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はてなキーワード: 陥穽とは

2014-06-12

just doing - 宇宙よりも明らかなただ1つの真理

just doingは和訳すると「ひたすらそれをやりなさい」。という意味だ。つべこべ言わず、ごたくわ並べずにとにかくやりなさいという古くから聖人が繰り言のようにつぶやいてきた言葉だ。

日本でも古くは只管打坐(しかんだざ)という言葉がある。只管というのは「ひたすら」という意味。打坐は、坐を打つ、つまり座禅に打ち込む」なんだな。

今日こんな記事があったけど、日本もやっとこさアホみたいな努力厨が減ってきていい世の中に向かいつつあるのかなとホッとしたと同時に、


会社で「艦これプレイする人々 専用ウィジェットで「最小化」、テザリングで「ログ残さず」 | ニコニコニュース

http://news.nicovideo.jp/watch/nw1104289


古くから日本の心が失われているようで寂しさもひとしおだったんだよね。変に真面目で凝り固まった部分がある一方で、やたらと無気力マニュアル化された考え方しかできない指示待ち人間が増えていて複雑な気持ち。

人生生きているとそういう複雑な気持ちになることがあって多大な時間お金を浪費していることに気づいたほうがよい。

偉い人の伝記とか読むと決まって苦しみを打ち消すように研究に没頭したと書いてあるでしょ?板挟みの中間管理職でも酒に逃げたりしない。打ち消すようにjust doing。

あれは脚色なんだろなと思ってたけどこの歳になって本当にその通りだなと思うわ。とにかくやるしかない。

我らがdankogaiも5年も前に「やる気を出すな。手足出せ」という名エントリ上梓しているが誠に先見の明と言うべきだろう。


分かってるとは思うが「俺はやってるんだぜ」とひけらかして自慢する人は全然just doingじゃないんだよ。当たり前のことをやってるという感覚じゃないとjust doingにはならない。別に偉いことでもなんでもなくて普通

からってやってない人が普通以下というわけでもない。比べちゃだめ。比べた途端にjustじゃなくて条件付き確率になるのよ。こういう時はこれくらいの確率仕事できるけど、

そうじゃなくなったらがんばれるの君?って話になるわけだ。それがベイズ確率論。


結局のところしょーもない努力厨も無気力人間もどっちも条件付きという点でjustじゃない。ということが分かってもらえるかと思うんだけど、ここでつい我々現代人の悪いくせは、

どうしたらいいの?と考えてしまう。justはjustでもjustなシステムズはなーんだ?を見つけようとする。小学校とき先生理科の授業で「なぜ?を繰り返しましょうね~」と言ってたけど、

だいたい専門知識のない奴が「なぜ?」を連呼してもロクなことにはならないだろと子供心に思ったし大人になってその考えはいっそう強まるばかりだ。

我々現代人は西洋デカルト世界観を知らず知らずのうちになんだかんだ引きずっているから、つい社会面政治面ニュースを見て「なぜ?」「どうしたら?」という形でどうしても方法序説を考えてしまうのが

悪いところで、そんなくだらないこと考える暇あったら自分のことやればいいのにと老婆心ながら指摘してしまう。

未来検索ブラジルのグニャラくんこと末永匡34歳会社員社会ことなんて考える必要はありませんと明言している。ネットで声の大きなスポークスマンがそのように言ってくれるのは実に心強いことである

この「まず自分」の精神はまさにjust doingそのものと言って良い。世の中エゴは悪いこととされていて、周りに気を遣うべきというマナーや、周りに合わせるよう押し寄せてくる同調圧力があるけど、

よく考えてほしいのは周りと自分対置させて相容れないもののように扱っていること自体デカルティズムの陥穽にドハマリしているということだ。

無意識利他利己は反対で、利他大事から、じゃけん利己はやめましょうね~とみんな当たり前のように思っているのがおかしいんだよね。

2014-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20140420151811

浜矩子とは

左右(政治的意味で)、上下(景気認識意味で)は違うけど芸風が同じなのがおもしろ

2001年日本経済 バブル後最悪の年になる! 

2002年日本経済21世紀恐慌最初の年になる! 

2003年日本経済 世界恐慌突入の年になる! 

