はてなキーワード: 内申書とは
夏休み明けは自ら命を絶つ子が多いという。
ここ数年、そんなわけで夏の終わりにいじめられている子へのメッセージを著名人が流している。
響かない。
どれも響かない。
その理由はいくつか思いつくのだが、最大のものをひとつだけ書いておく。
受験なら内申書もからむ。内申点には通学実績やテストの評価も加味される。
登校→授業&テスト→評価で進学先、ひいては就職先が見えてくる。
有名人は割と簡単に「辛いなら学校に行かなくてもいいよ」と言う。
しかし前述のシステムがある限り、学校に行かない選択をした方はかなりの不利益を被る。
学校に行けなくなった原因を作ったいじめっ子たちはウェーイと騒ぎながら学校生活を謳歌し社会の波にも乗っていくのに。
自分自身もひどいいじめに遭って登校をためらった。何度も死のうとした。
両親はまさに「学校になんて行かなくてもいい」と言ってくれた。それには感謝もしている。
しかし子供の自分でも思ったのだ。何でいじめ被害者が折れなきゃならないんだと。学歴につながる手段を絶たれてたまるかと。
(これには両親が中卒で苦労していたのを察していたから自分は絶対に学歴をつけようと思っていたのもある)
進学先で人間関係リセットできる幸運に恵まれていま生き永らえている。でもこれもたまさかだと思う。生きていることが絶対に尊いかは断言できない。死にたくはないが生きていたいわけでもない。
#8月31日の夜に。タグで「学校に行かなくても卒業できる」と書いている人はものすごい高学歴の有名人だ。
「長い人生から見ればたった3年、頑張ろう」で炎上している人も一般人から見たら超勝ち組だ。
私立の幼稚園だか小学校だかの受験で必要書類として母子手帳(のコピー)が求められる件を思い出した。
学校側が何の為に母子手帳を要求して来るのか明かさないので、受験希望者の保護者達の間で憶測が飛び交う。
出生時の記録を抹消・捏造or最初から記入しない事を産科医に求めたりとか。
原理主義的自然派育児を行って来た保護者が、私立校受験のために情報収集してみて初めて、母子手帳のワクチン接種欄が全くの白紙であることをリスクに感じて、慌てて予防接種をさせ始める(が、今度はワクチンのロット番号が気になって仕方ない)とか。
私立校が保護者達を操っているのかどうかは定かではないが、保護者達がほとんど自主的にけつに火が点いたようにテンテコダンスを躍り狂っていることは確か。
と、似たような感じで、内申書にも生徒やその保護者達が過度に踊らされている感があった。
私が中学生時代はもうずいぶん昔の話であるけれど、普通に学生生活を送っていれば内申点が悪くて進学に響くというような事はないという感じで、内申書が問題になるのは元増田の話のようなケースとか、不良が起死回生をはかる時とか、そういう場合くらいな訳で、特に何の問題も起こさない生徒が内申点を上げる為にする努力というのは基本的に無駄、という感じだったので、内申書=悪とまで言うのはどうかと思う。
しかしブコメ見ると教師に嫌われたせいで内申点下げられたとかいう経験談があったりなどし、本当にそこまで恣意的な制度なんなら、ヤバいな。