と尋ねてきた。
思い当たる人間が一人だけいた。確かにそいつは昔うちの会社にいた。
その後、共通の知り合いが主催する飲み会とかで数回顔を合わせた記憶があるが、そのたびに勤め先が変わっていた。
でもそんなことは別にどうでもよかった。
ここ5年ぐらいは会うこともなく近況も知らなかったが、どうやら去年から嫁の勤務先にいるらしかった。
俺の苗字がちょっと珍しいので、同じ苗字の嫁をNがたまたま見つけて声をかけていろいろ聞いてみたところ、符合したということらしい。
こんなに嫌な奴とは、後にも先にもきっと出会うことはないだろう、と当時思ったし、今にいたるまであれ以上の逸材にはやはり会ったことがない。
何が嫌だったのかというと、いわゆる「憎まれっ子世にはばかる」の、まさに「憎まれっ子」だったところだ。
目上に取り入るのは天才的にうまいが、目上でない人間は自分の支配下に入るまで徹底的に絡み、潰そうとする。横並びの人間関係の作り方が、たぶん素でわからない人間だったのだろうと思う。俺は同期ではないがそれに近い立ち位置だったが、俺含め、周囲の人々は何度こいつに足を引っ張られたことか。出世のためとかならまだ百歩譲ってわからなくもないが、そいつが誰かを叩く基準は、もっともらしい理屈をこねはするが要するに「俺の気に食わないから」だった。似たようなタイプでもうちょっと頭の悪い人間を配下に置き、とにかく自分の意に沿わない行動を取る人間が見つかると集団で陰に陽に叩く。目上は決してターゲットにしない。横の人間にそれを徹底的にやる。部下や後輩にもひどかった。今なら即モラハラで労基署案件だと思う。思い出すだけで吐き気がしてくる。パッと見いい奴そうに見えるのでなかなかわからなかったのだが、職場の人間関係がギスギスしている原因がどうもNにあるらしい、ということがだんだんみんなわかってきて、Nは周囲から距離を置かれるようになった。左遷が決まったのはそんなときだった。Nが実際のところどれほど仕事ができるのか、俺はよく知らない。判断ミスって必死に周囲に言い訳したり取り繕っていたりする場面は何度か見たが、まあミスは誰にでもあることだし俺だってあるし、どんなミスなのかもよく知らないし。だからなぜ左遷になったのかも知らない。誰かが上に相談したのかもしれないが、詳しくは知らない。Nは「病気の親の介護があるから地元の会社に就職する」とか言って辞めていったが、Nの両親が健在なのはN自身の自慢話の中で何度も出てきている話なので意味がわからなかった。どうでもいいので誰も問いたださなかった。いなくなって本当にほっとしたのを覚えている。そんな記憶が一気によみがえった。
ずいぶん出世しているようだ。人の上に立ちたいという本懐が叶ってさぞ満足だろう。
昔はNもとんがっていたのかもしれないが、転職も重ね、もうだいぶ丸くなったに違いない、と、飲み会で会ったときのNの顔を思い浮かべて俺はなんとなく思った。
そうであってほしいと思った、が近いかな。
そしたら嫁が
「今までに2人、退職に追い込んだって、前から噂で聞いてたんだよね」
とか話しだした。
いやいや。だめじゃん。
俺は昔自分が経験したり見聞きしたりしたNのことを嫁に詳しく話した。
そしたら嫁は
「ああ。うちの会社、そんな人ばっかりだよ」
「社長以下幹部がNさんみたいな人間ばっかりだから、Nさんも評価されてるんだろうね」
と言った。
確かに嫁が日頃愚痴っている内容を思い出すと、その通りなんだろうな、と思えた。
嫁は直属の上司についての愚痴をよく話すのだが、嫁自身がまだ管理職に就いたことがないこともあって俺としては正直「人の上に立つことを経験すれば少しは考え方も変わるんだろうけどな」とか思いながら聞いていた。でもNみたいなのがいっぱいいる会社だと想像してみたら、ちょっと俺の見方が一方的すぎたのかもしれない。嫁ごめん。お前ほんと苦労してたのな。そりゃ愚痴りたくもなるよな。で、なんか、嫁の仕事観というか人間観というか、まあそんなに気になるレベルではなかったんだけど、どうしてこいつはこんなに人間関係を上下でとらえようとするんだろう、とか、夫婦として男女としてのジェンダーとか主従関係とかそういう話ではなくもっと違う話をしているとき(映画見てるときとか)に、なんかこいつ考え方がちょっと偏ってないか?と思うことが今まで何度かあったのを思い出した。そりゃ俺だっていろんな凸凹もあるし偏りもあるし、嫁のことをどうこう言えるような立派な人間じゃないんだけどさ。なんかそういうのも全部、ああ、そんな環境で仕事してたんだな、って思うとすっと腑に落ちるような気がしてしまった。本当はどうなのかわからんけどもさ。
