2018-10-11

日本臨床心理学における査読論文価値

anond:20181009215657

心理学について書こうと思ったら、お一人書いてくださった方がいたので、そこで「特殊」とされていた臨床心理学について書きます

臨床心理学系の大学院博士号を取って、現在大学で臨床と研究をしています

論文事情を書こうと思ったら、背景にある臨床心理学事情になりました…。そして「日本の」と書いたのは、日本の固有の事情もあるためです。

はじめに

臨床心理学における研究は、おおよそ以下の3つに分けられます

 1:ブコメであったような、症例報告から始まってランダム対照試験まで行くという医学疫学的な研究

 2:事例研究やそれを踏まえた臨床論的研究

 3:その他の調査研究ちょっと大雑把ですがゆるしてください、そして私のメインはここです)

少々雑な括りで、中間位置する方や例外もままいることを踏まえ、あくまでも概要を述べているということを踏まえたうえでお付き合いください。

論文事情

https://anond.hatelabo.jp/20181009215657 では心理学論文事情として以下の順序を挙げていらっしゃいました、

 査読付き英語論文>>>>査読日本論文>>査読なし日本論文(いわゆる紀要査読有り紀要も含む)

これは、1と3を自分研究領域にしている臨床心理学者にもほぼそのまま当てはまりますし、海外でも同様です。

そのため、競争が激しい業界院生さんだと、Predatory Journalに投稿しているケースも残念ながら見ます

特殊なのは、「2:事例研究やそれを踏まえた臨床論的研究」を中心としている人たちです。

この方々の多く(全員ではありません)は、場合によっては「論文」というものを軽視すらしていますし、査読論文の数も非常に少ないです(大学に勤めている以上、建前で「論文書かないとね」と言ったりはしますが)。

これは分野外の人からはよく見えないため(もちろん業績調べればわかります)、中々ややこしい問題です。

私の観測範囲ですが、下手にこういう人たちが多い大学就職しようとしたり、あるいは就職してしまったりすると、論文業績が多い人はかえって冷めた目で見られたりすることすらあります

このような信じられない断絶が臨床心理学の中にあるので、業界からはわかりにくいのです。

ちなみに「2:事例研究やそれを踏まえた臨床論的研究」の人たちの業績に対する意識は人文系に近く、私も完全にはよくわかりません。ただ少なくとも、英語査読論文を無条件でありがたがったりはしません。

しろ”深みのある”事例研究理論検討が尊ばれ、そうしたものに特化した特定学術雑誌論文や、あるいは書籍などを重視する印象です。

業界事情(長いです)

