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2011-12-10

[]不幸を他人と共有できない不幸

およそ、不幸を伝え得ぬというほどの不幸はない。彼は貧しかたから不幸であった。野心に挫折したから、あるいは女に裏切られたから不幸であった。このような不幸には理由がある。つまり告白すれば他人が耳を傾けてくれるのである。だが理由のない不幸(略)をどうやって伝えられるか。しかもそれが日夜生理的に耐え難いほどに身と心を責めさいなむとすればどうしたらよいか。このようにいえば、人はおそらくそれは狂人の不幸、むしろ単なる狂気にすぎないというであろう。だが、私はそのような不幸の実在を信ずる。信じなければ、夏目漱石の作品にあらわれた仮構の秩序は理解できない、という理由によってである




……また、吃音の苦しみは、“特殊な事情”であって、そのため他人と分かちあうこともできず、ただ自分ひとりで耐えるほかないものだ。つまり、〈吃音〉とは本質的に他者とのあいだで“交換価値”をもたぬ不毛な苦しみである。これは当時の金鶴泳にとっての吃音であり、現今の吃音者が必ずしもそうであるわけではないだろうけれど。僕に印象深かったのは、「凍える口」のなかの、自分がかくも苦しんでいる理由が吃音だと聞けば人は笑うかもしれない、そのことがいっそう苦しみを耐え難くする、といった言い回しだ。主人公は、いっそ他人に語るに値するだけの事情があればとかえって思う。

健三は孤独であるが、彼は無意味孤独なのだ。この点で彼の孤独は、友人を裏切り親族にあざむかれた、という確実な原因を有する「先生」の孤独より一層悲惨であるといわねばならぬ。




仮構は一切の社会性――つまり他人と共有しうる可能性――を奪われている彼の不幸を、社会的ものにしようとする努力、つまり理解されたいという願望から生じる。願望はもちろん自らを狂人と認めて不幸の実在を撤回することの拒否から生ずるのである。……他人に伝えにくい気持ちを伝えようとするときの、あのもどかしさを思えばよい。……このようなとき、人は一瞬沈黙して言葉をさがす。だが、言葉がどれも片々と軽くて、何の役にも立たぬと知ると、今度は一転して何かのたとえ話をはじめる。たとえ話は原始的な仮構で、その故にてあたり次第の言葉を並べるよりも本来の伝え難い気持ちを正確に暗示するのである

しかし、そういう時に、たとえ話ひとつ編み出す才覚だか神経だかがなければどうすればいいのか。




タコいんだろタコ。8本足の奴。あれって刺身にすると美味いよな?

でもよ、ああ見えて意外と繊細なんだってあいつら。見えないよな?

どんくらい繊細かって言うとな、

気の合わないタコと一緒に水槽に入れると気が狂って自分の足食べるんだってwwwwwww

繊細すぎるだろwwww他人との関わり合い完全否定だよwwwwwwwwwww

8本もあるから1本くらい味見したっていいよねとかやかましいわwwww

でもな、そう考えるとタコっていっつも1匹で生活してるよな。

一人が好きなのかなー、って思って1匹だけ水槽に入れて飼った人が居たんだって

タコもこれで安心だねー、とか思うだろ?

隠れるところがないからまた気が狂うんだってさwwwwww

どうしようもねーよwwwwひきこもりもここまで来たらあっぱれだよwww

セルフサービス食べ放題だねってやかましいわwwwwww

2011-11-14

月は綺麗です

って、夏目漱石は訳したわけだけれど、この部分だけをクローズアップして日本人感性がどうこう言うのは間違ってると思う。

訳文原文共に読んだことないのに言うのもあれだけれど、文章って総じて全体的な流れがあるものから、全体的な視点を持ってないと意味ないんじゃないかな。

2011-10-08

http://anond.hatelabo.jp/20111005155304

長い割にびっくりするほど内容の無い文章。

…とは思わなかったなあ。理系な人の書いた一種の文学的散文として見れば、元の文章はそれなりに面白い。まあ、「面白い文章」か「ぐねぐねした文章をヒネクレ者が面白がっているだけ」かと言われたら、後者かもしれないけど。




まあ、もし元の文章はもっと要約できるだろと言われたら、そりゃできるかもしれないとは思う。

 『リアルツンデレモヤモヤした件』

とかね。ただ、何が言いたいのか分からないような文章を分析的に書いていることと、それなりに落ち着いた書きぶりのおかげで、書き手のキャラクター経験した内容が、ある意味実感をもって充分に「伝わって」いる文章ではあると思う。その意味で、元の文章は充分に「意を伝える」文章であるとも言えると思うよ。




たとえば小説夏目漱石の「三四郎」も

 『リアルツンデレモヤモヤした件』

で要約できるかもしれないけど、それで要約できたからといって作品は読まなくても事足りる、とはあまり言わないだろうしね。

(※要約した一行の方が価値が低いと言いたいわけでもなく、両者の価値は異なっていて比較不能なものだ、という意味で。)




とりあえず、自分としては元増田の文章がおもしろかったので、ちょっと擁護ということで。

2011-10-05

小説を知らない人への小説の売り方

http://anond.hatelabo.jp/20111005092209

文学賞

直木賞芥川賞本屋大賞など。文学賞を創設してこれというものを選んで授賞する。本屋大賞なんか一番わかりやすくて「書店員が一番売りたい本」を選んで授賞してるんだよね。ある意味で一番効果的なプロモーション。上に上げた3賞以外ではノーベル文学賞が有効。世界大家でも日本では無名作家が一気に売れるようになる。

映画化ドラマ

普段本なんか読まない賞にとって、これも有効なプロモーション俳優陣は勿論、脚本家監督も実績のある人を採用すれば効果的。観客動員や視聴率のために原作からの改変なんて当たり前だけど(中年男の主人公が若い女性になったり、殺人の動機が単純になったり)、それでも原作が売れるようになる。ただしやり方を間違えると元から原作ファンが立腹する可能性あり。ラノベアニメ化もこれに含まれる。

企画本

「小節は読まないけどビジネス書は読む」「雑誌新聞は読む」という人には有効。「もしドラ!」「チーズはどこへ消えた」「GOAL」など。ただ、これ「小説を売る」じゃなくて「書籍というパッケージを売る」というものだけど。難点はブームが去ればあっという間に著者が一発屋化すること。

