「日本感染症学会」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 日本感染症学会とは

2022-08-04

日本感染症学会コロナ普通風邪と大差ございません」

https://www.youtube.com/watch?v=CebPPDGvw34

今更こんなこと言われても危機感を煽ってたメディアは方向転換できないよな。

2021-08-29

コロナデカドロン処方のあれ

倉持仁医師コロナウイルス自宅療養者にイベルクチン抗生剤(フロモックス)+軽症者を悪化させる恐れのあるステロイドを処方?

https://togetter.com/li/1766223

のあれこれ、前提として私は医療従事者ではない。

どちらの判断が正しいかからないので、私に理解できる範囲で調べたのが以下。

抗生剤の方でなくステロイドの方。

  

前提

「倉持医師が自宅療養のCOVID-19感染者にデカドロンという薬剤を処方した」を事実とする。

ツイッター上の消去された自称患者ツイートであるため、信頼度がそこまで高いわけではないが、おそらく事実であろうという判断可能と思われる。

まずツイート上では「デカドロン(ステロイド)」とあるため、処方の書き間違いは考えにくいし「自宅療養の人に積極的に処方してあげて欲しい」といっていることから自宅療養の患者であろうと推測できる。

また、倉持医師ツイッター

自宅待機で呼吸苦あり、酸素も測定器もない。検査も診察も受けられないのに自宅待機者に医者なら〇〇出しちゃいけないとか、私ならこの薬は使いませんとか、意味不明。実際の患者さん見ての話前提。投薬とは医師患者さんで同意して行うもので、ガイドラインしか知らない人は自分だけそうしてれば良い。

https://twitter.com/kuramochijin/status/1431846060935168000

という反応をしているため、自身の処方である解釈されても仕方ないであろう。

    

説明書

まず、デカドロンとはデキサメタゾンというステロイドホルモン一種を錠剤にした製品である

デカドロンの説明書には以下のように書いてある。

https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00062800.pdf

9.特定の背景を有する患者に関する注意

9.1 合併症・既往歴等のある患者

9.1.1 以下の患者には治療上やむを得ないと判断される場合を除き投与しないこと。

(1) 有効抗菌剤の存在しない感染症、全身の真菌症の患者

免疫抑制作用により、感染症が増悪するおそれがある。

というわけで有効抗菌剤の存在しない感染であるCOVID-19に対して、やむを得ないと判断される場合でなければ処方してはいけないのがデカドロンとなる。なぜなら、感染症をかえって悪化させるおそれがあるためというはっきりした理由があるわけで。

一般論としてのデカドロンの説明としては以上になるが、コロナ治療の場という場では話が変わるかもしれないというわけで、次。

  

診察の手引き

なぜデカドロンが処方されていたかと言えば、コロナ治療薬としての認証を受けているからと思われる。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61798210R20C20A7MM8000/

ということで、この異常事態では特殊な処方のされ方もされているかもしれないということで厚労省が出している「新型コロナウイルス感染診療の手引き[第2.2 版]」を見ることにする。

https://www.mhlw.go.jp/content/000650160.pdf

デキサメタゾンステロイド薬)

 英国での RECOVERY 試験の結果,デキサメタゾンが COVID-19 の重症例の死亡を減少させたとの報告がなされた.……主要評価項目である治療開始 28 日後の死亡率はデキサメタゾン治療群 vs.標準治療群において全体で 21.6% vs. 24.6%(年齢調整リスク比:0.83 [95% CI 0.74-0.92], p<0.001)とデキサメタゾンによる致死率低下を認めた.さらに呼吸サポート別では人工呼吸器装着患者の致死率は 29.0% vs. 40.7%(リスク比:0.65, [95% CI 0.51-0.82], p<0.001),酸素投与のみの患者の致死率は 21.5% vs. 25.0%(リスク比:0.80,[95% CI 0.70-0.92], p=0.002)とデキサメタゾンによる死亡率低下を認めたが,酸素投与の必要のない患者の致死率は 17.0% vs. 13.2%(リスク比: 1.22, [95% CI:0.931.61],p=0.14)とデキサメタゾン効果を認めなかった.

(RECOVERY Collaborative Group, Effect of Dexamethasone in Hospitalized Patients withCOVID-19: Preliminary Report, 2020. doi: https://doi.org/10.1101/2020.06.22.20137273)この試験を受けて,米国 NIH治療ガイドラインを 2020 年 6 月 25 日に改訂し,人工呼吸,または酸素投与を要する COVID-19 患者デキサメタゾン使用を推奨している.