なぜ学問を行う場である筈の大学において、こんな断絶が起こるのでしょうか。

つの要因は単純に「世代」です(繰り返しますが大雑把な区切りです)。

世代によって何が違うかというと「臨床心理学に対する考え方」が違います

もっと具体的には「エビデンスを重視するか否か」の違いです。

エビデンスを重視しないなんてバカ?」と思う方も多いと思います

私も7割同意しますが、これにはこれで事情があります

先ほど書きましたが、2の人たちが重視するのは事例研究です。

https://anond.hatelabo.jp/20181009215657 には、「事例研究には物語以上の価値はないのでは」とありました。

「そう見えるのは仕方ないだろうな」と思う気持ちと「物語価値過小評価しすぎですよ」という両方の気持ちを抱きます

なぜかと言えば、「クライエントの人生」を理解しようとすれば、どうしても「物語」というフレーム必要になるからです。

古典的な臨床家(心理療法をやる人)は、クライエントの人生全体を見ます

クライエントが訴える問題(やる気が出ないとか、落ち込むとか)を全てと考えるのでなく、むしろ人生における氷山の一角と捉えます

そして、クライエントの人生をそのものを見つめ、その人がより良く人生を歩んでいけるよう、どうにかこうにか支援をしていくわけです。

(「大きなお世話」「思いあがるな」と思われる方もいるでしょうし、下手すると実際にクライエントにとっても大きなお世話になります

その人の知能や症状の程度、パーソナリティなどを数値化して客観的に捉えることは心理学の得意技ですが、それでその人の人生全ては捉え切れません。

人生というものを捉えようとした時、どうしても物語必要になります

もちろん、物語ですから完全に同じ事象再現されることはまずありません。そのため、厳密な「エビデンス」はそこから得ることはできません。

ですが、だからといって物語意味がないわけでもありません。

物語から自分は何も学んだ覚えはない」という人がいたら、それは物語意味がないのではなく、恐らくその人に学習能力がないためです。

物語を蓄積していくことで、我々は人間に対する理解をより深いものにしていくことができます

そのため、日本臨床心理学者は「エビデンスなんかいらない」というよりも、「物語を蓄積してくしか、やりようがない」と思っていた部分もあると思います

またもう少しフォローしますと、単に物語を乱立させるのでなく、蓄積された様々な「物語」を体系づける理論の構築自体は脈々と行われてきました。

それが、「2」の後ろ半分「それを踏まえた臨床論的研究」です。

フロイト精神分析なんかは、今でも理論精緻化され続けていて、それはそれで読むと非常に面白いですし、人間理解に大いに役立ちます

というわけで昔の臨床心理学は、多分に人文的というかアート的な学問領域でした。学んでみると非常に面白いのですが学問としての欠点もたくさんあります

最たる点が、多くの方が既に感じていらっしゃる通り、物語性を重視するあまり客観性エビデンスをあまりに軽んじてしまたことです。

 ◆

しか1990年代の後半頃でしょうか、「認知行動療法」と「エビデンス重視」の立場が、アメリカから日本へ本格的にやってきました。

心理療法の一つである認知行動療法エビデンスを非常に重視します。

例えば「うつ病」ならば、患者抑うつの程度を測定し、「認知行動療法を行うと抑うつの程度が有意に下がる!」みたいな研究バンバンやるわけです。

当時の学会の様子は今でも覚えていますエビデンス重視の方々は「それエビデンスあるんですか?」と、どこかの誰かのようなセリフを旧来の臨床心理学者に容赦なく投げつけ、大変気まずい空気を作り出していました。(別に悪いことではないですが)

残念ながら旧来の臨床心理学者はそれに真っ向から反論することができません。なぜなら、実際の所エビデンスは無いからです。

ただし、客観的エビデンスが求められる研究では、「客観的に扱える要素」しか扱うことができません。

そういう「客観性」では捉え切れない人間の心を探求していったのが、これまでの臨床心理学だったはずです。

ですから多くの人にとって、「エビデンス」というものが極めて底の浅いものに見えたという部分もあると思います

実際私もそう感じる部分はありました。確かにエビデンス大事だけど、余りに機械的人間の心を扱いすぎていないか?と。

それって、本当に臨床心理学が目指していたことだっけ?

とはいえ、旧来の臨床心理学者がその文学性に浸りすぎ、客観性過小評価していたのは間違いないと思います

エビデンスに対して「人生の深みをわかっていない」「客観性が全てではない」と言っても、インチキしか聞こえないでしょう。

要するに、物語偏重し、エビデンス全否定する姿勢は間違っていますが、エビデンス偏重し、物語全否定するのも同様におかしいと、私自身は思います

そういう微妙バランスというか面白さが臨床心理学の中にはありますし、どちらも人を支援する上では大事視点だと思います

 ◆


まぁその後は各学会大学内で、明に暗に色々な小競り合いがあって、現在は昔よりもだいぶ両者が折り合いつつある雰囲気です。

一つは、純粋な「2:事例研究やそれを踏まえた臨床論的研究」の人たちが減ったという単純な理由です。大御所の多くが高齢化し、以前よりはだいぶ比率が少なくなりました。

逆に、認知行動療法がだいぶ浸透した結果、若い世代では認知行動療法が専門外でも、エビデンス重視の考えは馴染みのあるものになっています

また、認知行動療法の人たちも”表面的な”エビデンスが全てではないという姿勢の人が増えてきました。

また、個人的にすごく大事だと思うのが、実証重視の方々にとっては「物語」の代表に見えるであろう精神分析系の心理療法も、ちゃん効果確認されるようになってきたたことです。

これによって、「エビデンスが全てではない」と意地を張らなくても良くなってきたのだと思います

結局、エビデンス否定するのではなく、自らエビデンスを出すことで (とはいえ研究殆ど海外ですが)、問題は解消されつつあります学問としてこれはとてもよいことだと思います

