はてなキーワード: 鳥山明とは
大友先生は難解なところがあっただけに、早くからみんなが解き明かそうとして研究が進んだ。
その結果、フォロワーが続出して潮流になった。
わかりやすいというのは引っかからないってことだから、自然すぎて凄さが気づかれにくいんだよね。
ようやくみんなが「実はすごいぞ」と気づいて、わかりやすさを成立させている文法やテクニックや気配りの研究がこれから進むだろうってときに亡くなられてしまった。
悲しい。
これから研究が進んだとしても、その応用はゆっくりしたものだろうと思う。
いずれ鳥山明先生の編み出した文法は解析されて、教科書的な当たり前の技術になっていくんだろう。
しかしそれを「鳥山明以後」だ、という風に意識するようにはならないんじゃないかな。
「わかりやすさ」を支えているのは基礎の基礎。
基礎っていうのは当たり前の部分すぎて、それが誰の工夫かなんて人々は気にしないから。
電球を発明したエジソンや電話を発明したベルは偉人としてみんな知ってる。
アスファルト舗装を発明した人や鉄筋コンクリートを発明した人が誰か知ってる人は少ない。
そんなもんでさ。
SDガンダムの開祖・横井孝二はアマチュア時代は鳥山明への憧れから「鳥山劣」というペンネームを使っていた。SD体型はDr.スランプのころの鳥山明から影響を受けたものだったのだろう。ガンダムの歴史にも実は間接的に鳥山明の影響があったといえる
ドラクエ4コマからガンガンが出た>ガンガンが当時のマンガ業界の常識を変えた(新しく少年誌を作っても必ずコケると言われてたのをゲーム屋という門外漢が成功させた)
という、絵柄の影響とは異なる切り口の解説はあっていいと思う
じゃあ何でドラクエ4コマは成立したのか? >鳥山明のデザインが土台として有効だったから
みたいなことは言えるんじゃないかな
AKIRA以降みたいな言葉はあった気がするが、鳥山明以降みたいな言葉はない。
ということはAKIRAの作者の方がマンガに与えた革新は大きいということなのか?
ワイドショーなんかは「鳥山明のあの少年漫画の需要を満たしながら可愛い感じのデザインは革新的で若者に『こういう漫画を描きたい』という発想の地図を与えた」みたいなことを言ってたけど。
という対応だろうか
日本株上昇~とか
オスカー受賞~とか
中国との対立激化や全世界的なインフレで欧米変調、スト多発ハリウッドが低調とか諸事情の玉突きの結果なんだろうけど
相対的に持ち出されて出てくる日本スゴイの内訳がそこまで気分よく持ち上げられたいとも思えない、てのもある
SHOGUNがいうほど「本物の日本を見せてやるよ」になってるか? とか
(最近の「武士は舐められたら殺す」サツバツ大好きに流れてる日本国内の史劇事情からしたらSHOGUNのブシドーはちょっと遅れてない?)
ゴジラに駿かよもっと現代の若い世代の日本文化に寄せたとこを評価しろよとも思うし
鳥山明氏の早すぎる死への弔意表明ぐらいだろうか、素直に受け取れそうなのは
あーあ
やっぱそうなるよね
鳥山明持ち上げがそろそろ食傷気味、という増田が出てきて(そりゃ出てくるだろう)思い出した記憶
ご存じの通りドラゴンボールは連載前半はそこまで上位独占ではなく、手堅い中堅の位置づけだった
サイヤ人編あたりから人気が上がり出し、フリーザ対決あたりでトップ
キャラ人気でいうと明らかにベジータでやおいのお姉さまたちが食いつき、
マジュニアと孫悟飯のカップルからマジュニア人気がなんかおかしくなり、
他のジャンプの人気作品、幽遊あたりのお姉さま方の燃料源の連載終了とほぼほぼ一致していた
他ジャンプ作品が消えてしゃぶれるものがなくなった時期になってベジータに食いついたんだなというタイミングで変わってて、
「やおい書きのお姉さま方の気持ちって本当に都合よくコロッコロ変わるんだなあ」と強く印象に残ってるのを覚えている
もちろん、作品として盛り上がったピークがあのへんなのは間違いないのだが
男の身でふゅーじょんや青磁のアンソロを買いまくってた(同人誌即売会に行けるほど行動力も金もなかった)側としては
なんかこう、わだかまりがあったのだった