はてなキーワード: セダンとは
長らくハッチバックだけだったドイツのAudi A3にはセダン仕様が2013年になって追加されていた。
https://www.autoblog.com/2013/03/26/2014-audi-a3-sedan-new-york-2013/
どんな自動車にとっても、車高が低いのはいいことなんですよ。より正確には、重心が低いことですね。
そのほうが安定するので、乗り心地が良くなるし運転もしやすい。
今流行っているから一番すぐれている、という解釈はちょっと乱暴かもしれん。
クルマにも流行り廃りはあるし、今のメーカーは流行ってるものしか作ろうとしない(作る体力がない)のでどうしてもラインナップは画一的になる。
たとえばステーションワゴンも一時期すごく流行ったけど今じゃ見向きもされてないでしょ。利用シーンやユーティリティ考えたら、ミニバンじゃなくてステーションワゴンで十分なユーザは今でもいっぱいいると思う。そもそもそのミニバン、3列目に人乗せたこと何回あるのかと。これが流行り廃り。
欧州車はクーペ・セダン・ステーションワゴンっていう柱が何十年もブレてなくて(最近これにSUVが加わったが)、これはこれで逆に硬直化してるような気もするけど、でもクルマへのニーズはだいたいこれで満たせることの証でもあるよね。
かつてはああした型にしないと整備の都合などあってセダン型が多数を占め、それを日常目にするもんであれがクルマの最適な形だと消費者が長らく信じて疑わなかったのだろうと推測。
私がスタンドでバイトしてた2002年くらいから街中を走ってたのはコンパクトカーばっかだった。
今から20年ほど前の1990年代であれば、街中セダンタイプの車ばかり走っていたよね。
カローラ、カリーナ、コロナ、スカイライン、クラウン、マジェスタ、セルシオ・・・。まだ思いつく。
あれから20年が経過したけど、道路にはセダンタイプの車をほとんど見なくなってしまった。
セダンタイプの車を見なくなった代わりに、ミニバンやハイブリットカー、電気自動車のリーフ、軽自動車ばかりが走り回っている。昔は軽自動車に乗っているというだけで恥ずかしい、という風潮だったけど、今はそんな風潮は完全に無くなった。
別にアルファードやプリウスの車も格好いいとは思うけど、セダンタイプのような格好よさではないんだよね。
まあ、セダンタイプの車も全く無くなったわけではない。警察のパトカーや自動車教習所の教習車、タクシー、ハイヤーはまだセダンタイプの車を見かける。
近所に自動車教習所があるんだけど、最近になってトヨタのカローラ・アクシオという新型のセダンカーが30台ばかり納入された。半分がATで、もう半分がMT仕様になっている。今時、MTのセダンなんて久しぶりに見た気がする。
普段は、街中でミニバンや軽乗用車ばかり見慣れているから、その新型のセダンばかりが並んでいる教習所内がすごく新鮮な世界に見えたわけだよ。
逆に言えば、そういった事業用の車の世界でしか、セダンタイプの車は生き残ることができないということなのか。警察やタクシー業界なども、今までずっとセダンタイプの車を使い続けてきたのが「伝統」になってきているから、今更変えられないのかもしれない。・・・アルファードのパトカーがあったとしても、犯罪者や暴走族にバカにされそうだし。
パトカーに採用されているトヨタの最新型クラウンをよく見かけるけど、ミニバンや軽自動車に駆逐されているとはいえ、セダンカーのデザインだってしっかりと進化している。おそらく、2010年代のクラウンのデザインは、歴代クラウンの中で一番洗練されているのではないか。
実家が貧乏で親父は中古のバンに乗っていた。多分10万ぐらいのぼろいやつ。
でもガキの頃は中が広くて遊べるこのバンが大好きで、友達の親のセダンに乗った時なんて「俺の親父の車はもっと広いよ!」なんて自慢して恥かいた覚えもある。
そんな俺もアラサーになり、人の親になってガキにおもちゃを買ってあげたりするんだけど、高いおもちゃほどすぐ飽きて、100均で買ったおもちゃを離さなかったりする。
そうだよな。資本主義で決めた価値なんかに踊らされなくて良かったんだよな。忘れてたよマイベイビー。恥なんて思ってたガキの頃の俺をぶん殴りたいよ。