小学校5・6年のころの担任だったA先生は面白い小太りのおじさんで、アイドルオタでだった。
教師然とした大人というよりはもっと身近な親戚みたいなフランクさがあって生徒には人気だった。
先生はよくクラブ帰りとかに危ないから、遅くなったからと生徒を車で家まで送ったりしていた。
先生が車に乗せるのがクラスでも可愛い子だったり中心人物な子だということは流石に私も気付いていた。
私は家が学校の裏だったから送ってもらう必要はないし、なによりブスのメガネのガリ勉だったので二年間先生に送られることはなかった。
当時の私は何も知らないアホだったので、可愛い子が特別扱いされることが羨ましかった。
二十歳を過ぎて、当時同じクラスだった友達と四人で飲み会をした。
一人はクラスで人気者で先生にも目をかけられてた男子Oくん、一人は私と同じく中学受験組で勉強ばっかりだった男子Iくん、そして最後の一人が将来の夢はアナウンサーという先生のお気に入りの中でも特に気に入られていた可愛くて利発な女子Nちゃんだ。
当然、A先生の話にもなる。Oくんが「A先生ってロリコン疑惑あったよね」と言った。
そこでようやく私は、あったしかに!?と思った。今思うとただのロリコンだわ。
Iくんが「一回 俺がロリコンだと思うやつ手を挙げてみろ ってホームルームで言われたことあったよな」と言った。何それ全然覚えてないが???
A先生の素行はどうやら学校でも問題になってたらしい。スカポンタンの私は何も覚えてなかったし何も感じていなかったが。
そして当事者のNちゃんは、「先生が車に乗せようとするのすごく嫌だった、気持ち悪くて」と言った。
言葉通り連れ込もうとするのが気持ち悪いだけだったのかもしれないし、もしかしたら言わなかっただけで車の中で何かされてたのかもしれない。分かんないけど。
大人になった今だから先生のやってたことはだいぶアウトだし手を出してないにしろロリコンだったんだろうなと思える。
でも、当時のロリコンなんて単語も考えも知らなかった私はただただ「先生」に選ばれる子が羨ましかった。
流石に知らない人についていくようなことはなかったと思うけど、もし先生が車乗せてくれるって言ったらすごく喜んだと思う。
何が言いたかったかと言うと、大人なら当たり前に察知できる「危険」も子供には別の側面で見えているかもしれないということです。
すれ違う人すべてに警戒する世の中にはしたくないけど、「危ないことを危ないことだと認識できる」だけの知識を得る最低限の教育は大切なのだ。
今、ゾーニングやらなんやらで子供にこんなもの見せられない!とエロいコンテンツの規制が激しい。
ぶっちゃけ、規制をすること自体はいいんじゃないと思う。恣意的な基準が〜とかそういう問題はともかくとして。
でも、そうやって自然と知ってしまうきっかけを消し去るなら、大人はきちんと子供が自らを守れるだけの知識を与えてやらなければいけないと思う。
子供だった私は運良くそういう目にあうことはなかったけど(痴漢は何回かあったが)、きっとそれは運が良かっただけだと思うし、もしそういう事態に出くわしていたら、なんの警戒も持たずに被害にあっていただろうと簡単に想像できるから。
女も話しかけるなよ
救急車を呼べとか
https://www.youtube.com/watch?v=SXaW1hE4auk
https://togetter.com/li/1354785
羨ましい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
死にたくて仕方ないけど、今すぐ死ぬのは後悔しそうだから、今から365日後に死ぬことにした。
のだけども、それも怖いので
そういう設定で生きることにした平行世界の自分になったつもりで日記を書いて、それを見て「俺も今から365日後に死にたい!コレになりたい!σ(゚∀゚ )」となったら、そこから365日後に死ぬことにした。
まだ早い。
365日持たない。
そうだったの?