はてなキーワード: 北大路とは
故あって左京区内で引っ越すことになった。いやはや、大変ですわ。初期費用が家賃の四倍という相場を聞いていたけれど、本当にそういう額になった。そうでなくてもバイトしながらの健気な院生なのに。金ないので、結局、勤め先の上司に原稿料の未払い分を請求&前借して金を調達した。貯金って必要ですね…。よーく、考えよー、お金は大事だよー。
いろいろと悩んだし、数件は見て回り、ちょっと詳しくなった。京都の賃貸事情は他と違うらしい。時期も違うのでアレだが、おもしろかったので、以下にメモ。
【13:28追記】投稿者が探した物件は単身用・25平米以上・風呂トイレ付
京都が他と違うところは二つ。
1.畳の大きさが広いこと
畳の大きさは「京間」という。ググれば出てくる。また礼金は、最低でも家賃一か月分とられるし、場合によっては三か月もあり得る。更新料は最低でも一か月、多くの場合、2か月分である。なので、二年で更新料がかかるにしても、合計で24か月分ではなくて、27か月分以上支払うことになるし、そこに敷金が加われば、さらに増額。なんとも納得いかない話だ。
いろんな事情があるから一概には言えないが、元不動産屋の友人からもらって役立ったアドバイス。
②家賃は出せる額の最大まで出す(安ければその分環境が悪くなる)
京都の左京区暮らしでおもしろいことが幾つかあるので以下羅列。
京都は人口の一割が学生であるといわれるが、大学数だけでいえば、全国7位である。
http://ozaemon.com/blog/kyoto-student/
1位 東京 138
2位 大阪 56
3位 愛知 52
4位 兵庫 41
5位 北海道 36
6位 福岡 34
1位 東京23区 94
2位 京都市 26
5位 札幌市 14
6位 横浜市 13
大学生の数 143,162人
つまり、京都府下の大学の八割が京都市内に集中している。10人に1人は大学生だ。しかし、そこに専門学校生や厖大な数の修学旅行生も含まれていない。大学数1位の東京23区はだいたい18人に1人。3位の神戸市は22人に1人らしい。
他区とくらべて大学が多い。ざっとあげれば、以下7つの大学がある。京大、工芸繊維大学、府大、精華、造形芸大、ダム女、情報大学院大である。従って市内26校のうち、7校(26%)が左京区に集中している。北区、上京区、中京区、下京区、右京区など他区には、だいたい3~4校前後が設置されている。
左京区は、他区と比べても1.5倍弱は大学が多く、その学生人口は鉄道(京阪)と自然(鴨川)で、三条・四条という京都市の繁華街と直結している。左京区の状況は他区でもある程度までは言えることだが、それでも少しばかり状況が過密だろうという話。
余談だがマンションの購入という話になると三条・四条あたりの中古物件でさえ、数年で1,000万円単位で値上がりしたとも聞く。たぶん他府県では、こういう意味不明な状況はないのではないか。
また京都市を訪れる観光客数は年間約5,500万人、うち宿泊者数は1,300万人超、外国人が180万人程度である。訪日外国人の7人に一人が京都に泊まる。つまり体感として、京都市の中心部(三条・四条)では、5人に一人が学生か外国人になる。加えて、歩けば分かるが、住んでいる人間よりは観光客の方が圧倒的に多い。おそらく修学旅行生や国内の観光客を含むと、かなりおもしろい数字になるのだろう。
https://kanko.city.kyoto.lg.jp/chosa/image/kanko_chosa26.pdf
移民政策の是非は置いておくにしても、移民受入れ後の日本の日常生活は、京都の三条・四条を歩けば体感できると思う。ということで、左京区暮らしの所感。普段みれないところを案内するから、みんな遊びにきてね。
なんか色々反応くれて有難う。まあ、ただの所感だから気にしないでくれ。個人的には、良さげな物件に明日引越なので、まあ良かったかなと思っている。いままでは北大路付近だったが、今度は丸太町沿いになる。大学までの距離は変わらないが、良かった。広くて安い家もたくさんあるし、とにかく安い家もある。また事故物件も検索すれば出てくる。とくに「心理的瑕疵物件」とか何だよ、と思うが、皆さん良いところ見つけて好きに住んでください。左京区楽しいよ。
大阪に行く度羨ましく思う。地下鉄網が必要な場所にしっかり整備されているからだ。
中之島辺りはまだ改良の余地があるし今里筋線は無駄だったかもしれないが、なにわ筋線という「本当に必要とされる線路」を具体化できるあたり京都とは違う。
京都市会議員ときたら「東西線の乗客が少ないから太秦天神川から洛西NT~長岡京と延伸し、六地蔵からも延伸して環状化しよう」などと宣うような連中である。
アホだと思いますか?そうアホなんです!
本当に必要なのは西大路・北大路・東大路・京都駅を繋ぐ地下鉄環状線なのに。
京都駅から出て東大路通を上り清水寺や祇園を通る206系統には朝っぱらから外国人観光客が並んでいる。積み残しなど日常茶飯事。
金閣寺・立命館大学方面の205系統も混雑が酷い。西大路通には阪急西院駅、地下鉄西大路御池駅、JR円町駅などがありそこから通学者や観光客が雪崩れ込んでくる。
にもかかわらず交通局は対策をほとんど諦めている状態で、むしろ東大路に至っては四条通のように一車線化する予定らしい。
その四条通は視界に5台のバスが常に映っているような状態でオンシーズンには完全に麻痺する。救いようがない。
京都観光をしたことのある人ならあの不快極まりないバスに恐らく一度は乗ったことがあるだろう。
運転は荒く道路状態は悪く愛想という概念が無い。扉が閉まらないうちに発車することすらある。時刻表っておいしいの?
↓
地下鉄烏丸線に乗る
↓
↓
↓
↓ 820円
↓ 400円
豊郷で降りる
↓
豊郷小で聖地巡礼
↓ 400円 1110円
↓
↓ 390円
↓
↓
↓ 390円
健闘を祈る!
京都の道路は碁盤目状だから、バス停も通りの名前を組み合わせたものになる。
例えば、「千本今出川」は千本×今出川、「千本北大路」は千本×北大路という風に変換される。
この場合千本通りはどの通りと組み合わせても名前の最初に来るので、攻め気質のキャラクターだということが分かる。
同様に、堀川通りも攻め側にまわる事が多い。
「堀川上立売」「堀川中立売」「堀川下立売」を順番に聞くと堀川はこの三兄弟の誰が本命なのかとハラハラしてしまう。
中でも、河原町通りは気になる存在だ。「四条河原町」「三条河原町」の時は受けなのに、「河原町丸太町」の時は攻めになる。不可思議極まりない。
けれども、かわらまちまるたまちという音韻の可愛らしさから、この二人は双子気取りの百合カプなのかもしれないという考えに至る。
大宮だって気になる。「四条大宮」と「大宮五条」があるということは、攻めヒエラルキーは四条>大宮>五条なのだろうか。
兄には受けて弟には攻めるなんて、大宮はリバ魔性にもほどがある。
ちょっと待て。今何となく調べたら「河原町五条」ってバス停もあるじゃないか。五条は受け確定なのか。
それに「四条堀川」って何だ。基本的に攻めキャラの堀川もさすがの四条には敵わないってことか。
京都には「四条は攻め、五条は受け」という決まりでもあるのだろうか……