新訳、新装

ここ数年の流行夏目漱石太宰治小畑健の絵をつけたり、サリンジャーチャンドラー村上春樹訳で発売したり。これもやり過ぎると陳腐化する。

芸能人作家デビュー

去年辺りまで流行ってた。小説と言うよりもタレント本といったほうがいいのかもしれない。ただあれだけ話題になった劇団ひとりが2作目は全然売れてないし、水嶋ヒロも2作目が出る気配がない。その後も作家として活動しているのは辻仁成(辻はブーム前に出てきたけど)、川上未映子など少数。

一見すると効果があるように思われて、実は効果がないもの

2011-04-23

夏目漱石こころ」を3行に要約する

Kには悪いことしたなぁ。死んでお詫びしたいけど妻を一人にするのも何だしなぁ

明治天皇崩御乃木大将殉死

→ちょうどいい。俺も殉死ということにして自殺しよう

2011-01-18

社会科をまとめるのが理系なのか?

http://b.hatena.ne.jp/articles/201101/2253

テスト動画コメントで「社会をまとめる辺りが理系」というコメントがあったんだけど、そうなんだろうか。というか現代社会ってなんだ?と古い記憶を辿ってみたのでここに書き記しておく。



私と高校のスペック

・1学年1000人くらいの大きさの私立高校

・稀に東大合格する生徒がいるレベル

学科商業工業、体育など色々ある

普通科には文系理系のコースがある

・私は普通科文系だった

・2年から地理コースを専攻した



私が通っていた高校の社会科は、2年生から世界史日本史地理の中からひとつだけ選択し、それを元にクラス分けを行っていた。

世界史地理はそのまま2年間継続するが、現代社会日本史を選択した場合に3年の途中から突然現れる仕組みで、日本史だけだと思っていたやつは3年で腰を抜かすことになる。

文系では、数学など理系の授業は2年の1学期までで完了する。さらに理系の授業時間もかなり少なく、数Iで言うと教科書の30%程度しか習わない。もちろん数IIなんて存在しない。

その代わり国語などは芥川龍之介夏目漱石句読点の打ち方や漢字とかなの比率など文章構造を解析して、当時の心理状況を推測するなど興味深い授業もあった。また、2万字~3万字の書き取りの宿題が出される度に徹夜していたことも懐かしい。時々この話をすると、ネタだろ?とか夏休み宿題か?と言われるが、これは一晩の宿題だ。



みなさんの通っていた高校と比べてどうだろうか。



そんなわけで何が言いたいのかというと、

理系がこんなに文系の授業やってるの?

社会科が4つもあったらテスト勉強大変じゃね?

ということ。



追記など

分かりにくくてゴメン。

書き取りは漢字の書き取りで、年数回行われる全校一斉漢字テストの対策です

ついに謎が解けた!

5年ほど前の未履修問題ですね、もはや他人事なのですっかり忘れてました

2010-12-19

高校の休憩時間には教室で1人座り、夏目漱石太宰治の本を読んだ

http://anond.hatelabo.jp/20101219200313

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101217-00000630-san-soci

斎藤容疑者は「友人のいない孤独な男」 取手駅・無差別襲撃

産経新聞 12月17日(金)22時46分配信

 「友人のいない孤独な男だった」。殺人未遂容疑で逮捕された斎藤勇太容疑者(27)と小学校と高校で同級生だった男性(27)は斎藤容疑者のことを振り返る。

 茨城県取手市内の県立高校の卒業アルバムクラスメートたちは手をつないだり、肩を組んだり、同じポーズレンズ笑顔を向けていた。斎藤容疑者はただ1人笑わず、ほかのクラスメートとも絡んでいなかった。

 高校の休憩時間には教室で1人座り、夏目漱石太宰治の本を読んだ。小学校卒業文集に私の宝物を「本」、趣味を「本よみ」と記し、将来の夢を「小説家」と書いていた。

 高校で副担任によく「声が小さい」としかられるほど、物静かな青年だった。男性は「容疑者名前を聞き、すぐに、あいつだと思った。おとなしい男なのになぜ」と絶句した


 

友人もいなく、休み時間に太宰を読んでるようなのも犯罪者予備軍として後ろ指をさされるようになるのですね。

2010-12-16

http://anond.hatelabo.jp/20101216143951

ああ、なるほど。

あなたにとって、村上春樹山崎豊子は、

ジャンクフード人件費ダンピングしたチェーン店の売り物程度の価値しかなく、

一方、夏目漱石森鴎外は、

築地、まさにグルメの極北、「文学」の頂点を極めた崇高なもので、批判の余地はな

ということで、価値観が対照的で相いれず、というわけだ。




僕の考えだと、あなたのような権威主義的人物は、作品の評価など実はどうでも良く、ありがたいものを自分の周りに侍らせていて安心、いわばブランドのようにしか見ていないケースが多いゆえ、同意しかねる。

あなたの中で漱石>春樹という序列があったとして、その価値観を他人が共有してないことに、納得がいかないわけだ。

僕自身は、そういう文学だの芸術だのいうものに序列はないというポジションから、やはりあなたの言いたいことがわからない。

まあ、あなたのような価値観は多いでしょうけども、説得力がないというのも、また多くに感じる。

2010-12-11

ゲーム芸術か?

