はてなキーワード: 夢十夜とは
夏目漱石の短編小説集『夢十夜』は、10の独立した物語からなる作品集です。以下に、それぞれの物語のストーリーを簡単にまとめます。
「虞美人草」
植物学者の主人公が、仕事で山中を訪れた際に、美しい花「虞美人草」に出会います。その花に惹かれた主人公は、その後も虞美人草を求めて、奇妙な体験をすることになります。
「トロッコ」
登山家の主人公が、山の中腹にあるトンネルで出会った男性と話をする中で、恐ろしい遭難事件の真相を知ることになります。
「杜子春」
芝居の役者を目指す主人公が、出会った女優との恋愛に悩む物語です。女優が演じる役柄が、主人公にとって思い出深い人物と重なることから、主人公は自分自身の過去と向き合うことになります。
「金色夜叉」
文学者の主人公が、ある夜、金色に輝く美しい女性に出会います。その女性は、主人公に夢中になるが、その正体は一体何なのか?という謎めいた物語です。
「竹取物語」
大正時代の日本に、突然竹取の翁が現れます。主人公が翁に会いに行くと、竹取物語に出てくるような不思議な体験をすることになります。
「蜘蛛の糸」
主人公が偶然出会った女性が、実は蜘蛛の妖怪だったことが明らかになります。その女性に導かれるままに、主人公は不思議な世界に足を踏み入れます。
「老年」
人生の終わりに向かう老人の回想を通して、自分自身や人生を見つめ直す物語です。
主人公が、道化師に扮した男と出会います。その男は、主人公に自分自身を見つめ直す機会を与えます。
「月下の一群」
夏目漱石の短編小説集『夢十夜』は、10の独立した物語からなる作品集です。以下に、それぞれの物語のストーリーを簡単にまとめます。
「虞美人草」
植物学者の主人公が、仕事で山中を訪れた際に、美しい花「虞美人草」に出会います。その花に惹かれた主人公は、その後も虞美人草を求めて、奇妙な体験をすることになります。
「トロッコ」
登山家の主人公が、山の中腹にあるトンネルで出会った男性と話をする中で、恐ろしい遭難事件の真相を知ることになります。
「杜子春」
芝居の役者を目指す主人公が、出会った女優との恋愛に悩む物語です。女優が演じる役柄が、主人公にとって思い出深い人物と重なることから、主人公は自分自身の過去と向き合うことになります。
「金色夜叉」
文学者の主人公が、ある夜、金色に輝く美しい女性に出会います。その女性は、主人公に夢中になるが、その正体は一体何なのか?という謎めいた物語です。
「竹取物語」
大正時代の日本に、突然竹取の翁が現れます。主人公が翁に会いに行くと、竹取物語に出てくるような不思議な体験をすることになります。
「蜘蛛の糸」
主人公が偶然出会った女性が、実は蜘蛛の妖怪だったことが明らかになります。その女性に導かれるままに、主人公は不思議な世界に足を踏み入れます。
「老年」
人生の終わりに向かう老人の回想を通して、自分自身や人生を見つめ直す物語です。
主人公が、道化師に扮した男と出会います。その男は、主人公に自分自身を見つめ直す機会を与えます。
「月下の一群」
昔『ユメ十夜』という、漱石の夢十夜十本をそれぞれ別の監督が撮るって企画モノの映画があったんだけど、
運慶が出てくる第六夜(監督:松尾スズキ/主演:石原良純 feat.阿部サダヲ)の話。
ご存知運慶がダンスで仁王像を彫ってるところを(踊りながら彫ってるのではなく、本当にダンスで彫っている)観衆が2ch語で実況するという趣向で、
当時は「撮影から公開までの間にもう作中の2ch語が古びてしまった」とか言われていた。実際もうズレていた。
それだけネット民の方も、ニッチなりに時代の最先端を高速で突っ走っているという自負があったんだろうけれども、
ある朝目を覚ますと同僚が事務所近くの広場にガンダムが来ているから見に行こうと誘いに来た。
驚きと期待を胸にトラックに乗り込、いざ目にしたガンダムは思いの外小さなものであった。
それもそうである、ガンダムの全長は約18m、おおよそ6回建てのビル程の大きさであり、それこそ今作業している3階建ての民家の屋上に立つと、丁度よく胸から上が見える程度だ。
