はてなキーワード: 呪怨とは
http://ch.nicovideo.jp/nhorror
あなたの周りに、20代後半から40代の、いわゆる「ホラー映画にうるさい人間」はいるだろうか。
ラブロマンス。SFサスペンス、ファンタジー冒険譚。数ある映画の中からとりわけ「ホラー映画のみ」に熱を向ける人間だ。
もしいるのであれば、その方に「なぜホラー映画を見るようになったか?」と聞いてみてほしい。おそらくはだいたい同じ答えが帰ってくるはずだ。
『たまたま深夜につけたホラー映画が面白かった』。間違いなく彼はそう答える。
ところでどういったわけか、2015年現在。深夜にテレビを付けてもホラー映画は「やっていない」。呪怨とリングの新作が出るたび旧作が再放送される程度だ。
鏡を使ってキャンディマンを呼んだり、ジェイソンが宇宙に打ち上げられたり、
世界がゾンビまみれになっていることに最後まで気がつかない酔っ払った男たちの映画は、地上波では流されないのだ。
血がだめなのか怖いのがだめなのか。とにかくやらないのだ。
ニコニコ生放送では現在「ニコ生ホラー百物語」と称して、夜9時前後からホラー映画・モキュメンタリーを毎日数本流している。
ラインアップを眺めると、確かに大半はアイドル主演の見る価値もない駄作や、明らかにやる気のないフリゲの実写化だ。
だが飛び飛びで「おっわかってるな」という作品があったりする。
『ムカデ人間』の虜になったキ印の男が創りだした世にもおぞましい地獄絵図、「ムカデ人間2」
おぞましさの中に光る鈍い倫理をラース・フォン・トリアーを思わせる映像技法で描いた、「ビー・デビル」
世界で初めて内蔵描写を映画に盛り込んだ伝説の傑作、「血の祝祭日」
冒頭から女の顔をグチャグチャにする。風船ガムを噛みながら乳房をもみしだく女を後方から金槌で一撃。目玉を掘り出し、潰れたトマトのような顔面のあらぬところにねじ込む。ビルから飛び降りた女をこともなく自動車が引きつぶしていく。「ゴアゴア・ガールズ」
シャム双生児の兄が巻き起こす殺人の恐怖を描いた「ヒルズ・ハブ・アイズ」「サランドラ」に並ぶ奇形カルトホラー、「バスケットケース」
極限の残酷描写、解釈を生むラストシーンが賛否の声を轟々と呼んだホラー史に残る大問題作、「マーターズ」
そしてなにより、『暴力』以外に何もない見るもの全てを不快にする、「スペイン一家監禁事件」である。
今までは「まーた『フッテージ』流すんかよ」というセレクションだったはずなのだが、これは明らかに「わかる」人間が選んでいるセレクションだ。
今のなまっちょろいテレビに「これを見習え」とは言わない。ただただこの洋画ラインアップを並べてくれたドワンゴの誰かにただただ拍手を送りたい。
「夜にたまたま見たホラー・スプラッタ映画」。これの代替になるコンテンツがまさかニコ生になるとは思いもしなかった。
少しでも興味がわいたら、どうかたまたま見てほしい。国外映画については傑作だと断言できるものばかりだ。
しかし「スペイン一家監禁事件」を大勢で見れる機会なんてもんがくるとはなあ…。
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ここまで書いたあとで気付いた。このラインナップはどうやら「続・死ぬまでにこれは観ろ!」(http://korehamiro-kingvideo.com/)とのコラボらしい。
昔から邦画はなんか画面が暗くて見づらいなーと思ってたけど、ちょっと調べたら結構出てきたから割と同じこと思ってる人いたんだな。
そして、怖くて観てないけど貞子とか呪怨とかの流行ってた時期にCMとかで「邦画・暗い・ホラー」で紐付けされてしまって、
それ以降、別に怖くない映画なのに屋内とかの薄暗い画面のシーンが来ると、ホラー映画のホラー存在がいつ出てくるかわかんねえぞ的なシーンに見えて、
胃がザワついて生唾が出たり、見てられなくて思わずチャンネル変えたり、そそくさとその場を離れるようになってしまった。
昔から、他人が不調なのを見聞きするとちょっとタイムラグを置いてから釣られて不調になる。なんなんだろう。
「頭痛いので早めに上がります」と先輩が帰った後、1時間後ぐらいに自分もめっちゃ頭が痛くなるとか。
「自転車でコケて左腕怪我したんですよ」と後輩が言っていた翌日、朝から左手がズキズキするとか。
「おなか痛くて」「熱が」「吐き気が」「切り傷が」「打ち身が」
100%ではないんだけど、何か他人の不調の欠片が頭に残ってしまうと感染する。
印象に残るとダメな感じ。
インフルエンザにかかる人が増える時期は、インフルエンザにはかからないくせに
「誰それが倒れた」「熱が○度あるらしい」という会話を聞くたびに熱だけが何度も出る。
学校では、保健室に行く奴や早退する奴がクラスにいると一定確率で自分も後追いをする形になるので、
便乗しようとするずるい奴扱いをされたり、仮病扱いされたりしてきた。
テレビからでも感染するので、人が怪我したり病気になったりしてる映像や病気を紹介する番組が苦手。
ホラー映画は自分からみることはないけど、たまにCMやザッピング中に目に入ってしまうと、
人智を超えた症状を自分の頭が再現しきれなくなるのか、シンプルに寝込んでしまうこともある。
呪怨かなにかのCMを深夜アニメの時間帯にやってた時期はしょっちゅう寝込んでしまってひどかった。
明らかに他人から影響されていて、ただの思い込みだろって自分でも思うんだけど、痛みや不調は現実に起こってしまうので無視できない。
楽しみにしていた予定をそれに潰されたことも一度や二度じゃないのだけれど、どうも他の人は自分ほど他人に影響されたりしないらしい。
自分撮りした顔写真をプロフ画像にしているマイミクがいるんだけど、三日前くらいに更新された最新の自分撮り画像が超厄い。明らかに病んでる表情になってる。最近調子良いって言ってたのが信じられないくらいの、見ているこっちもメンヘりそうな、『呪怨』の登場人物みたいなホラー顔になってる。twitterに仕事上のトラブルの話題が書き込まれてたから、辛い気持ちになっているのはわかるけど、mixiにアクセスするたびにゾッとして、些細なことなのにすごい迷惑。精神的ブラクラがアクセスするたびに表示される状態だから。mixiがトップページのマイミクシィ一覧に表示される人を選べるように仕様を変えてくれることを切望してる。
こんな些細なことが気になって仕方がない私も心を病みはじめてるのかな?
マイミクを切ればいい、と思う人もいるかもしれないけど、メンヘル気質の人間を当人に理解不能な理由でマイミクから切ると何が起こるかわからないから怖くて出来ない。以前その人とトラブルを起こしかけたときには、その人が自分視点から一方的にこちらが悪いというような日記を上げて、その人の他のマイミクから集中口撃を浴びてしまったことがあった。現実の社会でメンヘルの人が言われなき差別に晒されてしまうことが多いからかもしれないけれど、ネット上のコミュニケーションでは圧倒的にメンヘルって強い。特にmixiみたいな閉鎖的な場だとなおさら。メンヘルのせいで被害を蒙った人の視点にたってフォローしてくれる人って中々出てこない。メンヘルさんへの同情票ばかり集まってくる。
ああ、メンドクサイ。