奇妙なことかもしれないが、僕はゲーム世界勇気だとか愛だとかを教えられたと思う。


一般的に言えば本とか映画とかが高尚な芸術であり、ゲームはどちらかと格下に見られるだろう。

でも中学・高校のころの僕にはそういった高尚なものがピンとこなかった。

普通であれば太宰治だとか夏目漱石などの文学を読んで人生を考えるような年頃に、

僕はほとんどの時間(と言ってもいいだろう)をファイナルファンタジードラゴンクエストに割いていた。

友達もいなかったし親とも仲良くなかったし、楽しい時間と言えばそれぐらいしかなかった。


ゲームが僕の全てだった。


孤独だったし、現実世界はどこまでいってもつまらいものだった。

それに比べ、ゲームが作るファンタジー世界は皆キラキラ輝いていた。

どの主人公も勇気に満ち溢れ、悩み挫折するのだが必ず、最後には勝利する。

たとえどんな凶悪な敵であっても仲間と力を合わせ、そして勝つのだ。必ず。


僕は逃避していたのだと思う。

何もできない、しようと思わない大嫌いな僕から


しかし、ゲームに対する感情はいしか憧れに変わっていった。

ゲーム世界キャラクターのようになりたい

悩みを共有する仲間がほしい、困難に立ち向かう力がほしい、と。


そして僕は変わろうとした

運動をして友達をつくって服装をかえて。


そして変わった。

友達ができて彼女ができて、そして結婚した

ゲームをする時間もずいぶん少なくなった。

たぶんもうなくても、大丈夫から

2010-09-25

統失君の秋

いつも漏れに話しかけてくる声の人(幻聴)は本当頭悪くて、

なのに漏れを「やーい統失ぅ-」とかバカにしてくる。

そこで思ったんだけど統合失調症にはドーパミン過剰とか理由があるけど、

バカの理由ってなんだろう?まあまずバカの定義をしなければならないが。

うーん。「自分価値を下げる行動」だろうか。

夏目漱石定義をもうちょっと一般化してみた。

2010-09-14

オレ的漫画ベストテンを考えてみた。

普段人に「今迄で見た映画ベスト3は?」とか、「好きな本のベスト5は?」とか割とよく尋ねる人間です。

しかし、「じゃあ~さんのベスト5は?」と聞き返されると、「オレは好きなものに順番はつけねぇ」とか言ってしまう人間すみません

まぁ、半分は本心であるのですが(じゃあ人にも聞くな)、たまにはオレ的ランキングを考えてみようとなんとなく思った次第。

いい感じでお酒入ってるしね。

よし!では「オレ的漫画ベストテン」を考えてやろうと決心し、暫く考えにふけってました。

寄生獣」は絶対にイン。「まんが道」、「黄色い本」も入れざるを得まい。という風に考えていったところで壁にぶち当たりました。

岡崎京子の作品からはどれを選ぼう?」

岡崎京子は最も尊敬する漫画家の1人であり、その作品がランクインすることは間違いないのですが、

その中からどれを選ぶかとなると非常に難しい。

最も無難な答えは「リバーズ・エッジ」だろう。間違いなく彼女の代表作であり、あの「時代」をも代表してしまっていると言ってもいい傑作です。

人気アンケートをとればおそらくNO.1をとる作品でしょうし、自分異論があるわけでは無いのですけれど・・・。

しかしながら、岡崎京子場合、一つの作品を選ぶことによって零れ落ちてしまうものがあまりにも惜しい。

東京ガールズブラボー」には「リバーズ・エッジ」とは異なる危うさを感じつつ、何故だか非常に勇気付けられた。

ロック」、「私は貴兄(あなた)のオモチャなの」や「チワワちゃん」。「ヘルタースケルター」。それからそれから

誰かが(四方田 犬彦だったかな?失念)、「漱石ゴダールぐらいになるとこの一作というものは無い。全部読め、全部観ろ!」

というようなことを言っていた。確かに漱石で1作品、ゴダールで1作品を選ぶのは非常に困難だ。

作家ではなく個々の「作品」について語るのが基本的姿勢であることは間違いないが、漱石ゴダールとなると、

豊な作品群を右往左往しつつ作家夏目漱石映画監督ゴダールについて考えたくなる。

なんだか論旨がぐだぐだになってきてしまったけれど、岡崎京子(やその作品たち)もまたそういうものなんだろうと思う。

ここまで考えたところで、やっぱり好きなものに順番はつけれねえやということでお茶を濁すことにしました。おそまつです。

でも、これからも人には聞いていくと思います。面白いからw

2010-07-28

http://anond.hatelabo.jp/20100728012509

夏目漱石が書いていたから明治時代にもあった考え方だ。

昔読んだから正確じゃないけど、

主人公の一行が繁華街を歩いていて乞食を見つけた。缶の中にはお金が入ってない。

先生がそれを見て、

「場所が悪いんだ。こんな大勢の中でやってるから「誰かが入れるだろ」と誰も入れない。

これが人通りのない山道だったら、あまりにも哀れでお金を入れてもらえる」

主人公答えて

「でも一日座っていて、誰一人通らないかもしれない」

「…あ、そっかぁ…」

とまぁ、こんな感じ。

2010-07-16

例のSSがきっかけで夏目漱石の「吾輩は猫である」を久しぶりに呼んでいるのだけれど、猫の口調はキョンの口調にちょっと似ているような気がした。「猫」はラノベである。

2010-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20100523193710

読みやすい、読みにくい、というのは「美しい日本語」のようなものだと思っている。

ノベルゲーみたいな小説の類で、そういうのを求めるのは大衆迎合的で好きじゃない。

文体で読みやすさがどうだという議論ができるなら、夏目漱石など教材にすら取り扱われることはないはずだ。

あ、だからこそ取り扱ってんのかな。

中島敦夏目漱石も中身は問題じゃない。虎になろうが生卵投げつけようがどうでもいい。このクソわかりにくい文章を読ませて学生諸氏に免疫をつけさせないと」

という心理があるのかも。

2010-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20100417230142

僕は処女厨だけどそう思う。

夏目漱石の我が猫では、くしゃみ先生が薬を飲ませようとする妻を押しとどめるために

「女のくせに何が分かる」とかいって無視しようとするけど、妻も「どうせ女ですわ」といって四の五の言わずに

無理やり飲ませようとするという押し問答がある。

恐らく中東とかでもそうだろう。

男尊女卑といっても世の中ほぼ同数のちんこ人間まんこ人間相対取引

なかなか男の妄想するような完全な主従にはならないとおもう。

2010-03-26

ttp://twitter.com/tenkyoin/status/10872513376

夏目漱石は100年前に 『行人』っていう小説の中で、主人公に「情報スピードが日々速まっているのが恐ろしい、新聞が毎日来るなんてとんでもない時代だ!」的なことを言わせてるよ。でも、新聞が毎日来る時代を我々は既にサバイブ(笑)してきたよね。

2010-03-22

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/悪書追放運動

明治中期の新聞には「近年の子供は、夏目漱石などの小説ばかりを読んで漢文を読まない。これは子供の危機である。」という記事が載り、これによって悪書である小説へのバッシングが発生したりしていた。