案外小さいものだったと最寄りの喫茶店で話していると「馬鹿言え、大きさが凄いんじゃない。あのデカさの人型が動いているのが凄いんだ。」と言われた。しかしながら、人型のものが動くというのは存外視覚的驚異が少なく、間近で見れば先程まで乗っていた貨物トラックの方が威圧感があるだろう。なんとも夢のない話である。
今朝2度寝したときの夢。
たしか求人のチラシに載っていて応募した。経験不問だった。電話すると「なかなか人が集まらず困っていた。すぐ来てくれ」と言われ、その通りGoogleマップで住所を調べ赴いた。
そこは三丁目の夕日テイストな古い商店だった。1階は商店、2階は居住スペースになっているらしい。ただ、商店はもう営業しておらず、すっからかんの棚が無造作にあるのみだった。
2階に上がると、しわくちゃの梅干しみたいなお婆さんがいた。どうやら大家さんらしく、浦沢直樹と血縁関係などは無いとのことだった。
そのお婆さんに奥の部屋に案内される。まさしくそこで浦沢直樹は漫画を描いていた。原稿やたくさんの本が散らばる和室だった。今PLUTOを描いていて、早速表紙に消しゴムを掛ける作業を頼まれた。
アシスタントの部屋はどうやら別らしい。手前の部屋の襖を開けると、小太りの青年が必死にベタを塗っていた。これまた昭和な部屋である。
私は空いている机に座り、消しゴムをかけ始めた。部屋の隅にテレビがあり、小さな音量で朝のワイドショーが流れている。
青年がおもむろにそう言う。
私は思わず手元の原稿を見た。PLUTOだ、すげ〜と感激しながら消しゴムを掛ける。
しばらく時間が経って時計を見ると、午後1時すぎだった。急に「そういや今の職場(現実で働いているところ)に辞めるって言ってなかったわ」と思い出す。アシスタント仲間に「すぐ戻ります」と声をかけて出ようとすると、「これ、先生から」とペラっとした付箋を渡された。
内容は覚えていないが、何かの指示だった。浦沢直樹の自画像が添えてある。しかしまあ後で見れば良い。それを机にほっぽって、私は商店を飛び出た。
飛び出て振り返ると、もうそこにあの昭和の商店は無かった。何もない、コンクリートの更地があるだけだった。一瞬の出来事である。
白い看板のような物が立っていて、中学生の男子が2、3人それを読んでいる。後ろから覗き込むと、「浦沢直樹仕事場跡地」と描いてあった。
周りに落書き、というか訪れた人が様々メッセージを書いていた。中学男子は言う。
「へ〜俺んちに20世紀少年あるよ」
「俺んちもなんか鉄腕アトムみたいなやつある」
それはPLUTOだ、そして何話目かの表紙は私が消しゴムを掛けたんだぞ、と口から出かけた時、ああもう幾年も過ぎてしまったんだなと悟った。
あの付箋にいったい何が書かれていたんだっけ、と考えたところで目が覚めた。
不思議な夢だった。
凄い好きなんだよね。夜明けのブギーポップの序盤はマジで神。「共食いで死んだカラスの死体だ」で鳥肌が立つ。というか泣きそうになる。人の痛み、っていうものをブギーポップは書き続けてきた。それはペパーミントの魔術師でも表れてる。「律子、あれを出しなさい」「直接の毒性は無いって発表されたわよ!」ペパーミントの序盤も神。まあ正直ロストメビウス以降は微妙な感じがするんだけど。とにかくペパーミントのアイスをお守り代わりに魔法瓶に入れて持ち運んでた女の子のエピソードは神。人には痛みがある、でもその痛みから常に目を逸らして生きている...
最近夏目漱石を読んでいる。まあ丁寧な文を書く人だな、と思うし、時々面白いな、と思うこともあるけど、上遠野浩平ほどエンタメとか可読性を重視してはないわな。まあ、でも夢十夜の第一夜とかはロマンチックだし、エポックメイキングだと思うよ。
『こころ』なんかは、明治天皇が崩御した時に殉死した人の中には、殉死に見せかけて個人的な理由で命を絶った人もいた、っつー話なんだよな。つまりは漱石もまた「痛み」を書いた作家で、ある意味それは上遠野浩平と共通した点だと思うんだよね...
