はてなキーワード: アルムとは
前編
○すしらーめんりく(登録者414万)、2018年に最大手事務所UUUM脱退していた事を発表。詳細は話してはいけないことになっているそう。
○以前よりパワハラが取り沙汰されていたVtuberグループ、ゲーム部プロジェクト(登録者37万)が中の人を告知もなしに全員処断。炎上。
○ゲーム部プロジェクトの会社が別のプロジェクトを立ち上げて新チャンネルを作るもアンチ達に通報ラッシュされて2日でBANされる
○大手事務所VAZ、所属グループスカイピース(登録者251万)のファンクラブ会員に対し、年会費を払っているにもかかわらず入会特典を送らずに会員期限を終えようとしていて金だけ受け取っている事が発覚。炎上。
○デヴィ夫人(登録者5.8万)YouTubeデビュー。デビュー動画も高評価率96%と好評。
○本田圭佑(登録者6.3万)YouTubeデビュー。デビュー動画高評価率95%。しかしそれ以降動画なし。
○キングコング梶原ことカジサックが登録者100万人突破(登録者107万)。100万人行ったら夢を明かすとしていたので発表。まとめると若者のテレビ離れをなんとかしたいということ。あまり受け入れられず低評価が増えたが登録者が減るほどではなかった。
○男女の友人コンビ ヴァンゆんチャンネル(登録者138万)の男、ヴァンビが2人で韓国に行った際、人生初のカジノへ。元手は1000万。そしてヴァンビの取った戦略は50万スタートのなんと倍々戦略、マーチンゲール法。当然速攻で追い込まれるが急に連勝して最後には1100万プラスで終了
○MEGWIN TV(登録者97万)所属時に逆パワハラをして最後には被害者のフリをして視聴者から金を巻き上げたふぁるこんとめてお(登録者21万)、すっかり人気が溶けてしまい再生数が10万に届かなくなってしまう。テコ入れとして夏休み企画、ゲーム実況100本を企画するも再生数が1万に届かなくなってしまう。
○ふぁるこんとめてお、生きた魚を捌く前に小さい水槽に何匹も詰め込んで遊んで炎上
○遠藤チャンネル(登録者3.8万)普段から炎上事や事件に対して悪いと言われてる側を「○○は悪くないっすねぇ」と無理矢理擁護して逆張りをするネタで動画を出していたが京アニ放火事件にまで手を出して炎上。自分に放火してしまう事態に。
○ツイキャス出身のkimono(登録者15万)、出会い系で未成年淫行をしようとしているおじさんにJKのフリして女声で通話する釣りを生配信で行なっていたが相手からいきなり男性器の画像を送られて焦って配信終了。
○kimono.メインチャンネルが生配信中に悪意のある表現としてBANされる
○グループ ボンボンTV(登録者186万)のなっちゃん、体調不良で活動休止
○年収チャンネル(登録者5.7万)、ホリエモンをゲストに呼んでボコボコにされる
○16歳のJK 渡辺リサ(登録者15万)既に1度妊娠・中絶を経験しているが2度目の妊娠をして三月に出産。しかし妊娠中に彼氏のいっせいが渡辺リサの親友のインスタグラマー、アルムと浮気しているという話を友人Aから聞き、大爆発。彼氏とアルムは逃亡。
○DJ社長(登録者186万)が彼の会社の新人のジャスミンゆま(登録者9.9万)に対し「今からホテルにきて」「来ないならクビにする」といった内容のパワハラを行なっていたことを告発される。
○DJ社長、ジャスミンゆまに対し脅しをかけて今回の件を「炎上商法だった」という事にさせる。ネタバラシ後にジャスミンゆまがツイッター上でリスナー達に対し「今どんな気持ち?」と煽ってしまったのもあり、セクハラ、パワハラに敏感な人々の間で大炎上。
○DJ社長、コレコレの生配信に登場。今回の件について「炎上商法は問題なかった。ネタバラシの時にジャスミンが煽ったのが悪い」とジャスミンに責任を押し付ける。
○DJ社長事件についてネタバラシ直後に炎上商法に感心するようなコメントを残したyoutuber達が虚言擁護として次々に炎上。
○その後脅されたジャスミンは一人で謝罪動画を撮らされる。結果としてDJ社長へのヘイトは薄まり、彼のパワハラは不問となった。
☆ゆりにゃ 2月に浮気発覚して別れるもヨリを戻したが結果また浮気☆
☆ゆりにゃ 韓国の出会い系サイトでヤリまくって問題起こしまくった結果出会い系界隈で有名人になってしまい韓国では出会えなくなってしまう☆
