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はてなキーワード: ヒトラーとは

2011-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20110725004759

はてな民のクズっぷりがここぞとばかりに露呈されてて面白いね。

元記事ブクマ魚拓取った人いるかな?

何人か「逃げた」よ。

はいえ、君の言ってることは承知するけど、まあ現実問題難しい話だよね。

優生思想や差別ゼロにするのは不可能だし、出産するかしないかの選択権は親権を持つだろう両親が担うべきであり、

その選択のもと中絶されたならそれを認めるほかないね

また、出産前診断にしても、障害とわかってから中絶しても、そもそも診断せずに中絶しても、それを人権殺人だと喚くような人間にはついていきたくないね

それでヒトラーだなんだと言うならそれで結構だし喜んでヒトラーの側に投票するよ。


いやーそれにしてもここではてサの貧窮っぷりはお笑い種だ。

アイツらの頭の中に浮かんでは消し去りたい「自己責任」の文字との格闘っぷりが爆笑。

ヒトラースターリン毛沢東ポル・ポトって似てるよね。

彼らに共通する思想ってなんだろう。

2011-07-25

今必要なのは格差固定化労働の再分配

誰もが心では正しいと思ってるけど、口にしたら叩かれるようなことをやってのけたのがヒトラーでありナチスドイツ

今必要なのは士農工商に代わる新たな身分格差社会創造と身分による労働と自由の重み付け。

足るを知るを徹底させることが必要。

低所得労働と高所得労働ヒエラルキー固定化法律ベースで策定されることが望まれる

2011-06-20

1989年以降、人間はごく少数の新しいタイプの支配者たちと、非常に多数の、新しいタイプの被支配者とに、ますます分かれていく。一方は、全てを操り、従える者。他方は、知らずしらずのうちに、全てを操られ、従わされる者たち。

ヒトラー予言

2011-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20110619125915

詳しくないけど、著者の著書リスト見るとマルクスのことも書いてるね。

ググった限りではマルクス主義者かどうかは判断付かない。グレー程度。

まあ、ルソーマルクスヒトラーは同じ思想を持っていたという説もあるくらいだから

そういう人がフランス革命を書くとそうなるよね。

2011-05-31

一番問題なのってさ

ヒトラーの頃から、いやもっと昔からそうなんだけどさ、

仮想敵を作って対立を煽る政治家が人気になるのはどうかと思うよね。

そういう奴って基本的に仮想敵にされた側の人間以外には熱狂的な支持を得るからなあ・・・。

人間って基本的に自分以外、自分達以外が嫌いなんだよね。

2011-04-11

1票に意味はな

http://anond.hatelabo.jp/20110410165952

元記事とはあまり関係がないけど、普段から思っているとおり、私が投票にいって、それが1票として反映されても、何の意味もない。

選挙勝敗には、どうせ影響が出ないだろう。候補者の応援、要はファンレターぐらいの価値はありそうだが、それでも1票が何の役にも立たないのは事実だ。

政治っていうのは、ぜんぶ、他人たちが決めること。

私はその動向を見極めつつ、たとえば現代だったら「人権を尊重するフリをする」「震災を悲しむフリをする」といった態度をとり、その裏腹、心のうちでは自分のことだけ考えればよい。

もし現代の日本じゃなくて、ヒトラー政権下に生きているドイツ人だったなら、積極的に戦争差別には荷担しないにしても、へらへらと笑って現状追認するのがよい。亡命せずにドイツ国内にとどまるなら、そうするのが一番安全だろう。

他人っていうのも、社会っていうのも、私の制御がきかないモノなのだから自然現象とおなじで、うまく利用してやり過ごし、その害を退けるようにしたい。

あとは、そのことによって生じる良心の痛みを、どうにかする手段があればよいのだが…。

2011-02-17

禁煙全盛期の現在ヒトラーの関係

現在日本も「健康国民の義務」の風潮になってきている気が

 

 

健康政策

ヒトラードイツ民族健康を守ることにも強い関心を持っていた。特に、1907年母親クララ乳癌で失ったヒトラーにとって癌の治療は特別な意味を持っていた。厚生事業のスローガンとして「健康国民の義務」を定め、喫煙に対しても反タバコ運動に積極的に行った。環境職場における危険を排除し(発癌性のある殺虫剤や着色料の禁止)、早期発見を推奨した医師はとくにタバコの害を熱心に訴え、彼らは世界で最も早く喫煙を肺癌と結びつけた[39]。

また、「健全民族未来女性にある」として女性の体育を奨励したことでも知られる。そのため現在ドイツでは、政府による過度の健康問題への介入や禁煙禁酒運動ナチズムを彷彿させるものとしてタブー視する傾向にある[40][41][42]。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC

日本地デジ化促進再考

ヒトラーラジオ配布が今の日本地デジ化と重なって見えた

 

 

メディアの利用

当時の最新メディアであったラジオテレビ映画などを使用して

プロパガンダを広めるなど、メディアの力を重視していた。情報を素

早く伝達させるため、ラジオ安値で普及させた(国民ラジオ)。ま

た、これらの一環としてベルリンオリンピックでは、女性監督のレニ

リーフェンシュタールによる2部作の記録映画オリンピア』を制

作させている。

 

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%BC

2010-12-04

http://anond.hatelabo.jp/20101204211933

でも、やっぱそういう層を俺が引きずってやるぜ!