一番引っ掛かるのは、あれがずいぶん昔のキャラで、30周年の総振り返り企画の一部として出た時に叩かれたってところ。
これを言語化すると、「明治文学にメクラって言葉が出てきて怒ってる人」みたいな印象って言えばいいのかなと思う。
もうちょっと今回の事例に寄せると、
「夏目漱石生誕150週年を記念して有名文芸誌に『坊っちゃん』『こゝろ』『夢十夜』等を掲載して特集したところ、『夢十夜』にメクラという用語があることで苦情が来た」
みたいな感じかな。
俺はよく知らんけど、保毛男がかつてゲイにとって不快なコンテンツであり、実際に不快な言動をして、偏見を助長したのは、真実なんだろうと思う。
けど今回のリバイバル企画では特にホモを強調せず、懐かしの昔のキャラとして出てきて蕎麦を食ってただけ。
最初に「ホモなんでしょ?」「あくまでも噂なの」のくだりを1回だけやったけど、そのあとは普通にいつもの石橋のキャラだったしね。
矢島美容室とかも含めて色々な振り返りをちょっとずつやった中で、特にこのキャラが長めに出演したことが、そんなに許せないのかなあと思う。
齋藤だけど。
齋藤の朝は早かったり遅かったりする。
今日は早かった。
それで主観だけで書いた増田になにか反応でもあれば、齋藤も嬉しいと思って喜々としてはてなをみたら
斎藤に気をつけろ。
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20150130114807
ですよ。
ごめん。面白かった。今、苦笑を我慢してるけど、ちょっとこらえきれそうにない。
朝からディスプレイの前でなんか笑ってしまった。部屋に他の人がいたら不審者じゃないか。
「何となく、だいたいサイバメさんのせいで(いや、氏が「悪い」訳ではないけど)、斎藤という名字が往時の2ちゃんにおける山崎渉的なジャーゴンとして流通してしまいそうな悪寒。 」
うーん。このまま齋藤性を名乗り続けると、サイバーメガネの齋藤さんなのか、増田の齋藤なのかという面倒な事になりそうなので、
サイバーメガネの齋藤さんが、増田の齋藤の新しい苗字を提案してくれたら、今度からそう名乗るよ。
出来たら、日本人っぽくて、そんな苗字は存在しないぐらいの苗字がいいなあ。
「例の湘南の会社の部下を思い出すが、まともに書くとこのように不快になるのが普通なのでフミコ氏の不快回避スキルすげえなあ。と。 」
齋藤としては、主観をそのまま書くだけなのでそれを笑いに変えようという手間は省略したいんだよ。フミコ氏の12分で書かれた文章を読むのは手間がかからないからいいけど。
「非表示に入れとくわ(違)」
好きにしてくれ。
「前に齊藤さんが書いてたような、斉藤か斎藤か齊藤か、みたいな話かと思ったら全然違ってた。」
別人だからそれは違うよ。
「増田と斎藤だと思ったが、本当は増田しかいなかったんじゃないかと思っている。故に、久々にこの夢十夜タグを用いる。」
「http://b.hatena.ne.jp/entry/217229061/comment/Lhankor_Mhy 」
なるほど。わからん。
「アフラ・マズダの怒りはアンラ・マンユすらビビらせるからな。斉藤じゃ仕方ないな」
http://anond.hatelabo.jp/20150130114807
押尾学っぽい事が書かれてあった形跡。
うん。だいたい合ってるとおもうぞ。
やれ。結構書いた。
xevra先生によれば 「虚言癖はメンヘル。大脳が壊れて人間になり損ねた哀れなゾンビだ。近づかないようにするしか手が無い。」
こんな夢を見た。
表情だけでなく、佇まいにも気だるさを携えた女が手元のメモに線を引く。10本目だ。「また見た」と女は誰に言うともなく言った。途端、私の側頭に鈍痛が走る。それでも私は女の開いた胸元から目が離せない。「ちょっと。こいつずっと見てるんですけど。キモいんですけど」
女がまた線を引く。鈍痛が再び訪れる。「見てないってばぁあ」
私の声が情けなく実験室に響く。声を聞いているものは誰だ。私の目には女の胸元、胸の膨らみ、時折動き、柔らかくうごめくおっぱいしか映らない。つまらなさそうな顔をした女の顔よりもそちらに目がゆくのは仕方がない。柔らかそうなVネックのモヘアニット、程よくタイトで気品すら感じるそのお召し物に包まれた二つのおっぱい山が生み出す谷間、そして、深い襟ぐりの中に垣間見える平坦な部分と盛り上がりの境目。女が身を乗り出す。すると境目がより強調され、反射的に指で触れたくなる。指先でその起伏および反作用を確かめたい。女が線を引くが早いか再び鈍痛が響く。