NIH COVID-19 Treatment Guidelines https://www.covid19treatmentguidelines.nih.gov)

なお, MERS-Co-V やインフルエンザにおいては,ステロイド投与によりウイルス排除が遅延し,致死率も高かったとの報告がある.デキサメタゾン以外のステロイド薬の評価確立していない.

デキサメタゾンの投与で効果が認められたのは、人工呼吸又は酸素投与を要する場合であり、そうでない対象には効果が認められていない(それどころか投与した方が死亡率が高い)。

他のウィルス感染症の場合にはステロイド投与で致死率が高まるという報告も書かれており、原則使用不可の説明書裏付けているものだろう。

 

なぜ効果があるのか

デキサメタゾンが効く理由として、日本感染症学会の「COVID-19 に対する薬物治療の考え方 第 7 版(2021年2月1日)」では

https://www.kansensho.or.jp/uploads/files/topics/2019ncov/covid19_drug_210201.pdf

機序重症COVID-19患者は、肺障害および多臓器不全をもたらす全身性炎症反応を発現する。コルチコステロイドの抗炎症作用によって、これらの有害な炎症反応を予防または抑制する可能性が示唆されている。

としている。免疫作用として炎症が起こるが、免疫作用しすぎて炎症が有害になっているため炎症を抑えるためにデキサメタゾンが処方される。

そうすると免疫暴走していない状態デキサメタゾンを処方するのは問題ということだろう(免疫普通に頑張ってくれないとウィルス排除してくれない)。

  

やむを得ないと判断される場合

他のデキサメタゾン必要な疾患のためにCOVID-19と並行して治療を行う可能性とかも考えられるのかもしれない(それにしたって、COVID-19が治った後でもいい話でそんなに急いで取り掛からなくてはならないかと思わなくもないけども)。

後は、有害な炎症反応が起こっているが病床が足りないために入院できないで自宅療養をせざるを得ない状態もあるかもしれない(それならそうと説明すればよい気もするが)。

もっと専門的見地から見てやむを得ない事情があるかもしれないので、デカドロンの処方が全くおかしいとは私の調べた範囲では言い切れないが、危険を伴う処方であることも事実ではあろう。

基礎中の基礎の資料しか舐めていない私の理解は全く足りていないだろうが(倉持氏が苦言を呈したようにガイドラインしか読んでいない)、何も知らない一般人が調べただけでは倉持医師批判する側の言い分を肯定する資料が見つかったといえるだろう。

これ以上は私の手に余るので終わらせるが、それが本当に効くのならば一医師経験と勘で終わらせてほしくはないので、ほかの医師でも診断可能なような客観的基準を示して世界の役に立ってほしいなぁと愚考する次第である

2020-04-05

anond:20200405164954

コロナウイルスはそんなに長時間浮遊しているものじゃない

日本感染症学会日本環境感染学会は、新型コロナウイルスが閉鎖空間でごく短時間空気中に浮遊し、他者感染する可能性があるとの見解をまとめた。通常のマスクで防げないが、換気でリスクを下げられるという。長時間にわたってウイルスが浮遊し続ける空気感染否定した。

2020-03-30

自分新型コロナウイルスの無症状キャリアだったとして

ニュースでよく聞く「あなた自身が症状のごく軽い、または全く顕れていないウイルスキャリアかもしれないのだから感染を広めないように気を付けましょう」という話、それはまったくその通りだと思うんだけど、じゃあ何に、何日間ぐらい気を付けるべきなのか、というと、あまり報じられていないように思う(少なくとも自分が目にした報道では聞かない)

英語が読めないので厚労省日本感染症学会HPで調べてみたところ、以下のような感じ


以上を踏まえると、自分が無症状キャリアだったとして、

  • 少なくとも9日間、できれば15日以上は
  • 毎日検温するなどして体調の変化に気を付けつつ
  • 外出しなくて済むのであれば自宅で過ごし(やむを得ず外出する場合も、近距離他者食事や会話をすることは避ける)、こまめに手洗いやアルコール消毒をする
  • 家族がいればなるべく別室で過ごして、こまめに換気をしたり、パジャマシーツを洗ったり、ドアノブを拭いたりする
  • あとはとにかく睡眠食事をきちんととって、健康暮らしを心がける

ということに気を付ければいいのかな、という結論に達した(もちろん素人から合ってるか分からないし、公式情報そもそも違っていたらどうしようもないけど)

