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2018-06-03

アニゴジはナウシカを超えるか?

 『GODZILLA 決戦機動増殖都市』について。

 

ネタバレしてます

 生態系暴走王蟲ゴジラ]をロストテクノロジーの最終兵器巨神兵メカゴジラ]で止めようとする、が失敗するという話。

 なので『風の谷のナウシカ』(アニメ)と似ている。

 他にも、ハルオはモスラの鱗粉(?)を身体に塗られたことでナノメタルに取り込まれずに助かる――ナウシカ王蟲の血を浴びたことで伝説通りの存在となる、という点も似てる。

さら宮崎アニメからの影響らしき部分として、無人のまま自己修復をつづけていた都市は「ラピュタ」、フツアのフェイスペイントなどは「もののけ姫」と思える)

 だからアニメナウシカ」に沿って、この先の展開を考えるなら、奇跡象徴するモスラの出現によってゴジラ暴走は鎮まり人類自然との調和を取り戻す、といった感じになるという予測ができる。

 しかし、第三部ではキングギドラの登場が予告されており、この通りにはならないだろう。

 ハルオはメトフィエスからゴジラ以上の脅威として「ギドラ」の名を聞かされる。

 原作ナウシカ」で、王蟲以上の脅威として出現したのは粘菌である。「ナウシカ」における粘菌対応するものとして「アニゴジ」にはギドラが登場するのではないか

 第三部のタイトル「星を喰う者」も、原作ナウシカ」の粘菌のすべてを食い尽くそうとするイメージと重なる。

 「アニゴジ」の登場人物の布置は、原作ナウシカ」を参考にしているのかもしれない。

 賢者的なエクシフは森の人を思わせるが、宗教家ということでは土鬼の僧正らにも近い。ビルサルドの武闘派イメージは土鬼兵のようだが、進んでナノメタルと融合しようとする不気味さはヒドラのようでもある。フツアのナノメタル使用は風の谷の民のようだが、モスラと心を通わせているとすれば森の人のようでもある。

 このように単純な重ね合わせではなく、要素を組み替えて使っている。

 宮崎駿尊敬する作家としてよく『モスラ』の原作者の一人、堀田善衛を挙げており、ともに巨大イモ虫によって自然の聖性をあらわした作品として『風の谷のナウシカ』は、『モスラ』の後継に位置づけられる。

 この『モスラ』『ナウシカ』を結ぶ線の延長上に「アニゴジ」はある。

 巨神兵作画担当した庵野秀明は、『新世紀エヴァンゲリオン』にもそのイメージを反映させ、短編巨神兵東京にあらわる」を経て、54年と84年二つのゴジラ』を引き継ぐものとして『シン・ゴジラ』を完成させた。

 が、「アニゴジ」は庵野ゴジラとは別のルートからナウシカ」を超えることに挑んだ作品、と言えるのではないか

 その意味で『シン・ゴジラ』とは異なる「エヴァ以降」の「ゴジラ」、それが「アニゴジ」の位置なのである

2017-08-30

作家呼び捨て名字名前

筆名に名字というくくりはふさわしくないかもしれないがあくまでも遊びということで。
批評も愛憎も好き嫌いも含めて呼び捨てにされる作家たちがいる。名字だけで、名前だけで、その作家が思い起こされる作家がいる。そこに何かつながりめいたものはないか自分の印象をちょっと羅列してみる。

呼び捨てにしたい名字

大江、石牟礼川端、塩野、志賀、司馬、城山、太宰、三島、谷崎、つか、筒井、星、津本、中上、ねじめ、野坂、灰谷、埴谷、百田、舞条、町田、丸谷、向田、安岡、横溝、横光、池波、伊坂、井伏

呼び捨てにしたい名前

乱歩、独歩、安吾、花袋、蘆花、荷風、らも、昌也、芙美子、一葉、四迷、万太郎、清張、朱門、実篤、春樹、鴎外、漱石、登見彦、ナオコーラ詠美風太郎、一力、周五郎、獏、淳之介、ばなな、鏡花

フルネームで呼びたい

安部公房遠藤周作大藪春彦佐野洋田中芳樹陳舜臣小松左京中村文則恩田陸南條範夫西村健太、馳星周長谷川伸北杜夫東野圭吾平野啓一郎福井晴敏堀田善衛海野十三宇能鴻一郎柳美里夢野久作

特殊

織田作、寂聴(瀬戸内寂聴は無論名前で想起するのだけど、瀬戸内晴美時代作品もあるから

2011-11-06

VIPPERらの戦闘力を上げるために

"ハッカー集団"アノニマスが、メキシコ麻薬組織につかまっていた仲間を無事奪還した、というニュースを読んだ。

"ハッカー集団"という称号からアウトロー的な、コンピューターハッキングを行う犯罪者の集団をイメージするけれども、アノニマスはそんなにかっこいい存在じゃないらしい。

日本の「ふたば☆ちゃんねる」と「2ちゃんねる」をモデルに作られた「4chan」に集まる暇人自然発生的に集まってできた集団で、要は日本VIPPERらと同じようなものだ。

しかし、今回の彼らの実行力には、脱帽した。

それにしても、日本VIPPERや鬼女さんやはてなーと比べると、彼らには機動力・戦闘力があり、目的実現のための能力が高く、行動に一貫性があるのが羨ましい。

くらべて日本VIPPERなどには、なぜそういう凄みがないのか……いや、凄みがないのが悪いわけじゃないけれども、彼らと同じくらいの実力がVIPPERらにはあるはずなのに、いささかアノニマスに見劣りするのが、日本人として悔しい。

