はてなキーワード: 吉松隆とは
ららマジというコンテンツがある。「キミと奏でる、音と魔法の学園RPG。」だそうだ。こんなこと言ってる時点でもう丸わかりだが、完全なる未プレイのままこれを書いている
そして自己紹介をすると、クラシックオタである。オタクと言ってもどれくらいかという話だが、バッハからギリギリウェーベルンまでと言った感じである
(ルネサンスの完全ポリフォニー音楽は正直よくわからんし、ウェーベルンで十二音音楽がギリギリって程度で、ベルクとか分からんし、セリエル音楽とか完全にダメである)
まあ要はクラシックオタとしては及第点ぐらいなのではないかという感じだ。自分で思っているだけだが、流石に新ウィーン楽派必修はキツすぎるしこんなもんだろう
そして、ららマジの存在は知っているのだが、それ故に全く手を付ける気になれない
要はミリヲタが艦これに文句つけてるアレである。知ってるとどうしたってアラが見えてしまうのだ
というわけで以降アラをあげつらう。ただ、最初に書いておくが、クラシックを題材に据えてくれたことそれ自体には感謝したい。大概な過疎界隈なので…
まず最初に引っかかったのがこれである。ワグナーチューバ専がいたのだ。おそらく人類初のワグナーチューバ専の演奏者ではないか?
どういうことか説明する。ワグナーチューバとかその名の通りリヒャルト・ワグナーが導入した楽器である
問題はその役割である。ワグナーチューバというのは、端的に言うとホルン奏者が持ち替えで吹くチューバ、要は補助楽器なのである
まず楽曲に登場する際もその様な管弦合奏の中での役割しか無い。無論ワグナーチューバの独奏曲なるものも地上には殆ど存在していないと思われる
ワグナーチューバ専の彼女が何の為に生きているか深刻に謎なのだ。もっと彼女の存在意義を明らかにして欲しい
単にワグナーチューバがちょっと奇を衒ったチョイスだと思ってこんなことをしたのなら…正直それは最もオタクが憎むところである
さっきの発想を拡大していけば自然とこういう結論が導き出されるのだ
まず編成が滅茶苦茶である。ワグナーチューバは勿論だが、なぜか胡弓がいる。譚盾でもやるのか?
ピッコロ・フルート奏者と、ファゴット・コントラファゴット奏者とそれぞれ別々ににいるし、オーボエもいないのになぜかイングリッシュホルンがいる
というか弦楽合奏の縁の下の力持ち、ヴィオラがいない。クラシックやる気ねえだろお前
まず、各楽器一人づつしかいないのが致命的におかしい。これで合奏なんかできるわけないじゃないか
一応確認してみたが、弦楽合奏はヴィオラが居ないのでまずどの編成も無理だし、金管五重奏をやるにはチューバがいないし
オーボエも居ないので木管五重奏も出来ない(イングリッシュホルンの奴を強制的にオーボエに持ち替えさせればイケなくはないが)
率直に言ってこの部活、端から演奏活動をする気があるとは思えないのである。演奏活動をしない音楽部ってなんだ?
まだ楽器弾けないクラシックオタが放課後に集まって一緒にクラシック聞く方がよほど真面目に部活動してると言えそうである
まず何のチューナーなのかが全く聞こえてこない。そこ、いちばん重要な情報である
…が、状況を見れば十中八九ピアノの調律師であろう。そうすると次の問題が出てきて、器楽部なんかで遊ばずにピアノ調律師の専門学校へ行けということだ
ピアノの「チューニング」自体は、実は器具さえあればクソ簡単である。あれは打弦楽器であり、本質的にギターのチューニングと同じなんだから当然だ
ピアノ「調律」のミソはピアノ全体の調整、とりわけハンマーの調整である。逆にここは素人が立ち入れるところでは全く無い
というかピアノ調律師は国家資格なのである。苟もこんな場所で遊んでいる暇などないはずなのだ
(ただ、ピアノ調律師なのではないかという推測は、チューナーくんがあれほどモテモテな事実への一つの根拠となる気がしている
ピアノ調律師はピアノ全体の調整をやらなきゃいけない都合上、一定程度のピアノ演奏の腕を持っていると考えていい
…そうピアノ奏者である。室内楽をやりたい器楽部に致命的に欠けていたピアノ奏者がここにいるのだ
ピアノとの二重奏による室内楽ソナタというのは各楽器に果てしなくあり、というかほぼその楽器の独奏曲レパートリーと言っていい
ピアノ演奏ができる、そして部員としてそれぐらいしかすることのないチューナーくんは引っ張りだこになること請け合いなのである)
ここまではららマジの方に100%非があることだと思っているが、これはららマジの方の非が50%、この増田の方の非が50%ぐらいだと思う
その前置きをした上で言うが、ららマジの曲チョイスはクラシックへの愛が欠片も感じられず、はっきり言って嫌悪感がするのである
Act 1「いばら姫」:バレエ音楽「眠れる森の美女」(チャイコフスキー)
Act 3「どうにもとまらない」:「どうにもとまらない」(山本リンダ)
Act 4「マイフェアレディ」:ミュージカル「マイ・フェア・レディ」(フレデリック・ロウ)
Act 5「ある晴れた日に」:歌劇「蝶々夫人」(プッチーニ)
Act 7「マランドリーノ」:喜歌劇「怪盗団/山賊の仕業」(スッペ)
