2017-12-23

おっさんの恋の記録

中学1年生。

部活の先輩であり同級生お姉ちゃん、Wに恋をする。本当に可愛い人だった。

中学2年生。

■突然「好きです」という内容の手紙を渡してきた違うクラスのS。あまり喋ったこともなく、初めての事でどうしたら良いかから放置。その後も何回か手紙をもらったがやっぱり放置おさげが似合う美人だっだが別に好きではなかった。その後なんかしらんが俺の事は嫌いだと公言し始めた。

■同じ吹奏楽部クラリネットを吹いていたIに告白される。ブスで別に好きではなかったが愛嬌のある子でなんとなく、付き合うってのををやってみる。たまに一緒に帰ったり、電話をしたりしたがめんどくさくなって放置。この子とはギクシャクしたまま卒業までいく。

■同じクラスメガネをかけた幼馴染のHは巨乳になっており、昼休みかにじゃれあいおっぱいを揉んだりしていた。最初は笑いながらも嫌がっているようだったが、徐々に向こうからそういう事をするシチュエーションを作るようになってくる。いま思うとなんか凄いことだな…。それ以上の事はしてない。

■同じクラスの幼馴染のMが好きだった。ぱっちり二重のキラキラした笑顔は今でも思い出せる。Mはその後ヤンキーと付き合った。

■1つ上の先輩Oがよく家に電話してくる。これは別にその類ではなかったのかも。母親に「好きでもない子と長電話すると損だぞ」みたいな事を言われなんか嫌だった。

中学3年生。

■一つ下の学年のトロンボーンを吹いていたショートカットのAが気になりだす。眼鏡をかけていて笑うと大きい前歯の目立つ、可愛い子だった。校内に「Aとセックスしたい」という落書き発見たことがある。なんか興奮した。

■秋頃。Aの事が好きだったが、告白されてAの友達のCと付き合う事に。

■Cはタレ目で、まあまあ可愛かったがCの事も特に好きではなかった。放置していた。

■Aが突然ブルマ姿で四つんばいになってる写真をくれる。まだ持っている。当然ネタにしていた。

卒業間近。なんとAに告白される。予想打にしないことで唖然としていると急ぎ足で去ってしまった。その夜に勇気を出し家に電話。Aのお姉ちゃんがでて「風呂に入ってるよ」と。完全にタイミングをのがす。それ以降電話しなかったし、直接会うことも無かった。なんでしなかったのかな。Aとはその後続きがある。

卒業式。真面目なクラリネットを吹いていた双子の片割れSが第二ボタンを欲しいと言って家に来た。あげた。

高校1年生。

■同じクラスにいたすごい美人のYに恋をする。Yはその後違うクラスイケメンと付き合った。

■同じ部活フルートを吹いてたNが気になりだした頃、友達Tに「Nが君の事気になってるって」と言われ一緒に帰るなど。嬉しかったがシャイで前に進めず、それきり。なんとなくNともギクシャクしたまま、が続くが、Nはその後別の奴と付き合う。Tはその後続きがある。Tには「増田くんは女慣れしてるよね」と言われなんか傷ついた。

打楽器をやっていたMに恋をする。色白で髪は茶色ががって、目が大きくすごい美人だった。Mはその後OBの先輩と付き合った。

高校2年生。

部活の1つ上の学年の先輩Kに告白される。顔が小さく、背が高い。元気で明るい人だった。迷ったが付き合うことにした。

■Kは今までの子と違いとにかく積極的だった。毎日一緒に帰ろう、と言ってきて、時間があれば休日デートをした。一緒にいて楽しく、異性と付き合う事の楽しさを知る。いつしかKの事が好きになる。

中学告白されたAが同じ高校にやってきた!どうやら俺を追ってきたと…。なんか引いてしまい、冷たくしてしまう。Aはその後同級生と付き合った。それなりに幸せそうにみえた。

■夏にK相手童貞卒業合宿中、夜中に抜け出し体育館舞台袖でセックスした。

高校3年生。

友達Tが学校をやめる。別の高校に入り直したとの事。

■Kは卒業して大学生。楽しく付き合う。Kは親の車を使うようになり、カーセックスなど楽しいことをした。妊娠疑惑とか色々あった。

■夏頃なんとなく疎遠に。「大学で他に好きな人ができたから別れたい」と手紙をもらった。生きてて初めて失恋と呼べる失恋だった。生きる気力が無くなった。

■だが、色々あり年が明けてよりを戻す。

卒業式。2個下の子告白される。今の彼女とうまく行ってるので、とちゃんと理由説明して断る。少し大人になった瞬間。

■突然Tから電話。Tは長い黒髪の似合う目のぱっちりした美人だったが、なんか不思議ちゃんのところがある子だった。「実は君の事が好きだったの」と告白。これはなんでか覚えてないがきちんと返答をせず濁した。やましい事を考えてたのかもしれない。だがその後は放置してしまった。

■しばらくしてTから手紙。「まだ友達でいれる?」と。本当に悔やまれるがこれもきちんと返事も出さず放置してしまった。Tとはこれっきりだった。友達でいたかった。すまん。