2010-02-20

統合失調症のススメ

統合失調症患者妄言としてスルー推奨。

下手すると自殺しますよ。


http://d.hatena.ne.jp/unsui456/20100218見て夏目漱石統合失調症であるという事を知り、

学問のススメにならって統合失調症のススメを書いてみます。

とおもったら福沢諭吉でした、すみませんw


昔からなぜか病気になりたいと思っていた。多分中二病。私は特別なんだとかそういう。

思い返せば、病気(風邪)になれば母親から優しくされるからか、なんかの病気になりたかったのかもしれない。

もしくは小学生の時に隣に養護学校が隣接されており、養護児童との接点があった。

彼らは確かに見た目は奇異ではあるがゆえに、周りから優しくされて少し楽に生きているように子供の目には写ったのかもしれない。

始めから変人を目指す自分がいたのかもしれないが、その辺は定かではない。

ただ相対的には、少しわがままな子供であったのかもしれない。


そして最近人生がうまく行かない。自殺しようかとかよく考えていた。

病気になろうとしているのだからそうなるのは当たり前なのだっていうのは浅はかだと思う。

心の中では本当になろうとしている訳ではない。サボりたかっただけかもしれない。

ただ「私は病気かもしれないな」が重傷化して、発症してしまう思い込み病に近いものであると思う。

病は気からといいますが。


そしてやる気がいまいちでないのを自己診断で鬱だとかADHDだとかそういうものであると思っていたのだが、

最近世界とうまく行かないと思っていたら、統合失調症に近いものに陥っていることに気がついた。

これはやっかいな病気で様々な妄想が止まらない病気だ。

病気が進行していくと、面白いくらいに世界が崩壊していく。

今までの価値観(人間として大切な所)や大切なはずのものがどうでもよくなってくる。

この世界感の崩壊は体験した人間にしか分からないのかもしれないけど、

serial experiments lainの主人公の行動に共感が持ててしまいます。

ただ以前視聴した大分後にそう思ったわけで、私が影響されやすいだけなのかもしれません。


一番怖かったのは、自分の思っている事が相手に伝わってしまう「気がする」(※本人は100%伝わったと勘違いしている)という症状だ。

脳内言葉(脳内音声)として文章化して物事を考えている場合にそれが人に丸聞こえになってしまう、と周囲の状況から判断してしまった。

まさにサトラレ状態。

それに気がつき(勘違いし)パニック障害に近いものも発症していた。

病気の状態を調べている最中にも、精神科世界では便宜上「そういう気がする」に押さえて伝えておかなければ、

自分の意思を周囲にまき散らして迷惑をもたらすからだ、と思ってしまった。

そんなことが伝わるはずがなく、自分の思い違いである、という認知が狂ってしまうことで、

どんどんと疑心暗鬼になって行き、負のスパイラルに陥る。


一旦これに陥ってしまうとなかなか抜け出せない。全ての事が思考が伝達した結果であると感じてしまう。

そうすると自分の思っている事がちょっとした考え事が何か大それた物であるとか、人にどう思われているかとか、

そういう事ばかり考えるようになって、その結果、幅広い視線で物事を考えられなくなったり、世間の人間が汚くみえてしまった。

ただ幸いにも人が助けてくれてるのかなという感覚はあった。

始めは何か周りから嫌がらせをしているかのような感覚

次にmatrixではないが、聖人君主資格をもった救世主を探して周りの人が行動しているようにみえた。

そして人間は実は脳内音声が聞こえている生き物なんだと自分に理解させ、人間になるように諭される。

そして自分に少しでも救世主資格がないと発覚すると、汚い人間性を持った俗人になるように誘惑され、

志のない一般市民への転落へと陥れようと画策しているかのように人間が見えた。


以下妄想垂れ流し。

統合失調症根本的な思考方法パターンが異なっているだけの人種だのだと思う。

http://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/fe5d47a4094d72a271d6de0c7980bc6aのようなSとN、みたいな。

でも実はこれは誰にでも備わっている能力であると思う。

今ではパニックを少し抱えつつ冷静に落ち着いて行動をしているけど、普通自然体が言葉で思考する人種にとっては黙っておけというのは難しい。

(※黙っておけ=お前の脳内音声が聞こえるからうるさい、と言われている気がしていた)

音が気になる人は、別にそれは小さな音なのだから騒音として聞き流すか、音楽でもかけていれば気にならなくなるはずだろう?


仏教や禅の精神では心を無にするのが落ち着くと考える人がいる。特にそれが盛んな地域では、他者の生み出す意識の流入が嫌われる。

なのでそういう宗教の人は、統合失調症を発症した人間に対して「何か悩みがあるのだろう」と優しく語ってくれるのだが、

決して悩みがある訳ではなく単にそういう考え方の脳を使うスタイルであることを理解してもらいたい。

心を無にしても無の境地があるだけで、何にも新しいものは生まれてこないと思う。ただ生み出しやすくはなるけど。


誰もいわないけど、「心の声」や一種の「テレパシー」は存在するのではと考えている。

オカルト的なものではなく、脳からマイクロ波が飛び出し周囲に伝搬する「フレイ効果」というもので、

脳内音声は他人に聞こえるのではないかというのが私の見解。これが自我という奴なのか?それを知っているのが普通なの?

この事は大人の対応として誰も言ってくれないんだが、逆にこれを言うとオカルト扱いされるというレトリックもある。

電磁波ハラスメント」というものも出てきているくらいに、人が密集した地帯では深刻なものになりうる。

脳内での受信部位であるミラーニューロンが発達した人々の間では耳障りな音がするらしい。

これは自閉症スペクトラムの中で自閉気味にある人間には、聞こえないか聞こえても無視できるくらいの音声、もしくは人間的な度量があるのかもしれない。


こういった自閉症のようなマイノリティーが病気として追いやられ自殺に追い込まれるという社会は終わりにしたい。

私の頭がおかしいのだけなら、そんなこと(脳内音声が伝わる事)はないと言ってもらいたい。

逆にそうでなければ自分がおかしい、病気だぞという方向におさえこまれる意味が分からないからだ。

こんな感じで、ちょっと冷静になってみると訳の分からない理論勝手に唱えていました。


一旦統合失調症の発症に気がつくと、実は人間という存在は全てが脳の思い込み刷り込みの産物でしかない事に気がつく。

人類が作ってきた歴史文化そのものが、特定の価値観があるんだよという刷り込み。

感受性豊になると世界カラフルに見え、恋愛をすると世界が輝いてみえるように、世界は白黒で無価値なものに見えた。


よくありそうな自己啓発などではなりたい自分イメージしなさいと言われる。このイメージする作業は、人によって脳内言葉であったり映像であったりするだろう。

そして言葉映像以外でも、同じように実は人間の5感は自分の意志で脳をコントロールする事ができるかもしれないと思っている。

外部入力がなくても脳内感覚を作り出せる、という意味で。

音声はともかく、味覚や触覚や嗅覚視覚を実際の入力とはかけ離れてコントロールできる。

ただ再現可能性がないということで科学にはなりえません。自分だけのものとしてうまく使いこなせるようになりたいですが。


幻聴というものを自分の制御下で行っている人はいるだろうか?

