Twitterでトレンドによく上がるバズりやすい「悪」であり「叩いてよい」とされているもの。反応すれば簡単に正義心と承認欲求を満たせ、社会への問題提起をした気になれるもの。
70代後半の老人が小学校低学年の子供を轢いた時、一番火力が出る。被害者がこれより小さいと監督していない親、加害者がこれより老いていると高齢者が運転せざるを得ない社会構造に悪が分散するため。
映像が出回っている場合、ほぼ必ず運転に自信がある人が運転手の非を指摘してくるので、そのリプをあげつらうことで更なる注目を狙える。
特に内容に詳しくなくても炭治郎が「逃げるな」と言っているコマの画像を貼ればよい。これに限らず、漫画のコマを無断転載することはインプレッションを稼ぎ正義者になるお手軽な方法。
不倫と未成年飲酒が二大巨頭。批判するときは対象の芸能人の名前を入れてくとよい。トレンド検索で表示されやすく、芸能人が自殺したときにツイートを消すのが簡単になる。
一度発言が批判対象になるとマスコミも積極的に失言を報道するようになるので加速度的にバズれる。以前は森喜朗がその頂点に立っていたが、現在はデヴィ夫人が最有力。
06. 加害者の名前が報道されない事件および報道しないマスコミ
「被害者の名前は報道するのに加害者がされないのはおかしい」といっておけばバズれる。その事件がいじめによる自殺の場合、最大火力となる。
08. 24時間テレビ
「叩いてよいもの」という文脈が強力なため、普段トレンドに上がるNHKの番組で一緒に盛り上がっている人であっても指摘されにくい。
インターネットはマスコミを批判することをアイデンティティとしている。
他の事象と比べて、たばこは「喫煙者は全員クズ」ほど言ってもその主語の大きさを指摘されにくい。
他の事象と比べて、その人物側に問題があった可能性は無視されやすい。
「ベルリン市民のインタビュー画像」を載せると手っ取り早くバズれる。たいてい高齢者であるため火力に拍車がかかる。
「実行委員が『伝統がある』旨の発言をしているインタビュー映像」がある場合さらに火力を出せる。
学校に悪感情を持つものが多いTwitterでは特に有効な話題の一つ。
Twitterはいわゆる「公開処刑」をするのは好きだがされるのにはトラウマがある人間の集合体である。
確実に「学校が対応に追われている」という報道が後にされるので、「学校に迷惑をかけるのは違う」と表明すると二倍お得。
特にその現状について知らなくてもとりあえず批判しておけば問題意識を表明できる。ほかの業種よりもコミュニティが形成されているためバズりやすい。
いわゆる陽キャのアイコンとして恨みや妬みを原動力とした共感を得やすい。当事者がTwitterに少ないこともあり強力な火力となる。
「自分より社会的に下の人間がいる安心を得たい」という欲求にも訴えかけることができる。
21. 野焼き
「伝統を理由とする」「環境問題」「病弱な人への無配慮」などが相まって強力な効果をもたらす。
「悪」であると同時に、インターネットにおいてヴィーガンは馬鹿にしてもよいものという認識も定着している。
他の動物より猫は「愛されるもの」という文脈が形成されているぶん特にバズりやすい。虐待が発生している場合は最大火力となる。
周辺情報が一切なくても勝手に「父親の責任」に「悪」が集中する。
25. 子供に注意をしない親
「道路で遊ばせる」「店での注意内容を『店員に怒られる』とする」「子供のしたことだから許せと言う」などバリエーションが多岐にわたるため高頻度でバズる。
個人間のコミュニケーションの不全を社会に全体化し批判できる。一般に「乳幼児の世話」は「悪」を作り出すための最良の材料の一つ。
27. 料理を当たり前と思っている夫
個人間のコミュニケーションの不全を社会に全体化し批判できる。一般に「家事の分担」は「悪」を作り出すための最良の材料の一つ。
個人間のコミュニケーションの不全を社会に全体化し批判できる。暗に「自分は料理をしている」という表明にもなる。
個人間のコミュニケーションの不全を社会に全体化し批判できる。「趣味の物」は「ガンプラ」もしくは「モデルガン」であることが多い。
30. 誤った知識で家事・子供の世話に口をはさむ両親・義父母
「乳幼児」「家事」「高齢者」「無知」の四大要素が合わさった強力な文脈を形成する。頻出は「はちみつ」で「アレルギーの対応」は特に強力。