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2016-02-29

[] 卒業検定

普通一種AT限定卒業検定を受けることとなった.

全体で言うとMTが5割を超えている程度.

偏見からAT限定女性が多いイメージがあった.

必ずしも間違ってはいない偏見だと思うけど.

仮免のための修了検定と全く同様で、

受験者は3人1グループに振り分けられて、一台の車を共有して遊ぶ.

教習のときには指導員だとか教官だとか呼ばれていた人間が、検定員と名前を変え、

助手席に乗る.

三人の受験者は一斉に車に乗り込み、順に運転する.

三人合わせて、教習所から教習所までのちょっとした、1時間程度のドライブである.

厳密には、一人目は教習所から出るところからやるけど、

三人目は教習所の近くに駐車するだけで、あのろくでもない道を右折して教習所に入るところはやらないので少し楽である.

私は一人目であった.

教習所を出、細い道を左折し、大通りに出るところまでは順調であった.

検定員は、次いくつめの信号の箇所を右折ね、といったようにコースを指示する.

ああそうだ、自分が走るコースは実はその1時間前に、紙で渡される.

Googleストリートビューシミュレーションしてたが、途中で面倒くさくて諦めた.

しか最後までやればよかったと後悔するのである.

これは路上教習の頃から何度も言われたことであるが、

車線変更自分で考えて自分でやらないといけないのであるぞ、と.

でもう、変更すべきポイントは大体決まっていて、

教習所を出て最初は右折するから右寄り車線を走らないといけない.

教習所に帰るときも右折で入るから右寄り車線を走らないといけない.

それ以外は知らない.

私のコースを大雑把に言うと、

大通りを右折して細い道を走って左折して、また左折して、適当なところで停車する.

また発進して、大通りに出たらそこを右折.

しばらく直進して駐車し、次の人と交代.

初めの右折のために、予め車線を右に変更しておきたい.

前に、横断歩道の手前では車線変更するなと習った.

交通規定的には追い抜き等が禁止だった気がするが、

まあ車線変更するのもあんま良くないのかもな.

で、右が少し空いた隙を見つけて、右ウィンカーをつけたら横断歩道手前だったので慌ててウィンカーを消した.

その一回で慌ててしまった.

私ってこんなに、本番に弱かったんだろうか.

車間距離結構ギリギリのところに割り込み

指導員に「このカチカチって音はなんなのかなー」と仰って頂き、

車線変更の為のウィンカーを消し忘れてたのに気附き、慌てて消した.

何度も落ち着けと声をもらう.

ところで検定中、検定員というのは受験者に助言を与えてはいけないらしい.

あと目立ったミス?としては、

最後最後の直進コース.

最終的に左に寄せて駐車するのだから、と、一番左の車線を走っていたのだが、

つのまにやら左折専用レーンになってて、

本当は一つ右の車線を走らないといけなかった.

指導員は何度も、「路上教習で習ったことを思い出そうね」「このままでゴールにたどり着ける

のかな」と、何度も何度も言うので、頭を抱えた.

実を言うと路上教習でそのコースは一度も走ったことがないのだが、

指導員は恐らく、一度は走ったことがあるだろう、その時にこの左折専用レーンの存在は必ず言われたはずだ、という意味でヒントをくれていたのだと思う.

指導員が何を言いたいのか、まるで気付けず、まさかシートベルトをしてない?

コースをまるで外れてしまった?

もしかして先ほどの右折する箇所を間違えたか、と思って慌てて左ウィンカーを出したら、

「ここで左折してどうすんねん」と言われ慌てて消し、

信号が青になってしまったので、仕方なく直進.

そこから左専用レーンになったので

(てか実際にそうならないと分かるわけないやろ、初めて走る道なんだから)

右に変更した.

ここの車線変更だけは上手く出来た.

ミスらしいミスをする度に、

助手席に座る検定員が何やら紙に赤ペンでシャッシャと線を引くので、

ああ減点されてんだなあと凹んだ.

二人目の方は、なかなかの高齢の方だった.

そりゃ色んな人はいるだろうけど、高齢普通一種AT限定受験するってのは、なんなんだろう.

友人にこのことを話すと、免許取り消しになったとかではないだろうか、と言っていた.

そういうシステムもあるのかな.

