような権限も無い(日本の代理店ビジネスの場合は、解析や切り分けはたいていサポートを提供しているパートナーの仕事だ)。購入後の顧客で発生したトラブルに関してプリセールスエンジニアができることといえば、進捗が遅い時に催促したり、状況をかいつまんで顧客に知らせることくらいだと思うが、これとて営業でも実施可能なことである。
次項の内容とも関連するが、火事場に駆り出されて業務範囲外な支援やコミットをさせられるかどうかは営業の力量や考え方次第でもある。
営業によってスタイルは様々。御用聞きに徹して顧客の言うことはなんでも受け入れ、その結果社内の色々な組織に無理を通して煙たがらる人もいるし、できること・できないことの見極めと顧客に対するお断りの仕方等のバランス感覚が大変優れている人もいる。前者と組むことになったプリセールスエンジニアは、(会社ではなく)その営業個人の顧客からの評価を高めるために使われることを強いられるため要注意。
組む営業が変わった時には、まずその人がどんな考えを持っているのか、自分との間の力関係はどうなのか、組織の中でどういうポジションなのか等を見極めてどう振る舞うかを考えよう。
例えば上記の前者のような人であっても、社内での影響力が大きく売り上げへの寄与がそれなりにあればそれに従わざるを得ない。従わずにダメ出しされてしまった場合には自分の雇用が怪しくなる(”刺される”と言う)。逆に社内での影響力が小さければ自分が上司を使って刺してやればいい。
前述のとおり、「エンジニア」という名前がつきはするものの、結局のところ同じ組織の他人が作ったブラックボックスを販売するための技術サポートをする仕事にすぎないので、ガチエンジニアである設計・開発に比べると必要とされる技術レベルはそんなに高くない。強いて言えば、わからないことがあったときに調べて付け焼き刃の知識を得る力があれば良いと思う。また、簡単なツール等が作れると便利なこともあるので、言語は問わないもののプログラムの経験または知識はあったほうが良い。
日本で日本の顧客を相手にした販売のサポートを行う仕事なため、ネイティブ並のレベルは必須ではない。文書の読み書きと口頭でのコミュニケーションができ、自分の思っていることや疑問点が英語話者に伝えられればとりあえずはOKだと思うが、他の国の人(特にHQ)との個人的な繋がりがあった方が有利な場面もあるため、英語のコミュニケーションはできるに越したことはない。
英語と技術レベルについては、面接で30分程度も話せば把握可能なので、特に資格を持っている必要はない。
今まで見てきた中での最年長は40代前半なので、だいたい定年はそのくらいの年齢だと思う。一般的には大きな会社の方が「この人何の仕事だろう」というポジションが多い業務が細分化されているので、ジョブチェンジを考えている人は30台半ばくらいまでには大きな会社に入ったほうがいいと思う。社内の方がジョブチェンジはやりやすいからだ。
今まで見てきた中では、以下のような出口を見た。
1と2は、技術的な知識を活かして少し別の仕事をというケース。3は同じ組織での昇進なので、厳密に言えば出口ではないが、新しいキャリアなので挙げた。5はほとんどいないが、「メーカー=製造元=技術情報の海」みたいな幻想を抱いて入って来たものの、単なる海外営業所の一つという現実に失望してすぐに辞めてしまうパターン。英語がネイティブ並みだとHQへの転勤や、日本でビジネスを開始したばかりのスタートアップ(従業員1-2名)の同じようなポジション(+α)への転職も可能になり「スタートアップ渡り歩き人材」への道も開け、その場合50歳くらいまでは粘れるが、スタートアップは長期雇用になりづらく、ジョブホッパーになってスタートアップ以外からは歓迎されない立場になってしまうリスクもある。
「外資のメーカーで働く」と言うと聞こえが良いが、社内では単に極東の一拠点の売り子である。どの職種、どのような会社からの転職を考えているかにもよるが、万人に勧められる仕事ではないのは間違いない。また、会社によって待遇やワーク・ライフバランスは異なるため、人材紹介会社や面接の担当者の言うことを鵜呑みにせず、前回のエントリーにも書いた通り本音の情報を得ることをお勧めする。
考えてみろ。今から10年後に俺は何をしている? システムエンジニアとやらか? お客様に最適なソリューションをインテグレーションいたしますと、澄ました顔で言っているのか。
そんな心配しなくても、10年後にはそんな仕事残ってないと思うよ。
某英語圏先進国の会社に転職して5年経つけど、プリセールス(営業支援)からプロジェクトマネージャまで、自分の手を動かせない、コードを書けない人はどんどん辞めていった。適当に中抜きして丸投げするだけの日本だけに生息する自称SEさまは、こっちじゃまず仕事にありつけません。
日本もそのうちこうなるでしょ。
http://anond.hatelabo.jp/20090721233850
元増田です。
増田で箸にも棒にもひっかからないようなエントリーを書き始めたのが5日ほど前。
トラバにあるリセールバリューについては、その通りかなぁと思う。最初は下落率の低い都内の中古マンションを探していたのだけど。都内で子育てしていくのは、どうプランニングしても我が家の所得では厳しいという結論に至り、断念した。学級崩壊や非行を考えたとき、小学校から私立に入れる以外に選択肢がなかったりする。
去年購入したらしい。頭金ゼロ。35年ローン 月額8万/ボーナス36万。完済時 79 歳の予定。