たいなヤツがいないとどーにもならないと思うのね、そりゃ難しいけども。

こっち方面に夢を見る若者が極端に少ないのが問題だと思うんだよ。

自己責任」とか「起業」とか「自助努力」みたいな方向へ若者を煽っても、結局若者総体として得しないと思うのね。

もちろん、ほんの少しの有能な層はその結果得をするんだろうけど。

結局、この手の言説は社会の不満をミクロ・個人の原理に収斂させるだけだと思うんだよね。

だから、今こそその大量にある残りカスを使って「俺が世の中変えてやる」みたいな奴が出てこないとダメなんだろーな、と。

政治指導者」みたい存在に魅力がないのかもしれないね

「将来なりたいものはヒトラー」みたいな人には今こそチャンスだと思うんだけどなぁ。

2010-11-29

ウィキリークスガーディアン

http://www.guardian.co.uk/world/2010/nov/28/us-embassy-cable-leak-diplomacy-crisis

パキスタン

経済破綻による核管理への影響を懸念、政府関係者が核物質を持ち出す可能性も

アフガニスタン:腐敗した行政への懸念、マスード副大統領UAE訪問時に52万ドルキャッシュを持ち出しているのを確認(本人は否定)

米軍司令官やアフガン大統領ヘルマンド州の政府関係者が英軍をけなしまくる。英軍が最も死者を出しているSanginでの失敗については特に手厳しい

イギリス:アンドリュー王子による治安機関や某国に対する不適当な発言

中国グーグルへのハッカー攻撃は中央政治局員が指揮。批判記事を探すためにエゴサーチ実施していたとも。

ロシア非合法活動を実施するために諜報機関マフィアを利用、公電は「事実上マフィア国家」と形容

ロシア&イタリアプーチンベルルスコーニが仲良すぎてアメリカ疑心暗鬼ベルルスコーニは謎のロシア語使いと破格のエネルギー関連契約を締結。

サウジ

テログループ財政支援を惜しまないパトロン存在

イエメン

アルカイダへの米軍秘密爆撃に関するサレハ大統領からペトレイアス将軍への一言「例の爆撃はうちがやった事で、あんたらの仕業じゃないって言い続けるから」

リビア

色っぽい金髪ウクライナ看護婦がいつもカダフィのお供

その他:

濃縮ウランの闇取引未遂、米露核軍縮交渉の内幕

大使館員語録:

プーチンアルファドッグ

カルザイ妄想

メルケルヘタレ、非創造

アフマディネジャドヒトラー

2010-11-22

http://anond.hatelabo.jp/20101122130508

草食系という言葉は、その変更された定義が完全に定着したと言えるほど、人口に膾炙した概念なの?

人口に膾炙するかどうかに関わらず、意味も使われ方も変わる。学術的な定義を問題にしているのならば、筋違い

新たに定義しなおすことで納得していただけるのなら、いくらでも定義しようじゃないか

ボクが意識して使ったのは(http://www.asahi.com/business/update/1120/TKY201011200289.html)ここでの使われ方だ。

というより、もう就職事情ではこのような使われ方をされていると言っていい。ガツガツした学生肉食系との使い分けも容易で、親和性がある。

件のエントリでは、ヒトラーユダヤ人糾弾するように、マッカーシー共産主義者を糾弾するように、草食系糾弾されているけど、

であるならば「草食系」という概念について、もう少し意識的であるべきだと思わない?

エントリでは、ボクの本意とは関係なく差別を肯定的に主張したつもりだ。その例えがもらえるなら、書いてよかったのかもしれない。

http://anond.hatelabo.jp/20101122130018

そんなありきたりな反論はいらないよ。

草食系という言葉は、その変更された定義が完全に定着したと言えるほど、人口に膾炙した概念なの?

それ以前に、元増田は「草食系」という単語に、独自の意味を持たせているよね。

件のエントリでは、ヒトラーユダヤ人糾弾するように、マッカーシー共産主義者を糾弾するように、草食系糾弾されているけど、

であるならば「草食系」という概念について、もう少し意識的であるべきだと思わない?