2004年 日本経済 円高デフレの恐怖が襲来する! 

2005年日本経済世界同時失速の年になる! 

2006年日本経済―日米同時崩落の年になる! 

2007年日本経済―長期上昇景気に陥穽あり! 

2010年日本経済―「二番底不況突入する! 

2011年日本経済 ソブリン恐慌の年になる! 

2012年 資本主義経済 大清算の年になる 

2013年世界経済総崩れの年になる! 

2014年 戦後最大級の経済危機がやって来る! 

2014-01-12

元・ベテラン釣り師の思い出話

10年ほど前、僕はFisherだった。僕はFishを愛していた。念の為に説明すると、Fishとは《アトランティスの王/Lord of Atlantis》を採用した青系のマーフォークビートダウンデッキのことだ。当時のスタン環境は6版+マスクブロック+インベイジョンブロック。この頃、Fishは主流ではなかったが、地味に強かった。当時のFishは《衝撃のマーフォーク/Jolting Merfolk》や《ヴォーデイリアゾンビ/Vodalian Zombie》などMTG史上稀に見る良質なマーフォークたちを抱えていた。《海のハンター/Seahunter》から《衝撃のマーフォーク》を引っ張ってこれるのは大きい。《陥穽/Ensnare》も強かった。《妨害/Thwart》《撃退/Foil》というビートダウンと相性のいいカウンターを抱えていたのも大きい。もはや、今釣りをせずにいつ釣りをするという環境だった。僕は青黒Fishを愛用してブルーオーブライジングウォーターやFiresを釣りまくっていた。

はいえ、《吸収/Absorb》を手に入れた青白コンが隆盛を極めた時代でもある。青白コンといえばラスゴ、この常識Fishには辛かった。カウンターを抱えている分Firesよりは幾分耐性があるにはあるが、基本毎ターン土地をフルタップするビートダウンで、カウンターは多大な犠牲を払って《妨害/Thwart》《撃退/Foilピッチで打つしかない。もちろん《対抗呪文/Counterspell》も積んではいるが、対抗呪文のために青二マナ残すようなプレイングでは釣り師の名が廃る。つまり、青白の放つラスゴは凌ぎきれない。対青白コンの勝率はべらぼうに悪かった。

結局のところ、僕のFishは対ライジングウォーター・対Firesのメタデッキとしてのみ存在できたことになる。

釣り師は結局、ラスゴには勝てない。このことからどのような教訓を読み取るかはみなさんにお任せする。

2013-01-15

http://anond.hatelabo.jp/20130115182405

そういう心性を的確に表したツイートを見つけたので貼っとく。

弱者救済を訴える都市高学歴リベラルは、真の経済弱者である低学歴地方DQNのことが大嫌いなんですよね。

自分達の考えるような「善良で可哀想な弱者」なんてものが本当は居ないことで自家撞着を起こしてしまってる。

これは昔から進歩インテリが陥る陥穽ですよね。

2012-11-30

http://anond.hatelabo.jp/20121130170429

しか環境が変わって攻撃性が許容されやすい状況が生まれると、

そちらに流されてしま危険はあるかもしれんですね。

 

はいえ、ぼくはこうした欲求に完全に無自覚な場合のほうが危険なようにも思えます

どんなタイプにも陥穽はあり得るし、人間もまた動物なんだから

自分は完全にノーマルだと信じるのはけっこう無理があると思うのです。

2011-07-26

http://anond.hatelabo.jp/20110725223714

どこが?

これも「オタク気違い精神障害者認知障害者で、現実情報の区別もつけられないんです!」という情報と、実はオタクこそ決然と区別していて一般人こそ区別できていない(ゆえにオタクが恐ろしく見える)という現実の区別がついてねーじゃねーか。

最初は、井戸端会議からワイドショーまで出垂れ流される口さがない「情報」と、本当の姿である現実」が区別できない人々(主婦と言っているが主婦に限らない)を批判しつつ、自分も同じ陥穽に落ちてその愚かしさを体現してしまっているという皮肉かと思ったんだが…

全然そうじゃないのな。ナチュラルに、オタクなら、口を極めて誹謗中傷してかまわないと信じている。

それは元増田が批判している愚かしさそのものだよな?

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