結果的に言えば、この方は三人の中で一番上手で、

検定員はコースを指示する以外に註意らしい註意をすることもなく、

実際何も減点されるようなところが無かった.

二人目が終わると、運転席に座った二人目と、

助手席の後ろに座った三人目とが交代するために一旦下車する.

その一瞬だけ、車内は検定員と私の二人だけになる.

その時、検定員が、「検定は助言とかしちゃならんからなぁ。俺、せんかったやろ?」と仰って下すったのが印象的だった.

ところで三人目は基本的に、スピードを常にぎりぎりまで出して、

停止線にいつも急ブレーキで停まるのが (もしかしたら越えてたか) 印象的だった.

三人目は私より少し若いくらい (聞くと一つ下だと言う) の男で、

そういえば結局私のグループには女性が1人も居なかった.

もうちょっと言うと、コースを皆が走り終えた後、

検定員と三人目だけ車を降りて、後ろで何やら二人で話していた.

運転の粗さについて註意されていたらしい.

で、路上コースを三人共終えると、

縦列駐車または方向転換をやる.

またはの意味はどちらか一方である.

この教習所では日によってどちらかだけを決めるらしく、

私の時は、みんな、縦列駐車ということであった.

私は自分の運転が本当にひどかったと自覚していたし、

本来、十分すぎるほど減点をされると、その後の縦列駐車やらせてもらえないと聞いていたのに、

三人共が縦列駐車やらせてくれたので、これはどういうことなんだろう、と思った.

ところで縦列駐車は、ただやるだけなら簡単なので良い.

「本当は、車を停止させた状態ハンドル切るのは、タイヤに良くないんだよ、検定には受かりやすいけどね」と、いつか言われたけれど、もちろん、停止させた状態ハンドルを切った.

正直こんなのは交差点の右折より遥かに簡単だ.

全てが終わると、結果発表まで40分ほど、ロビーで待たされた.

二人目のおじさんと本当は話して過ごしたかったが、冷たかったので、

三人目の青年と話して過ごした.

お互いの傷を舐め合ったという表現が正しい.

検定は、全員合格していた.

恐ろしく甘い採点がなされているのだと実感した.

最短では14日間で卒業できるスケジュールであったが、

結局2日、延泊したため、16日間で卒業をした.

MTの人が最短16日だったので、同じ日に入校したMTの人と一緒に卒業をした.

(私も初めからMTで入校していたらどうなったろう、などと思ってしまう.)

その日に東京に帰り、お土産に持って帰った日本酒を友人と飲んで過ごした.

次の日、すっかりこの二週間の生活に慣れたおかげで6:30に目覚め、

そういえば免許の本試験はどこで受験できるのだろうと調べると、都内には三箇所しかないことを知った.

しか受験するためにはその日の朝早くに行って手続きをしないといけないらしい.

そして平日でないとやっていない.

今日は運良く金曜日である.

試しに行ってみた.

なかなかの人混みであった.

春休みから特別に人が多いのかもしれない.

それにしても、このシーズンでは毎日このくらいの人間が何かしらの理由免許を取ろうとしている、ということなのだろうか.

試験は、一日に2回やるらしい (午前と午後、と呼び分けされる).

合わせて300人程度だと言っていた.

本当に少子化? 毎日300人も免許を取るの? ヤバない?

学科試験の内容は、教習所でやった効果測定ほとんど同じだった.

ここで言うほとんどの意味は、8割程度は全く見たことがある問題そのまんまだったという意味.

残りの2割は文字列通りには見たことなかったけど、そんな難しい問題はなし.

中退室が許されていたので、さっさと終わらせて退室したい.

でも私は心配性なので、最低でも一度は見なおししたい.

そうすると、2,30分はどうしても掛かってしまう.

隣の人はどうも、見直しもせずにさっさと退室していた.

この採点は一瞬らしく、適当時間になったら教室に再集合し、結果発表がなされる.

詳細な統計情報を公開してくれるようで、この時の試験合格率は53%だった.

その日の一つ前の試験では80何%の合格率だったので、今回低いね、などと笑った.

合格すると、その場で、免許証のための写真を撮る.

ひどい写真を撮られた.

もうちょっとどうにかすれば良かった.