「今の見てないって!ノーカンだろ!」
私の心からの叫びすらノーカンに処す無慈悲な主幹はどこかで白衣でも着て私の目線を汚らわしくカウントし、データ入力しているにちがいない。願わくば黒縁メガネの似合う美少女であってほしい。清楚な見た目とは裏腹に、目の前の女のように立派なおっぱいを携えていてほしい。そこまで妄想したところで私の頭に何十回目かの鈍痛が響いたりしたりなんかした。痛い。もう耐えられない。気づけは、先ほどまでとは違う女が目の前に座っている。ピチッとしたTシャツにブラの刺繍模様が浮き出るほどの見事なきょにゅ鈍痛。痛い痛いいたい。
私はどういうわけか、ただっぴろい実験室に押し込められ、ある実験に参加していた。目の前に女性が次から次へと座り、その女性が胸元に私の目線を感じたらすぐさま手元に線を引く。すると私には電気刺激が流れる、という悪魔の実験である。電気刺激と言ってもどういうわけか私には女性の全力ビンタ、あるいはやさしい肘鉄程度の痛みに変換されて伝わることになっている。しかもその痛みは私の右側頭に集中している。いやらしい悪魔の諸行だ。
この実験の目的は「女性は自分の胸元、乳房への男性の目線をどの程度自覚できるのか」を計測することにあるらしい。よって私は次々と訪れる女性たちと会話をしながら出来るだけ平然としていることを求められた。友人あるいは同僚と接するように、とのお達しだ。しかしながら、平然と、というからには、私の日常生活と同じく、魅力的な女性と見れば胸のサイズを目算し、胸元の開いた様を見かければ凝視する、そんな私の平時のスケベオペレーションを実行せねばならないということであり、女性の胸への意識をある程度は保たねばならないということだ。私はこの実験の条件を飲んだ。なんの抵抗もなく。いったいどういうわけなのか。説明してくれる者は私の他には誰もいない。私にもわからない。
繰り返される痛みに耐えかねてきた頃、今度は小柄な女の子が座った。「よろしくお願いします」と礼儀正しく頭を下げる。私はその隙に彼女の胸を確認する。これまでの女性とは違い、カップサイズはA、良くてB。普通のクルーネックのTシャツ。次に容姿。色気はないが可愛らしいショートカット。小さく整った鼻筋。猫のように丸くてやや釣りあがった眼。二十歳前後であろう彼女は、私に遣わされた休息という名の天使に違いない。これはイケる。
私はかつて観た不条理監禁モノの映画を思い出す。生き残るのは冷静かつ状況判断能力を持ち、慎重でありながら思い切りのいい性格のキャラクターだった。今の私には、それらの素養が求められている。冷静に状況を読み取り、的確な判断を下すのだ。
まっすぐに彼女の目と目の間を、力を抜いて見つめる。よしイケる。私はおっぱいへの意識を捨てた。
「親に愛されてきませんでした……。数日前に彼氏にもフられました。私はこれまで誰にも愛されてこなかったんです。カラダだけ愛されても満たされないのはわかっていても、それでも必要とされるのが嬉しくて応じているうちに、気づいたんです。私も、私こそが、誰も愛してなんていなかったって」
いきなり何を言いだすのだ天使よ。天使のくせに経験豊富なほうか。堕天使か。
「愛」「彼氏」そして「カラダ」。肉欲と妄想に容易に繋がるこれらのワードをスルーし、目の前の女性に向き合うことに集中する。するのだ。私は彼女の朧げな視線をぐっと受け止め、「そうなんだ。それはきっと辛かったろうね」と、優しく頷く。今こそ聞き役に徹するのだ。適度な相槌と相手への共感力と適切な目線。あ、これってはてブで見たやつだ。Gigazineの翻訳記事かなんか。コミュニケーション不全に効く6つのなんとか、とか。私は自らの意識の高さを誇らしく思う。今こそ実践あるのみだ。
話題は高校時代の恋愛から、彼女の将来、家庭の現況、趣味と仕事の話へと、次から次へと変わっていった。いつかは自分の店を持ちたい。彼氏が巨乳好きだったからフられたのかなあ。高校時代は女子からイジメを受けていた。ウエストあたりから見上げるAカップもまたきっと美しいはずだ。父親は家にいないことが多い。下着によってはもっと大きく見えるかもな。私を愛してくれる人、私が愛せる人がいたら結婚したい。よろしい、まずは婚前交渉だ。
彼女の一方的な自分語りに耳を傾けながら、不快な態度を見せず、彼女への興味を保ち、想像力をフル稼働させた。つもりだった。語りがひと段落すると、彼女はメモに線を引いた。八本?