2010-10-14

自らの正しさを確信すること自体は問題ないのだが、それを「他者に強制する」ことから問題が生じる

ナチスの「25カ条綱領」は日本人必読では

自由 リバタリアニズム 政治 多様性 社会主義 日本 考え パターナリズム

bradexさんが、ナチスの「25か条綱領」というのを紹介している。

ウィキペディア - 25か条綱領

http://ja.wikipedia.org/wiki/25%E3%82..

<25か条綱領(独: 25-Punkte-Programm)はナチス党(国家社会主義ドイツ労働者党)の党綱領。1920年2月24日ミュンヘンビアホールホフブロイハウスで採択された>。

その25か条綱領には、次のようなものが含まれている。

不労所得の撤廃、寄生地主の打倒。

・我々は、大企業利益の分配を要求する。

・我々は、老齢保障制度の大幅な強化を要求する。

・我々は、健全中産階級の育成とその維持、および大規模小売店の即時公有化、小規模経営者に対するその安価賃貸、全小規模経営者に対して最大限考慮した国家・州または市町村に対する納品を要求する。

・我々は、我が国民の要求に適した土地改革、公益目的のための土地の無償収用を定める法の制定、地代徴収の禁止と土地投機の制限を要求する。

・我々は、公共の利益を害する活動に対する容赦ない闘争を要求する。高利貸し、闇商人等の民族に対する犯罪者は、宗派人種にかかわらず全て容赦なく処罰される。

・我々の要求をすべて実行するために:国家の強力な中央権力確立。中央議会国家全体および組織一般に対する絶対的な権威公布された国家の大綱的法規を連邦各州において実施するための階級職業別の団体の形成。

これを大雑把に言い直せば、「大企業は儲けすぎだからもっと税金を取れ」「老人への保障をもっと手厚くしろ」「大きな店は潰して、小さな店だけにしろ」「不動産を貸したり転売して儲けることは許さない」「高金利の金貸しは許さない」といった話だから、いまの日本でもよく言われているような話である。

これがナチスの綱領であることを隠して、「このような政党があったら支持するか?」というアンケートをもし日本でやったら、支持する人はかなりいるのではないか。「立派な考えだ」「なかなかいいことを言っている」といった反応がおそらく続出すると思う。

ナチスについて少し調べればわかることだが、ヒトラーは「ただの極悪人」ではない。ユダヤ人への弾圧虐殺などがひどいのは言うまでもないが、上記のように、政策の方向性としては「左翼的な正義」が基調である。いわゆる「悪人」というよりもむしろ、「使命感に燃えた善人」に近いといってもいい部分がある。

実際、ヒトラー自分が「善」だと強く確信していたからこそ、権力を握ることで「悪」を撲滅しようとしたのだろう。そして、それに一定の説得力があったからこそ、支持を集めて、権力を得ることができたわけだ。

もちろん、ナチスの政策だから全部間違っているということにはならないし、ナチスの政策にも正しいものはあるかもしれない。重要なのは、ナチスの政策が正しいか間違っているかというよりも、「これは善なのだから、他人に強制してもいい」という考え方そのものが危険だ、ということなのだ。

正誤・善悪によらず、何かを他人に「強制」するという考え方にこそ、全体主義ファシズムへの萌芽がある。何かを他人に「強制」してもいいと考えている人は、自らの無謬性(誤りがないこと)をまったく疑っていない。自らの正しさを確信すること自体は問題ないのだが、それを「他者に強制する」ことから問題が生じる。

自由主義リバタリアニズムがこの「強制」を嫌うのは、何が正しいのか、何が善なのかということに関して、唯一の絶対的な基準があるということを疑っているからだ。自由主義者リバタリアンは、つねに異なる意見、異なる価値観を共存させ、多様性を認めることで、社会は発展するし、また社会は安定する、と考える。

自由主義者政府より市場を好むのも、政府は「強制」するものであり、市場は「自由」な取引で成り立つものだからだ。

私の見たところ、日本というのは「これは善なのだから、他人に強制してもいい」という考え方がわりと強い国だと思う。そういう考え方の人は、たいてい「悪人」ではなく、むしろ「善人」だったりする。「いい人」なわけだ。しかし、他人に「強制」すべきでないということや、異なる考え方をあえて共存させる「多様性」の重要性については、あまり理解されていないように感じる。

菅首相なども、「善人」なんだけど、「強制」することが問題だとわかっていない人の典型である。左翼的な考えの持ち主はわりとこのパターンが多くて、弱者を思いやる「善人」なんだけど、「強制」することでどういう問題が生じるかがわかっていない、と感じられる場合が多い。こういう人は、弱者を思いやるのはいいのだが、その一方で、金持ち経営者を「悪」だと決めつけてしまいがちだ。

「これは善なのだから、他人に強制してもいい」という考え方は、まさに「パターナリズム」である。それは、親が子供に対しておこなう場合であれば許されるだろうが、社会のなかで他者に対して「強制」をおこなうことは許されない。しかし、この「強制」が唯一、合法的に許されているのが政府である。

よって、政府は「これは善なのだから、他人に強制してもいい」という考え方の危険性や副作用をよく理解して、どうしても「強制」を行使しなければならない場合にのみ、きわめて慎重に行使すべきなのだが、日本政府はそれをあまり理解しているようには見えない。最近また大店法の話が出てきたりしているのを見ても、「これは善なのだから、他人に強制してもいい」ということを、むしろ無邪気に信じているかのようだ(特に民主党は、以前からこの傾向が目につく)。その規制経済をブチ壊すことを理解できないのだろう。それも経済産業相が、である。

民間人は「ゲームプレイヤー」であり、政府は「ゲームデザイナー」である。企業民間人は、政府のような「強制」力を一切持っていないのだから、社会問題になるような「構造」問題に対しては、企業民間人には責任が生じようがない。これは「システム」の問題なのであり、よって責任があるのはもっぱら、「強制」力によって制度設計をおこなった政府である。それなのに、民間の企業を「ワルモノ」扱いして、その行動をさらに規制すれば問題が解決すると考えているのだから、まるで逆だ。セーフティネットは必要だが、市場規制してもセーフティネットにはならない。

http://mojix.org/2010/10/11/national-socialist-program

関連エントリ

リバタリアニズムキモは「強制しない」こと

http://mojix.org/2010/01/23/libertarianism_kimo

どんなに素晴らしい価値観であっても、価値観の「強制」には反対する

http://mojix.org/2009/08/01/kachikan_kyousei

地獄への道は善意で敷き詰められている(The road to hell is paved with good intentions)

http://mojix.org/2009/03/20/the_road_to_hell

マンガでわかるハイエク『隷属への道』

http://mojix.org/2008/10/22/serfdom_manga

2010-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20100921163051

こういう発言をみつけた。

http://twitter.com/natrom/status/24741381125

どうやら元増田のいいたかったことは

NATROM 「『ホメオパシーを批判している人たちは、ホメオパシーを根絶・撲滅させようとしている。魔女狩りだ』というのは、藁人形論法だ。ホメオパシーを撲滅できると思っている人なんて、そうそういないだろうに。」

ヒトラー「『ユダヤ人虐殺している人たちは、ユダヤ人を根絶・撲滅させようとしている。ホロコーストだ』というのは、藁人形論法だ。ユダヤ人を撲滅できると思っている人なんて、そうそういないだろうに。」

ということらしい。

元記事ではどこまでがNATROMの発言なのかわからないが、いきなり読んですんなり理解できる人がいるだろうか?ヒトラーを出して当てこすりするのも下品に思えてならない。

(追記)トラックバック先間違えた。http://anond.hatelabo.jp/20100921173738

おれはマヌケだ。偉そうに書き方が気に入らないなんて書くのは10年早かったぜ。畜生

http://anond.hatelabo.jp/20100921163051

なに言いたいんだかわかんない。

NATROMなる人物が「ホメオパシー魔女狩りの対象にされている」と主張しているけど、実際にはだれもそんなことを言っていないのでこれは藁人形だ、という意味

ヒトラーとの関係もわからない。NATROMはヒトラーのような危険人物であるってこと?

NATROM 「ホメオパシーを批判している人たちは

NATROM 「ホメオパシーを批判している人たちは、ホメオパシーを根絶・撲滅させようとしている。魔女狩りだ」というのは、藁人形論法だ。ホメオパシーを撲滅できると思っている人なんて、そうそういないだろうに。

ヒトラーユダヤ人虐殺している人たちは、ユダヤ人を根絶・撲滅させようとしている。ホロコーストだ」というのは、藁人形論法だ。ユダヤ人を撲滅できると思っている人なんて、そうそういないだろうに。