2016-02-24

[] 路上教習、複数人教習など

遠出をする場合複数人教習が基本となるらしい

まり教官が一人と生徒が2人または3人同乗し、適当なところで生徒の間で運転を交代する

自動車専用道路バイパス)、いわゆる高速(高速自動車国道)を走る

自動車専用道路一般と同じく法定速度60なので、何てこともなかった

60だとばんばん抜かれるし、追い越しのための車線変更では結局80程度出さないといけなかったが

車線変更をしておいて、後ろに軽い渋滞が起きていたのは申し訳なかったが、制限速度だしね

お前らが悪いだけだしね

ネットで調べると、「首都高制限速度はいくらですか?」といった質問があったりったり、「法定速度で走ってみた」といった動画が上がったりしている

みんな制限を知らないし、守っている方が悪者になる

大変不思議世界

高速は意外と80制限のところがあり、

やっぱり守られない

つい流れに乗って90近く出してしま

帰りは雪混ざりの雨が降っており、また工事中の脇だったりで70の制限がついた箇所があったりだったが、

教官までもが+10しよう、などと曰わっており、おかしかった

もっと工事中の脇に関しては1車線だったから、後ろに渋滞を作らないために仕方がなかったのかもしれないが

やっぱり頭おかし

危険予測なる教習でもやはり複数人教習であった

わざと歩行者の多い道を通って危険予測しましょうという内容だった

教官は若くて優しく、

また生徒も男男女だったので和やかに楽しい会話が続いた

おそらく合宿中で最も楽しい時間だった

危険予測に関しては3時間あり、はじめの一時間シミュレータを用い

(わざと歩行者危険な横断をしたりする。人を轢くたびに笑いが起こった)

次の一時間で実際に路上を走り、最後の一時間でみんなの走りを見て話し合う

みんな安全運転だったね、みたいな会話をした

私は、もっと速度を出せるとこでは出しましょうと言われた

複数教習はその3つだけ

朝が早い時は早く、今日は朝の八時から路上教習であった

教官はなかなかのおじいちゃんで

から朝にかけて雪だったので

車には低水温を示す青色ランプが付いていた

教習所先生はそういったものバカ丁寧に守るのに、

この金田という白髪のおじいちゃんは、いいからいいからと、私を急かした

教習中はおじいちゃんはじいっとなんだかわからない紙を見ており、

ちょっと左により過ぎだね、といった最低限の注意をするだけだった

しかしま普通だと思った

雑談は全くなし

しかし教習を終えてハンコを押しながら私を攻撃し始めた

今考えれば、ハンコを押し終えたのだからもっと強くでれば良かった

左のミラー、一回も使ってなかったね

はぁ。(そんなことは無いんだが)

速度60の道路ってどういう道路か分かる?

標識によって制限がない道路です

何を支離滅裂なことを言ってんだ君は

おじいちゃんは答えを言う前に車を降りる素振りを見せる

わたしは興味がないので早く降りて欲しかったが、

そんな素振りを2、3度見せてから中央分離帯がある道路だよ!と吐き捨てて降りた

そういう性質があるからさっさと判断して速度を出せよ、というアドバイスだったのだと次の路上教習で分かり、結果的に役に立つアドバイスではあったが、

もう少しマシな教え方があるとは思ったし、私はあいつを人格破綻者だと思って疑わない

もし次に当たったら、変えてもらおうと思っている

もっとも、もう路上に出る機会もあと2つを控えているだけなので、当たらないことを祈る

金田には当たらず平穏無事な路上教習を終えた

停止線に止まることに二回失敗したが、最後の見極めも無事通過し (見極めでダメと言われることがあるのか知らないが) 明日卒業検定を迎えるだけとなった

2016-02-20

[] 路上教習

無事に仮免交付されたので、さっそくその日から路上教習を行うこととなった

初回だけ、基本的な、いわゆる日常点検の仕方を習う

なんだったか

もう忘れちゃったな

ボンネットを開けて、ラジエーターの冷却水、ウォッシャー液、バッテリー液、エンジンオイルの量が適切か、

各々のライトがちゃんと点灯するか、

タイヤの溝がちゃんとあるか、プレート (教習車を示すあれ) がちゃんと付いてるか、

のチェックを行う、みたいなことだったハズ

二度と再び行う機会があるのか分からない

路上はとにかく楽しい

コースと違ってとにかく速度が出せる

とにかく道路の流れに乗らないといけないから、速度を出さないと逆に怒られる

夜中で雨が降っていようが、制限が法定の60なら、本当に60出さないと怒られる

当然ながらそれを超えてはいけないんだから、55くらいを目安に保とうとしてたが、もっと出せと言われる

この裏日本ではとにかく雪だか雨だかが降る

しかも夜に限って雨が降る気がする

一度だけ、こちらが青信号で、交わる道路の向こうで、車が赤信号で止まってるのに、それが交差点に入ってくるような気がして、無意味に停止してしまい、怒られた

(コースだと主要な交差点信号がなくて、優先道路かどうかだけで決まるので、同じ感覚錯覚してしまった)