というか、感染していようがしてなかろうが、結局のところ「こまめな手洗い!」「咳エチケット!」「3密を避ける!」というところに落ち着きそう…

何かもっとできることがありそうでもどかしい気持ちになるけど、自分のような一般人は地道にやれることをやるしかないなー


参考にしたサイト


直した

COVID-19→新型コロナウイルスCOVID-19って新型コロナウイルス感染症を指すのね、カッコつけようとして間違えてたのはずかP)

2020-03-16

パンデミック」新型コロナ  学会症例、診断遅れで重症化報告も

3/16(月) 16:34配信

401

時事通信

 新型コロナウイルスによる感染症は、中国日本韓国にとどまらイタリアなどの欧州イランなど中東米国などにも拡大し、甚大な影響を与えている。国際保健機関WHO)は世界的な大流行意味する「パンデミック」と認定した。中でも、感染経路が追いきれない「市中感染」は発見が遅れ、重症化しやすいと指摘されている。日本感染症学会所属する全国の感染症専門医から実際に診療した患者病態や推移について募集ホームページHP)上で公開している「緊急報告としての症例報告」の中から、市中感染の事例を紹介する。

2020-02-19

anond:20200219050922

神戸大学ないし所属する機関と一切関係なく、私個人見解です

実際そういう経緯で船内に入って入るものの、最初に断りを入れることで以下の文章の信ぴょう性を薄くしている印象がある。

環境感染学会は「もう中に人を入れない」という決まりを作った

誰とは言えないが非常に反対している人がいる」と。「入ってもらっては困る」

これDMATトップの方ですね。現場トップ

批判することに慣れている文章構成

実際どういうやり取りがあったかはわからないが、こう言われたらがっかりだろうなという推測はものすごく出来る。DMATトップ医師=同業批判にも慣れている。

もうこの仕事20年以上やっていてですね、アフリカエボラ出血熱)とか中国SARSとか、いろんな感染症と立ち向かってきました。

サラリと空気のように自己アピールをしつつ批判

ところがダイヤモンドプリンセスの中はですね、グリーンレッドもぐちゃぐちゃになっていて

ここはおそらく真実

僕はプロなので自分エボラにかからない方法自分SARSにかからない方法というのは知ってるわけです。あるいは他の人をエボラにしない、他の人をSARSにしない方法とか、施設の中でどういう風にすれば感染さらに広がらないかということも熟知しているからです。それが分かっているから、ど真ん中にいても怖くない

やばいんじゃないか個人的にもすごく思っています

矛盾自分の指示を周りが即実行して"一瞬もしくは少なくとも一日以内に"環境が良くなった状態の「ど真ん中」にいる以外では成り立たない理論

やっているのは厚労省官僚たち

外国籍治外法権の船に、官僚たちが本当になにか出来るのだろうか。

やりたくても出来ないときに、理想論を言われて(もちろん、理論自体は正しい)嫌な顔をせず対応出来る自信は私にはない。

「とにかく岩田に対してすごくムカついた人がいる」と。「誰とは言えないけどムカついた」と。「だから、もうお前は出ていくしかないんだ」という話をしました。

冒頭に、個人見解です、と書いてあるので、これも個人見解であろう。

あの方々はまったく感染プロではないですから、どうも環境感染学会の方が入った時にいろいろ言われて、DMATの方が感染プロたちにすごく嫌な思いをしていたらしいんですね。それは「申しわけないな」と思うのですが、別に「彼らが悪い」と全然思わない。専門領域が違いますから

落として持ち上げて更に落とす。職人技。

日本CDC(疾病予防管理センター)がないとはいえまさかここまでひどいとは思ってなくて、もうちょっと専門家が入って、専門家責任を取って、リーダーシップをとって

サラリとCDCがないことを批判しつつ、自身アピール

そもそも日本じゃない。

つたない英語でも収録させていただきましたが

日本じゃない船内を、日本に処理させている海外に、さらなる日本批判をしてほしいんですね。

ダイヤモンドプリンセンスの中で起きていることは全然情報を出していない

まさにそのとおり。政府は船の管理会社会社のある国の対応をしっかり情報として出し、正しい対応を取るように強くアピールすべきである

やはりそれは日本の失敗なわけですが

管理責任があるのを船の管理会社であることをアピールしなかった日本の失敗であろう。

もしくは中途半端に介入をしてしまたことの失敗であろう。

外国船内で起きていることに対して、情報保護を行わず勝手に報告・解析することは倫理的にも国際的にも正しくないのではないだろうか。

最後に。

Twitter、GLOGSなどでも、官僚批判発言過去多数。

日本感染学会の『提言』を批判、など。

wikipediaには、「HPVワクチンへのこだわり、フェニミズムへの批判活動でも存在感を発揮」

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん