はてなキーワード: 化学調味料とは
塩は3g→15gだったらとても食えない味になる
化学調味料はどうなんだよ
その通り
天然だしだけで作っても不評で消えるだけ
化学調味料をドバドバ入れて表示では天然ダシたっぷりとか化調は抑えたと書くほうが商売的に正しいし
客が喜ぶのもそっち
自炊だから高級素材を使ってるとか、地元素材しかつかわないとかそういうのではないんだけど、
出汁はワタを取り除いた煮干しや、乾燥シイタケや、昆布からとってて、化学調味料を使わず、
味噌や醤油はそこそこする自分が「この味で毎日食えたら幸せやろな…」って調味料をつかって自炊しているのよ。
友人にも振る舞ったりして「おいしい!」「増田なら店出せるよ!」と言われたりして天狗になってた。
んで、初めて彼女ができた時に「増田くんの料理が食べたい!」といわれて、彼女には休んでもらって丹念に作って一緒に食べたの。
「おいしい」と言ってくれたから、その喜ぶ顔が見たくてご飯の選択肢に「俺が作る」を入れるようにしたんだけど、明らかに2回目以降は避けている感じだった。
「サイゼリアがいいな!」とか「ラーメンにしよう!」といってくれて、麺類が好きな俺に気を使ってくれてるのかなとも思ってた。
結局、なんだかんだあって破局を迎えるんだけど、その時にいわれたのが
「増田君、料理すきなのはわかるけど、もっと人の好みに合わせたほうがいいよ。」
といわれた。
「味が薄い。精進料理を食べてるみたい。おまけに味噌汁なんて王将のスープみたい。ああいう薄いスープは味が濃い物を食べる時につけるんだよ。」
まぁだいたいこんな事をいわれた。
友人に確認とると「まぁ、ちょっと薄いなとは思うかな?でも俺は全然許容できるレベル」といわれる。許容ってなんだよ。
そこに例のラーメンハゲの画像が飛び込んできて、漫画喫茶で読んで、あのハゲの言葉をうなずきならウンウンいってた。
俺に足りなかったのは、彼女と一緒に料理したり、煮干しから出汁をとったとか、どこ産の味噌をつかってるとか、そういう話だったんだな、と思った。
俺は自分の料理の腕は大丈夫で、全部俺にアピールや話術が無いことが原因だと思った。
でも、友人に「味が薄い、許容できるけどね」と言われたのは本当。
話術がないのも本当。
死にたい。
長期海外出張を終え、久しぶりの帰宅。妻に会うのも一ヶ月ぶりだ。
「ただいま」
「お帰りなさい」
そう言う妻の顔がどこか生気がない。一ヶ月間ずっと一人だったせいだろうか。
「何か飲む?」
「いや、いいよ、自分で入れる」
そうして水を飲もうとしたら、蛇口に浄水器らしいものが。これは何かと妻に聞くと、水素水発生器だと言う。水素水! いまどきこんなものを売りつけるやつがいるのかと驚いた。呆然としていると、妻が普段より少し高めの声で言った。
「水素水はお肌にもとっても良いんだよ。どう? 前よりピチピチになったでしょう?」
そんなばかなことがあるものか。水素水の効果について信頼できるデータは何もない。妻は悪徳商法か何かに騙されたのか。
ふとキッチンを見回すと、何か一ヶ月前と違う。
「あれ、電子レンジは?」
「この前の粗大ゴミの日に捨てたよ。知ってる? 電子レンジはマイクロ波という有害な放射線を出して人体に良くないんだよ」
「知らない? EM菌というとても体に良いものが入っているんだよ」
妻の顔をじっと見る。肌は前よりだいぶくすんでいる。いや、というよりも何かにとりつかれたかのようだ。私の知る妻はこんなのではなかった。妻に久しぶりに会えた喜びが、いつのまにかいらだちに変わっていた。なぜこのようなことになっているのか。
しかし、せっかく久しぶりに会えたのだ。あれこれいらいらしても仕方ない。気分転換のために、普段よく行くスーパーに行こうと妻に告げた。
「あそこのスーパーはだめ」
「なぜ?」
「福島県産の野菜を売っていたの。放射能で汚れている野菜を売っているお店なんか信用できない」
その言葉で、私のいらだちはついに怒りに変わった。普段はそういうことはないのに、思わず妻に対して声を荒げてしまった。(祖母が福島出身で、福島には愛着があるから、その意味でも自分が傷つけられた感じがした。)
その後、妻の机の上を見ると、「砂糖は危険」やら「化学調味料は有害」やらといった書籍やパンフがたくさん置いてあった。本当に好きだった妻が、ニセ科学によっておかしくなってしまった。この先どうすれば良いだろうか。