スパイラルの底に陥って、どうしても幻聴は外部から攻撃されているんだという概念から離れられず、

自分でやっている事に気がつかないで苦しんでいる人もいるのかもしれないと思うが、

一般に普通とされる人間がそれらの幻覚を自ら進んで実行する脳コントロールをしてみる欲求はあると思うのだ。

ビジネス自己啓発や美容で用いられる思い込みの力は、社会的プラスに作用する方向に使うからいい。

これを自分の感じる感覚無意味であるものとする方に作用していくと、精神的に荒廃した人間が出来上がる。

無意味であるとはどういう意味であるかというと、例えば痛覚。これを遮断するように脳に働きかけると、痛みを感じなくする事ができる。人間はヤバいときには、沈痛作用の脳内麻薬を分泌して本能的にそうやっている。

これをやっちゃうともう後には戻れない所にくる。私の予想では、後に戻るには赤ん坊精子の時からと同じ道順をたどってこなければいけない。

私はさすがにそこまで自分自分を追い込む勇気はなかった。


ただ人にはそういう精神的な所に気がつかずに生活してきたベースとなるそれぞれのパーソナリティーはあるにしろ、

社会性をもったパーソナリティーは排除されるように教育がなされている。

自分連続殺人犯だとかの反社会的パーソナリティーの気持ちも別に分からない気はしない。

やっても得になる欲(興奮)が欠落しているのではなく、それを理性によって閉じ込めているだけかもしれない。

頭で考える事が出来たからといってすぐに犯罪に結びつく訳ではない。人間には理性がある。

行動しなければ何を考えても自由であるはずだ。少なくとも日本では内心の自由保証されているのだし。


人間は一人で生きていく存在ではないとよく言われる。

これはまぎれもない事実であるかどうかは分からないが、社会ベースとなる考え方だと思う。

だからその考え方を元とすれば、どうやっていけば(障害者も含めた)社会全体がより良い物になっていくかを考える事が可能であると思う。

2010-02-01

時の試練に耐える作品、消える作品。ちょっと前のスレイヤーズのアレ

http://anond.hatelabo.jp/20091215072940


外山滋比古の思考の整理学本屋平積みになっていた。家に帰り、久しぶりに件の本を棚から引っ張りだしてパラパラと捲った。その中の一段、時の試練という項目で取り上げられている、当時は天才と持て囃されたけれども時代とともに忘れ去られた島田清次郎と、当時賛否両論であったのに現代は国民作家となった夏目漱石との対比の例を見て、ふと脈絡なくスレイヤーズのことを思い出した。


富士見ファンタジア系、といってもそこまで詳しくないのだけれど、当時見ていて覚えているのは、スレイヤーズ、天地無用、セイバーマリオネットとかだろうか。確かに面白かったし、同じ文脈を持った同年代と出会うと大抵話題に上る。けれども、そこで終わり。懐かしむ以上のものはない気がする、といったら傲慢だろうか。


順調に年を取り、或いは40年後、擁護老人ホームで溜め込んだオタクコンテンツを消費する生活になったとして、何を見るか、何が残っているか、みたいなのを夢想する。もしかしたら、その頃にはアニメをみていないのかもしれない。今でさえもうリアルタイムで追っていない。もしくは、アニメという産業自体が存在しているかどうかも分からない。


近年で言うと、DVD,BDともに一番売れた化物語が数年後どうなっているのかとか。個人的に西尾維新は好きだけれども、数年後は分からない。空の境界などはどうだろうか。こちらもDVDが売れているみたいだけれども。と思ったら、ニコニコ動画のチャージマン研ブームのように、局地的に意外な視点で取り上げられることもある。SFが好きなため、ハルヒは一巻の頃から追っていたが、あそこまでブームになるとは思わなかった。突然話がずれるけど、書痴は何でも読むから書痴なのであって、当然ライトノベルも読む。そこで、当時図書館スレイヤーズと一緒に借りたのが・・・記憶曖昧だが、それが確か島田清次郎の何かだったかも・・・というのを思い出した。いや、出来すぎだから多分記憶違いだろう。


今年も様々なアニメ作品が放映されるけれども、どれだけの作品が残るのか、というのも興味深い。ちなみに、掲示板の質問で、どんなアニメをみたらいいか、という内容のときたまに上がるプラネテスだけれども、あれは正しいと思う・・・みたいな感じで作品は語り継がれていくのかな、とも思ったり。

2010-01-06

ふたば二次裏某鯖でまとめられていた書評

ふたば二次裏でまとめられていた、中高生のための100冊」シリーズの外伝的ネタ


『夢渓筆談』 沈活

宋代中国に書かれた古代中国科学史研究する上での必読書だけど

今俺たちが読めば民明書房気分を味わえる名著だし仲間に入れてくれよ

ミーナの行進』 小川洋子

小学校6年生の病弱な子がすごくよかった

『糞尿大全』 柳内伸作

とにかく世界中および歴史上のありとあらゆる糞尿に関する事柄をまとめた本

なるほどそんな事がと頷かせながらも

日常においてまったく役に立たない無駄な知識が!!

『味覚極楽』 子母沢寛

読んでると

腹が

減る

はてしない物語』 ミヒャエル・エンデ

読書を始めた

あの

頃に

新世界より』 貴志祐介

ホモホモしたり百合百合したり、大興奮間違いなし!

つい盛り上がってしまいパンツを脱いでしまったが大後悔!

その後待ってるのはグログロドロドロのトラウマワールド

ダークライン』 ジョー・R・ランズデール

小悪魔っぽいお姉ちゃんが可愛かったり親友が失踪したりする

ゼーガペイン 忘却の女王』 日下部 匡俊

言わずと知れたゼーガシリーズの外伝

記憶喪失カップルが南の島で超すごいガルダを駆って大暴れ!

