はてなキーワード: 泉田とは
退避する。ではすまないだろう。放射性物質は存在する。地元を再建したいという気持ちも残る。
「お前たちも甲状腺がんになれ。子供と老人の命で私たちへの差別を贖え」という声が少なからず出るだろう。
危険性をシビアに見積もる人々は、こうした声を自己責任論で一蹴せずに応答できるだろうか。
沖縄の米軍基地について「引き取り論」(内地の人間が地元に基地も誘致せず、反対と平和を唱えるのは欺瞞的だという主張)が存在するのに、放射性物質に同様の議論が起きないという保証はない。しかもこちらには撤去(なくす)という選択肢は存在しない。
新潟日報は引き取り論を知っており、震災瓦礫にこれを当てはめたことが泉田おろしに加担する口実になってしまった(一番はレイシストをしばき隊シンパの幹部の言動がすっぱ抜かれたことだが)。彼らは鳩山政権崩壊後に新潟が普天間基地の移設先になったときどう行動するか、参院選候補に訊いて回っているのだ。
福島県と繋がる阿賀野川(このことが東北電力が新潟県を管轄する理由となっている)は放射性汚泥を運んでいる。つまり、すでに流域の下越地方は厳正な意見を採用すれば汚染されている。このことに現職の米山隆一は基本的に関心を示していない。
新潟市は国の基準に則って処理を進めたが、既に危険なものを少しでも分散してリスクの平等を実現することは同じ日本の住民としての連帯感情を示すものと言える余地はないのか(もちろん、私自身はこれは皮肉も含んで言っている)。
話を戻す。「拉致も原発も抱える新潟県民が何故、米軍基地を受け入れないのか」。こうした反基地活動家の声を、たびたび新潟日報が取り上げてきた。
ならばこの問いが可能か聞きたい。「がれきや汚泥の危険性や、原発の押しつけが差別だと解っているのに、なぜ放射性物質を受け入れないのか」と。前知事の泉田裕彦の言動を巡って、新潟県民と福島県民の間に同様の葛藤を見ることは可能なはずだ。
http://anond.hatelabo.jp/20170522191115
周知の通り、泉田は不審な韓国企業からオハマナ号という韓国で沈没したセウォル号の双子船を割高に三セクが購入してしまったため、新潟日報がそれを追及し撤退に追い込まれた。
双子船との表現は朝鮮日報による。http://www.chosunonline.com/svc/auth/index_login.html?contid=2014042901259&code=news。訳文によると構造が似ているから双子船であり、被害に遭った学校はこの船とセウォル号以外修学旅行では選べなかったそうだ。
この企業のメールを残念ながら少し前、県のホームページから久々に探そうとしたのだが見つけられなかった。当時の文書のアドレスとキャプチャはこちらの呟きをご覧いただきたい。
泉田知事と新潟日報の件、韓国企業から「新潟日報が私の力になってくれる」「外交問題になるに違いない」という、脅しともとれるメールが送りつけられてること、かなり知られてないんだなあ。 https://t.co/JMbzX2mpip pic.twitter.com/ahd98CVvga— きたはら (@_kitahara) 2016年8月30日
財界にいがたや週刊金曜日等の複数のメディアでこの件は触れられている。横田一の著書にもこの件は簡略に記されている。
日報OBの篠田市長は現在もグループに圧力が掛けられるようだ。また、民進党新潟県連も再稼働派の鷲尾英一郎が正式な代表となり、政務調査会長には市長の推進するBRTの運営会社である新潟交通OBの上杉知之県議が就任したhttp://dp-niigata.jp/activity20170423/。BRTは不人気な新交通システムであり、導入当初は接触事故や料金無料化など混乱があった。篠田市長本人への批判も高まったが日報は新潟交通へ批判を集中させている。力関係は明らかである。このためか県連定期大会には篠田昭市長も出席している。
共謀罪の通過等で、野党共闘への期待も高まるが、再稼働への期待も同時に高まっていくだろう。次回の県知事選挙も共謀罪や憲法改正の目的となる東京オリンピックが行われる2020年である。注視して頂ければ幸い。
本日も篠田昭新潟市長による「汚泥を処理するとあなたたちを逮捕するよ」という発言が系列のBSN新潟放送で引用されている。
これについてホームページ上でアンケートをおこない、県外派は29%という数字について工藤淳之介アナウンサーに「圧倒的ですね」と言わせていた。山形県では放射性汚泥のみならず(新潟県知事選挙で対立候補が立候補する理由となった)震災瓦礫の件も挙げ500ベクレル程度という数字に驚いていた。新潟県で処理できないのは200程度。国は8000ベクレル以下を安全と見做している。ニュース中では震災直後の11年に910ベクレルほどの汚泥が阿賀野川の河流で運ばれてきた、と自ら特集内で報道しながらそう言ってのけるのだ。
さて、本当にこのような発言を泉田前知事は行ったのだろうか。これは虚偽発言とされている。
【新潟日報から】前知事が『あれ(放射性汚泥)を動かすと、あなたたちを逮捕するよ』と言っていた https://t.co/Tw4HiJJoT9
←原発事故後に基準が緩和された問題点は指摘しましたが、知事に警察の指揮権はありません。新潟市長が虚偽発言することは異常。訂正を求めます。— 泉田裕彦 (@IzumidaHirohiko) 2017年3月15日
放射性汚泥問題発言で、篠田新潟市長に電話しました。すると、「あなた※たち※を逮捕するよ」と言われたとの主張にもかかわらず、同席者も、会合も、日時も覚えていないそうです。これで市長の公式発言として許されるのか疑問です。改めて、発言の訂正を求めました。— 泉田裕彦 (@IzumidaHirohiko) 2017年3月16日
篠田新潟市長から、訂正がありました。→ https://t.co/Ib4h4lLeho
市長発言は事実に反することでも報道され、誤解を生み人権侵害も発生させます。発言してないことを言ったことにしないで欲しいと思います。— 泉田裕彦 (@IzumidaHirohiko) 2017年3月17日
文中にある新潟市のページを見ると篠田市長自身が「知事発言を「逮捕」との趣旨と私が受け止めたものであります。」と強い口調から誤解してしまったことを認めている。
(続く)