はてなキーワード: 君ってとは
でも俺は環境だなんだと言いながら電気バリバリ使って作曲してる矛盾したジジイがこれからの世代の可能性を摘み取ってることに気付かないまま昔の名声を使って電気を使わないことへの旗頭になっていられるよりかはマシだと思ったので
やっと死んでくれて本当に安心した。
後はもう、音楽の中で生きていてくれ。
お前が否定した電気を利用した最高の音楽たちの中でゆっくり休んでくれ。
俺はYMOの時の曲が好きなのよ
それありきでアイツだと思ってんの。
あっそw
ご理解頂けたなら何より
お前が代わりに死ねばよかったのにな
坂本龍一に対して酷なことを言うじゃないの
アイツの人生の代わりにちょっと歳取った人間の人生を引き換えにした方が良いって
末期癌で苦しんでるジジイに言っていいことじゃないと思うけどね
癌は完治しないんだよ、寛解してもまた悪くなったら発症するの。
その度に奮闘させて、感動ポルノのエサにするのかよ。
んでその命が引き換えになった歳取った人間はあと何年生きるはずだったのよ。
癌ナメてんじゃないの?
「おい!どういうことだこれは! どうして俺が死ななくちゃならないんだよ!」
『は? 僕が君を殺したんじゃなくて、君が勝手に死んだんでしょ?』
「ふざけんなよ!お前が無理やり異世界に送り込まなけりゃ、あんな所で死ぬことはなかったんだぞ!」
『それは君の自業自得じゃないの?』
「くっ……」
『うん。そうだよ。君ってば、せっかく凄いチートアイテムを持っているのに全然活かせていないんだもの。それじゃあつまらないよ』
「凄いチートアイテムってこの剣のことか?使うたびに寿命が縮む武器が?」
『そうだよ。だってその武器は神様が作ったものだもん。それを人間が使ったらどうなると思う?』
「知るか!俺は不老不死になって永遠に生きたいんだよ!寿命が縮む武器なんて絶対に使わないからな!いいな!分かったな!!」
「くっ……」
『ところで話は変わるけどさ、君って女の子を口説く時に何か決め台詞みたいなものを言わなかった?』
「は? ああ、言ったけどそれがどうかしたのか?」
『弱者男性が言っても全く効果がないアレだよね。例えば、俺のものになれとか』
「……」
『まさかとは思うんだけど、それで相手は喜んで言うことを聞いてくれたとか思ってる?』
「いや、そういうわけでは……」
『はぁ……やっぱりね。あのさ、君は勘違いをしているみたいだからこの際はっきりと言っておくけど、女性っていうのはね――』
それから俺は、自称・神のありがたいお言葉を聞く羽目になった。
『……というわけで、女性というのは常に自分の事を大切にしてくれる男性を求めているのです。分かりましたか?』
「はい……」
『よろしい。それじゃあ今度こそ頑張ってね』
「ひっ!?」
「ふんっ! だがお前からは不思議な力を感じるな……転生神の加護を受けているのか?」
「えっと、まあ、そうですね」
「ほう、やはりな。しかし残念だったな。今の私は機嫌が悪いので、貴様のような下等生物を相手にする気分ではないのだ。さあ、とっととこの世から消え失せるが良い!」
「ちょっ、待ってくださいよ!」
「黙れ! 私に命令をするな!」
「……あれ? ここはどこだ?」
目が覚めると、俺は見知らぬ場所に立っていた。
「ここは一体……」
周囲を見渡すとそこは森の中であることが分かった。
どうなっているんだ? なんでこんな所に? わけがわからず混乱していると、またもやあの謎の声が響き渡る。
『ドラゴンを口説いて殺されるとか、君って本当に救いようのないクズだよね』……と。
「は?」
「いや、何を言っているんだお前?」
『何って、君が死んだ時のことを話していたんだけど?』
「死んだ?俺が?嘘をつくなよ!俺はこうしてピンピンして――あっ!?」
そこでようやく思い出した。
そういえば、俺は先ほどドラゴンに殺されていたのだ。
「……」
『でも安心して欲しい。君にはもう一度チャンスをあげることにしたんだ。というわけで、早速だけどハーレム作りを再開してくれるかい?』
……とまあそんな感じで生き返った俺は、今度は近くの村娘に狙いを定めた。
「ねえ、そこのお姉さん」