次の瞬間、フルパワービンタが八回まとめて私の頭に見舞われた。一瞬、気が遠くなりかける。何故だ?何が起こったのかわからない。左に仰け反り、倒れゆく私が見たものは、自らの胸を腕で隠しながら、蔑む目線を私に向ける彼女であった。その目はこう語っていた。
「最低」
下から見上げる彼女のおっぱい。アンダーとトップに意外と差がある。良かった。君はBカップだったんだね。
気がつくと、広い体育館のような建物の中に横たわっていた。数人の女性が私を覗き込んでいる。動けない。身体を起こそうとしても、手足すら動かない。金縛りか。生まれて初めてだ。ツイートしなくては。いやそんなことよりどこだここは。
「聞こえますか?聞こえてますか?」と、活発そうなOL風のお姉さんが私を覗き込む。白いブラウスの胸元から大きなおっぱいが作り出す谷間が見える。垂乳根。声に出して読みたい日本語。だが案の定、声も出ない。手も出ない。
「やだ。どうしよう救急車」
何故だか体操服を着た女子高生が慌てつつも優しい雰囲気で私を気遣ってくれる。他の女性も私を心配そうに覗き込んでいる。だが私は何も出来ないでいる。無意識な勃起しか出来ない。あなたたちは優しく美しい。誰かを助けようとしている快い人たちだ。素晴らしい人たち。なのに、なのに私は、あなたたちの胸しか見ていないのだ。あなたたちを人間として扱っていなかったのだ。
すまない。すまない。OL風のお姉さんが私の顔を覗き込むと、無防備な下着とおっぱいが私の目に飛び込んできた。すまない。ありがとう。ありがたや。
私はカウンセリングを受けている。
世の男がいかに女性に対して下心を抱いているか。それを知らしめる必要がある。自らの実験結果を通じて世に広められないだろうか。世の男は女性にとって危険な存在なのだ。初対面の女性を見たらまずは胸をチェックし、街で見かけた見ず知らずの女性と脳内でセックスするような生き物だ。私を一般男性のサンプルとして扱う、という仮定が成り立つならば。しかし私には自信がある。それが世の男性の習性であり、悲しい性なのだ。それを世の女性にもっと知ってもらいたい。
私の熱弁を聴くカウンセラーは、膝にかけていたブランケットで胸を隠した。美しい女性であった。私は微笑み、「もう胸は見ないんですよ」と言った。「痛みが私を変えたんです」
彼女の胸が隠されたことで、ストッキングに包まれた膝小僧が露わになった。
深く腰掛けた腰周り。細いが健康的なふくらはぎ。スカートへ向かって伸びる脚の間の暗渠。くびれが素敵。あの太ももにそっと手を触れたいな。
彼女は無言でペンを取り、手元の資料にそっと一本の線を引いた。
そんな諦めに似た絶望が私の心を満たし、そして痛みがやってきた。
こんな夢を見た。
眼前には長い坂道が広がっている。ハンドルを握る手には振動と向かい風。私は坂道を自転車で下っている。高校からの帰り道。坂道から見える街並みを覆うように水平線が広がっていて、今居る地点の海抜が高いことが分かる。
後ろの荷台には女が乗っていた。私の腰にしがみついて、走り出す時に力をさらに込めた。振り返るわけにもいかぬ。女の様子を教えるのは手から伝わる力と、女の声だった。
「こわくないよ」と震える声で言った。「ちゃんとハンドルを握れば平気」
横幅の広い坂道には、下りを妨げるものはないようだ。坂道の下に横たわる、坂道よりもさらに広い国道をめがけて、私たちは速度を緩めることなく二人乗りで下っていく。ハンドルを握る力はおそらく彼女に伝わる。安心させようと力を強くする。耳の側を流れる空気の音が次第に大きくなった。速度が増している。連れて緩やかに水平線が下っていく。その速度も増してゆく。やがて街で一番高い建物に水平線が差し掛かる。
女と私は同じ高校に通っていた。小学校も中学校も同じ、住まいも近いので、子どもの頃からよく顔を合わせていた。中学校に上がったばかりのころは疎遠になったが、高校で同じ学級になったことで、再び話すようになった。
私の母は、幼なじみというものはそんなものだと笑った。意図せずに関わるだけの理由がある。お膳立てされた関係なのだから、そう簡単には離れない。それがお前たちなのだ、だからせいぜい仲良くしなさい。
年頃の私を揶揄っている。私は母の言葉を聞き流した。反面、そういうものか、と納得したりもした。
確かに、家が近いというだけで、私たちはよく顔を合わせ、一緒に帰宅していた。何度も連れ立って坂道を下った。それぞれ自分の自転車に乗って下る、走り慣れた道だった。どこに危険があるか、どこで速度を増すか、どこでブレーキをかけるべきか。私たちはちゃんと知っていた。「こわくないよ」と、彼女はよく言っていた。ハンドルさえとられなければ。ブレーキが壊れさえしなければ。私も同じく怖さは感じていなかった。彼女と競って坂を下るのは、私にとってむしろ良き刺激であり、私たちの間に横たわる良き交歓であった。意識されない恐れと注意がその歓びを裏打ちしていた。
その日、私は放課後に彼女から想いを告げられた。私たち付き合おう、と言われ、私は自然に頷いた。あなたも私のことが好きなのでしょう、と問われ、私は否定できずに再び頷いた。私からも何か言ったような気がするが、言葉は思い出せない。まるで霞に自分の声を当てるような心地であったことを覚えている。霞の正体は甘い気持ちだ。これまで交わした会話の集まりだ。幼い頃から感じていた予感だ。つまりつかみどころのない不確かさであった。
「こわくないよ」と彼女は言った。
校舎から帰ろうとした私たちを担任教師が見つけ、声をかけてきた。いきなり「お前たち付き合ってるのか」と問われ、彼女は「そうですけど」と答えた。
交際もいいが勉強も大事だ、受験に影響がないように。だがせっかく相愛なのだから、一緒に将来を考えていくのが良いだろう。そうした趣旨のことを私たちに告げたあと、彼女に向かって「内緒にしといたほうがいいか?」と小声で聞いた。私はそれを聞いて、言いふらすつもりなのか、と呆れた。
彼女は背筋を伸ばして「今日からは何も隠しません」と言った。教師は笑って去っていった。
「なんだか照れるね」と彼女は微笑む。自分の耳が赤くなっていくのが分かる。見ると、彼女の頰も赤くなっている。将来を考えよう、と言うと、彼女は私の腰を叩いて、急にどうしたの、と笑った。私の本心であった。
私たちは今はわずかに確かさを得た。意図して関わる理由ができた。だが、意図せず関わる理由が消えてしまったことを寂しがる気持ちも湧いた。確かさを求める心根の一方で、将来に飲み込まれていくはずの不確かさを私は愛でていたのだと気づいた。
今も背後の彼女の頰は赤いか。確かめようもない。私たちは坂を下ってゆく。ハンドルを握る力を加えて、それに応えるように、彼女は「そのまま。そのまま」とつぶやいた。「ブレーキなんかかけないで」
私たちは目に見えぬ霞の中をゆく。確かな背中の重みが増していくように感じる。今や水平線はかき消えて、街並みに隠れてしまっている。最も速度が出る地点だ。ハンドルを握る手には振動と向かい風。そう簡単には離れない、それがお前たちなのだ、と母は言った。こわくないよ、と彼女は言った。私は初めて、走り慣れた坂道を怖いと思った。
「このまま行こう」
返す代わりに、私は確かにハンドルに力を込めた。
坂道が終わろうとしている。傾斜は緩やかに、国道へと伸びている。私たちの育った街へ向かっている。街は霞に覆われているように見える。街は私が愛でた不確かさに満ちていた。おそらくは彼女も愛でたであろう不確かさであった。その霞の中にあっては、確かなものなどほんの一握りに過ぎず、私たちは不確かさを密かに愛でることしかできないのだ。
「まっすぐ。まっすぐ」と彼女は声を上げる。恋人になったばかりの日、彼女は賭けの言葉を発した。
頰が赤くなる。風のせいか速さのせいか。あるいは恐れのせいか。私はもはや賭けから逃げることはできないようだ。私の身体はハンドルを握る以外の動きを許さなかった。
「こわくないよ」と彼女は告げた。
国道を横切ろうとする私たちをめがけて、当たり前のように車が走り込んできた。
見えぬはずの霞がいっそう濃くなった。
こんな夢を見た。
赤子の声が薄暗い部屋に響いている。
泣くような、誰かを呼ぶような様子の声が響いている。程なくして親が戻って来て、私の前に座った。すると赤子の声は収まった。私の前で赤子は鳴いていた。
「すまない。様子を見てもらって」
私の学生時代からの友人は赤子をひとつ撫でて、私に目を向ける。「何の話だったっけね?」
小さな街で私とその友人は待ち合わせ、小さな居酒屋に入ることにした。店の中はさらに小さな個室に分かれていて、私たちはそこに落ち着いた。赤子は机の上に据えられた寝台に寝かされている。どうやら店の計らいで、そのような寝台が設けられているようだ。藤の手提げ籠にしか見えないが、居心地は決して悪くはないようだった。