余計なお世話かもしれないが、日本ネット集団が、アノニマスに負けないくらい力を発揮するための方法を考えてみた。


名前をつける。

彼らには「アノニマス」という共通の名前で、サイエントロジーソニーと戦ってきた歴史がある。

それに比べて日本では、VIPPERとか鬼女とかに細分化されていて、それらをくくる名前がない。

集団を表す名前があることで、逆に団結力が上がるものだ。

4chanの「Anonymous(アノニマス)」に当たるのは「名無しさん」だけど、これは、名前として微妙だ。

VIPPER、鬼女、はてなー機動隊をまとめる、もっとかっこいい名前はないか


ちなみに「匿名旅団」という名前を考えてみたんだけど、どうだろう?

2chanではお馴染みの人気作家の富樫作品の中の「幻影旅団」をイメージしている。

生存の優先順位が、原則、団員ではなく旅団そのもので、メンバー全員が戦闘狂、なんて幻影旅団の特性が匿名旅団にあってもいい。

VIPPERや鬼女さんのような、ネットでゆるく結び合った人間集団の名称としては、悪くないんじゃないか


②共通の理想を掲げる

VIPPERや鬼女は、これまで、犯罪行為ネットで自慢したバカの会社電凸を行ったり、個人情報晒したりして、一定の成果を上げてきた。

しかし、花王フジテレビ電通のような巨大企業を相手では、力不足じゃないのか?

具体的な成果が挙げられないまま、ネットの話題はTPPへと移ろうとしている。

たぶん、これからフジテレビ電通は、韓国から金をもらい、韓国に偏った、事実と異なる報道を続けるのだろう。

それに花王広告を出して、商品を売りまくるのだろう。


せいぜい潰せるのは個人程度で、企業が相手ではなんの痛痒も与えられないなんて、なんて無力なんだろう。

「敗北の味が知りたい」

なんてうそぶいていたって、結局それが実力だ。


ソニーに何百億という損害を与えたり、中近東革命の際に政府機関コンピュータに侵入したりと、アノニマスに機動力があるのは、「表現の自由」という共通の理想があるから

人間ってのは、衣食のためだけでは実力以上の力を出せないもの

現実以上の“理想”を実現しようとした時に、異常な実力を発揮できるもので、そのための「錦の御旗」が必要だ。

昔、堀田善衛という作家が「長い未来についての理想をもたぬものは、それをもつもの未来像のなかに編入されて行く」と書いていた。

理想という共通の目標がなければ、実行力を発揮しようにも、矛先はあちらに向いたりこちらに向いたり、散漫となり、結局何も成し遂げられないままに終わってしまう。

かといって、アノニマスと同じように「表現の自由」を理想として掲げるのも芸がないし、たぶん、誰も賛同しない。

理想は外から与えられるものではなく、自然発生的な、VIPPERや鬼女やはてなーたちの行動に共通して見いだせるものでなくては、たぶん共感は得られない。

あると思うのだ。

たとえば嫌韓

韓国人から嫌い、という人種差別的思想を持った人々は、2ちゃんねるには案外少ないと思う。

そうじゃなくて、韓国人の「歴史捏造」や「自己中心的な態度」、「道徳法律に反していても、反省せずに開き直る行動」に嫌悪感を感じる人々が多いのではないか

そして、嫌韓に限らず、これまで炎上の対象となったものには、日本匿名旅団中の人々が抱える、共通の価値観に反するものへの嫌悪感があると思うのだ。

そういう価値観を、絞り込んで、改めて理想信条とできれば、たぶん匿名旅団戦闘力は上がる。

(内容は別の人に任せた!」)


③共通のシンボルをつくる。

アノニマスは「ガイ・フォークス」の仮面をかぶって、団結力を高めている。

あいう共通のシンボルのもたらす団結力は侮れない。

やる夫仮面かぶるのもいいけど、他にあったらいいなと、ここも他人任せ。


……と、以上、思いつくままにダラダラと列挙してみた。

ネットでつながった、匿名旅団的集団が、日本おかしなところを少しずつ良い方向へと変えていけたらいいなと思う。

2008-12-15

http://anond.hatelabo.jp/20081215105248

「第二次」が名称としてマイナーというのはその通りなので別に異論はないけど、作家としては超メジャーなので言及しておくよ。

昔の小説家の「第3の新人」も第2が見当たらなくね? なんかはあるんだろうけどさ。第2に相当するもんが。ただマイナーっつうか。

俗に第一次のあと、第二次と言われた人々は、小説の手法などを一気に革新戦後小説世界を開いたと言われています。

世界のミシマ」こと三島由紀夫ノーベル賞候補」だった安部公房全身小説家こと井上光晴

他に「出発は遂に訪れず」で有名な元震洋特攻隊隊長島尾敏雄。「広場の孤独」の堀田善衛など、知らなきゃモグリっつー人々です。

相当重要な人々であって、日本文学史を語るには欠かせない。名称ももっとメジャーになると良いなあ。まあ周囲が勝手に名付けただけで徒党を組んだワケじゃないし、そもそも名称なくても全然構わない存在感がある人らだからいらないと言えばいらないんだけどね。

 
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