はてなキーワード: 恋煩いとは
好きな人がいる。脈もない。なのに好きなのやめられない。ばかみたい。
必死に考えた文面送って、返信がこないと既読になってるかさえ怖くて見れない。返ってきた返事がそっけないと、瞬間怒りがわく。
「なにこの適当な返事!」
そしてすぐに、相手も楽しく返信してくれる、なんて自分勝手な思い込みだと気づく。
「こんなに私は好きなのに!なんなの!?失礼なやつ!」
側からみて「ばかだなー」と思ってた友達の反応と、同じことをしてる自分に気がついて心で苦笑いする。辛いなー。はやく終わらせたい。
結局、自分が勝手に相手のこと好きなのに、それをすぐに忘れちゃう。相手を優先しなきゃいけないのに、なぜか自分の欲望ばかりで動いてしまうからすごく気をつけて気をつけて行動するけれど、気づいたらまた自分の欲を優先してる。
あーあー、脈ないってわかってるんだからはやく次行けばいいのに。なんなの。
多分、相手のこと好きな気持ちより、自分の恋を叶えたいという欲望の方が強いのかも。これはダメだ。
私が勝手に好きなだけ。それだけ。相手が喜ぶ顔が見れたらそれでいいのに。
どこかで相手のこと下にみてるのかな。「私がこんなにしてるのに、なんなの?!」って。最低。
必死に着飾って、見た目ばっか気にして、そうじゃなくて笑顔で楽しく会話したらいいじゃん。目、覚まさなきゃ。
自分の好きなこと、やらなきゃ行けないことちゃんとしなきゃ。恋煩いだからって言い訳は自分勝手すぎる。
適当な相手にならたくさんモテテク使えるのに。本当に好きな相手には使えないなんて...模擬試験でいい点ばっかとっても、本番で問題解けなきゃ意味ないでしょ。
久しぶりに恋に落ちた。
スペックはアラフォー独身の一人暮し。彼氏なんてこの10年以上いない契約社員だ。
自宅の最寄り駅で物凄く体調不良になって駆け込んだ病院から、手に負えないって事で少し遠くの病院に救急搬送された。
いろんな検査をされて病名がわかると、重症と診断されて集中治療室に運ばれた。たった一人で運ばれた知らない病院で心細くなり「このまま寂しく死ぬのかな」なんて泣いたりしたのを覚えてる。
一晩中生死の境をさまようと、投薬の効果でだいぶ楽になり、死ななくて良いんだとほっとした。そんな時に救急対応した医師が私の元に現れ、彼は私に現在の気分を尋ねると、現在の私の状態や翌日行う検査内容について説明した。どうやら私の主治医は彼らしい。一通り説明して立ち去ろうとすると、振り向き様に「投薬の効果でだいぶ数値が改善しているはずです。検査の結果を楽しみにしていてください。」と言って私の元を跡にした。
その瞬間、様々な管に繋がれて身動き取れないベッドの上の私に衝撃が走る。徐々に体中が熱くなり、動悸が収まらない。「え、何これ!?」と混乱する中で必死に理由を考え、「これって、もしかして恋?」と気付いてようやく落ち着きを取り戻した。
それにしても、色白で華奢なメガネ男子好きの私が色黒でヒグマみたいな主治医を好きになるなんて、きっと病気のせいなんだろう。恋は出会い頭にくるから困る。
そこからは、主治医が私の元に現れる度、良く観察するようになった。恋に落ちる前はあまり意識して見ていなかったけど、私と同年代らしく、結婚指輪はしていない。それがわかっただけで舞い上がった。
症状が改善して一般病棟に移ってからは、携帯で主治医の名前を検索して、Facebookに行き当たった。少しスリムで若いときの写真がトップページに載っている。2歳年下なこと、出身地、出身校、居住地…恋愛対象は女性、交際ステータスは独身になっていた。
そこからは、もう気持ちは止まらない。名前を見ただけで息が止まりそうになり、回診だけでなく病棟で姿を見つけてはうれしくなった。病気の治療に来て、恋煩いに悩む羽目になるなんて。
入院も3週間になり、そろそろ退院の話が出始めたころ、私は妊婦の看護師から、血圧と体温の測定を受けていた。そこへ主治医が現れ、検査の結果と具体的な退院の日取りについて話をする。退院の話が終わって看護師にお腹の赤ちゃんについてたずね、看護師が「先生のところもそろそろでしたよね。」と主治医に振ると「10月に。」と私に向かって照れながら返答した。私は動揺を悟られないように「おめでとうございます。」と言って作り笑いをするのがやっとだった。
まさかというショックとやっぱりという安堵がないまぜになって、頭の中をぐるぐるしていた。結婚指輪を最初からつけておけよとか、Facebook更新しろとか、八つ当たりに近い怒りと、姿の見えない主治医の妻と主治医が幸せそうにしている光景を想像しては嫉妬心に駆られ、恋に落ちたとき以上に動悸が収まらなかった。
でも、涙は全く出なかった。同じ斬られるのでも、うまい人に斬られた方が痛みを感じないらしいけど、それと同じなのかもしれない。
退院後もしばらくは検査と処方のためにこの病院に通院する必要があるのだけど、私の恋煩いもそのうち改善するのかな。恋煩いに効く薬も一緒に処方してくれれば良いのに。
くっころさんのことが好き(性的な意味で)すぎて毎日がつらい。
くっころさんが好きという感情の高まりと人生最大の性欲のビックウェーブがかち合ってなんかやばいことになっている。
このあいだはくっころさんのことを考え過ぎて仕事が全く手につかなかった。一日中頭の中がピンク色だった。
性欲が高まり過ぎて苦しいという初めての経験。ただでさえ性欲を持て余しているというのにくっころさんが容赦なく煽ってくる。
性欲が吐き気だったらトイレで盛大におrrr(略)ってるというくらいに苦しい。
ああくっころさんくっころさんくっころさん。大好きだよくっころさん。
昨日も今日も明日も明後日もくっころさんのことだけを考えていたい。
ああつらい。一日休みが欲しい。休みが貰えたら一日中くっころさんの妄想をして過ごしたい。
でも明日も仕事である。これ社会人のつらいところ。くっころさんに恋煩いしているので休みますって上長に電話したい。仕事が嫌なんじゃないくっころさんがかわいいのがつらいんだ。
あれ、金曜行ったら土日休みじゃないか。明日一日頑張れば2日間くっころさんのことを考えていられるじゃあないか。
なんて、なんて、素晴らしい週末なんだ!くっころさん妄想さえあれば何もない土日が黄金の休日になる。
くっころさんのことを考えている時間は何よりも幸せ。溢れる多幸感をたくさんの人に分け与えたいくらい。くっころさんは何にも代え難い幸福感を生み出してくれる特別な存在だ。