先輩も出るよ!

玩具修理者』 小林泰三

ようぐそうとほうとふ!

ようぐそうとほうとふ!

ようぐそうとほうとふ!

『ニンギョウがニンギョウ』 西尾維新

たくさんの妹とケモ少女と主人公のキャッキャウフフストーリー

あと拳銃は右手で

黎明に背くもの』 宇月原晴明

美濃のマムシボンバーマンが実はイスラム暗殺教団の兄弟弟子、

果心居士はハシムに通じロリショタ可愛い

ちびっこ吸血鬼ミステリーがお好き』 アンゲラ・ゾンマー・ボーデンブルグ

アントンが一人で留守番をしていると部屋の窓に人影が。その正体は「ちびっこ吸血鬼」のリュディガーだった。

それはおいといて妹のアンナ可愛いんだよ

ものすごくアンナ可愛いんだよ

『不滅刑事アレクサンダー・マッケイ』 ハヤカワミステリ文庫

汚職に直接関与する事件のみならず副次的な殺人すら隠蔽せねばならぬことにうんざりした

アレクサンダー・マッケイはなんとか政治的な判断を相手に促しつつも事件の過熱化を防ぐために奔走するが

関係者よりも力を持つ上院議員とのコネを繋いだところでマッケイは殺害される

少女が戯れに試したインディアンのおまじないにより復活し殺人ではなく刑事としての復讐を開始した

最後は怒りに満ちたマッケイが人間の尊厳を選択したところで絞め

『異常の門』 柴田錬三郎

例によって「夢殿ウタタ」という名前に一癖ある主人公が、エロゲ展開とシリアス路線を並行して、物語の謎を解きあかしていく

主人公を助ける強力な右腕、ルートから外れたヒロインのひどい始末、クライマックスの盛り上がりという、シバレン小説の醍醐味が一冊で味わえるのでおすすめ

『死ぬことと見つけたり』 隆 慶一郎

月姫スタッフオススメの本

厨侍が厨性能で唯我独尊状態

娘の黒髪おっぱいは必読

『牢屋でやせるダイエット』 中島らも

1ページ目からやっぱり常人とは違うと思い知らされる

独特の人生観が貫かれてる傑作

『永遠も半ばを過ぎて』 中島らも

-永遠も半ばを過ぎた。わたしとリーは丘の上にいて、鐘がたしかにそれを告げるのを聞いた-

「幽霊の書いた小説」を出版社に持ち込んだ詐欺師。それが文壇を揺るがす大騒ぎになってしまい…?

詐欺師写植屋と編集者の女の真善美トリオが繰り広げる痛快娯楽詐欺小説!

四畳半神話大系』 森見登美彦

(書評1)異性との交際、学問への精進、肉体の鍛錬、

そんなものとは無縁な大学三回生の物語

まるで「」の活躍(?)を見るようだった

(書評2)来るべきハッピーエンドを目指したいけどそんなのは軟派だと世を拗ねてみるけどやっぱりなんとかしたい、という

まさに大学生「」というべき男が主人公

一緒に「夜は短し歩けよ乙女」も読むと幸せになる気もする

失われた時を求めて』 マルセルプルースト

いもげの100冊がいもげの1冊になり兼ねない恐怖の書

タイトルの通り読破した「」は失われた時を求めて彷徨う事になる

膨大な時間と引き換えに「プルースト要約選手権」への参加資格が手に入る

『グラマリエの魔法家族』 クリストファー・スタシェフ

急に読みたくなった

冴えないおっさんが若い女性に誑かされたりするよ!

『眠り姫、官能の旅立ち』 アン・ライス

(書評1)エロ面白い

ホント扶桑社海外文庫は地獄だぜ!