 ◆

つい最近中室牧子さんとかによって、教育業界エビデンス視点を持ち込む動きがありますが、同じように、日本臨床心理学にもエビデンス視点を持ち込もうという動きが20年程前にあったのです。

エビデンスに対する考え方の違いは、人間理解に対する考え方の違いであり、それが論文業績に対する考え方の違いにもつながっていたという話です。

これを読んでみて、改めて「臨床心理学ってクソだな」と思った人もいるかもしれませんが、こういうゴタゴタも乗り越えつつ、少しずつ学問としてブラッシュアップされていっている臨床心理学が私は大好きです。

長くなってしまいました、すいません。

おまけ

長くなったついでで恐縮です。

https://anond.hatelabo.jp/20181011091532 「再現可能性が4割」の部分に

https://anond.hatelabo.jp/20181011091734 「びっくりするほど信用できない学問だな てか学問かそれ 」というコメントを見かけましたが、これ心理学だけの問題じゃないんですよ。

Natureが少し前にいろんな研究者に調査しましたが、理系領域だって再現性は決して高くありません。

https://www.nature.com/news/1-500-scientists-lift-the-lid-on-reproducibility-1.19970

しろ追試をちゃんとやって、どれが再現できるか否かをふるいにかけ、学問を発展させようとする態度こそが科学的だと私は思います

記事への反応 -
  • 物理科 素粒子分野の業績事情

    人文系の文献の取り扱いとか業績についてちょっとだけ - dlitの殴り書き こちらの記事に賛同したので続いてみます。 確かに異分野の事情をお互いにわかっていたほうがみんな幸せにな...

    • 心理学における査読論文の価値と現状の問題

      https://anond.hatelabo.jp/20181010122823の流れに乗って、先日心理学についても書いたので少し補足して再投稿してみる。  最初に断っておくと私見に満ちている文章なので心理学者からも異論...

      • 日本の臨床心理学における査読論文の価値

        anond:20181009215657 心理学について書こうと思ったら、お一人書いてくださった方がいたので、そこで「特殊」とされていた臨床心理学について書きます。 臨床心理学系の大学院で博士号...

        • anond:20181011184334

          ▼エビデンス 実証重視の方々にとっては「物語」の代表に見えるであろう精神分析系の心理療法も、ちゃんと効果が確認されるようになってきたたことです。 それこそ、そのエビデン...

      • anond:20181009215657

        ちょっと待ってください。 Predatory Journalは、本当に詐欺雑誌でしょうか? 詐欺罪は、 刑法246条 1.人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。 2.前項の方法により、...

      • https://anond.hatelabo.jp/20181011091532

        心理学の研究結果、6割以上が再現不可能 検証調査 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News https://anond.hatelabo.jp/20181009215657

      • anond:20181009215657

        経済学もこんな感じですね.

      • anond:20181009215657

        一言でまとめると日本語で高等教育が受けられるのはメリット厨はうそつきだってこと

    • anond:20181010122823

      ちゃんと勉強しなかったんで、対称性からノンゼロな形状因子導くことすらできない。群論をやりなおしたい

    • anond:20181010183113

      ただ今集中砲火浴びてるジェンダー論や法学(右側の政治的な理由も相まってるのが気持ち悪いし、理系の偏見で査読英語言うのは周りにも飛び火しそうで迷惑だってのは理解したが)...

      • anond:20181010203532

        そびえ立つゴミの山を築けば素人はビビって言うこと聞いてくれるだろって調子なわけねなるほど

      • anond:20181010203532

        言ってることはわかるんだけど、公的な資金援助を受ける以上、受ける側が透明性や有用性をアピールする必要があって、無関係の納税者に「お前らもっと勉強しろ」っていうのは、相...

        • anond:20181010204115

          120%同意しかない。げにその通り。 素人勉強しろといきってるのが文系、理系は金がかかるだけになんとか理解してもらおうとプレスリリースや教育に必死である。はやぶさ2号とか涙ぐ...

      • anond:20181010203532

        腹話術長すぎw

      • anond:20181010203532

        (cf. http://synodos.jp/society/19195) 北村紗衣、こいつWezzyなんぞに投稿してるカルト宗教家じゃん

        • anond:20181010205508

          その人はてなの有名人だぞ

        • anond:20181010205508

          知識も能力も全くかなわないしそれを自覚しているけどフェミニストに対して呪詛だけは吐きたい卑劣で哀れな豚の糞とそれに☆をつけるクソバエどもが哀れw http://b.hatena.ne.jp/entry/b....