☆ゆりにゃ 韓国で出会えなくなったため帰国。「帰国してから7日間ヤッてないから私はヤリマンじゃない」発言☆
☆ゆりにゃ ここ2年ほどで二桁の浮気をしてきたのに浮気されたと言っている渡辺リサを応援してしまう☆
☆ゆりにゃ 渡辺リサを応援した事について 浮気しまくってたお前が言うな といわれブロック祭り開催☆
今回は以上です。
前は小さな事件が乱発してて一言で済むようなのが多かったのですが今回は少し説明しないと意味のわからない事件が多くてすみませんでした。
先日「ルルアのアトリエ〜アーランドの錬金術士4」というゲームをクリアした。システム的に人は選ぶけれどとても面白いゲームなのでおススメ。
ところでこのゲームの登場キャラクターの中で一番魅力的なキャラクターと言えば、そう、エーファ・アルムスターだ。一番可愛いのはメルル姫だし、一番性的なのはトトリ先生だし、レフレは通いつめて懐かれるか怯えられるかしたい衝動に駆られるが、でもやはり、魅力的なのは圧倒的にエーファなのだ。その理由を順を追って説明しようと思う。
まず発売前に公開されたビジュアルに注目したい。ピンクを基調にしたエプロンドレスを着たショートカットのお人形のような女の子がゴツイ大砲を持っている姿に目を奪われることだろう。可愛い女の子がゴツくて威圧感のある武器を持っている姿に心惹かれるのはオタクの本能と言われている。これを見て、すぐにエーファという名前を覚えた。ちなみに戦闘ではこの大砲の砲身で敵をブン殴る。最高。
そしてルルアのアトリエが発売される。既にちょっとエーファに心を奪われていたながらもとりあえずプレイを始めた。エーファは主人公ルルアの幼馴染として物語開始とほぼ同時に登場する、ルルアのことなら全肯定するとても良い子だ。時々投げやりだったりするけれど基本的に全肯定しようとする姿がとても可愛い。エーファは、主人公ルルアの住む町アーキュリスに佇むアルムスター孤児院の子の一人である。そして序盤のとあるイベントの中でエーファがルルアのことを(恋愛感情として)好きだと明かされる。つまり百合キャラだ。これは予測できていたし、私は百合が特別好きというわけでもなく、他にも魅力的なキャラクターが登場する中で少しずつエーファへの興味は薄れていった。彼女は幼馴染百合キャラというありがちなポジションなのだと思い込んでいた。
やがてエーファのキャラクターイベントが進む。彼女のイベントの内容を要約すると「実はエーファは貴族の娘だったが家督争いに巻き込まれて幼い頃からアルムスター孤児院に預けられており、その実の親から落ち着いたので戻ってきてほしいと伝えられ、半ば怒りを露わにしながら断る」というものだ。ルルアはエーファに頼まれて同行し、その中でエーファの過去や悩みを知ることとなる。またこのエピソードの中で、ルルアがもともとアルムスター孤児院の子であり、エーファとは同年齢の家族であった事も明かされる。正直言ってありがちなエピソードだと思う。この時点で、私はエーファに対しておおよそ興味を失っており、このエピソードも適当に読み飛ばした記憶がある。本来ならこの時点で私は気付くべきだったのだ。
エーファのキャラクターイベントが終わると、サブキャラクターの冒険者イエルチェとの会話イベント、そしてアルムスター孤児院の父ベノンのエピソードへと繋がる。ベノンが昔は有名な冒険者だったかもしれない、という情報を得たルルアが持ち前の好奇心で探り始めるという内容だ。このルルアの行動をエーファがたしなめるシーンがある。なぜたしなめたか。未だ孤児院で過ごしており孤児院の子の最年長として、奔放なルルアに、子供達の手本となる行動をして欲しかったのか。違う。ルルアに注意した後「誰にだって知られたくない過去があるものだ」と、彼女は一人呟く。斜め後ろからの表情を映さないカットがひときわ目に残る。
ここでハッとした。エーファはありがちな幼馴染百合キャラだと思っていた。けれど彼女とルルアの関係はそれだけではない。エーファにとってルルアは家族であり、幼馴染であり、最愛の人だ。親愛、友愛、恋愛の全ての想いをルルアに対して抱いている。この二人は作中のあらゆるキャラクターよりも深い絆で結ばれているはずなのだ。にもかかわらず、エーファは自分の過去を、悩みを、ルルアには話したことがなかった。具体的な事が起こるまで、自分の内に抱えたまま、誰にも言わず生きてきたのである。エーファは「誰にでも知られたくない過去があるものだ」と言った。エーファは自分の過去を、家族にも、幼馴染にも、最愛の人にも言わなかった。このとき、エーファは自分と他人の間に明確な線を引いているのだと、そう感じた。そう思って会話イベントを見れば、両親(正確にはその使者だが)と会う時につらくてルルアを頼ったあの一回を除いて、エーファは作中全てのキャラクターと明確に距離を置いている事が見えてくる。踏み越えるべきでない一線を絶対に超えない。無茶は言わないし、媚びる態度もとらないし(ルルアに便乗することはあるけれど)、文句も言わず全てに肯定的。物語後半になって、エーファというキャラクターがとても異質なものに見えてきたのを覚えている。