(書評2)それ近くの図書館で高校の時に見つけてな…… 何度か借りて一年くらい使えた

二巻、三巻は男の子も多くて実に「」向きだよ

『神秘の島~ミステリアスアイランド~』 J・ヴェルヌ

十五少年漂流記のもっと凄い版

ほぼ何もない状態での無人島サバイバル

海底二万マイルと実は繋がってる

『肖像画、馬車』ゴーゴリ/平井肇訳

神絵師になれるかもしれない才能を持った若き絵師「」が

悪魔のような肖像画に出会ったために破滅の淵へ追いやられる「肖像画」

のどかな農村で繰り広げられるホラ話と、それによって大恥をかく「」ちゃんが出てくる「馬車」の二編を収録

神絵師を志してる「」ちゃんは、「肖像画」の方だけでも読んでおくいいんよ

ショスタコーヴィチの証言』 S・ヴォルコフ

ソ連を代表する作曲家であったショスタコーヴィチの回顧録

長年真贋が論議されてきたが今ではほぼ偽書ということで確定している

ただ全部が嘘じゃなくて半分くらいは真実じゃないかというのが現在の評価

スターリン支配下にあったソ連芸術家がどういう立場にあったかが分かる

あとアネクドートとかそういうので面白い

『私の一世紀』 ギュンター・グラス

20世紀百年、それぞれ一年につき一編の短編が収められた連作短編集と長編の間の何か

WW1を振り返る五年間がレマルクとユンガーの架空対談に費やされているという時点で

ドイツスキッヒにはたまらないだろう

『キッチン』 よしもとばなな

名前は聞いたことあるけど、あまり「」が読まない本だと思う

だけど地味に面白い

今でも通用する小説だと思う

こころ』 夏目漱石

読書感想文課題で読まされた中高生に深い傷を与える一品

さかしま』 JK ユイスマンス

17世紀ヨーロッパ貴族ひきこもりでオタの主人公が

自分の趣味に没頭する話

400ページくらいの本編に脚注が400くらいある

『かえるくん、東京を救う』 村上春樹

村上春樹短編の中では一番好きかも

かえるくんいいなあ

いいなあかえるくん

白痴』 坂口安吾

白痴の人妻と「」がキャッキャウフフするお話

限りなく透明に近いブルー』 村上龍

主人公が仲間と薬やったりセックスしたりぐだぐだぐだぐだしてたら気が付いたらみんな月日と共に去って行った

村上龍が描く太陽の季節的な何か

孔子神話』 浅野裕一

孔子詐欺師ぺてん師パラノイアであることを文献引きまくって描く

呉智英推薦

『りかさん』 梨木香歩

人形好き、骨董好きな人おすすめ

『故郷』 チェーザレパヴェーゼ

WW2後イタリアの田舎で友達の妹とキャッキャウフフする物語

カラフル』 森絵都

自殺した中学生の肉体に、天使が記憶喪失の魂を入れ直して第二の人生を生き直させるお話

キャッキャウフフあり、青臭い中学ドラマあり、少年の心を忘れない「」にお勧め

オチのカタルシスは語りつくせないのでぜひ一読を

『ガルガンチュワ物語』 ラブレー

世界一お下劣な文学と名高い

ケツの拭き方が24通りも載っているのでメルターの「」には必携の書

キララ、探偵す』 竹本健治

もう60近い年齢の方がメイドさんの小説を書いてると思うと時代ってのはすごいなと感じる

途中からエロ小説 とってもライトな読み味でいい

フェルマーの最終定理』 サイモン・シン

暗号解読』 サイモン・シン

前者は20世紀における数学大事件の一つであるフェルマーの最終定理の証明を、数学の歴史に沿って、数学が苦手な人にも分かるように説明された良書

後者は楔形文字からエニグマから量子コンピュータまでの暗号と数学と人の歴史をこれまた専門外の人でも楽しめるように書かれた良書

断章のグリム』 甲田学人

「本当は怖いグリム童話」を怖いところを薄味にしてラノベに仕上げたような作品集

作者は流血とかが苦手らしいのでそういうのはぼやかした表現とかカットとかしてある

『楽園の知恵』 牧野修

気持ち悪い、悪趣味なお話がわんさとつまっている短編

お気に入りは「逃げゆく物語の話」

人型の物語再生機の面々が当局による弾圧から逃れようとするお話でせつない結末が待ってる

『シグナルとシグナレス』 宮澤賢治

鉄道本線の信号機シグナルと、軽便鉄道信号機シグナレスの恋物語

鉄道信号機擬人化恋愛モノというまさに「」風の尖ったセンスに脱帽すること間違いなし

ピタゴラス派の天球運行の楷音です」って台詞が大好き

『バルタザールの遍歴』 佐藤亜紀

多重人格リア充貴族が物凄い勢いで没落していく話

幽体離脱という必殺技を身に付け、財産を奪っていった奴らへの復讐が今始まる

飛ぶ教室』 エーリッヒ・ケストナー

外国作品で一つ選ぶならケストナーから選びたい

それくらいハズレなし

男の子同士の友情を、少年サイドと中年サイドから迫った「飛ぶ教室」は人気が高いね

エーミールも好きだが、続きのないこちらを推そう

『おれの中の殺し屋』 ジム・トンプスン

凶暴な殺人衝動を抱えながらも愚鈍のふりをする保安官助手が、

魔性の女に会ってにんとかかんともならなくなる話

人がいっぱい死ぬ

大川隆法の霊言―神理百問百答』米本 和広、島田 裕巳

カルト専門ジャーナリスト幸福の科学の本を読んでたら突然偉人が乗り移ってきて…

大川隆法の著作をパロって

大川が偉人が乗り移っていったと書いている内容を著者に乗り移った偉人が批判する

タイムリーな本なのに絶版

寄生虫実話』

小説じゃなくてムックだけど寄生虫全般・害虫に関してのデータがどっさり詰まって面白い

アメリカ日本サナダムシは気性が違ったりとか

『メルキオールの惨劇』 平山夢明

自分の息子の首を切ったお母さんにインタビューしに行く話

同じ作者だと『独白するユニバーサル~』もおもろいんだけど、夏だしホラー長編読んで涼もうぜ! 的な

『ワルの恋愛術 ワルな男は3秒で女を虜にする!』 内藤詛人

恋愛指南書という「」からもっとも離れたところにある本だが、

心理学者である著者の語るテクニックは心理学の実験や理論を基にしており

そこいらのホストの書いた本よりも興味深く、真実味にあふれる

また、作者が前もって宣言している通りわかりやすい口調で書かれており

心理学入門書としても楽しめる良著

表紙のメイドさんや挿絵がかわいらしい

博士の愛した数式』 小川洋子

「私の記憶は80分しかもたない」

事故で記憶容量に80分のリミットがついた天才数学者の爺さんと、そのヘルパーの女性、そしてその息子通称ルートが数式によって親密になってゆくお話

数学嫌いの俺でもすらすら読めた

数式が「美しい」ってのを肌で実感できたのは初めてかもしれない

『百頭女』 エルンスト

「あの猿に聞いてごらん――百頭女って誰なの?

教父さまみたいに彼は答えるだろう――百頭女をじっと見つめるだけで、わしにはあれが誰なのか分る。

ところが君が説明を求めるとそれだけで、わしにはその答えが分らなくなってしまうのじゃ。」

『わが友 石頭計算機』 安野光雅

絵本を模して、コンピューターや二進数の原理をわかりやすく説いた本

あちらこちらにジョークをちりばめユーモラスに書かれているが、内容はいたってきっちりとしているので

全く判らない素人にもお勧め

絶版なので図書館を探すこと

銀河旅行』 石原 藤夫

ロケットの基礎原理から化学エンジン原子力エンジン反物質エンジンの各特徴と、なぜ化学エンジンでは銀河旅行が出来ないかなどの、宇宙機に関する基礎的な物理がわかりやすく解説されてる。

ロケットのわかりやすくて基本的な解説書の決定版ともいえるのに絶版だが図書館などで見つかると思う。

涼宮ハルヒの憂鬱』 谷川流

SF要素をふんだんに盛り込んだヒロイン達に振り回される学園もの

一巻は良かったんだ一巻は…

ハーモニー』 伊藤計劃

健康至上主義な近未来の超絶監視社会を舞台に、

倫理とか意識って何なんだって話をつきつめてく話。

シノフサの先輩の人で、こないだ亡くなりました

『ふわふわの泉』 野尻抱介

もしこの世に空気よりも軽い物質があったらどんな風になるかを書いた作品

ぶっちゃけ小説としては2流だけれども科学マインドがあふれてて面白い

インターネットはからっぽの洞窟』 クリフォードストール

ハッカー追跡で突然コンピュータ専門家になってしまった天文学者が

ネットワーク社会の未来について憂う

精霊の守り人』 上橋菜穂子

現代の日本ファンタジー小説では外せないだろう

ゼロからの世界構築でありつつ、どこかで見た(聞いた)ような気がするので決して障害にならない

アニメで見た「」もぜひ読んでほしい

2009-11-01

http://anond.hatelabo.jp/20091101024746

なぜ夏目漱石虞美人草で懲りた(?)夏目さんはそれ以降ずっと言文一致口語で書いてるわけだが、言葉遣いは今と大して変わってないよ。

というか、礼儀は口から出す言葉とか何かの方であって、気持ちの表れなんぞではなくないか?芝居の型のようなもので「絶望するときにはうつむく」みたいな習慣的な記号によって、単に「わたしはあなたを敬う立場の者ですよ」と表明するものだろう。猿でさえやってる。

