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はてなキーワード: 一廉とは

2022-08-15

anond:20220815170253

みんながみんな気の利いたトラバできると思うな

一廉人物になりたかったけど何の特技もユーモアもなく

こういう形でしかコミュニティと関われない人もいるんだ

2021-09-25

anond:20210925144804

何者って言葉がなくても、「ひとかどの人間になりたい」とかの言い方でいくらでも言い換えが効くので、言葉抹殺するのは何の役にも立たない。

いわゆる「差別語」などを言葉狩りしても、ちがう言い回し差別をする人たちが絶えないようにねw

ひとかど【一角一廉】(名)

① 一つの事柄。一つの分野。

② 他よりもひときわ優れていること。並み以上であること。いっかど。「―の人物」「此の詩もさせる作意はなけれども―ある詩也」〈中華若木詩抄〉

③ 人や物が名前に恥じない能力や内容をもつこと。一人前。「―の実業家」「―の働きをする」

2021-04-03

田舎初段とは

ホッテントリ話題になった記事がある。

 → Twitter で医師を拾ってきて Google のソフトウェアエンジニアにするだけの簡単なお仕事 - 白のカピバラの逆極限 S.144-3

 

これに噛みついたブログ記事ホッテントリになった。

 → 優秀さについて | 川口耕介のブログ

 

「超優秀な人間が、地方の劣った人間を見下すな」という趣旨だ。

元の文章に「田舎初段」という言葉が出てくる。素人よりは段違いに上手だが、その道のプロから見ると桁違いに下手、という真ん中を指して揶揄した言葉だ。頂上感が自尊心のコアになっている時に尊大田舎初段を見ると、本物はどういう事か教えてあげるために、ちょっと捻ってみたくなる気持ちはよく分かる。

 

  ̄ ̄

聞く方は羽生名人田舎初段を捻り潰すのを見るような後味の悪い感じがしてしまものだ。

羽生名人はそんな事をしなくていい。あなたの優秀さはそんな事をしなくたって周りの人に伝わっているか大丈夫ですよ、と言いたくなる。

 

まったく低レベル曲解なので、呆れてしまう。元記事ブコメも、同趣旨理解が多いようだ。しかしそれらはすべて誤読である。では、正しくはどう理解するべきかを示そう。

 

田舎初段」という言葉意味は、「井の中の蛙大海を知らず」というのとほぼ同義である。ただしそれに「自惚れ」「過信」という意味が加わる。

 そして、その言葉で示されるのに典型的な事例は、「素人よりは段違いに上手だが、その道のプロから見ると桁違いに下手、という真ん中」ではない。つまり、「二流」や「一流半」ではない。

 では何かというと、たとえば菅首相だ。

  ・ グループ集団)のなかでは傑出した能力の持ち主だ。

  ・ 自分はすごく頭がいいと自惚れる。

  ・ まわりの人間がみんな馬鹿に見える。

  ・ 専門家馬鹿だと思って、専門家の言うことを聞かない。

最後の一点に限っていえば、はてなーの好きな「トンデモ」という用語に当てはまる一種だ。しかも、自惚れの度が強い。

 こういう人間が、周囲の反対を押し切って、「緊急事態宣言の解除」とか、「GoTo イート」とか、「ふるさと納税」みたいな自己流の方針を貫徹する。そして、そばにいるエリートが反対すると、そのエリート左遷する。他人の言うことを聞かないのが絶対的に正しいと信じている。

 これが「田舎初段」の典型だ。

 

ここまで言えば、わかるだろう。元のブログ記事は、「二流の人材を侮辱している」のではない。「一流の人間たるもの田舎初段になってはいけない」というふうに、一流の人間に向かって「戒めの言葉」を示しているのだ。

なにかの分野では一廉でも別分野では田舎初段に容易になるということです。

学者とかでも、他分野に友人が十分にいれば、そう踏み間違えないが、孤独ならばどんどんおかしなことを言い始めます

これを止められるのは、かなり簡単に狂うことを意識していることと分野を超えた人間関係があることが揃っている場合くらいでしょう。

このブレーキが壊れると簡単おかしくなります

普段から様々な分野の学者と話し合っていると、およそまともではない専門家意見ネットで飛び交っているのがよく分かります

要は、教育を受けた人たちでさえ、仲間とお茶をしていないのです。そしてそれを見抜くのはとても簡単です。

 

ここでは田舎の二流人間批判されているのではない。一流の専門家批判されているのだ。どう批判されているかというと、一分野に偏ってタコツボ化した専門家だ。そういうタコツボ化した専門家が、

 「なにかの分野では一廉でも別分野では田舎初段に容易になるということです。」

の事例となるのだ。

 

たとえば、Wikipedia英語版にも掲載されるような、非常に優秀なプログラマーがいる。

  → https://en.wikipedia.org/wiki/Kohsuke_Kawaguchi

 

こういう超優秀なプログラマーでさえ、日本語をまともに理解することができず、見当違いな批判を書いてしまう。自分の分野からちょっとはみ出ると、まともに理解することもできなくなってしまうわけだ。これこそ、元記事で「あってはならない事例」として示された例だ。

 

 ――

 

ついでに、はてなー根本的な誤解を示しておく。

記事を「超エリートの自慢」「頂点に上り詰めた人が他人を見下す」「狭い領域で頂点に立って自惚れている」というふうに受け止めるのは、勘違いだ。

では、どう受け取るのが正しいか? 