http://anond.hatelabo.jp/20100921150443

俺の周りだと男が来たからというよりは自分担当アイドルプロデュース不可で騒いでるやつの方が圧倒的に多い。

騒ぎの原因は②であり、①で騒いでいる人間はよく分かっていない人という気がする。

寝取られで騒いでいるように見えるのは2chまとめサイトとかそのへんや、あのヒトラー映像の印象的な

「可能性を生み出しただけでアウトなんだよ」

と言う台詞のせいではなかろうか。

2010-08-08

http://anond.hatelabo.jp/20100808224742

「これこれこういう、特定の公約をするような奴に投票してはいけません」

なんつーのは、明らかに特定思想の持ち主に対する被選挙権の剥奪だろ。

これやったら、もう民主主義でも何でもないよ。

銀河英雄伝説じゃないが、例え祖国を滅ぼすような候補者国民が選んでしまうとしても、それを選ぶ自由を奪えば、もう民主主義でもなんでもなくなる。

例え選ぶものがヒトラーだとしても、だ。

「自由からの闘争」……を論拠に挙げるのはちと古いかも知れないが、まぁとにかく、ヤバイ公約する奴を選んでしまう国民感情の流れが生まれることを抑止するべきなわけで。

これは子育ても同じかと。


結局、これこれこういう奴はヤバイ、という事前の判断なんて出来ないんじゃないかなぁと。

どうあがいても、選定者の趣味に基づいた独断になるというか。

http://anond.hatelabo.jp/20100808174327

「どんな候補者であっても、投票して良い」のが民主主義の基本だ。

その上で、「ヒトラーの唱える政策を支持してしまう心境に国民が陥っていた」のが問題なわけで。

ヒトラー的政策を公約する候補者であっても、投票して良い」のか。それが民主主義の基本とは思わなかった。

個人的には「どう考えても実行能力がない奴も子供育てていい」とは思えない。これは断種どうこうの話じゃない。責任感皆無、注意力極端に散漫、サボり癖あり、無断欠勤多数、職業倫理観絶無、という人間原発勤務を選ぶ「職業選択の自由」を行使させたってろくなことはない、という程度の話だ。自由には義務もついてまわる。

http://anond.hatelabo.jp/20100808172948

ヒトラーのような政治家投票しない規範」を作ろうとしているように見えるんだが、それはまずいだろ。

「どんな候補者であっても、投票して良い」のが民主主義の基本だ。

その上で、「ヒトラーの唱える政策を支持してしまう心境に国民が陥っていた」のが問題なわけで。

子育ても基本「どんな奴でも子供育てていい」が前提なんだよ。

これを取り上げるルールは、基本ないというか、そんなんあったらそれこそ断種政策だ。

その上で「ヤバイ子育て状況にならないためにはどうすればいいか。いざヤバイ子育て状況になりそうな親がいた場合、親からどう子供を救出するか」が問題なわけで。

http://anond.hatelabo.jp/20100808014408

過去をみている人は、母親ひどいよね。

未来をみている人は、一定のひどい母親がいることは確率論として起き得る。しかし、それは放置できない。では、

そういうひどい母親が発生したときに、育児放棄が起きないようにするには、どうしたらいいか?と話している。

前者と後者は相容れないんだが。(後者母親責任を追わせず、システムとして子供を救うことを目的としている)

母親ひどいよね?という人は、どういう再発防止策を考えているのか、ぜひあわせて書いて欲しい。

書いてあることちゃんと読んでる?

「ひどい母親が発生したときに、育児放棄が起きないようにするには、どうしたらいいか?」はそれはそれでいくらでも話せばいい。

でも、金はある/子育てに友好的態度の人間は何人もいる/働き口はひとまずある、そして単なる「うまくいかなかった」レベルではなしに凄惨きわまる殺人をした、という今回のケースについて、貧困がどうの/友好的人間がいればどうの/働き口がなければどうの、という分析をしたって何の意味もない。再発防止策うんぬんをいうなら現実を把握しないでそれができるわけもない。認識しろ、という話だ。

で、ヒトラー独裁を生んだ原因は、当然社会にもあるだろう。ヒトラーを生んだ社会状況を繰り返さない、という対応はもちろん必要だ。そして「ヒトラー独裁は駄目だ。なぜか?」「ヒトラーという政治家は駄目だ。なぜか?」という認識も必要に決まっている。

駄目な親のイメージがみんなに理解されれば、明らかに不適な人間が親を目指すケースはある程度減るだろう。隣の家を見て「これは駄目だ」と理解して通報もできるだろう。

認識は防止に繋がっている。体罰が減ったのは体罰を生む状況が省みられたからであり、同時に、体罰が駄目で体罰を行なう人間が駄目だ、という認識が広まったからだ。

「どういう再発防止策を考えているのか、ぜひあわせて書いて欲しい」というか、このくらいのことは例えば「なぜこの親は駄目なのか?」を自分できちんと考えたりできる人間にとっては当然に判っているものだと思うんだが。

2010-08-02

誰が誰をホロコースト

はじめに

途中で腹の立った人、題名で既に私の言いたいことがわかった勘のいい方、時間のない方は「本文」を飛ばして「おわりに」を読んで頂きたい。

本文

あなたは、

あなたの旦那さんは、

あなたの息子さんは、

戦争に負けて、巨額の賠償を強いられて、ハイパーインフレの国に生まれたら、家族を養えますか?