(交差点を抜けてすぐの路肩に停めて注意された

何であれ、止まった?

すいません、完全に勘違いしました

(教習は本当に楽しいし、教官基本的に皆優しいのだが、すみませんすみません連呼してしまう))

そんなミスをした以外は、なんとか、教官が指示したとおりに走れた

月並みであるだろうが、車線変更タイミング、右折するタイミングを正しくつかむのは難しい

一度だけ電気自動車を運転した

台数は少ないが電気自動車ベンツを保有しており、一度くらいはそれに当たるような調整が図られているらしい

自分AT限定なのでもともとチェンジレバーが単純なのに、

日産LEAFという電気自動車には、レバーを入れるアレが、P・R・D の3つしかない

単純だ

最も、2やらL(1) なんて入れたことなったし、これが正しい姿なのだ、と思った

ハンドレバーも、何やらオモチャみたいなチャチなものが付いている

しかし無理に、普通の車に形を似せなくても、合理的に、単なるボタンなりにすれば良いのにとも思った

速度計もデジタル表記で、なんだか信頼できる

全ての車がそうあるべきだと思った

(正直、一度形が決まったからといって、車のUIというのがそこまで合理的に思えないし、どんどん新しいのを作れば良いと思う

ハンドルだって皆が皆、あの輪っかでなくていいだろう

あれじゃ、ハンドルがどれくらい回した状態なのか見てわからないぞ

馬鹿じゃないのか?

チェンジレバーダイアル式のものもあるらしいじゃないか)

その時の教官がまたえらく、おじいちゃんで、新しい技術不寛容な人だった

こんな静かだと人が気づかなくて危険

あはは、うちの親も、そんなこと言ってました

適当な相槌を打つ

このおじいちゃんからは碌なアドバイスを貰えなかった

方向転換と縦列駐車

これは第二段階であった

コース内だけどね

久々にコースを走ると、ゴーカートで遊んでる気分になる

クランク実質的に全く同様で、スピードのろのろでちょっと頭使えば出来る技能なので、

はっきり言って簡単だった

というか、いわゆる、目印教習に近いものをされる

あの長さの縦列駐車、あの都合の良い形をした方向転換しかできないと思う

なんか、深刻な気がしてきた

で、また路上教習の話

教習所が用意してるコース17で、路上教習ではその中から適当に選んで走る

修了検定では、その中から1つが選ばれて走るらしい

教習でどうやってどれを選んでるのかがよく分からない

教習所には出口が2つあり (表と裏) 前回はどっちから出た?

じゃあ今回はこっちから出るね

などとだけ言われる

計画的に万遍なくコースを選んでるのか、果たしてからない

修了検定では、いくつめの信号を右折ね、などとコース指定されるらしい

教習では、今の内に車線変更しようね、などと指示されるが、車線変更までは検定では言われないらしい

罠として、いつのまにか左折専用レーンになる車線があったり、

先の右折を見越して真ん中車線に変更すべきポイントがあるが、

予めコースの全体図を見て、研究する時間があるのだろうか

じゃないと困るなあ

ストリートビュー今日走ったところを見てみようかななどと思ったが

(免許合宿は本当に暇である. 1時間だったり3時間の隙間がよくあるので、教習所ロビーに貼り付けになる)

残念ながらこの田舎は、サポート対象外しかった

相変わらず、右折のタイミングが掴めない

はい今行け!と叫ばれ、コンビニから出てきたよ!と叫ばれるのでどうしていいのかまごつくと、アクセル踏むんだよアクセル!と怒鳴られた

ここまで怒鳴られたのはこの教習所に来て初めてなので驚いたが、

車通りのない細い道に入ってからは楽しく談笑した

(単に和やかなものにするために談笑を始めたのかと思ったが、結構、がっつり話を始め、運転に集中しなくなるようなものにする罠なのかとも疑った)