 

記事では、普通の人々は、まともに視野に入っていない。それらは言及外であって、良いとも悪いとも言っていないし、見下してもいない。もともと視野に入っていないのである

視野に入っているのは、エリートクラスの人々だけだ。そして、そのなかで、どういうふうにあるべきかを考えている。

そのとき、彼自身は、自分を「エリート」とは考えていない。むしろエリートの中の落伍者」と考えている。元記事のそのまた元記事になった人もそうだが、「東大理3からプログラマーに転じた」という経歴らしい。これは、医学の道でも、プログラマーの道でも、どちらでも大成しなかったということだ。筑駒や理3の卒業生の中では、(やや)落ちこぼれ組に入る。

 はてなー中では、「グーグルに勤務して年収 3000万円」というのは、「凡人社会頂点にいる」というふうに見えるのだろう。だが、筑駒や理3の卒業生の中では、医者としてもプログラマーとしても大成しなかったというのは、(やや)落ちこぼれ組に入るのだ。

 ちなみに、私の知人(同級生)の多くは、国立大学教授理研研究員として大成している。世間的には超一流の肩書きを持つ。そういう仲間と比べると、今回の人々は、頂点どころか、(やや)落ちこぼれ組というしかない。威張れるのは、年収だけだろう。(公務員研究者は、年収が高くないので。)

 

記事を書いた人や、そのまた元記事を書いた人は、非常に優れた才能の持ち主だ。(後者高校時代数学オリンピックに出たらしい。)しかし、その生まれ持った才能を生かすことには失敗しているのである。才能は素晴らしいが、才能を生かすことには失敗したのだ。

 そして、そのことを、私は批判しているわけではないし、侮辱しているのでもない。「人生選択肢で道を間違えたね」と感じて、「可哀想に」と憐れみを感じるだけだ。「私も道を一歩踏み間違えたら、こういう無駄人生を送っていたかもしれない」と感じて、自分幸運を感じることもある。

 

蛇足

たぶん、道の選択を間違えた人と、成功した人との違いは、周囲の人々の影響の差だろう。周囲に素晴らしい人がいれば、道をあやまたずに、正しい道を進むことができる。そして、そういう機会のなかったエリートには、同情を禁じえない。

 私はグーグルプログラマーなんかにならないで済んだが、それは本当に幸運だった。(そしてそれは、人生最初に、素晴らしい女性との出会いがあったからなんだ。そしてまた、高校時代に、素晴らしい教師を知りえたからでもある。それは優しい親切な教師ではなく、星一徹のような鬼教師だったが。)

 

2021-01-03

信長は筆マメだった

信長というと、短気で気分しだいで人を殺していたとか思われがちだが、

しろ逆で、すべて緻密な計算政治を行っていた。

20年来の宿老の佐久間信盛を解任する際も、暴君なら理由もなしに追い払ってしまものだが、

信長は以下の長文をわざわざ直筆で書いている。

信長による19ヶ条の折檻状(現代語訳)

一、佐久間信盛・信栄親子は天王寺城に五年間在城しながら何の功績もあげていない。世間では不審に思っており、自分にも思い当たることがあり、口惜しい思いをしている。

一、信盛らの気持ち推し量るに、石山本願寺を大敵と考え、戦もせず調略もせず、ただ城の守りを堅めておれば、相手坊主であることだし、何年かすればゆくゆくは信長の威光によって出ていくであろうと考え、戦いを挑まなかったのであろうか。武者の道というものはそういうものではない。勝敗の機を見極め一戦を遂げれば、信長にとっても佐久間親子にとっても兵卒の在陣の労苦も解かれてまことに本意なことであったのに、一方的な思慮で持久戦に固執し続けたことは分別もなく浅はかなことである

一、丹波国での明智光秀の働きはめざましく天下に面目をほどこした。羽柴秀吉の数カ国における働きも比類なし。池田恒興は少禄の身であるが、花隈城時間も掛けず攻略し天下に名誉を施した。これを以て信盛も奮起し、一廉の働きをすべきであろう。

