2023年12月04日の日記

2023-12-04

カツ丼セックス

行為が終わると男はベッドから体を起こし、足を投げ出し背中丸め、女に背を向けて座った。

女はそんな男の行動に一抹の不安を覚えて上半身を起き上がらせ、その背中をじっと見つめた。

「なあ姐さん

男は背を向けたまま女に話しかける。

男は誰に対しても「姐さん」と呼ぶ癖があった。

カツ丼をはじめて食べたのっていつか、覚えているかい?」

男にそう問われて、女は動揺した。

「え?それは…覚えていません」

「それじゃあ仮に、未だカツ丼を食べたことがないとして、今になってカツ丼を食いたい。そう思うかい?」

微細な曲線を描く背中を見せながら男が問い、女は少し考えながらも直感的に答えた。

「ええと、きっと食べたい。そう思って食べに行くと思います

「そうかい…」

男は深いため息を吐いた。

そこで女は、自分が何か間違った答えをしたような気がして、動悸が少々早まるのを胸に当てた掌越しに感じていた。

カツ丼を食ったことがないやつに、カツ丼の味はわからない。そうだろ?」

男は僅かに首を回して右目で女を捉える。それに応えるように女は頷いた。

テレビで、漫画で、様々なメディアでこう言う。カツ丼は美味い。カツ丼は最高のどんぶりだ、ってな」

言いながら男は首を戻して壁に向き直し、項垂れた。

「だから誰もが、カツ丼を食いたがる。そして実際に食うわけだ。そりゃあそうだよな、ずっと言われ続けてきたんだからカツ丼は美味いって。…セックスだってな、それと同じだと思ってた。おれたちゃガキの頃から、目を向ければポルノ映画で嬌声を発する女どもの姿を目に入れ、本を開きゃあ女の裸体。耳を傾けりゃ先輩方の卑猥話。あの女が最高だとか、最高に気持ちよかっただとか、まるでそれがそれのみが最高っていう具合に言い回る。だからおれたちゃつまり、いつだってカツ丼うまいぜ、って聞かされて育ってきたってわけさ」

男は呼吸するように短いため息を吐く

女はベッドからスルっと抜け出して端のほう、少し距離をおいて男の横に座った。

あんまり気持ちよくなかったですか?」

女は自分不手際を自ら攻め立てるような声音で男に訊いた。

男は首を横に振る。

姐さんのせえじゃねえよ。姐さんはとてもよくしてくれたと思ってる」

「そうですか…」

女は安堵した様子を微々たる笑顔に宿し、男との距離を詰めて座り直した。

「だがおれはカツ丼を本当に食いたかったのか?おれは、ただ憧れの一心で貪りたいだけで、本当はカツ丼なんか食いたくなかったんじゃないか?別のほかの何でも本当はよかったんじゃねえのか?俺はそれを知っている、なのにそれを食わないことに対しての劣等感にただ負けちまったんだけじゃないか?…そんな気がして、しかたねえんだ」

男は静かに嗚咽し始め、細い涙が頬を伝った。

「おりゃあ、別に敬虔な徒じゃねえ。自分のことを崇高な存在であるなんて一度だって思ったことはねえよ。でも、だからって、おれはおれがしたいことをしたいってことぐらい、自由に決めてえんだ。決めたかったんだ」