父親が貴族やユンカーでもないかぎり自活は無理でしょ。本人の資質努力、やる気なんて関係ありません。どんなに能力、やる気があっても、恐慌と重税下で家族を養える20代の男性なんてほぼ皆無です。外国を侵略したとか言われてるけど、外国を侵略せずに必死で働いてたら、食べていけたと思います?

多くの若者を死なせた国が終戦したら、自動的に“誰かが支援する必要”があるってことでしょ。

支援するのは誰?

・旧敵国(賠償免除、借款)

米国

中立国国際機関

でしょうか。現実的には、戦火を交えた旧敵国(旧敵国も戦争で荒廃してるでしょうし)が自分の生活物資に加え“7000万の敗戦国民の生活物資”を維持し続けるのも、このご時世では苦しいでしょう。

つまり、1910年代世界大戦を起こした国が敗戦した場合

(1)本人が貴族やユンカーで高額収入がある

(2)旧敵国に相当の稼ぎがあり、敗戦国民7000万名の生活物資を何年にもわたって供給し続けられる

(3)中立国が助ける

で、ないかぎりは、

(4)東方拡大により生存圏を確保する

しか、敗戦国に生きる道はありません。

だったら、ヴェルサイユ講和条約を受け付ける時に、

・父親が貴族やユンカーではなく、

政府が支払うと約束した額と現実的な支払い見通しが不十分で、

・旧敵国に、生活物資を支援する財力と予定があると確認できなければ、

「では、このままオーストリアとズデーテンラントに行って、手続きしていってくださいね」と、講和条約を調印する係の人が、講和条約と引き替えに合邦協定草案を渡しながら言う必要があるんじゃないの?

違うのかな・・

「育てられないのに降伏するなんて無責任」という人は、1910年代帝国主義をしちゃダメだと言ってるの?

敗戦する可能性”は誰にでもあるでしょ。“敗戦しても自活できる経済力を付けてから戦争しろ”ってこと?それが責任ある態度だというの?それいったい何世紀くらいのこと?22世紀くらい??何世紀まで働いたら“賠償しても国民7000万人養える経済力”なんてつくの?

民族自決ってのは、同じ民族は一つの国家に住みましょうね、っていう政策なんじゃないの?そのために国際連盟まで設立したりしてんじゃないの?

★★★

記録のための事件概要

1914年6月サラエヴォで、兄弟国の皇太子暗殺される

1914年7月兄弟国は戦争を決意。当事国に最後通牒(後に期限切れで宣戦布告)。

・当事国の同盟国も戦争に備えて総動員を始める。

1914年8月国家防衛のため総動員を開始、自動的に戦争突入

1918年11月 革命と共に終戦。隣国は皇帝を引き取り、共和国としての歴史が始まる。

1921年3月 ロンドン会議が開催され、賠償額が決定。総額1320億マルク。

7月頃から国内争乱開始か。大統領緊急令を連発するなどし法によらない解決を繰り返す。

国内に賠償踏み倒しの声が聞こえ、隣国による保障占領が相次ぐ。イギリス調停を試みるが、国会が運営できず。

1930年ヒンデンブルク(当時大統領)が議会依存しない内閣の結成を命じる。

1933年1月軍部による反大統領クーデターの噂(未確認)

大統領国防軍には屈服せず、ヒトラー首相に指名する。

ポーランド西部のアウシュヴィッツでは、虐殺されたユダヤ人無数が遺体発見される。

1945年4月30日 ベルリンが陥落したところを、ヒトラー自殺

今日時点で報道されている範囲でのまとめです。)

★★★

ホロコースト”の意味は、虐殺とか、抹殺という意味だと思うのだけど、

この事件では、誰が何をホロコーストしたの?

A) ナチスユダヤ人ホロコースト

B) 国民民主主義ホロコースト

C) 旧敵国が敗戦国再建をホロコースト

★★★

この総統が苦学生だった20世紀初頭、ヴィーンでの親友だった音楽家の証言より再構成

彼が総統となってヴィーンに来たときですか?私を接見してくれましたよ。

監視?もちろんなしです。本当ですよ。

それではどうしてあなたはあのいまわしいヒトラーを殺さなかったのですか、ですって?