決まって、私が学生であることに触れられ、情報であることを言うと、

パソコンというのは全然分からん。できるだけ触りたくないわ、がはは

みたいな話を始める

普段は同じ専攻だったり研究室人間しかさないので、

こういった、世間の、普通人間と話をするのは、偶にであれば、楽しい

しかしずっとここにいると自分の頭がおかしくなっていくようで、

まり世間ズレをしていくようで (もちろん、大学が私のとっての正規世間)、

感覚がどんどんズレていく

早く東京に帰りたい

[] 仮免修了検定を受けてきた

お昼12から仮免のための検定

一度に受けるの受験者は25人程度

それが 3人1グループに振り分けられ1台の車を共有する

20人の内MTは8割程度

自分を除く男は皆、MTであった

従って自分必然的女性と同じグループとなった

普段学科の座学を観察してると、男でAT限定も少なくないのだが

助手席教官、運転席に受験者、運転席の後ろの席に、同じグループで次の受験者が座る

グループの三人目が運転するときは一人目が後ろに座る

二人目、三人目が後ろに座る場合は、前の人の運転を見て安心するだか緊張するだかがあるけれど、

一人目が、三人目の運転を見るのは何の意味があるのか分からない

一人目にとってはもはや何も得るものはないのだが

運転者にとって、後ろに人が座っているのは、何かしらの足枷になるのだろうか

自分グループの一人目だった

教習所内のコースをただただ走る

左寄りにただただぐるぐる回る

信号もない交差点を右折だの左折だのする

S字・クランクをこなす

脱輪をすると即座にアウトだと事前に脅されていたが、

脱輪しても停止して、バックでコースに戻れれば、それだけで一発アウトというほどの減点ではないらしかった

あと、踏切 (ただ窓を開けて進んで停止して窓を閉める、という手順をこなすだけの茶番) と坂道発進

初めの100mは慣らし走行で、採点対象外となる

100mじゃ数秒だけしかないことになる

採点が始まると、ここから採点ね、と宣言される

さっさと終わらせたい余りに、初めスピードを出しすぎて、

そうするとカーブの手前で速度を落としきれなくて、教官を驚かせてしまったが、

初めの左折を終わらせてからはいもの調子に戻り、

S字なりのイロモノをとりあえず無事こなして終了した

後ろにグループの二人目が座っていたが、バックミラー越しに偶に目が合う以外は別段気にもならなかった

走行が終って発着所と呼ばれるところに停めると、後ろの二人目を降ろして、

教官と二人きりの状態コメントを貰った

最初スピード出てたね。

緊張してました(てへへ

みたいな。

そういえば、

検定は、教習を受けた同じ日には受けられなくて、

必ず新しい日の一番初めに受けさせられる

まり、教習で少し調子を整える、ということができない

スピードをついつい出し過ぎたのはそれがあると思う

教習所側の意図でもあるらしい

グループの二人目が運転してる間は、自分適当な部屋で待たされ、

それが終わると、三人目の運転の後ろに座る

事前の説明で、運転者 (受験者) へのアドバイス絶対にしないことと言われた

何のために座るのかやはり分からない

先に言った事情からグループ自分以外はともに女性であった

人の運転に付き合って、女性の人の運転はとても優しい (つまり遅い) のだなと感心した

自分なら、いくらカーブでもここまで落とさないのに、という速度だった

15キロ10キロくらいまで、カーブの手前までで落とせと習った気がする

速度を落とすときにいちいち速度計はみないが、

自分は、許されるぎりぎりまでしか落とさな

まりせっかちなのだ

から、ここまで、自転車に追い抜かれるような速度までわざわざ落とすのだなあと感心していた

S字・クランクについて、この教習所コースには2つある

1つめは、右折で入ってクランクをして、細い道を横断してS字に入り、左折で抜ける

自分はこの、S字から左折に抜けるときに2回だけ脱輪をしたことがあるので、苦手意識があった

検定では運良く、2つめを一度通るだけで良かった

2つめというのはちょうど1つ目の双対で、左折で入ってS字を通り、細い道を横断してクランクを通ると右折で抜ける

右折のためには左車線を垂直に横断するので、脱輪のチャンスが減り、1つ目に比べて容易なのである

