2018-09-01

いじめのこととか「#8月31日の夜に」タグのこととか

夏休み明けは自ら命を絶つ子が多いという。

ここ数年、そんなわけで夏の終わりにいじめられている子へのメッセージ著名人が流している。

響かない。

どれも響かない。

小中いじめられっ子の自分には微塵も響かない。

その理由はいくつか思いつくのだが、最大のものひとつだけ書いておく。

いまの日本学歴社会である

学歴とは(ある程度までは)学校教育で培われるものである

受験なら内申書からむ。内申点には通学実績やテスト評価も加味される。

登校→授業&テスト評価で進学先、ひいては就職先が見えてくる。

有名人は割と簡単に「辛いなら学校に行かなくてもいいよ」と言う。

しかし前述のシステムがある限り、学校に行かない選択をした方はかなりの不利益を被る。

学校に行けなくなった原因を作ったいじめっ子たちはウェーイと騒ぎながら学校生活を謳歌社会の波にも乗っていくのに。

※この場合高卒認定がある」等は的はずれなので置いておく

自分自身もひどいいじめに遭って登校をためらった。何度も死のうとした。

両親はまさに「学校になんて行かなくてもいい」と言ってくれた。それには感謝もしている。

しか子供自分でも思ったのだ。何でいじめ被害者が折れなきゃならないんだと。学歴につながる手段を絶たれてたまるかと。

(これには両親が中卒で苦労していたのを察していたか自分絶対学歴をつけようと思っていたのもある)

から自分学校に通い続けた。

進学先で人間関係リセットできる幸運に恵まれていま生き永らえている。でもこれもたまさかだと思う。生きていることが絶対尊いかは断言できない。死にたくはないが生きていたいわけでもない。

#8月31日の夜に。タグで「学校に行かなくても卒業できる」と書いている人はものすごい高学歴有名人だ。

「長い人生から見ればたった3年、頑張ろう」で炎上している人も一般人から見たら超勝ち組だ。

安易に生きていればいいとも言えない。学校に行かなくてもいいなんてもっと言えない。

考えれば考えるほどよくわからなくなってくるけど、そのわからなさを誰かにほどいてほしい。

  • 軟弱が下衆の肥やしになるなら 今からでも遅くはないから報復すべき

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