一、柴田勝家もこれらの働きを聞いて、越前一国を領有しながら手柄がなくては評判も悪かろうと気遣いし、この春加賀へ侵攻し平定した。

一、戦いで期待通りの働きができないなら、人を使って謀略などをこらし、足りない所を信長に報告し意見を聞きに来るべきなのに、五年間それすらないのは怠慢で、けしかぬこである

一、信盛の与力保田知宗の書状には「本願寺に籠もる一揆衆を倒せば他の小城一揆衆もおおかた退散するであろう」とあり、信盛親子も連判している。今まで一度もそうした報告もないのにこうした書状を送ってくるというのは、自分のくるしい立場をかわすため、あれこれ言い訳をしているのではないか

一、信盛は家中於いて特別待遇を受けている。三河尾張近江大和河内和泉に、根来衆を加えれば紀伊にもと七ヶ国から与力をあたえられている。これに自身配下を加えれば、どう戦おうともこれほど落ち度を取ることはなかっただろう。

一、水野信元死後の刈谷を与えておいたので、家臣も増えたかと思えばそうではなく、それどころか水野の旧臣を追放してしまった。それでも跡目を新たに設けるなら前と同じ数の家臣を確保できるはずだが、1人も家臣を召し抱えていなかったのなら、追放した水野の旧臣の知行を信盛の直轄とし、収益を金銀に換えているということである言語道断である

一、山崎の地を与えたのに、信長が声をかけておいた者をすぐに追放してしまった。これも先の刈谷と件と思い合わされる事である

一、以前からの家臣に知行を加増してやったり、与力を付けたり、新規に家臣を召し抱えたりしていれば、これほど落ち度を取ることはなかったであろうに、けちくさく溜め込むことばかり考えるから今回、天下の面目を失ってしまったのだ。これは唐・高麗南蛮の国でも有名なことだ。

一、先年、朝倉をうち破ったとき(=刀根坂の戦い)、戦機の見通しが悪いとしかったところ、恐縮もせず、結局自分正当性を吹聴し、あまつさえ席を蹴って立った。これによって信長は面目を失った。その口程もなく、ここ(天王寺)に在陣し続けて、その卑怯な事は前代未聞である

一、甚九郎(信栄)の罪状を書き並べればきりがない。

一、大まかに言えば、第一に欲深く、気むずかしく、良い人を抱えようともしない。その上、物事をいい加減に処理するというのだから、つまり親子共々武者の道を心得ていないからこのような事になったのである

一、与力ばかり使っている。他者から攻撃に備える際、与力に軍役を勤めさせ、自身で家臣を召抱えず。領地無駄にし、卑怯な事をしている。

一、信盛の与力や家臣たちまで信栄に遠慮している。自身の思慮を自慢し穏やかなふりをして、綿の中に針を隠し立てたような怖い扱いをするのでこの様になった。

一、信長の代になって30年間奉公してきた間、「信盛の活躍は比類なし」と言われるような働きは一度もない。

一、信長の生涯の内、勝利を失ったのは先年三方ヶ原へ援軍を使わした時で、勝ち負けの習いはあるのは仕方ない。しかし、家康のこともあり、おくれをとったとしても兄弟・身内やしかるべき譜代衆が討死でもしていれば、信盛が運良く戦死を免れても、人々も不審には思わなかっただろうに、一人も死者をだしていない。あまつさえ、もう一人の援軍の将・平手汎秀を見殺しにして平然とした顔をしていることを以てしても、その思慮無きこと紛れもない。

一、こうなればどこかの敵をたいらげ、会稽の恥をすすいだ上で帰参するか、どこかで討死するしかない。

一、親子共々頭をまるめ、高野山にでも隠遁し連々と赦しを乞うのが当然であろう。

右のように数年の間ひとかどの武勲もなく、未練の子細はこのたびの保田の件で思い当たった。そもそも天下を支配している信長に対してたてつく者どもは信盛から始まったのだから、その償いに最後の2か条を実行してみせよ。承知しなければ二度と天下が許すことはないであろう。

また、秀吉浮気したときに、奥さんの禰禰にこのような手紙も送っている。

私の命に従い、この度、この地(安土城)にはじめて尋ねてくれて嬉しく思う。

その上、土産の数々も美しく見事で、筆ではとても表現できない程だ。

そのお返しに、私の方からも「何をやろう」かと思ったが、そなたの土産があまりに見事で、何を返せば良いのか思い付かなかったので、この度はやめて、そなたが今度来た時にでも渡そうと思う。

