はてなキーワード: 安倍さんとは
薄々感じていたが今回の騒ぎでけっこうな確信を得た。
格好つけで、優柔不断で、人から何かを言われるのが嫌いで、さほど頭も良くない、人と話すのがダメ。
体系的な知識を持たず、思考の射程距離が極端に短い。それは何かを考え続けるというストレス耐性が低いためである。
中でも最大のものは、何かを決断する事態に対する強烈なストレスである。
とにかく何かを決めなきゃいけない事そのものがいやでいやでたまらない。
そんな状況から逃げ出すためにやる事がこの度の休校のようにただ派手で誰かがやってくれそうでかっちょいい思いつきにとびつく。
何故ならそういうわかりやすいお答えがあれば決断するストレスから早く逃げられるからである。
何の因果か俺の分際で多くの人々を巻き込んで決断をしなきゃいけないところに追い込まれた安倍さんの苦しみをお察しする。
ところで俺は俺が嫌いである。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200228/k10012305671000.html
要約すると、「自身が行った要請に法的拘束力はなく、判断は任せる」
これはずるいやり方だけど、安倍さんを救うかもしれない。
どちらに転んでも勝ち。
しかもクルーズ船の件や、検査態勢の遅れへの追及、それで支持率が落ちていたことも消し飛んだ。
今回の要請は賛否があるけど、元々は3:7くらいで批判の方が多かっただろうから、賛否が五分五分になるだけでも十分にお得。
そして、北海道を動かし、緊急事態条項が必要だと主張する材料にもできた。
最初に巻き起こる批判さえかわせれば、安倍さんにとって起死回生の策になる。
しかし、やってられないと思う部分もある。
この一斉休校で苦労させられる人たちがそれを乗り越えようとする努力が、安倍さんの判断が正しかったことを裏付ける形で回収されてしまう。
頑張って乗り越えた結果、「ほら、できたでしょ?俺、正しかったでしょ?」とやられる。業腹。