はてなキーワード: MEMENTO MORIとは
メメント・モリ(羅: memento mori)は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘るな」「死を忘ることなかれ」という意味の警句。
なんでや? 「われら人間は皆いつか死にゆく運命であり、これは変えられないのだ」という意識と諦観なのだから、Memento moriで合っているのでは?
光に向かうから影が落ちるのか、闇に飲まれまいとするから輝きを求めるのか。
どちらが始まりだったのかは、もはや判らない。
瑞々しく美しく生きようと光を求めるほど、影は暗く濃く伸びていく。
人と比べたら恵まれた暮らしをしているのに、頭の中ではいつも死が隣にいて「全ての終わり」を甘くささやき続ける。
なぜそんな気持ちに苛まれ続けるのか、自分でもさっぱりわからない。
でも、思ってしまうのだ。感じてしまうのだ。片手を少し伸ばせば死に手が届いてしまう、それが現実なんだと。
家族や友人、仕事仲間に、私のそんな気持ちを知らせることはできない。
私という存在は知的でセンスが良く、自信に満ちていなければならないと社会が決めているのだ。
そんな存在規定に反する思いを吐露されたところで、彼らは怪訝な顔をするだけなのだ。
死への思いは巧妙に覆い隠され、見つかってしまうことはない、という事実が私を孤独へと追い込む。
今はまだ、自分の内側から沸き起こる死への誘惑を振り払うことができる。
上品な化粧と高価な衣服、仕事を言い訳にした贅沢な酒や食事で、気を紛らわせることができる。
でも、そんなものすぐに効き目がなくなると分かっている。
給料が入った後に、築地場外に魚を買いに行く習慣がある私は、いつもは場外に大量に押し寄せる客をかき分けて
目当ての店に行くのだが、今日は場外市場で働く人達の方が多いような通りの惨状だった。
所在なく店頭に立つサンドウィッチマンからは活気の良い声も聞こえない、囃子がない市場は静かな戦いの渦中にある。
店側は必死である、値付を正価にし、商品の陳列もいつも以上に気を遣っているが、人そのものが来ない。
目当の店では「この数年間、空中戦で荒稼ぎしてきたより日本人の常連をどれだけ作れたかで、これから生き残れるかが決まる」と雑談をする。
魚を買った後、のんびり車で国道15号を流す。銀座の目貫通りも、買い物客より勤めている人たちの往来が多い、
店も4分の1がシャッターを閉めている。日本橋から神田もいつもの様子ではない、普段はスーツを着たサラリーマンであふれているが、
テレワークの為か人通りはまばらだ。秋葉原になると少し人通りが増えるが、普段の3分の1程度だ。
上野は桜の見頃に関わらず、人の頭ばかりしか見えない状況ではなく、気軽に散策できる程度にしか人がいない。
そこから車で走る道中、スーパーやドラックストアは人が並び、消耗品や食料品をせっせと買いだめている。
夜は誰も来ない新宿の片隅で酒を一人飲む、斜向かいの店のドアに掲げられた「コロナ(ビール)始めました」が空しく風に揺れる。
一人オーナーで切り盛りする店はどうするんだろう?またひと昔前の寂しい界隈に戻るかもしれないねと話をする。
気づけば店に入ってからそんな話しかしていない。何処の桜が見頃だとか、御苑に酒を持ち込む方法とか、
そんなよくある天気の話もしていない。御苑は封鎖されたらしい。
私も居場所が欲しいから、金を使いたいから、よく行く店に通う。
自宅と、職場以外にある、数多くの、一生かけても全て見通すことが出来ない数多の社会が暗転しそうだ。息が詰まる。
この社会は、人が獲得した高度な社会性は、衣食住の安寧という本来は難しい問題から脱却して、
可処分時間と可処分所得を使って長い人生の中で楽しむことを覚えた。
そんな高度に発展した社会が、棍棒を持った侵入者によって破壊されようとしている、
既に生きる為に自宅と職場を往来するだけな状況は、中世から原始資本主義時代の生活と変わらない。
これで都市封鎖されると、自宅の中で嵐を過ぎさる事を祈るだけになる。それは石器時代と何が違うのか?
中国やイタリヤの人々が窓から大声で歌を歌う動画を見た。私も部屋の片隅で小さくなって
祈るのなら、声を出して祝詞を歌いたい。
「日常」は、数多の世界の、数多の人による労働によって作られ、滞りなく安心して繰り返される事に価値があった。
memento mori(メメントモリ) 意味は、死を想え
めっちゃどうでもいいけどさ、
MEMENTO MORIって当たり前だけどローマ字そのままでなんかめっちゃかっこ悪く見える
語感はかっこいいのに、字面が「あれっ?英語わかんなかったの?」みたいになっちゃってて本当に残念。APPURUって描いてる感じ。なんとかならないもんか。
「〇〇家」は避けたい。
しっかり生きてほしいというメッセージをこめたい。
本当は MEMENTO MORI (死を想え) って書きたいけど、これはたぶん却下される。
今のところ「成」の一文字にしようかと考えている。
意外とブクマが伸びている。コメントくださったかた、ありがとうございます。
「○○家」が無難ではありますが、うちは女の子ばかりなので、「○○」になる確率が高くないというのもあります。あまり先のこと考えても仕方ないですが。
考えてみると意外と悩ましいです。変なの刻んでDQNネームみたいに後悔したくないし…
いくつかコメントにお返事を。
「抽選」→公営墓地の抽選です。都市部の公営墓地は恐ろしい倍率で、当選するのは極めて幸運です。
「役立たずここに眠る」→まず両親の遺骨を納めるのでちょっと…。歳の順だと次に入るのは私。ずっと先だといいけど。
「無地」→天才現る。「無」と刻まれた墓もありますが、それよりはるかに無です。漆黒の墓石を選べば無限の宇宙、あるいはモノリスさえ連想されます。