「あら? 私に何か用かしら?」
「よかったら俺の女にならないか?」
「ふふっ、面白い人ね。貴方みたいな素敵な男性から誘っていただけるのは嬉しいけれど、あいにくわたくしは既婚者なの。ごめんなさいね」
「きゃああっ!」
「うおおぉぉっ!」
そして再び襲いかかろうとした瞬間……
「そこまでです!」
という声が響き渡った。
慌てて声の主の方へと視線を向けると、そこには見目麗しい美少女の姿があった。
「なんだてめぇ?」
「私は聖女のアリア。あなたのような不届き者を成敗する者です」
次の瞬間、俺は強烈な光の奔流によって飲み込まれていく。
「うわあああっ!」
あまりの眩しさに目を閉じた次の瞬間……
俺は見知らぬ場所に立っていた。
「ここは一体……」
周囲を見渡すとそこは森の中であることが分かった。
どうなっているんだ? なんでこんな所に? わけがわからず混乱していると、またもやあの謎の声が響き渡る。
『君さあ……学習能力ないの? もういい加減にしてくれない? さすがに呆れ果てちゃったよ』
……とまあそんな感じで、またしても自称・神の声が聞こえてきた。
(元)親友とは、もう十年以上さして交流がない。ちなみに親友の接頭語に「(元)」を着けたのは、単に中学を卒業して別々の高校に進学して以降、会う機会が数回しかなかった上に、(元)親友がいつの間にか数多の友達を持つ交遊関係のやたら広い奴になっていたからである。きっと、ぼくの事なんかミリも覚えていないと思う…………そう、それって単なる被害妄想。
中学の頃はヤバいくらいにべったりくっついて離れないくらいの勢いで互いに「親友」と称していたぼくらだが、現在の接点はというとTwitterのほぼ死んでるアカウントと実況アカウントとで相互フォローになっているくらいのものだ。
(元)親友はぼくの知らないオンラインゲームの戦況をひたすらツイートしている。ぼくはアカウントを放置し、他にいくつか所有する趣味垢で呟くのに忙しい。
ぼくは趣味で小説を書く。ただし投稿サイトに粛々と投稿し続けるだけで、本を出したりはしない。(元)親友もどうやら小説書きであるらしい。二次創作の小説を書きイベントで頒布しているようなのだが、具体的にどんな活動ぶりなのかを聞けば言葉を濁すばかりなので、よくわからない。
(元)親友にはぼくの知らない顔がある……時点で、すでに親友とは呼べないのではないか? という悲しい思いがなくもない。
ちなみに、(元)親友はといえば、ぼくのTwitterの放置垢だけでなく趣味垢も知っているから、その気になればぼくの書いた作品を読み放題だ。だが、(元)親友がぼくの書いたものに何かしらの反応を寄越したことは一度もないので、ちょっと読んでドン引きしたか、あるいはそもそも社交辞令でアカウントを聞いて繋がってみただけなのかもしれないな。なんていう非対称性もりもりで実のない関係性というか、関係の断絶なのだろうか。書いててちょっと涙が出てきた。
もはや「謎の元親友のような者」と呼んだ方がいいような気のする彼女のツイ垢を、昨日なんとなく久しぶりに覗いてみたところ、プロフィールにぷらいべったーへのリンクが貼ってあるではないか。ぼくはドキドキしながらそのリンクをクリックした。
中身はやはり何らかの二次創作であるようだ。いわゆるブロマンス。男同士の熱くて強固な関係性を描いたもの。色気とエロは一切書かれていないところが君らしいな、と思ったそばから、それはぼくが彼女に潔癖を求めているからそんな風に思っただけのことだと考えた。
へぇ、ゴリゴリの理系で国語は得意じゃないと昔は言っていたのに、小説はちゃんと書けるんだな。うん、ぼくほどではないと思うけど、上手いと思う。
だが軽い衝撃を覚えたのが、それらの短編小説達が一体何の二次創作なのか、さっぱりわからない事だった。登場人物の名前すら出て来ない。名前が入って然るべき部分は全て一人称か二人称か三人称があてられていた。君ってやつは、どこまでも秘密主義なんだな。
ふと、短編にいいね! とブクマをしてやろうかと魔が差したが、そんな事をしたらいよいよぼくらの関係性は断ち切られてしまいそうな気がして、ぼくはそっとブラウザを閉じた。