はてなキーワード: 太巻きとは
先月、徒然なるままに「夫に隠れて寿司を食べている。 anond:20210112213223 」を書き綴ったところ、非常に多くの方から反応を戴けた。
妖怪寿司女なるなかなか的を得た、夫に自慢したくなってしまう名も頂戴してしまいとても嬉しかった。美味しいことは良い事だと常々思う。
しかしその所為で夫が出張から無事に帰宅した今日までの間に何度自分の日記を見せぬようにと我慢したかは計り知れない。
夫は然程怒らないだろうが、この美と背徳の味は私の胸に秘めておいた方がきっと幸せだろう。
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「101」は、恐らく私が初めて覚えた数字だ。青森県から秋田県へ続く文字通り一本しかない国道の名前。
私は大半の大人が漁師か猟師をしながら漁業に務めているような限界集落で育っていた。バブルも弾けた平成前半の事。
故に、なかったのだ。
節分の2月2日、家族揃って恵方を向きながら容赦ない太巻きを無言で食べる文化や概念は、北の外れに存在しなかったのだ。
だから節分とは、玄関に落花生をばら撒き、そそくさと片付け、雛祭りの前祝い程度の雰囲気でささやかな夕食を取る健康的行儀。
私は、節分の2月2日は、お小遣いでお寿司が買える。それに気付いてしまった。
企業努力の賜物である。小学生のお小遣いでも当時は恵方巻が買えたのだ。
しかも、ピンクのでんぷが入っている一番安い太巻きなら、2本買える。2本。
高級感と憧れのハッピーセットというとんでもない行事があると、当時小学生は気付いてしまったのである。
それこそ普段はちょっと高くて、輪切りになっていて、綺麗にパックされていて、なんか微妙に物足りなさもあるサラダ巻が、一年に一度の節分の日だけは威風堂々丸かぶりする事が許される。なんということか。
そのうえ「これぞ西側の文化なり」とでも胸を張って主張すれば、行儀が悪いと窘める母もなにやらおとなしくなってしまう。
そして何故か祖父がとても嬉しそうだったのをぼんやりと覚えている。
そして、現在。
恐らく夫は今日の事を
「海産物や寿司に対して並々ならぬ執念を抱いている妻による年に一度の恵方狩りの日」
とでも思っている。
概ね間違ってはいない。何年も付き合っていれば、この習性はもはや隠せる類ではない。
昼休みには「恵方巻食べれた?」とラインが来た。「夕方から出て、4ヶ所くらい確認できたら良きかな。サーモンサラダ巻、いと美味し」と返事をした。
仕事は早めに切り上げて、大型スーパー2件と小型スーパー1件、近所の個人経営の居酒屋の4件を巡り、先程帰宅した。ふと誰かが、これは増田に書けよと、耳元で囁いた気がした。
エコバッグの中を開けてみると、何故だか少し寂しくなった。
年々、中身が軽くなっている気がするのだ。
豪華な海鮮巻や奇抜な肉の海苔巻が増え、値段自体も毎年上がっているように感じた。
美味しい事は良い事だ。適正価格なら仕方が無い。
今年はウーバーイーツにハマってあまり恵方貯金できていなかったからなぁと思い、取り敢えずサラダ巻とマグロ納豆巻を用意する。
先程、夫から、職場で緊急事態が発生した為、今夜は現場に泊まるかもしれないという連絡を受けた。
会える範囲の友人たちもコロナ禍の下、確かに無言・黙食とはいえ、恵方の飲食に誘うのは気が引ける。平日都会のベッドタウンを過ぎゆく風は、まだあまりにも寒いのだ。
冷蔵庫を圧迫する恵方巻をどういう順で食らおうか、何度も何度も考えていると、だいたいの悩み事はあとでもなんとかなりそうだという気になってくる。
夫からのラインに私は大型スーパーで買ったスパム巻の写真を撮影し、夫に送った。夫は喜んでいるようだ。
しかしこのあと思い知るだろう。恵方巻はスパムだけではないことを。
深夜か明日が、夫が冷蔵庫を開けた時にいかなる反応をするか、本当にとても楽しみだ。恵方 is サプライズ。サプライズ is プライスレス。つまり恵方 is プライスレスということ。
そう考えると、なにやら不思議と強くなった気が沸いてきて、夫の不在を良い事に家事でもするかと思ってしまう。
そして、そのついでに、もう少し遅くなってから、値引きシールのついた恵方巻の散策にでも乗り出そうかと思うのだった。
サーモンサラダとサラダ巻とマグロ納豆恵方巻は、とても美味しかった。
※妖怪寿司女:寿司を食らう量は恐らく人より多い為、概ね間違ってはいない。ありがとう
※落花生:投げる豆が落花生か大豆かで戦争が起きるらしい。自分は落花生派だったが、夫は大豆派である
※99円の海苔巻:あらゆるものが値上げしていく世界で価格を維持してくれる心の友達
※桜でんぶ:桜でんぶは雛祭りと恵方巻と運動会くらいでしか見る機会がなかった気がする。美味しいし可愛いしなんだか嬉しくなる
※祖父:20人くらい乗れる船を持っていた漁師。本名は文字面が「寿司」にかなり似ている
※サラダ巻:ヘルシーじゃないのにヘルシーな気がする