専門学校へ。

1年生。

■Kと引き続き付き合う。

■同じ科のYに恋をする。Yはだいぶ年上の彼氏がいた。

■残って課題をやっていると、教室にもう一人残っていたFから「飲みに行こうよ」と誘われる。Fは顔は普通だったが面白い子だった。ベロベロに酔う。「帰るの面倒くさいから泊めてよ」というと「何もしないならいいよ」と泊めてくれる。初めて入る一人暮らし女の子の部屋。Fには当時遠距離彼氏がいた。こっちもKと付き合っていた。本当に何もしないで床で寝た。

■後日どういうわけか俺を泊めたのが彼氏にバレたらしく大喧嘩して別れたと言う。

■同じ科のOが気になりだす。Oは以前から彼女とどうなの?」と執拗に聞いてくる子だった。ボブの似合う猫目のかわいい子。別に俺に好意があったのかどうかはわからない。

2年生。

■何もなし。Kと楽しく付き合う。

別の専門学校へ。

1年生。

■同じクラス福岡出身のだいぶ年上のYに恋。博多弁が魅力的で、小柄で可愛かった。Yとは友達としてよく遊んだ

■同じクラスのよく遊んでいたE。まただいぶ年上だったが長い黒髪きれいな長いまつげの美人だと思っていた。古いテレビあげるよ、と言われ目黒一人暮らしアパートに車で取りに行く。

■ベッドに2人座り、これ好きなんだ、といいスノーボードビデオを一緒に見る。そろそろ帰るよ、と言うとじっとこっちを見て「疲れてない?もっと休んできなよ」と言う。でもEとはセックスはしたくなかったので濁して帰ってきた。

■この学校は1年で卒業最後飲み会。帰ろうとするとだいぶ酒で出来上がったYが「増田と付き合いたかったのに〜」と泣きながら言ってきた。内心驚いたがこの頃にはYへの気持ちは薄らいでいた。そそくさと帰る、が…

■今度はEが追ってきて腕にしがみつく。「私達帰るんだ〜」という。おまえら酒に任せて好き放題やりすぎだろ… その後は普通に一人で帰ってきた気がする。

卒業後しばらくして、Eとセックスぐらいしてもいいかなと思い電話しかし出てくれなかった。Eとはこれきり。Yはその後俺の友達と付き合った。

■Kとは相変わらず付き合っていた。

社会人2年目。

プログラマPが気になる。はつらつとした美人。夏には肌が褐色になっていた。

■入ってきた新人Nと仲良くなる。

■おれが別の勤務場所へ変更になる。夜にダラダラとNとメールしていると突然「なんか会いたいなー 好きかも。」

■Nはブスだったが、普通に友達だと思ってたのになんかこんなメール送ってくるのでこの時は引いてしまった。

■しばらく普通にしていたがNが実家に帰ったのを機に自然と連絡をとらなくなった。

■Kとは引き続き。

社会人4年目。

落ち目大企業転職。Kと結婚する。

■この頃には恋もしなくなっていたし、出会いも少なくなり、女性社員が極端にすくない職場で言い寄られることも無くなってきていた。

■ふと、恋愛市場から卒業できて本当に良かったと思った。ここから社会人11年目まではなにもない。

社会人11年目。

■Kとの間に子供二人。

■人づてに事務のMがお前のこと気に入ってるって、と聞いた。Mはブスだったがその後結婚したと聞いた。

■なぜか女性社員がまわりに増えてくる。最近入ったFが飲み会後に「ここ入ってきてぇ、誰が第一印象誰が良かったか聞かれてぇ、増田さんて言いましたぁ」と報告してくる。Fの事はあまり知らなかったが、目尻の下がった顔が癒し系で好みの顔だった。

■Fは年齢が7個下だった。LINEを交換する。二人で飲みに行くようになる。

■こういった場合、男女はどうなるか。「いやー不倫とかありえないよね、仕事仲間だよね」という建前を用意してお互い本音を隠しつつ距離を詰めるのだ。

■偶然帰りが一緒になったU。Fより更に若い、顔は普通だがいつもおしゃれな格好をしてるな、と思っていた。30分ほどの道のりを話しながら帰る。

■次の日に「LINE教えてくださいよ」と社内でのチャットが飛んでくる。いくつかLINEで会話を交わす。一週間後「明日誕生日なんです、ご飯おごって!」と言われ、たかられてんのか…とおもいつつ飯を奢る。

■Uとは話が合い、話してて楽しかった。彼氏はいないらしい。「社内の○○はどう?おれはあいつカッコイイと思うけど」と言うと「いや増田さんのほうがかっこいいよーまじで」と言われる。かっこいいとか全然言われたことなかったのでドキッとしてしまった。

■これが現在より一ヶ月くらい前の話。ここまでFともUとも何も起きていない。

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家に帰るとKと無茶苦茶かわいい子供二人がいる。

K。平日は働いて夕方から子供を迎えに行き、ご飯を食べさせて風呂に入れて寝かしつけている。

いまでもごくたまにだけど、高校生ときに一度ふられた事がトラウマのように蘇り不安になることがある。

スーパーで買い物をしているKの姿。

凛としていて、スラリとした背からときわ目立つその姿。

近づいてこう言う。

「おばさんにしては綺麗だよね」

するとKは

バカにしてんの?w」

と言って目を細めて笑った。

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