から垂れた滴が彼の膝を濡らす。

そんな様子を見て、女は焦る素振りを見繕う暇もなく、ただ静観に徹しようにも眩暈のような浮遊感を一時に得た。

「…どうしてそんなことを言うんです?」

女は歯切りに似た声を必死に絞り出す。

「さあ?なんでかな、おれにもよくわからねえよ。でも、おれはきっと、カツ丼の味をただ純粋に知りたかったんだ。ただ純粋に…」

男は目元に手を当てた。

女はそれを黙って見つめる。

薄暗がりの中、男の肩のみが揺らぐ地平線を微かに作り続けた。

女は男の純粋さに胸を痛めた。

それは、男が失望したのでなければ、また求めていたものでもなかったと知ったからだった。

女は頬に伝う一筋を見て取った。

しかしその次に落ちた水滴は、男の膝を濡らさない。

男の膝に置かれた女の手が一粒の水を受け止めると、男は指の隙間から横に座る女に目をやった。

女は微笑んだ。

別にいいじゃありませんか?誰かがカツ丼が美味しい、って言ったとしても言わなかったとしても、あなたが思うように思えば」

目尻の皺に屈託のなさを宿したその表情に、男は不器用にはにかんで笑った。

「…ありがとう姐さん

「いいですよ」

「おれはもう行くよ」

そう言って男は立ち上がる。

「何処へ行くんですか?」

女に訊かれて男は振り向き、その顔にもう悲壮さはなかった。

カツ丼を食いにさ」

ブクマカなら増田くらい書いたらどうだ」の声に驚いて振り向くと、世の中コーナーで高齢男性と、幼児連れの女性

男性はサッサと立ち去ったけど、女性スマホを手にして俯いたまま。

私は咄嗟に娘を連れて、女性の目の前で非公開セルクマを付けた。2つも付けた。大丈夫ですよと念じながら。

資格手当のこと

直属の上司である課長から「個々の能力を伸ばすために会社に対して意見ある?」と聞かれたので

弁護士司法書士会計士税理士資格を取ってもその業界団体に加入しないと資格登録ができなくて

資格名刺に書くこともできないじゃないですか団体に加入すると年10万~20万の会費の支払いがあるので,

会社から資格手当を出してはどうか

資格を取っても登録しなかったり登録してもみんな自腹を切っているので、会社利益の一部を従業員還元すればモチベーションも上がる

資格を持った人を採用しても1-2年で転職することが多く,離職率を下げるためにも資格手当を出した分をボーナスで少しだけ調整すれば

負担も多くならない」と自分意見を伝えた

その後飲み会しか一緒になるB課長にも同じような質問をされたので、少しでも賛同してくれる人が出ればと同じ意見を伝えた

数日後、A課長に呼ばれ「おまえ なんでBに勝手に話してんだよ!」と罵声を浴びせられた

会社の全課長が参加した会議の中で幹部から意見を求められた際、A課長が言おうとしたことを全てB課長が言ってしまい、

幹部から好印象で,A課長は何も発言出来ず、会議の場でただ座っていたことが余程屈辱だったらしい

あとでB課長からありがとう意見採用されることになった」と声を掛けられたのが唯一の救いだったわけだが、A課長は今でも根に持っていて冷たい視線を送ってくる

自分はこれからどうしていくべきなのだろうか

anond:20231204174036

そういう用途で使われるのは「表自」じゃね

ネトフェミってみたことないわ

ツイフェミ呼びが多いんじゃね

でもツイフェミが嫌いなだけでまともなフェミニズムは叩いてませんって言うてる奴ってポーズなだけでフェミニズム全般嫌いだよね

anond:20231204174040

別に疲れマラは勃起するだけで性欲が高まるわけやないやろ

anond:20231204165556

原口小選挙区比例復活なしに当選してるので選挙区民の信任は得ているし離党してもただの人には戻らない

杉田比例中国ブロックなので自民から切られると本当にただの人

anond:20231204173456

そりゃ夜勤明けで性欲が高ぶるという男の実体からやろ

疲れマラってやつやな

ネトオタじゃないか

ネトウヨネトフェミ、など、匿名性を武器にした攻撃的な人間を、その「主張」とは切り離してあぶり出したこれらの言葉は上手いな、と思う。

最近、「こいつらオタクじゃないよなぁ」と思える連中がいて、ネトフェミ対消滅して欲しいそいつらの呼称は、「ネトオタ」じゃないかなぁ、と思った。

でも、「ネトオタ」って、ネットに詳しいオタクという使い方されているのね。

なんか別の言葉いかな?

anond:20231204173138

BLでも抜けるけどそれはちんこ気持ちよさそうな描写のおかげではないな

アーニャ可愛いけどヨルは変な服だし魅力を感じない

殺し屋設定も浮いている

あいついなくてよかっただろ

父子暮らしで後から後輩が加わるでよかったんじゃない

anond:20231204173138

そうだよ

ちんぽが気持ちよさそうじゃないと女がいくら汚くよがってても抜けねえわ

おれはちんぽに興奮している

anond:20231204172051

何かしら理由をつけて殴りたいだけなんだよ

暇空支持者はいまだに「仁藤はタコ部屋に少女たちを閉じ込めてる」ってのを信じてるの?

タコ部屋に少女たちが閉じ込められてるという証拠を握っているはずの暇空さんが

少女たちを助けるために裁判所に出て証拠を提出する素振りがなく

証拠を出さないし出頭もせず負けを受け入れていることをどう思ってるの?

少女たちを救わなくてもいいのか?

涙が止まらねえよ

anond:20231204173456

AVに詳しすぎやろ。ワイはPornhubで適当に調べて30秒でフィニッシュやで。

AVにおける「夜勤明けの女は性欲がすごい」という設定

いくらAVといえども無理がある設定だと思ってて、ナンパAVでこれが出てくると萎え

普通に考えて疲れMAXナンパしてもガン無視コースじゃね?

どうしてこんな設定が生まれたのか謎だわ

anond:20231204173138

一昔前のBLは骨格バキバキだったけど最近デッサン3Dの発達で画力底上げされたし

人形のような女のような体格よりも受けも含めてスリ筋だらけになったので普通に使えるよ

anond:20231204172829

ダッサ、なに相手限定してるんだよ

しか権利ってwwwお前は相手から殴る権利もらわずに殴ってんのに何でお前は殴る相手権利云々いってんだよ

世界中の誰でも俺を殴って良いっていうべきだろ

anond:20231204172853

プーチンの代で成し遂げたかったんだろう

がんばえー

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