そんなエーファの性質も、よく考えれば自然な事だ。だって、エーファは実の両親に捨てられたのだから。実の両親ですらエーファにとっては信頼に足りないただの他人なのだから。だからエーファは本源的な部分で他人を信頼できない。理性的に他人を信頼できても、最後の一線をどうしても超えられない。他人を信頼して裏切られた時の気持ちを、エーファは知っている。彼女そうやって生きてきたし、これからもそう生きていくのだろうか、そう考えると心がギュッとなった。
ところで、本作はマルチエンディング方式を採用している。バッドエンドとノーマルエンドとトゥルーエンド、それからネタエンド、あとはパーティキャラ毎にキャラクターエンドが用意されている。また本作のやりこみステージはクリア後の世界である。通常、こういったゲームのクリア後世界はかなりメタ的都合に配慮されていて、例えばパーティキャラの一人が旅立つと決心しても、「まだ色々やらなきゃいけない事があるからそれが片付くまではここにいるぜ」的な辻褄合わせの会話が挿入されたりする。本作にはそれがない。エンディングでパーティメンバーは各々の道へ歩き出すが、それを無視してクリア後世界ではみんなパーティに残っている。エンディングの未来がifなのか、クリア後世界がifなのか、正直どっちでもいいけれど、この仕様から各エンディングのif感が強調される。
本作のキャラクターエンドはとても面白い。例えばオーレルエンドは本作ストーリーと地続きにあり得るifストーリーなのだが、ニコエンドやフィクスエンドはなかなかに突拍子がない。確かにストーリー中でそういう可能性は示されるけれど、さすがにオーレルを差し置いて彼らが選ばれる未来があるとはとても思えない。でもそれでいい。それでいいんだ。ニコもフィクスも、ルルアに対して普通でない感情を抱いていることは読み取れる。なら針の先ほどの可能性だったとしてもそれを掴み取る未来。いいじゃないか。最高じゃないか。少しメタ的な言い方をするなら、キャラクターエンドはキャラクターが物語に対してわがままを言えるほぼ唯一の場である。だから多少突拍子なくてもいい。彼らが望んで止まなかった未来を気兼ねなく広げようじゃないか。
だからこそ、エーファが何を望んだのか期待した。もしかしたらちょっと顔の赤くなるような、甘い世界を見せてくれるのかもしれないと期待した。彼女が抱えた問題を越えた先に何が待っているのか知りたかった。だからこそ、驚いた。エーファは何も望まなかった。キャラクターエンドという自分が主役のステージに上がってまでして、彼女は全てのifを否定して現状維持を選んだ。彼女はついに、ルルアとの間に引いた他人としての一線を越える事が出来なかった。彼女は何に代えても手に入れたいと思っていたものを、自身の人生の中で培ってきたつまらない価値観がために、ついぞ手に入れることはできなかった。この事実が、あまりにも残酷で、美しいと感じた。
アトリエの世界はファンタジーの世界だ。登場するキャラクターは基本的に皆前向きで、未来を悩み模索する。そんな中でエーファのエピソードは明らかに異質だ。彼女は、とうに決別したつもりの過去をただもう一度切り捨てただけで、本質的に何も変わっていない。彼女はパーティメンバーの中で唯一、物語を通して変われていない。過去を切り捨てることはできても、決別して新たに踏み出すことはできていない。物語が終わって、その先の未来になっても、彼女は自分の中にある傷跡にずっと引きずられている。エーファだけが、ルルアのアトリエの世界の中で、ひときわ人間的な存在として描かれている。つまらない事で大切なものを諦め、それで仕方ないと自分に無理やり納得させ、これで良かったのだとモヤモヤしたまま生きていく。そんな気持ちで、彼女はモノローグを恨めしく、淡々と語ったのだ。