はてなキーワード: whopperとは
たとえば、海外では強いハンバーガーチェーン、バーガーキング がある
これをスペイン人がどう発音するかというと、「ブルゲルキング」だ!Burger Kingをそのまま読む感じなわけですね
(追記)geはたしかにヘに近い音になるけど、おれが聞いたところだとやっぱりゲだったように思う gueに脳内変換して読んでるのか、おれの耳が悪いのか…
ちなみにおれはスペインのブルゲルキングでWhopperを頼もうとして、ウン・ワッパー・ポルファボールなんつっても一向に通じないので仕方なく番号で頼んだら得心顔で「Ah, ウーペル!」って言われてぶっ殺すぞと思ったことがある
とにかく発音が雑ですげー好感が持てるんだな
スパイダーマンはエスピーデルマン(Espíderman)(スペイン語はspとかstとかを語頭で発音できず、自動的にEが足される)、スーパーマンはスーペルマン
市井の発音事情だけじゃなく、国策っていうか正書法のレベルで外来語が雑なのも親近感がもてる
ナメとんのかって感じだけど、まあベースボールってカタカナで書いてるようなもんなんだろう
http://anond.hatelabo.jp/20151011032832
自慢以外になんの意味があるのかってコメント、自分でも「へー」っと思ったエピソードだからシェアしただけだよ。
実際の自分はその辺の他の増田と同じ謙虚で奥ゆかしい人間なんだが、匿名ダイアリではここの仁義にしたがってちょっと煽りっぽくTOIECのスコアとか書いたけど自慢のためならそんなもん書かないで、嘘でもいいから学歴と年収でも書いておくよ。少なくともアメリカじゃ大概の人はTOEIC自体しらない。(でも「死ね」ってコメントがきたのはびっくりしたので通報しておいたよ!)
で、自分で「へー」と思った点というのは以下の通り
1. 何年も英語勉強してきたにもかかわらず、こんな基本的な事を見逃していたのは意外
2. それを発見したきっかけがコンピュータの音声認識というのも意外
3. 訛りの許容範囲は人によってかなり違い、社会的バックグラウンドと、地域性で大きくことなる(これは知ってはいたが実際に肌で感じるのは新鮮だった)
基本的な事という点。これはRをドロップする自分の癖と言うより、Rの無視がコミュニケーションを阻害するというということ。以前から自分がRの発音が弱いというのは知っていたが、「イギリス英語はerのrとか発音しないし」「ボストンの人も発音しないし」と思って、まさかそれがコミュニケーションを大きく阻害しているとは思っていなかった。つまり問題の重要性の勘違い。あと、自分には他の訛りもあるので(そりゃ日本人だからね)、その組み合わせでわかりにくくなる、というのはあるんだろう。たとえばボストンから来た人やイギリス人が、Rの発音のせいだけで西海岸のバーガーキングでメキシコ系の店員にWhopperを頼むのに苦労するとは思えない。だからRだけが問題というわけではないが、他と組み合わさったときにコミュニケーション阻害の原因になりうる、ということだろう。(逆に言うとRに気をつけても変わらない人もいるかもしれない)
で、今頃こんなのを見つけたってことは他にも似たようなのがあるんだろうなということでげんなりしている。外国人にとっての言語習得には終わりはないのだよね。次の自分の課題はWがUっぽく発音されることがあることだ。これも「え?なに?」と良く聞き返されることに気がついたので、直しておいた方がよさそうだ。いまさらアメリカ人みたいに発音したいとは思わないが、コミュニケーションが止まるのは現実問題として困るので。
コンピュータの音声認識、という部分。面白い符合として、わかりやすい英作文をするためにコンピュータが読みやすいような英文を書こうという主張の本がある。
理科系のための英文作法―文章をなめらかにつなぐ四つの法則 (中公新書) 新書 – 1994/11 杉原 厚吉
http://www.amazon.co.jp/dp/412101216X
雑にまとめると「ネイティブみたいに書くのは無理だしわかりやすい文章を書こうよ。それならコンピュータにも理解できるように書くといいかもよ」というもの。コンピュータはデータと照らし合わせて文章の意味を推察するので、コンピュータが理解できるようなら、標準的な文章として合格になる確率が上がるということ。名文を書くのではなくわかりやすい文章を書く手法。なんだか音声認識ソフトに発音チェックさせるとの似ている。音声認識ソフトも標準的な発音とくらべるので、エラーがでない発音は標準的な範囲に収まっている可能性が高いんだろう。で、エラーがでると標準から大きく逸脱した発音なので伝わらなくなる可能性があがる、と仮定すると納得がいく。人間のインストラクターを置き換える物ではないが、実際にネイティブの教師につきっきりで発音チェックしてもらうのは非現実的なので、コンピュータの発音チェックは良い補完教材になるのかもしれないなと思った。(以前は馬鹿にしてた。スマン)
ところでRosetta Stoneは発音矯正ソフトじゃなくて総合英語トレーニングソフトなので発音の確認には効率が悪い。100語くらいの頻出英単語の発音や、基本的な発音の組み合わせをチェックするソフトがあればいいのになと思うけど、ちょっと探した範囲では見つからなかった。
最後、自分は仕事がら世界中の人と話をしなきゃならないので、それこそいろんな種類の訛りと闘ってきた。いろいろ不思議な組み合わせがあって、インド人と東欧人の電話会議にでたときはインド人参加者が軒並み東欧人の訛りが理解できなくて、「なんんでお前はあいつの言うことがわかるんだ?俺たちは一言もわからなかったぞ」とか言われたりとか。(こっちにしてみればきついインド訛りの方がよっぽど大変なんだが)。そんななかで特定の発音の欠落が特定の人とのコミュニケーションの阻害に直結している例というのを初めて体感したのが面白かったのだ。(また言っておくけど、20年以上も外国人とコミュニケーションをとり続けた上での感想だからね)
ところで、メキシコ系でも海外にしょっちゅう行っているような人には自分の発音は割と伝わっていた。今はNYCにもメキシコ系の人が多いそうなのでそういう人たちはRなしでも伝わるのかもしれない。自分がメキシコ系の人との会話で苦労していたのは主に米西部の話なので、これもメキシコ系全体ではなくて特定の地域のメキシコ系移民に関わる話かもしれない。あと、アメリカ大陸以外の人はイギリス英語にも慣れているから、Rなしでも伝わる率が高いんだろうね。