長年の増田勘…とでも言おうか
猫にも同じことが言える。
外をうろつき、庭に糞をしていく猫は大嫌い。
畑を荒らして苗を掘り返していく猫は大嫌い。
車も通る道なので年に何回かは惹かれた猫見るし。
そう言う意味では、猫が嫌いと言うより
大当たりです。どうしてそう思ったんですか?
いや、それだけでこうなるとは考えにくい。
そして、それが出来るのは“部屋の中”にいた者だけ。
凍りつくような冷気が背筋を吹き抜けていくのを感じた。
慌てて俺たちは一階と同じように隊列を組む。
何度も周囲を見回した。
いや、焦りから視線が泳いでるだけ、といった方が正しいかもしれない。
「ダメだ、どこにもいないよ!」
「私、女だけど、ミミセンの方が血液サラサラしてて飲みやすいわよ!」
「おい、タオナケ! 仲間を売るんじゃない!」
いつ解かれるかも分からない緊張感に耐えられず、俺たちの陣形は乱れつつあった。
こちらの様子を窺っているかもしれない相手に、そのような隙を晒すのはマズい。
早く見つけないと。
けれど一瞥しただけで分かるほど狭い空間には、どう見ても潜める場所は存在しない。
見落とすような場所なんて……。
その時、ハッとした。
「そうか、屋根裏だ!」
仲間も一斉に天井へ顔を向けた。
「で、出てこい!」
何の反応も返ってこないが、俺たちは警戒を解かない。
「ほれっ!」
シロクロは近くにあったモップを拾いあげると、天井をドンドン突いた。
すると、バタッと大きな音がした。
己を奮い立たせるように、二度目の威喝は全力でやった。
その後またも静寂が流れたが、今回は数秒と続かない。
「えっ!?」
俺たちがその状況を理解する間もなく、その空間から何者かが勢いよく降りてくる。
虚を突かれた俺たちは不覚にも立ちすくんでしまう。
ただ一人、シロクロだけは怯まない。
何者かが降りてきた時には、既に前傾姿勢で走り出していた。
「は? ドラキュ……」
ドラキュラは催眠術を唱えようと言葉を紡ぐが、わずかだけシロクロのタックルが早かった。
「ぐえ! な、なにを……」
床に倒れこんだドラキュラに、すかさずシロクロはマウントポジションをとる。
一気に勝負を決めるつもりのようだ。
「行くぞ!」
そう言ってシロクロは、なぜかニンニクを自分の口に放りこんだ。
突然ニンニクを食べだしたシロクロに、ドラキュラは戸惑いの表情を浮かべる。
俺たちも困惑していた。
「シロクロ……それは自分にじゃなくて、ドラキュラに使うんだ」
「え、そうなのか……ぶうぇっ!」
それがドラキュラの顔にぶっかかる。
「ぎゃああ!?」
ドラキュラが情けない叫び声をあげながら、足をバタつかせている。
どうやらニンニクが効いているようだ。
この隙を見逃してはいけない。
「俺たちも続くぞ!」
毎年思うんだけど、なんで戦争と言った時に第二次大戦しか出してこないんだ。
日本の受けた被害じゃないと現実感を感じられないなら、そっちの方こそ問題なんだよ。
だいたい、75年前の方が現実感ねーし、他人事である事に違いはないしな。
記憶も怪しくなる年齢の爺さん婆さんのどれだけ盛られてるか分からん体験談より、
去年地雷で両脚失いましたみたいな人達の体験談の方がよほどリアリティがあるだろうに。
私は死を超えたいです。
しかし、首を締め、肺に水や煙を吸い込んで、苦しみたいわけではありません。列車に轢かれて四肢を轢き裂かれたいわけでもありません。
ただ贅沢な望みを言っているにすぎません。私は産まれる前に戻りたいです。
虚無感に耐えられない、苦痛に耐えきれないなどそのような理由はふさわしくなく、それらは動機の一部に過ぎず、アンビバレンツであり、ただ漠然と死にたいです。
私は死ぬ準備ができていません。
彼らは火を見たいだけだろ
以前は、所属先の社長も炎上系の人だったから、むしろイケイケだったんだろうなって思ったけど、たしかそこは辞めたはず。
自分の首を絞めて、窒息するまでキツク苦しめて
グエー死んだンゴ