彼の子供に会うのも、子供をもうけてから彼に会うのも初めてだった。数年会っていないことを確かめて、私たちは自分たちの話や、かつての友人の現況などを語り合うことにした。
私に子はなく、伴侶もない。これまでは旧知の友人たちの結婚や出産の話を聞かされてばかりいた。祝いの席にも何度か出た。だが目の前の友人は、結婚式も祝いの席もなく、ただ結婚し、子をもうけたのだった。私は彼に祝いの言葉を伝える機会を逸したと思っている。申し訳なく思っている。改めて私が祝いの言葉を述べてから、彼は返す言葉でこう言った。
「ありがとう。でも誰にも知らせる気になれなくてね。式も電報もメールも、何だか煩わしくて」
その結果、私は今になってようやく赤子を覗きこんでいる。親しい友人の子の誕生を知らせてもらえなかったことを悔しく思ったが、口には出さなかった。
「でも意外だね。学生のころは、結婚もしないし、子供も作らないと言ってたじゃあないか」私は代わりにそう言った。
「そうだね。でも、あの時にそう思ってたのはほんとうだよ」彼はそう答えた。
かつてバンドを組んでいた彼は会社を立ち上げて成功を収めている。みんなから好かれていたあの娘は今度二人目の子供を産む。物静かで清廉だったあの娘は、昨年離婚して一人で子供を育てている。夜遊びが好きだった彼は放蕩を繰り返していたが、いつの間にか公務員になって、地元に戻って忙しくしている。芸術に打ち込んでいた彼は今度年収が一千万を超えるらしい。大きな家を建てて、子供も二人いる。習い事に精を出しているんだという。
そう続く話の間、私の耳には「子供なんていらない」と言っていた彼らの口ぶりが聴こえ、頭の中には「結婚なんて無意味だよ」と誇らしげに言っていた彼らの口の形が浮かんでいた。
「それで、きみはどうなんだい?」
彼に問われて、私はじっと赤子を見つめていたことに気づいた。赤子は籠から見える風景が楽しいのか、目玉をあちこちに動かしながらもおとなしくしている。鳴くかな、と思っても鳴かない。時折顔をしかめるほかは、表情が変わらない。
「それなりだよ。仕事も忙しくてね」と私は答える。再び赤子に目を戻す。「子供のいる君とは忙しさも違うだろうけれど。いつの間に親になんてなったんだい。まったく」
店の照明が少し暗くなった。どこかで燭台に火が灯された。バータイムに入ったのだろうか。気取った店だ、と彼は言い、籠に手を差し入れて、赤子の開いた手のひらに自分の指を握らせた。赤子は短く笑った。
「この子の名前はなんというんだ」私が言うと、彼は私をいきなり睨みつけた。
「君に教える義理があるのか?」そう言われて、なぜだが私は大変な非礼をした気がして、何も言えなくなった。どこかでろうそくの火が消えて、いっそう部屋は暗くなった。
「皆の言葉を信じてきた」と私は言った。皆が年をとってからも皆と同じに話せるように、皆に寄り添えるように、私は結婚もせず、子も成してこなかった。
だが、皆いつの間にか、伴侶を得て子を成している。うまい仕事に就いている。気づけば、この齢になっても一人なのは私だけになっている。
友人の誰も私を顧みなかったのだ。あの時の無責任で脳天気な発言を、まったくの本心だと思いこんで、その考えやら価値観を受け止めて、私は今こうしてそれらを実践しているのだ。君もあの無責任な友人たちの一人だった。私はただ君たちと同じでいたかったのだ。
一息に言うと、私は手元の酒を飲んで、喉を潤した。彼は横顔をこちらに向けて、つまらなそうにグラスを傾けている。
どこかで別の赤子が泣き始めた。それに釣られて彼の子供も泣くのかと思ったが、赤子は薄ら目で今にも眠りそうな表情を浮かべている。友人は飲み物を飲み干して、
「だから君には名を教えられないのだ」と言った。
やがて、他の客が、赤子を籠に入れて、私たちの前を横切っていった。一人、二人と店の奥に消えていく。次々と、十人ほどの親たちが籠を掲げて通り過ぎた。どの籠の赤子も鳴いていなかった。それほどに広い店だったか。そう思ってから、私たちは食事をしていないことに気がついた。
彼はいつの間にか席を立っていた。私の前には彼の赤子が残されていた。
再び彼は戻ってくるだろう。また赤子を見張っていなければならないようだ。
赤子の様子は見ていて飽きない。自分の子なら、いつまでだって見ていられるだろう。私はまだ見ぬ自らの子の姿を思い描いた。もしかしたら、先ほど通り過ぎた籠の中に、私の子供がいたのかもしれない。そうなのだとしたら、もう会うことはないのだろう。そう思った。
父親はまだ帰ってこない。手慰みに、赤子の開いた掌に指を乗せてみる。
赤子の手は、私の指を握らなかった。
http://anond.hatelabo.jp/20140304083202
こんな夢を見た。
http://anond.hatelabo.jp/20140304130759
http://anond.hatelabo.jp/20140305092825
http://anond.hatelabo.jp/20140305151542
俺はエージェント
http://anond.hatelabo.jp/20140306220419
もうあれは5年も前の話か。
http://anond.hatelabo.jp/20140307043153
そういや前に勝間和代十夜ってあったね。あれ好きだったわ。
(追記)ひとつ見落としてたので足した。
(追記2)二つ足した。残り四夜。見落としてたら教えて。
http://b.hatena.ne.jp/entrylist?sort=count&url=http://www.aozora.gr.jp/
『青空文庫 Aozora Bunko』 の人気エントリーからチョイス。
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ドグラ・マグラ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card2093.html
瓶詰地獄 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card2381.html
創作人物の名前について http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card2138.html
少女地獄 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card935.html
江戸川乱歩氏に対する私の感想 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card2128.html
懐中時計 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card46823.html
探偵小説の真使命 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000096/card2135.html
黒死館殺人事件 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000125/card1317.html
科学者とあたま http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2359.html
ジャーナリズム雑感 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2492.html
電車の混雑について http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2449.html
科学上における権威の価値と弊害 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card42693.html
量的と質的と統計的と http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2350.html
アインシュタイン http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card43074.html
化け物の進化 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card2346.html