      • anond:20181010203532

        社会学は他の学問と比べても分野内の差異が大きすぎるんだよなぁ。 ゲーム理論を援用して数理モデルを構築する者、RやPythonを使って統計モデリングを行う者、 教区簿冊や宗門人別改...

      • anond:20181010203532

        人文学と社会科学か。社会科学のほうが科学なのに怪しさが入り込む余地がある気がしてしまうのも奇妙だが、哲学とかだと論理的な議論はあっても「正しさ」を決めることはできない...

        • anond:20181011040543

          理系でも教授の贔屓やコネはないわけじゃないけど論文数(あるいは引用数)で無能認定する仕組みは馬鹿の排除には有効なんだよ(捏造の動機にもなるけど)。 論文数で無能認定は...

        • anond:20181011040543

          ぶっちゃけ話をすると,私はこれまで「別に査読はなくてもいいだろ」という話を延々としてきたのだが,ブコメやらtwitterやらで文系擁護派の一部の人が「人文系の学問は査読になじま...

          • anond:20181011090428

            文系に査読があるかないかなんて外の世界の人間にはぶっちゃけどうでもいいので むやみに外の世界に殴り込みをかけてこないでくれ 無茶な殴り込みをかけようとしてるやつはちゃんと...

            • anond:20181011091619

              武田邦彦と近藤誠と菊池誠を黙らせてくれればフェミ学者を自浄することも検討しますのでどうぞよろしくお願いします.

              • anond:20181011093225

                知らねーよ俺は別に理系の学会と関係ないし

              • anond:20181011093225

                武田邦彦と近藤誠と菊池誠が好き放題やってるうちはフェミも頭のおかしいラディもキチも放置しますのでよろしくという宣言ですねわかりました

              • https://anond.hatelabo.jp/20181011093225

                「じゃあ俺が菊池誠を○るわ」 「俺もやるぜ、菊池はパブリックエネミーだからな!」 「俺も俺も」 「…あの、他は?」 「ど う で も い い(キリッ」 「ニセ科学批判クラスタ()で勝...

                • anond:20181011180113

                  なんか「バンドメンバー募集、当方ボーカル」みたいだなw

              • anond:20181011093225

                自浄しなくていいので叩いてどうぞ

              • anond:20181011093225

                まあその辺もアレだけど、もっと問題なのは「科学ブーム」ってやつな 原発なんかも含まれるが、政治的ブームに乗っかって莫大な国費を費やしてるのは文型よりも理系なんだわな https:...

      • anond:20181010203532

        今に至るまで因習を是正できなかったダメ学問である証言を長々とありがとう 学問の国際標準化とやらをこちらに散々強制しておいて自分のところは安全圏でのほほんとだらけてたとい...

        • anond:20181011101909

          でもお前ワナビーのニートじゃん

          • anond:20181011102517

            ニートとワナビーは相反する概念だろ。ニートとワナビーを包括したいのなら「浮浪者」とかそういう概念を当て嵌めよ。

            • anond:20181011102624

              ニートしながらワナビーやってる人間なんていっぱいいるだろ。なろうとかに

          • anond:20181011102517

            自己投影お疲れ様です 就業支援はハロワだけではなく、各自治体でも行っていますのでご相談ください

      • anond:20181010203532

        ふむ、評価の手法も多様性があり、画一的な評価方法は却って学問の自由を阻害するというのはわかった。 で、あの千田とかいう頭のおかしいヤツが社会学者ヅラして教授でござい、...

      • anond:20181010203532

        はぁ?????? 俺はさんざん怒ってきたよ!!!!!! コミケだって夏冬3日間ずつ参加しとるわ!!!!!! 味方を撃ってんじゃねえって言ってんだよ!!!!!! 増田で...

      • anond:20181010203532

        色々と勉強になったし、分野ごとに評価の基準も様々ある事情や理由もわかった。 ただ、やはり理系の学問でよくあるように仲間内での評価と論文誌ベースでの評価の両建てとなるよう...