三人目のコースもやはり、この2つめの、クランク・S字であった

初めのクランクで後輪を脱輪した

教官が、バックして戻して、と指示し、少しバックしたが、コースを正さず、全く同じコース前進するものから当然ながら同様に後輪を脱輪した

教官は脱輪を気にせず先に行くよう指示した

検定の事前の説明では、脱輪した場合は、バックしてコースを正せば良いが、

脱輪したまま進んでしま行為は即座に検定を中止する行為だと説明していた

それを教官が指示したということは、そういうことらしかった

その先のS字を無事抜け、その後は踏切坂道のはずだったが、

そのまま発着所に行くよう指示し、終了となった

ネット (知恵袋) の話によると、全てのルートを完走した場合は、またその場合に限り、

検定は合格だと思って良いらしい

狭いロビーで30分ほど待たされる

壁に1から50くらいまでの番号のついたランプがあり、合格者は点灯によって知らされる

(平成時代だというのにね. 趣があって良いが)

残念ながら三人目は不合格であった

3,4人、ランプがついていなかった

ちゃんと数えてたわけじゃないけど

合格した人は教室に集められ、学科試験を受ける

暗記科目はもともと苦手であるが、今だけ (卒業する二週間後まで) 覚えさえいれば良いという覚悟で、つまり一夜漬けの要領で勉強していたので、何とかなった

その日に仮免 (少し綺麗な印刷物ビニールケースに入れられているだけのもの) を交付され、

さっそくその日から路上教習が始まった

2016-02-10

[] 日記

年に丁度二度、年の始めと終わりとに一度ずつ、風邪を引くのが慣例になっており、

今年も例に違わず、先の月曜日の夜、自分風邪を引いてるのを発見した.

水曜日に大切な用事があったので、それまで治すべく、ただただ暖かくして寝た.

時間も横になって寝ていると頭が痛くなってくる.

あと汗をかくせいだろう、喉が渇くので白湯をひたすら飲んだ.

喉が渇くのと同様の症状なのだろうか、目が乾く.

火曜日、朝9時に起きた.

健康ないつもなら決して起きていない時間である.

本当なら一日中寝ていたいが、いくつかすべき用事があったので、研究室に行き、それと夏コミの申し込み書類を埋めて郵送してきた.

キッチン南海で揚げ物を食べ、15時頃に帰宅し、寝た.

風邪を引くと時間間隔がおかしくなるもので、

長い間寝たと思っても30分しか時間が経っていなかったりする.

そんなわけで目が覚めては時計確認するということを、22時から6時くらいまで繰り返した.

6時45分になったくらいに身を起こして、5日分の着替えと、暇つぶし用の本をカバンに詰め込んで出かけた.

東京駅に向かうのに、地下鉄だけを使ったほうが早く行けたのに、

山手線を使うことにしてしまった.

これがいけなかった.

妙なおっさんが私に密着して立ち、私は息苦しさと風邪から電車に酔った.

気が何度か遠くなりそうになった.

電車御徒町を出、車内放送秋葉原、という駅名が聞こえた頃には記憶がない.

次気がついた時には神田で、ああしまった、東京駅を乗り過ごしてしまたか

そんな時間的余裕はないというのに、と思いながら、また記憶を失った.

記憶を失ったと言っても、まさか本当に気を失って倒れたというわけではなく、

気がついた時のその姿勢から察するに、

キャリーバッグに持たれかかって寝ていたような格好 (ずいぶん変な格好だろう) で目をつむってじっとしていたのだと思われる.

東京駅に着いて目が覚めて、

なんで乗り過ごしたはずなのに東京駅に戻ってきたのだろう、とか、

東京電車なら、人が気を失って倒れても、誰も何も気にしないんだろうなあ、とか考えて、

ホームに慌てて出ると一息ついた.

咳をしようとすると嘔吐しそうになったので慌てて飲み込んだ.

全身から汗がひどく噴き出していることに気がついた.

それから太ももあたりがひどく濡れているのに気がついた.

汗だけでなくどうも小便を漏らしてらしい.

残念ながらそれどころではない体調なので、

気にしないことにした.

新幹線チケットを買うべく、みどりの窓口行列に並んでる最中にも、

どうも制御馬鹿になっているらしい、相変わらず小便が漏れ出る.

その後トイレに行くと何も出なかった.

 
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