アインシュタインの教育観 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000042/card43075.html
ニイチェに就いての雑感 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/card1766.html
純情小曲集 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000067/card1788.html
桜の樹の下には http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/card427.html
檸檬 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000074/card46349.html
山月記 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card624.html
悟浄歎異 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card617.html
李陵 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card1737.html
名人伝 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000119/card621.html
セロ弾きのゴーシュ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card470.html
ツェねずみ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card1949.html
やまなし http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card472.html
グスコーブドリの伝記 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card1924.html
銀河鉄道の夜 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card456.html
農民芸術概論綱要 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card2386.html
注文の多い料理店 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000081/card43754.html
夢十夜 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card799.html
こころ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card773.html
草枕 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card776.html
道楽と職業 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card757.html
吾輩は猫である http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card789.html
私の個人主義 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card772.html
田山花袋君に答う http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/card2370.html
蟹工船 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000156/card1465.html
老妓抄 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000076/card447.html
狂童女の恋 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000076/card986.html
人間失格 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card301.html
小説の面白さ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card1604.html
如是我聞 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card1084.html
トカトントン http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card2285.html
お伽草紙 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card307.html
女生徒 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card275.html
駈込み訴え http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card277.html
斜陽 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card1565.html
グッド・バイ http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card258.html
葉 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card2288.html
走れメロス http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/card1567.html
侏儒の言葉 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card158.html
河童 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card69.html
藪の中 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card179.html
文芸的な、余りに文芸的な http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card26.html
あばばばば http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card14.html
蜘蛛の糸 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card92.html
夜長姫と耳男 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42614.html
堕落論 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42620.html
桜の森の満開の下 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42618.html
不良少年とキリスト http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42840.html
推理小説論 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card43189.html
教祖の文学 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42864.html
阿部定さんの印象 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42883.html