どうしてって…。彼は私の親友だったからです。

民族自決もいいけど、既に分裂している国家も、もうちょっと合併したらどうかな、旧敵国。

600万人のユダヤ人ご冥福をお祈りします

おわりに

言うまでもないが、改変元→http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20100801

冗談抜きで、ふざけるなと言いたい。「盗人にも三分の理」というが、同情する余地のない人間などどこにもいないのだ。しかしだからといって、追いつめられれば何をやってもいいかのごとく触れ歩くのは単なるデマゴーグに留まらない、犯罪的な言説だ。そもそもこの手の言説は、子供虐待することなく立派に育て上げている圧倒的大多数のシングルマザーに対する侮辱であることに気がつかないのか。恥を知れ恥を。

まして、「なんでも環境のせいにするな、全ては自己責任」という俗流過激ネオリベ思想を推進しているこのデマゴーグブロガーが、こういうときだけ全て環境のせいにするなど、ふざけるにも程がある。

そして、「ジェンダー」という錦の御旗を振りかざされれば目が眩んでことの本質が見えなくなる馬鹿はてな民よ、恥を知れ。

人を殺すぐらいなら、もっとまともな手はいくらでもあったはずなのだ。いくら追い込まれての行動とはいえ、同情の余地にも限度があるに決まっていよう。同情の余地があれば全てが免責されるわけでもなければ、悲惨な境遇に追い込まれれば誰もが罪を犯すわけでもない。

勿論、仮にヒトラーが生まれた時期があと50年遅ければ、誰一人を殺めることもなく平穏に生を終えることができたのかもしれない。逆に、私が当時のドイツに生まれていたらヒトラーと同じことをやったかはともかく、その下手人にぐらいはなっていた可能性だってあることは重々承知している。それぐらいの「想像力」は当然ある。しかしそんなことがヒトラーを免罪することになどならないのは言うまでもない。もしそれを赦すことができる者がいるとすれば、神仏のような超越的な存在でしかあり得ないだろう。いずれにせよ、現実社会ではヒトラーは赦されることは未来永劫あり得ない。それが世の道理というものだ。

この事件、いったいそれと何が違うのだ。「ネグレクトしない自信はない」そんなことはあたりまえだ。母子家庭であろうとなかろうと、ネグレクトをしてしまう可能性はある。人間とはそういうものだ。しかし、その責任を自ら引き受けることなく子育てなんてそもそもできるわけがない。育児に限らず、一寸先は闇の現実世界というのはすべてそういうものだ。誰も、他人が過ちを犯す可能性を零にしてやることはできないのだ。なんとか自分を律するように最善を尽くすしかない、それが本当の意味の「自己責任」ではないのか。

2010-07-06

「卵」 by Andy Weir

発端:http://i.imgur.com/VlwP6.jpg via Reddit

オリジナルhttp://www.galactanet.com/oneoff/theegg_mod.html

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おまえが死んだのは帰宅の途上のことだった.

車の事故だ.なにも特別なことはない.ただ命取りだっただけだ.お前は妻と2人の子供を残して逝った.痛みはなかったはずだ.救急チームはベストを尽くした.でも駄目だった.おまえの身体は完璧にぶっ壊れてたから,死んだほうがよかったんだ.嘘じゃない.

そしておまえは私と出会った.

「一体……何が起こったんです?」お前は尋ねた.「ここはどこなんですか?」

「おまえは死んだ」事実ズバリと言ってやる.

トラックがいて……それからそいつがスリップして……」

「そう」と私.

「わたしは……死んだ?」

「そう.だがまあ気を落とすな.誰だって死ぬ」と私.

おまえはあたりを見渡す.まわりには何もない.おまえと私だけだ.「ここはどこなんです?」お前は尋ねる.「死後の世界ってやつですか?」

「そんなところだ」と私.

「あなたが神様ですか?」とお前.

「ああ」と答える.「私は神だ」

子どもたちは……わたしの妻は……」とお前.

「彼らがどうした?」

「今後上手くやっていけるのでしょうか?」

「うれしいことを言ってくれるじゃないか」と私.「死んだというのに一番気にしているのは家族のことか.善い振る舞いだ」

おまえは魅惑されたように私を見ている.おまえには私はまったく神様らしく見えない.ただの男,あるいは女性のように見える.多分,ある種の漠然とした権威を示す姿形だろう.「全能者」というよりも学校の文法の教師のほうが近い.

「心配しなくていい」と私.「みんな大丈夫だ.子どもたちはおまえを何事にも完璧な父親だったとして記憶する.彼らにはお前のことを思ってうじうじと悩む暇なんてない.お前の妻は外では泣くだろう.だが内心ではほっとしている.公平に言えば,おまえたちの結婚は終わっていたんだ.ただし,彼女自分がほっとしていることをとても後ろめたく思っていると言えば慰めになるかな?」

「あぁ……」とおまえ.「で,これから何が起こるんです?わたしは天国地獄かそんなところへ行くんですか?」

「いや」と私.「おまえは生まれ変わる」

「おぉ」とおまえ.「それじゃヒンズー教徒は正しかったんですね」

「どんな教えもそれ自身の意味では正しい」と私.「ついてきなさい」

おまえはついてくる,私が虚空を歩くに従って.「どこへ行くんですか?」

「どこへ行くというわけじゃない」と私.「ただ,歩きながら話したほうがいいと思ってね」

「それでどうなるんですか?」とおまえ.「わたしが生まれ変わったら,まっさらな状態になるんじゃないですか?ただの赤ん坊に.わたしがこの人生で得た経験も何もかも意味がなくなってしまう」