礼儀とかって

口から出す言葉じゃないんだよね

きもちのあらわれってだけなんだよね




そんなことにいまごろきがついたわけです





どろどろ













~ですます いらっしゃる





とかみたいな丁寧語敬語がある

けど


夏目漱石の時代は 


もっとずーっと(敬語とかも)むずかしくて 今の多くの人にはわけわかんないような言葉で話していて・・・



そしたら

ですます いらっしゃる っていっても 無礼になるのかもしれない。










今、

です ます いらっしゃる で敬意みたいなものが表わされるのは、


同じ文化 背景? をもっているから、


だから それが礼儀として通じる。










でも?


本当は?









口でいうため  言葉礼儀なんじゃなくて





ことばではなくて


それがでてくる きもち の問題なんだよね。
















夏目漱石


です

だけで返したらきっと失礼だよ







でも 本当は 大切なのは きもち だから









いやにはならないでしょ





きもちがちゃんとあったら


夏目漱石は 言葉がちがうのは 文化が少しちがうから しょうがないんだなって わかってくれる





だから 言葉はそんなに重要ではなくて



その言葉が どこからでてきたのか 重要



その言葉が “どこ”からでてきたものなのか っていうことが


重要なことで視るべきところなんだ 視られるところ

2009-10-19

これ何週目ってゆうw

〈彼は自分以外に世界のある事を少しずつ悟ってゆくようでした。彼はある日私に向って、女はそう軽蔑すべきものでないというような事をいいました。Kははじめ女からも、私同様の知識と学問を要求していたらしいのです。そうしてそれが見付からないと、すぐ軽蔑の念を生じたものと思われます。今までの彼は、性によって立場を変える事を知らずに、同じ視線ですべての男女を一様に観察していたのです。私は彼に、もし我ら二人だけが男同志で永久に話を交換しているならば、二人はただ直線的に先へ延びて行くに過ぎないだろうといいました。彼はもっともだと答えました。〉

夏目漱石こころ



増田民なら思うとこある一節ではないでしょうか

彼女無し100年来の悩み

2009-10-10

一ヶ所深く、あとは広く浅く。

一ヶ所深く、あとは広く浅く。

自分の場合だと本、サッカーアニメならかなり深いところまで行ってると思う。

もちろん、もっと深い人なんて腐るほどいるからもっと掘り続けないといけない。

まったく大変だよ。みんな同じだけど。特に最近DVDを借りる義務感が生じてきた。「俺はDVDを借りなきゃいけない!」みたいな。だいたい二日に一回借りに行く。下手すると一日に二回行く。一種の強迫症だと思ってる。それもこれも全部GEOのせいだ。

とにかく、どこか深いところがないといけない。

かと言って、深いだけじゃ駄目なんだ。だから浅く広くもなくちゃいけないんだよ。

俺はアニメしか見ませんなんてのはあんまり信用できないし、本しか読みませんなんてのも信用できない。

アニメに限った話だけでもその中でいろいろなジャンルがあって、

誰かが~はガチって言ったところでアニメ10本見てる奴が言うのと100本見てる奴が言うのじゃ雲泥の差がある。

前者がおもしろい場合もあるだろうけど)普通後者を信用する。

これが映画、TV、文学ラノベ漫画ゲームと広がったら言わずもがなだ。

相対的にしか判断できない。何がおもしろいなんかなんて。だから各ジャンルでの基礎は身につけておくべきだ。浅く広く。

バランスというか多様性が大事。攻撃サッカーなんて響きはかっこいいけど好きじゃない。俺は5-4勝つチームよりも3-0で勝つチームを応援したい。(どっちの試合がおもしろいかは話が別だけどね。それに0-0でもおもしろい試合だってある。あと、攻撃サッカーを標榜してるチームが必ずしも守備をないがしろにしてるわけでもない)

話がそれた。

結局のところ、(例えば)ヤクルトスワローズが好きでヴィンランド・サガが好きで夏目漱石が好きでアマチュア無線趣味でテニサー入っててでも練習してなくて飲み会しかしてなくてねんどろいど集めててコンビニバイトしてる奴がバランスとれてると思う。

2009-09-06

物書きの才能があるのかしら

笑いたければ笑え的なタイトルにしてみた。

マンガしか読まない典型的活字離れ世代の俺だが、それでもどうにか自分の気持ちを人に伝える程度の文章ぐらいは書けるようになったようだ。

夏目漱石とか芥川龍之介とか、ああいう文豪と呼ばれる人たちの長ったらしい小説を読まないと文章なんて書けないと思っていた。

これはどういうことだろう。

増田で投稿する俺のエントリーがよく当たるのだ。文学作品に触れる機会なんて無かったわけだから、難しい比喩表現のストックも無ければ四字熟語や諺に強いわけでもない。

それなのに、100ブクマ以上ついたエントリーの方が、それ以下のものよりも多い。

断っておくが、「○○するためのたった一つの方法」といった、無能御用達の3流ビジネス啓発本(サンマーク出版とかが出してるようなやつ)のようなTIPSブクマ数を稼いだわけではない。

自分の失敗談や、価値観人生観をつたないながらも実直に表現してきたつもりだ。

あれ? 俺ってなんか凄くね? そんな俺が今から本を読みまくって、賢くなったらもっと凄い文章が書けるんじゃね? とふと思ったの。

まぁ、はてブユーザーから共感得られたってそれが読み物としての面白さのバロメータってことにはならないんだろうけどさ。

ただ、一つだけわかったことは、本は一切読まなくても他人から共感を得られる文章は書けるようになるってこと。ブクマは、やっぱり沢山付く方が嬉しい。


読書入門者におすすめの本があったら教えてください

- 転職ならen
- 派遣ならen
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