深夜は睡るに限ること http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card43159.html
青春論 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42624.html
風と光と二十の私と http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42615.html
日本文化私観 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42625.html
勉強記 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42623.html
風博士 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/card42616.html
「いき」の構造 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000065/card393.html
少女病 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000214/card1098.html
蒲団 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000214/card1669.html
セメント樽の中の手紙 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000031/card228.html
支那人の食人肉風習 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000372/card4270.html
支那人間に於ける食人肉の風習 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000372/card42810.html
最終戦争論・戦争史大観 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000230/card1154.html
十八時の音楽浴 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000160/card865.html
音楽の反方法論序説 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000059/card374.html
手袋を買いに http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000121/card637.html
あたらしい憲法のはなし http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001128/card43037.html
尾崎放哉選句集 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000195/card974.html
僕の読書法 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000040/card46359.html
大阪の憂鬱 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000040/card46499.html
読書子に寄す http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001119/card42753.html
小さなメディアの必要 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000117/card611.html
死者の書 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000933/card4398.html
平安朝時代の漢文学 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000284/card3340.html
公開書架(Open-shelf-system)につきて http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001227/card46210.html
善の研究 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000182/card946.html
絶対矛盾的自己同一 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000182/card1755.html
一握の砂 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000153/card816.html
役人学三則 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000922/card43242.html
言語体の文章と浮雲 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000051/card1446.html
在りし日の歌 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000026/card219.html
ルバイヤート http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000288/card1760.html
阿Q正伝 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001124/card42934.html
伽藍とバザール http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000029/card227.html
あのときの王子くん http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001265/card46817.html
まざあ・ぐうす http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000000/card546.html
ラプンツェル http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001091/card42309.html
アメリカ独立宣言 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/001189/card45257.html
ガリバー旅行記 http://mgw.hatena.ne.jp/?url=http://www.aozora.gr.jp/cards/000912/card4673.html
http://d.hatena.ne.jp/barcode?str=http://anond.hatelabo.jp/20080708184613
また挫折しそう。中学時代から数えて何度目だろう。
一応文学部に籍を置いているんだからさっと一読くらいはしておこうと思うのだけど、どうも苦手で。
といっても、『吾輩は猫である』なんかは読めたし、「夢十夜」は大好き(特に第一夜。世界文学も含めて、これまで読んできた短編の中で五指に入るくらいの愛しぶり)。高校一年で課題図書になった『こころ』も読めた。その他にも、短篇・中篇の類いはそこそこ読んでる。
問題はいわゆる「三部作(三四郎・それから・門)」と呼ばれているもの。「三四郎」の頭数十ページでいつも挫折する。どうにも読み進めるためのドライブ感が感じられない。なんなんだこのインテリ非モテ! ウザいんじゃ! という気持ちがふつふつと沸いてきて堪えきれなくなってしまう。むー。どれくらい読み進めると面白くなってくるもんなんだろう。