Act 9「美しく蒼きドナウ」:「美しく青きドナウ」(ヨハン・シュトラウス2世)
Act 11「ハッピーアンバースデイソング」:映画「ふしぎの国のアリス」(オリバー・ウォレス)
Act 12「カノホナピリカイ」:フラソング「カノホナピリカイ」(ケアリィ・レイシェル編曲)
クラシック好きと言うのはガチの選民思想的なところがあり、こういう事をされると相当カチンと来るのである
そんなPOPなチョイスしたいなら吉松隆でも選べばいいじゃないか
数少ないクラシックのチョイスにしても、スッペの怪盗団を選んだ所以外全く評価できるところがない
24の前奏曲から第15番を選び、更にそれに「雨だれ」の題名を冠するのとか最悪である
今どきベト5を「運命が扉を叩く音」と言い出すぐらい古臭い最低なセンスである
音楽を、ただ音楽それ自体を聴いてくれ。エピソードはそれをやったもののみが語るべき要素である
おおもとの発端はこれ
https://twitter.com/sokohjo1/status/278806015833694210
JASRACが雅楽の公演に突っかかるのはおかしい!がおかしいたった一つの理由。
http://d.hatena.ne.jp/sophizm/20121213/1355376996
@sophizmの日記というまとめを読んで、わかりやすい部分とちょっとピントずれしている
指摘について個人的な説明と補足
についてはおおむね同意。なおJASRACが管理信託されている曲を公演上利用したかの申請をしろという話
ちなみにコンサートをホールでやる場合や500~1000人規模のライブをやる場合はJASRACの確認とか現状の
査察みたいなものが入っているみたい。自分も500人向けのコンサートを有料で行った場合申請した。
ただしJASRACの信託曲に関しては使用料を規定通り払い、信託曲でないものは払わないというような選択は
できない。ステレオタイプの申請書に、「入場料」「どの曲をカバーしたか」を記入をして、人数とチケット
この書き方は誤解を呼ぶ。
クラシック音楽というジャンルを示しているならば悪くない言い方だが、クラシック音楽は著作権切れてい
る。いわゆる純音楽であっても近現代の作曲家であれば著作権が切れていないだけ。
たとえば「スティーブ・ライヒ」(存命)や「カール・オルフ」(死後50年たってない)などはまだ50年
たってないので著作権は生きている。
http://music-bells.com/?mode=f12
雅楽も同じでジャンルとしての雅楽ならば著作権が生きているものもある。例としては吉松隆氏の現代雅楽
は作曲者も存命だ。また著作権とは別に隣接権や原盤権というのもある(JASRACはこの点に関して無関係)
http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/~data/Article/bunka2006.html
★吉松隆
http://matome.naver.jp/odai/2134793976655349501
そりゃそうだ武満徹氏は没後50年たっていない。
ちゃんと事務的に仕事をしているとは思うけど・・・ただ音楽の利権で食っている人としては、こんなお役所
仕事じゃだめだと思う。
■まとめ■
戦時加算とかあって、ややこしいとこもあるけど。作曲者の死後50年たっている曲はパブリックドメインに
なるよ。
でも、ジャンルとしてクラシック音楽でも雅楽でも作曲者が存命だったり若しくは死後50年以内のものには
著作権発生するよ。
ありがとう。どうも知識が古かったようだ。
さすがに僕もくっきり右脳と左脳が別れているとは思っておらず(ので、左脳優位といっている)、渾然一体とした活動のなかに傾向として見てとれるものがあるのだろうと思ってたぐらいなんだけどね。そして、その解釈は言語野が左脳にあるひとに限っていえば間違いではないはず(↓のページでも肯定されている)。言語野が右脳にあるひとが思ったよりおおかったってこと?
とは言え、「言語野に頼りすぎなんじゃないの?」って表現は市民権を得るにはまだちょっと早いかな? 何て言うのがいいのかね。
軽く以下のページを見たけど、慣用表現でいうところの「右脳的なもの」は、言語野でない何か、と解釈するのがよいのかな? 何か知ってたら教えてね。
http://www.brain-studymeeting.com/dif/lr/
もうひとりなんか湧いてるけど、まぁいいや(笑)
今のクラシックの作曲家って、みんな「現代音楽」を作ってるの?
いや、現代音楽がなんなのかよくわからず書いてるんだけど、
日本では吉松隆という人が、割と聴きやすい現代(?)音楽を書いてるよ。現代音楽的に言えばゲテモノかもしれないけど。個人的には大好き。いわゆる音楽らしくて聴きやすい。
http://web.mac.com/yoshim632/MusicHall/%E5%85%A5%E5%8F%A3.html
ぴーーーーーどぎゃんもたまにやるけど。
他の非ぴーーーーーどぎゃん系現代音楽と言えば、「ピアノ・レッスン」の音楽を書いたマイケル・ナイマンや「悲歌のシンフォニー」のグレツキか。