本当は気付いていると思うけど、ああいう異常者はそんな吹けば飛ぶようなマイノリティじゃないんだよ。
面白カルト宗教をゲラゲラ笑って観察するような余裕はないってこと、本当は理解しているはず。
人権太郎の名字は「聖(ひじり)」という。「人権」が名字で「太郎」が名前だと度々勘違いされるが、「人権太郎」が名前であり、「聖・人権太郎」でフルネームである。
名付けの親である彼の父は若い頃に裁判官を目指していた。人一倍正義感が強く、幼い頃から裁判官になる夢を周囲に語っていた。高校を卒業すると毎日のように裁判所の前で裁判官を出待ちして「弟子にして欲しい」と頼み込んでいたが、周囲の話では司法試験は一度も受けたことが無いという。そのような制度の存在自体知らなかったらしい。
そんな親に育てられた人権太郎は、とても正義感の強いピュアな人間に育った。TVアニメ『アンパンマン』に登場する敵役のバイキンマンに憤るあまり家のテレビを破壊したことは一度や二度ではないし、中学の修学旅行では旅館のテレビを破壊して強制的に帰宅させられたこともあった。
人権太郎にとってこの社会がとても生きづらい社会であったことは想像に難くない。しかし人権太郎は決して挫けるようなことはなかった。むしろ周りから浮いた存在になることで、彼はますます自分の正しさに確信を深めていった。
暗いと不平を言うよりも、進んで灯りをつけましょう。
だっけか?
中高生のころ徹夜で深夜ラジオ聴いたまま寝落ちして、朝明るくなってきて気がついた頃に流れてくるのをよく聞いたフレーズだなw