そなたの美貌も、いつぞやに会った時よりも、十の物が二十になるほど美しくなっている。

藤吉郎(秀吉)が、何か不足を申しているとのことだが言語同断けしかぬことだ。

どこを探しても、そなたほどの女性を二度とあの禿ねずみは見付けることができないだろう。

これより先は、身の持ち方を陽快にして、奥方らしく堂々と、やきもちなどは妬かないように。

ただし、女房の役目として、言いたいことがある時はすべて言うのではなく、ある程度に留めて言うとよい。

この手紙は、羽柴(秀吉)にも見せること。

又々 かしく藤吉郎 女ども

のぶ

2016-02-23

ワナビーワナビーしかなかった

ワナビー:何かになりたがっている人。ジャンルによりけりだけれども、インターネットコンピュータプログラミング界隈ではハッカークラッカーになりたがっている人。

アタクシ、一応コードを書いて飯食ってる人

クソリプ、教えて君、来るもの拒まずのスタンスブログツイッターやっていました。

ワタクシにワナビー君が色々教えて欲しいとやって来ました。

ワナビー君は、友人や本人のブログでは大言壮語表現左官職人かと思われるほどキレイに塗りたくった経歴で施されていましたが、

読む人が読めばワナビーってのが分かる内容。

ちょっと映画に出てくるようなハッカーに憧れちゃったのかな。

スルースキルもないから全方位からくる批判コメント論破しようと大奮戦

でもワナビー君、本当にワナビーでどの言語でもfor以上のことができなかった。

ワナビーってのは、憧れは強くても正しい情報を得られないだけで燻っていて迷走しているだけだとワタクシは思った。

ググって○○言語入門とかいうページ読んでも、14歳からできる○○とか読んでも、今まで触れていなかった概念を独学で習得するのは困難だ。

多くの疑問が湧いてくるだろうが、それを適切に体系だてて答えてくれるような人がいなければ遅かれ早かれ挫折してしまう。

からワナビーになっているんだと、ワタクシは思った。

ワナビー君は、本当にプログラミングができるようになりたいと言ってきた。

から、教えてあげた。

関数のこと、メソッドのこと、オブジェクト指向のこと、丁寧に例題を作って、

そしてすっげーかっこいいゲームを作るとかOS作るとかの目標はとりあえず長期目標として胸に秘めて、短期目標として自身生活を便利にする物を作ったほうが良いというアドバイスもした。

でもワナビー君はワナビーだった。

関数が(関数だよ!!)出てきたあったりでなんだかもうモチベーションを失い、

セキュリティのことに関して聞いてきた。

なるほど、聞いてみるとホワイトハッカー(アタクシこの言葉きらいなのよね)みたいなものにも憧れていると。

アタクシ、セキュリティスペシャリスト持ってますから

ネットワークのこととかOSのこととか、ワナビー君が疑問に思っていることを答えて上げたの。

でも、だめだったわ。

ニコ動ツイッター一廉の人になれるような即効性のあるものがお好みだったみたい。

でも、アタクシも一廉の人じゃないし…

それにわかったわ。ワナビーってワナビーなんだって

なりたいって気持ちだけで、それ自体特に好きなわけじゃないって

それに憧れも目立ちたいとかそういうことだけだって

ワナビー君元気かしら…

別のアカウントで新しい自分世界を構築しているのかしらね

2011-12-17

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傅く  かしずく

已己巳己 いこみき

一廉の人物

義捐金 ぎえんきん

娩沢 べんたく 美しくて顔色のつややかなこと

暢遂 ちょうすい 成し遂げる・貫く

兎走烏飛 とそううひ 意味歳月のあわただしく過ぎ去るたとえ。月日の速く過ぎるたとえ。▽「烏」は日(太陽)「兎」は月

烏兎匆匆 うとそうそ

兎烏  とう 20

門出・首途 かどで

蛇蝎 だかつ

蠍  さそり

揮毫 きごう

歔欷 きょき  むせび泣き

寡・鰥夫 やもめ 未亡人

豪宕 ごうとう 豪放

紫陽花 あじさい

揖譲 ゆうじょう 

優諚 ゆうじょう 天子のありがたい言葉

吝かでない やぶさかでない 快くする

腕  かい

蟠り  わだかまり

翠黛 すいたい 美人の眉。緑にかすむ山

歩哨  ほしょう

曾遊の地 そうゆうのち

九皐  きゅうこう 幾重にも曲がりくねった奥深い沢

颶風  ぐふう 強く激しい風

鹿砦/鹿柴/鹿寨 ろくさい 敵の侵入を防ぐため、先のとがった竹や枝のある木などを鹿の角の形に立て並べた垣。さかもぎ。

昵懇 じっこん 懇意

頤使・頤指 あごで指図

龕灯  がんどう 中に自由に回転できるろうそく立てを取り付けた提灯。忍び提灯

吐月峰 とげつほう 灰吹き 灰吹きの用材としては、ほとんどが静岡県の吐月峰(静岡県丸子付近の地)の竹が使用される

床机 しょうぎ

 
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