※恵方貯金:今年は全くできなかったので、800〜1000円クラスの高級恵方巻を買うことはできなかった。でも毎年サラダ巻を中心に色モノ系と定番中心で高級品は買ってなかったから平気だった
※スパム巻:初めて見た
※恵方:南南東。位置的には猫のトイレがある方角の為、細かいことは考えないようにしている
※恵方巻:食品ではなく嗜好品の扱いの為、私の財布から生まれる。結果、食費が少し浮く
※恵方巡り:今年はDQウォークしながらスーパーを歩いてまわった。心から美味しく食べる為には減量大事だと思う
※マグロ納豆巻:もしかしたらこいつは恵方巻じゃなかったかもしれない
※冷蔵庫:恵方巻があると思うとわくわくしてしまい無意味に何度も開け締めしてしまう
※予約恵方:基本現物を見て美味しそうだと思うものだけ買うタイプなので滅多にしない
※居酒屋の恵方巻:今年唯一の予約恵方。お会計をする時に現物見せてもらったらついテンションが上がっちゃって「美味しそう!え、これ、めっちゃ安い!すごい!」ってはしゃいでしまった。店長が笑ってたからよかった
※恵方巻:なるべく早く食べる方が美味しいのは当然だが無理して今日中に食べきらなくてもよいので、2,3日くらいは強い気持ちでいられる
※値引き恵方:学生時代は値引き恵方が中心だったので昔の血が疼いてしまう
※恵方巻:スーパー次第では2月3日に半額で買える場合もあるが、現在住んでいる地のスーパーは2月2日のみ販売を貫いている
※恵方巻:実はあまり魚介系は買わない。漁村出身補正を抜いても、価格に対して合ってないと感じる場合が多い
※野菜:山本ゆりさんや有賀薫さんのレシピにはよくお世話になってます
※恵方巻:しかしながら改めて書き起こすととても二人暮らしとは思えぬ量である。
購入恵方
・サラダ巻 298円
貰っといてアレだが、わかりやすい魚介が巻かれていない太巻きは好きじゃないんだな〜
紅生姜が苦手で本当に参る
そのほかの、きゅうりと、薄緑色みたいなグニッとする食感の何かと、となりのトトロでさつきが弁当の米にまぶしていたピンクの粉の部分だけはかろうじて食べられる
ので、切り分けられた太巻きの一口目は紅生姜の部分を食べることにして、残りのまだ食えるマシな部分を食べてなんとかやり過ごしてる
しかし、毎回紅生姜を経てから食べ進めなければならないこの作業のことを思いめちゃくちゃ気が滅入ってしまう
なんというか、自分は結構生きて小学生時代くらいからのの好き嫌いも克服してきて
食を楽しめる人間になれてきたなと思えてきた頃に思わぬ落とし穴にハマってしまった気分だわい
みんなも嫌いなんだろ、でなきゃこんなに余らないだろ、具沢山の太巻きなんて
右手の添え木はずした
添え木する前はもっと内出血ばらけて全体的に青紫色っぽかったけど
手の裏の腫れはだいぶひいてた
でもまだ指は曲げ伸ばしできない
おとといはぎりぎりあれでいいか
おととい
おぼえてない
外出はしてない
あーそうだ3日前にかった菓子パン、メロンパンとチーズ蒸しパン食べたんだった
そんで2週間分処方されてた薬を全部飲んでしまった
とんぷくで1にち2じょうまでのやつをイライラしすぎるから全部のんだ
きのうはアサおきてうとうとしてコロッケ2個と太巻きハーフ2個たべた
午後からずっと発狂してた壁と床を蹴りまくって扇風機もけりとばしてぶっこわして頭を柱にぶつけまくってガラスコップも頭にぶつけまくってたんこぶだらけ
くすりがほしいくすりがほしいくすりでしずめたいとずっとおもってた
後悔
もう元気な頃の胃袋はないのに
後悔後悔
うとうとしながらなんどもゆかをける
せみがうるさいむしがうるさいそんなりゆうで
あさの新聞もふたつに引き裂く
死ね糞虫
薬貰いに行きたいのにちょうどお盆とかタイミングわるすぎだろクソが
鶏皮串を食べた
パソコンもスマホもipodも何もやる気にならずによこになってああああああああああああとか声あげながらときどきからだのほうこうかえて床をける
先に断っておくが、スマホ弄りながら運転する馬鹿を擁護するわけではない。
「携帯電話で通話しながら運転」を規制する必要があるのか?という趣旨である。
通話内容に気を取られて運転に集中できない可能性が予見されるものの、片手が奪われないから良いらしい。
何も持たない片手運転と違い両手を使わないといけないときの初動が遅れると思われるが、食いながら運転は問題ないらしい。
無言でもいいし、仮想の彼女と会話を愉しんでいるつもりで、独り言を呟きながらというのもアリだ。
そんな馬鹿なことするわけないと言うかもしれないが、気分が落ち着くという人もいるだろう。
ハンズフリーで着信したはいいものの、嫌な上司からで、太巻きを耳に押し当てないと落ち着かないケース。
ついさっき寄ったコンビニで太巻きを買わなかった人は、モックを代わりに耳に当てたくなる衝動に駆られるだろう。
傍から見たら太巻きではなく携帯電話に見えるが、あくまでモックであって携帯電話としての機能はないのだから、太巻きと等価である。