判明したのは2月のことだった。
浮気がバレると夫は平謝りし、二度と過ちは繰り返さないと誓った。
一年も前のことなんだから、もうほとぼりも冷めたでしょと言わんばかりに。
冷めさせたくはない。
忘れてはいけないし、忘れるつもりもない。
生まれ育ちは都内で社会人になって数年を経て地方に転勤となった。
ここでの生活は本当に怖い。
総合病院、小児科併設の内科クリニック、眼科クリニック、耳鼻科クリニック。
これしかない。
県庁所在地まで行けば大学病院もあり、ここよりはクリニックも多いがそれでも地元に比べれば少ない。
選択肢がないのだ。
俺は既に都内にて人生初の胃カメラと大腸カメラと胆、膵、肝、腎のエコーをしており異常はなかったため消化器についてしばらくは問題ないが、大学病院やがん連携拠点病院にて10年以上研鑽した医師が検査を行う消化器内視鏡クリニックなんてここには存在しない。
総合病院の消化器内科も医師が少なく経歴も載っておらずこちらから選ぶことはできないようだ。きっと内視鏡にAIも搭載していない。
耳鼻科はファイバースコープの設備を持っていない。総合病院への紹介が必要らしい。これでは20代、30代の若者がなる咽頭がんを早期に発見することができない。都内にいた時は定期的にかかりつけの耳鼻科にて鼻炎や喉の痛みを訴えてファイバースコープをしてもらっていたがここでは気軽にできない。
内科クリニックはおじいちゃん先生と小児科担当のおばあちゃん先生のみ。人柄は良いようで評判も良い。
しかし、熱を出して通院した際に血液検査をせず喉を視診してリンパを軽く触診しただけで「喉かぜだね〜」と診断した。地元の病院では不安症な俺を気遣い、熱がある時にはいつも血液検査をしてヘモグロビンや白血球、CRPの数値を見てくれた。ここではそのように親切な病院はない。
そう。
「気になる症状があれば病院に」とは言うが、ここにいる医師たちは「何かおかしい」という症状がなければしっかり診ない。
若ければ尚更である。
「何かおかしい」という症状が出た際には既にリンパ節転移や肝転移を起こしているため確実に死ぬ。
しばらく移動はないため数年はここで暮らす必要がある。
俺は一人っ子で他に兄弟はいないため、絶対に親より先に癌で死ぬことは許されていない。
以上のことから、待遇も良く人間関係にも恵まれているが、仕事を辞めて都内に戻ろうかと考えている。
ここはアフリカと一緒。
名古屋に来ることがなかったら
こんなに名古屋が最低な街だと知らなかった
名古屋に来て
こんなに悪意に溢れた人間で作った街があるのかと
この世には人々の平和と快適さより自分の利益を追求することに全力な人間がこんなにいるのかと
とても勉強になった
快適な室温、快適な道、快適な駅、
当たり前だと思っていたものが全てない土地でようやく自分の幸せに気がつくことができました
もう こないからねー
増田民の多くの認識としては1000万はないけど700〜800万くらいならザラで普通、俺たちもそれくらいもらってる
という富裕層が本当に多いんだろうなって思う
ネットだから俺みたいなリアルに450万前後でウロウロしてるような人でもそういう富裕層たちの思想に触れることができるけど
リアルだとまったく接点も縁も何も無い人なんだろうなって思う
たいていの人間は約40年は働く。
それ以上かもしれないし、生涯働き続ける人もいるだろう。
それだけの時間働くのなら、楽しい方が幸せであるのは間違いない。
仕事が好きであれば毎日が楽しい。だって好きなことをしているんだから。
好きなことを仕事にする。