      • anond:20181010203532

        この説明を読んで文系は論文の正確性が担保されていない、信頼性が低いとか言ってるのは何を考えているのだろう。 例えば学士助手は、「学内でみっちり審査する」ことで正確性や信...

      • anond:20181010203532

        法学:ほぼ実務に即するので、最高裁判決を頂点にある程度の客観性は担保されてる。ただ、憲法学は宗教論争化しており、政治学側からの批判が多い。海外の考え方を持ち込む意欲は...

        • anond:20181011145015

          追試ができないことが問題っていうけど じゃあさ仮にAIや計算科学の発展で社会をシミュレーションすることができるようになって追試が可能になったとして このあいだの40代独身が日...

          • anond:20181011150429

            横からだけど 「40代独身が日本を滅ぼす」って話そのものが「40代独身率と日本のヤバい度がリンクしてる」って程度の知見だろ 仮にこのアイデアが超絶有能AIによって再現性が認められ...

          • anond:20181011150429

            その指摘はもっともで、統計学的なデータ分析偏重が批判されるポイントでもある。 ソシャゲのガチャ(ギャンブル全般)を見て「多少のハズレ(不幸)があったほうが、幸福度の総力...

        • anond:20181011145015

          逆に日本の考え方を海外に発信しようという気概はほぼない 途上国において未整備の法律を立法する際に日本の法律を参考にする、みたいなことはあって(例えばこの間台湾著作権法...

      • anond:20181010203532

        肝心の千田が教授として不適格かつその不適格性を見抜けてない社会学の査読その他の評価体制に係る妥当性について完全に無視を決め込む詭弁の集大成、 と思ったのだがブクマの反応...

      • 単に素朴な疑問に答えてるだけならこんなに疲れねえよ

        Dragoonriders まあ、こうして知見が溜まるのは、素朴な疑問って大事だよな、と言っておく。疲れると思うが存分に書いていただきたい。 単に文系アカデミアでのキャリアパスを聞かれ...

      • anond:20181010203532

        博士課程単位取得退学 理系にも博士課程単位取得退学はいますよ。東京大学だと、博士課程に進学して、授業の単位を一コマ分取ればこの肩書を得られます

    • 情報工学 CG分野の業績事情

      http://dlit.hatenablog.com/entry/2018/10/10/080521 https://anond.hatelabo.jp/20181010122823 私もこの流れに賛同したので続きます。私は博士課程の学生なので、多少間違いがあるかもしれませんが、大筋は合...

      • anond:20181011010934

        近年、注目を浴びているのは、深層学習と組み合わせることで、ラフな線画をプロが書いた様な鮮明な線画に自動的に置き換えたり、また無彩色の画像に彩色する様な研究です。 どう...

      • anond:20181011010934

        良いまとめだと思う。ただレンダリングがスタープレーヤーかって言うと、うーんって感じになる。アニメーションの研究は結果が一発でよく分かるのに対して、レンダリングは主流に...

      • anond:20181011010934

        結構よくまとまっているとは思うんですけど、博士学生だからか少し偏りがあるので、もし参考にする学生が居たときのために、少し補足させてください(ちなみに私は本職です)。 分...

    • anond:20181010122823

      今回の騒動では、こういうアカデミアの理性的な人達によるローカルな研究事情が沢山読めたので 火の粉を払うために無駄な労力を使わせて申し訳ない、と感じながらも有難く思ってい...

    • anond:20181010122823

      どうでもよいことなのですが、「情報系では」は主語ではありません。ただ、主題ではあるかもしれませんね by 情報系の自然言語処理の博士号取得者。

    • anond:20181010122823

      「素粒子論では査読が重視されていない」というのは Empirical Science である Physics の一分野であるにもかかわらず Empirical な Evidence と結びつくのは査読のだいぶ後で、査読でチェックされ...

    • anond:20181010122823

      周りに現象論の人が多かったですが、修論で教員メインの論文に少し関わって共著で一本、博士課程の間に同じ感じでもう一、二本出しつつ博士論文までに自力のものを一つ出す、くら...

    • anond:20181010122823

      分野名として使うときのLatticeは、ほぼ計算機シミュレーションのことを指すことは触れておいたほうがいいかも。 計算機とは関係なく場の理論の格子離散化を研究している人はいますが...

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