可処分所得は約 600 万。中高生の子供が二人いる。そして今年の夏。業績不振を理由に彼のボーナスは全額カットされてしまった。彼個人のヘソクリも献上することになったという。一応、カットになるのは今回の夏のボーナスだけという話だが、冬のボーナスまでカットされれば、かなり厳しいだろう。
2年後には固定資産税の優遇も終わる(現在の2倍に跳ね上がる)し、長男くんが大学に入る予定だ。そして彼が大学を卒業する頃には、次男くんが大学へ。学費だけ考えても、人生設計の中でも最大級の支出増が8年間続くことになる。
会社が基本給を下げるということは、そう簡単にはできない。しかし、残業カットや賞与カットは比較的簡単に実施されるものとして計算しておくほうがよいように思う。特に労組のない中小企業などでは、おそろしく簡単に実行される。それを踏まえて、基本給ベースで返済を考えることが大事だと思う。ボーナスはあてにしない。あてにしていなかったボーナスがたまたま支給されたら繰上返済する。
14年ほど前のお話。頭金は300万ほどなので、正確にはゼロではないのだが、35年ローンで3200万円借り入れをした。月額6.3万、ボーナス38万。大阪市のお隣の市。いわゆるベッドタウンで、地下鉄が近くまで来ると言われていた物件だった。(そして結局来なかったw)
親父の当時の可処分所得は750万ほど。余裕でやっていける予定だったのだが、家を買って2年ほどして親父は突如として失踪した。捜索願いを出して、1週間ほど経過した頃、山口県のビジネスホテルに停めていた車のナンバーから身元が割れた。警察に連れられて帰ってきた父は、ほどなくして自主退職した。
1年ほど失業手当を貰いつつ、職探しをした。50過ぎて再就職したが、可処分所得は250万。一気に1/3にまで落ちた。
月額 6.3万を支払うことはできたが、ボーナス払いの40万がどうにもならない。自己破産を何度か勧めたが、結局、親戚などから借りて返済を続けていたようだ。当時大学生だった俺は、学費を自分で払うことになった。最初はキツかったけど、そのうち自分の学費ぐらい自分で稼いで当たり前に思うようになった。
5年前。母が大腸ガンで亡くなった。57歳だった。平均寿命よりはずいぶんと短かった彼女の命と、無理なローンの支払いを何年も続けてきたことは無関係ではないだろう。
今年に入って、親父の勤める会社がかなり危険な状態に陥り、まともに月給を払ってもらえなくなった。当然、ローンを支払うこともできなくなり、そのまま半年が経過した。祖母の四十九日を終えたその日、金融機関からの最期通告を突然見せられてギョッとした。
購入時3500万だったこのマンションの現在の評価額は1300万。残債は2000万以上あるため、いま処分しようとすると 700万ショートしてしまう。どう考えても自己破産するしかないと思い、父にもやんわりとそれを伝えたのだが。。。結局、金融機関との話し合いの中で、リスケすることになってしまった。そもそもローンを組んだ段階で完済する年齢は83歳だ。この時点で平均寿命を超えているというのに、更に保証料を上乗せして、93歳までローンを伸ばそうということになったらしい。無茶苦茶な話だが、金融機関としては自己破産されるよりはマシということだろう。保証会社的にはどうなんだろうか?
月額8万。これなら今の父の給与でも、なんとか支払っていける・・・が、それでも老後のことを考えると、自己破産して月額4~5万で住める単身のアパートにでも移って、差額を老後資金として貯蓄したほうがよいのではないかと感じる。その一方で、母との思い出が残るあの家を残したいという、父親の気持ちもわからなくもない自分がいる。いつかは一緒に暮らすつもりではいるので、なるべく早く引き払ってもらいたくはあるのだが。
10年来の先輩の所得はそれほど低いとは思えないのだが、ボーナスがカットされただけでかなり厳しい状況に立たされてしまった。人生で最もカネのかかる時期を迎える直前に住宅購入に踏み切ったのも、その計画性を疑わざるを得ない。
親父もそれほど所得が低いわけではなかったが、両親ともに家計を運用・管理する能力が極めて低かったが故に、頭金を300万しか用意することができなかった。その上、ローン開始後わずか2年で失業し、再就職するも可処分所得が1/3に。金融機関にリスケしてもらい、現在も何とか支払い続けてはいるものの、実情としてはとっくに破綻している。
以上を踏まえて、30歳以上、頭金ゼロでそれでも3500万程度の住宅を購入したいなら・・・。
この2点をおさえた上で、世帯の可処分所得から出費を引いた額(キャッシュフロー)が250万ぐらいはあることが望ましいのではないかと思われる。平均的な給与だとしても、DINKSで倹しい生活を送るようにすれば十分に可能な額だと思う。(その場合、4年我慢して1000万貯めた方がより安全だし、支払総額も減らすことができる)
ほとんど開発系ばかりだよね
あまり私のようなインフラ系の人の話は見かけない気がするが単に比べ物にならないくらい少数ってだけだろうか。
確かに開発系のように新しい言語だ技術だなんだってのが頻繁に飛び交うような世界じゃないし、激務薄給が多数を占める業界じゃないからなのかな。
インフラ系は各ベンダのプロダクトにべったり紐づくものばかりだから表に出しにくいってのもあるかとは思うけど…
1:コンサルタント
3:インフラ構築(サーバ、ストレージ、ネットワーク、ミドルウェアの一部)
4:アプリケーション設計
5:アプリケーション開発
6:運用
7:保守
1はほぼ独立、2と3は兼ねている場合有り、3と4は兼ねている場合あり、4と5は兼ねている場合あり、て感じかな。
当然2と4でも繋がってたりするわけだけど。
ネット上での話題はほぼ4と5なので少し寂しいと感じたり感じなかったり。一緒にワイワイ盛り上がりたいよ(笑)