「そうではない!」と私.「おまえは過去の人生で得た全ての知識と経験を持っているのだ.ただ今はそれが思い出せないだけだ」

私は歩みを止めておまえの肩を掴む.「おまえの魂はおまえが考える以上に素晴らしく,美しく,莫大なのだ.人の心というものは存在のほんの断片しか保つことができない.ちょうど水の入ったグラスに指を浸して,水が熱いか冷たいかを確かめるようなものだ.おまえは自分自身のほんの一部分だけを水に入れている.そこから出してしまえば,得られた経験は全てお前のものになるのだ」

「おまえはこの48年間ずっと人間の中にいた.だからまだ広がりきってないし,浸っていたときの意識の名残りを感じている.もしも私とおまえがずっとこうしていれば,おまえは全てを思い出すだろう.だが,それぞれの人生の間でそうなることはない」

「一体,どれくらい私は生まれ変わったんです?」

「多く.とてもとても多く.様々な人生の中に」と私.「今回,おまえは西暦540年の中国農家の娘になる」

「何ですって?」おまえはつっかえる.「あなたは私を過去に送るのですか?」

「まあ,言ってしまえばそうだろう.時間というものは知ってのとおりおまえの宇宙にしか存在しないものだからな.私が来たところとは違うのだ」

「あなたはどこから来たのですか?」とお前.

「ああそうだな」と私は説明する.「わたしはある処から来た.ここではないある場所だ.そこには私と同じような者たちがいる.そこがどんなところか知りたいだろうが,正直なところお前には理解できないだろう」

「あぁ」おまえは気を落とす.「でも待ってください,もしわたしが同じ時代に別の場所で生まれ変れるのなら,わたしは自分自身とやり取りできるということではないですか?」

「もちろん.それはいつも起こっている.そして二人は自分自身の人生意識しながら,それが起こっていることに気づかないのだ」

「ではこれら全てに何の意味があるのですか?」

「本当に聞きたいか?」私は尋ねる.「本当に?おまえは今わたしに人生意味を問うているのだぞ.あまりに型にはまった質問じゃないか?」

「ええ,しかし利にかなった質問です」おまえは抗う.

私はおまえの目の中を覗き込む.「人生意味とは,わたしがこの宇宙全てを創った理由は,おまえを成熟させるためだ」

「それはつまり人類を?あなたは私たちに成熟してほしいと?」

「違う,おまえだ.わたしはこの宇宙全てをおまえのために創った.おまえが新しい生命の中で育ち,成熟してより大きくより偉大な知性となるために」

「わたしだけのために?他のみんなは一体?」

「おまえの他は誰もいない」と私.「この宇宙には私とおまえだけだ」

お前は呆気にとられて私を見つめる.「しかしこ地球上の他の人々は……」

「全てお前だ.お前の別々の生まれ変わりだ」

「ええっ,わたしがみんな!?」

「分かってきたようだな」とおまえの背中を励ますように叩いて言う.

「わたしは今まで生きた人類全て?」

「あるいはこれから生きる者も含めて,そうだ」

「わたしはアブラハム・リンカーン?」

「そしてジョン・ウィルクス・ブースだ」と私は付け加える.

「わたしはヒトラー?」お前は唖然として言う.

「そして彼が殺した何百万人でもある」

「わたしはイエス?」

「そして彼に付き従った者全てだ」

おまえは押し黙った.

「おまえが誰かを犠牲にしようとするたび」と私.「おまえは自分自身を犠牲にしているのだ.おまえが行った全ての親切は,おまえが自分自身に行ったことなのだ.人類経験した,あるいはこれから経験する全ての幸福と不幸,それを経験するのはおまえなのだ」

おまえは長いこと考えていた.

「なぜ?」とおまえ.「これら全ては何のために?」

「なぜならいつの日かお前は私のようになるからだ.なぜならそれがおまえという存在だからだ.おまえは我らが種の一員だ.おまえは私の子どもなのだ」

「なんという…」お前は言う,信じられなさそうに.「つまり,わたしは神の一員だと?」

「いや.まだそうではない.おまえは胎児だ.まだ成長の段階にある.全て時代の全ての人生を生きれば,おまえは孵るのに適したほどに成長するだろう」

「それではまるで,この全宇宙は」とお前.「それはちょうど……」

「ちょうど卵のようなものだ」私は答える.「さあ,次の人生に移動する時間だ」

そして私はお前を送り出した.

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