正直もうそんな会社辞めちまえ、と思う。Nと接点を持たないでほしいしN本人じゃなくてもそういう奴らから嫁がストレスを抱えさせられ、心理的にも影響を与えられるのかと思うと冗談抜きでイライラしてくる。嫁には悪いがNみたいなのが出世できてしまう、そんな程度の会社だ。もっといい環境はきっとある。無理してそんなところに居続けなくてもいい。そう言ってやりたい。でもそんな簡単に転職しろとか言えない。嫁自身が転職したがってるなら全力で応援したいが、嫁はそこまでは考えていないらしい。子どもができたら仕事は一度辞める、と言っているので当面は子作りに励むしかないのか。俺はそんなん待たなくていいんだけどな。もっと元気でいてほしいんだよ。
低能って、いわないんじゃなかったのか。
ただただ漠然とした不安感が募る。自分の人生、このままでいいのかがわからない。
例えるなら、のどが渇いている時にコップに水があって、半分飲んだ時に「まだ半分もある」と思うのか「もう半分しかない」と思うのかというよくある問答に対して、何事に対しても後者である感じ。
面白いと思える本を見つけても、あとどれくらいで終わるのかと、残りページ数が気になって仕方がない。
別に今後の人生に不安感があるわけでもないし、むしろ有名どころの自己啓発本を数冊読んだおかげで、前向きに生きていれば大丈夫、良い人生になるであろうというよくわからない自信もある。
ただ、このままだと、何をやっても中途半端な満足感で終わり、本当の達成感が得られないまま終わってしまうそうで怖い。仕事、勉強、恋愛等全てに対して。
今にも押しつぶされそうだ。しかし、押しつぶされるわけにはいかないし、そうなるべきではないとも思っている。
困ったものだ。特に死にたいわけでもない、むしろ長生きしていろいろなことを経験したり、今までになかった素晴らしい発明に感動したりしたい。
それでも、今、自分が日々無駄な生活をしている、毎日生産性のないことの繰り返しをしているように思えてならない。
マニアじゃない。義務な。100回以上がマニア。指摘のとおり、一回輸血されたら献血条件から外れる。500回くらいが.1%くらいの領域、1000回(400リットル)前後が理論的最大値あたり。
そうしてる。若くても老人と同じ存在と思って見てる。
親には恵まれた。本当にありがたい。
Q.銃を横向きに構えるのはなぜですか?
ダイ・ハードのジョン・マクレーンですね。北野タケシの映画でもそうですね。
銃の標準は銃身前方の銃口付近の照星を目標に合わせ、後方の照門の溝の間に見えるようにして狙う、、そうだ。
でも、それって結構難しい、的、照星、照門の3点を合わせなければならない。
そこでオートマチックのピストルは側面が平らですので、的を狙うとき、その平らな面が線になって見えれば、その平面の延長上に着弾する可能性が高まります。
お察しの通り、その平面に対して直角方向は銃身の幅分だけズレることになります。どこに当たるか。
というわけで、早打ち、もしくは下手くそが拳銃を撃つ際、銃の側面を照準器として使った場合、当たる確率が高くなります。
※お断り:トーシローが書いた文章です
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E5%B9%95%E6%A7%8B%E6%88%90
参考になれば幸いです
いませんか?皆さんにも。妻でも夫でもいいんですが。
たとえば、
・レストランで食事中に「猫のうんち」の話をしたりする。
・夜中に、突然歌いだす。
これらを指摘すると、不機嫌になるのです。意味不明です。
たとえば、座ってる目の前でおならをされるのは全然いいんです。夫婦ですから。
ところが「準備してある夕御飯の前」でおならをするのは完全にNGですよね?
そういったやっていいこと、悪いことのラインの区別がついてないんですよ。
そういうことがあるたびにイチイチ指摘するのももう疲れてきました・・・。
15年ぶりに会ってきた。
少し背が伸びて大人の女性になっていた。
子どもの時全身からあふれていた元気なオーラは少し落ち着いて見えた。
けど今でも元気に動き回っているみたいだった。
懐かしい人に会うのっていいね。
とっても嬉しかった。
変わらなさというかなんというかそんなところが素敵だった。
自分は別に好きでも嫌いでもないけど、近所にロクなものを売っているスーパーがイオンしかないし。
もし、自分の住む地域の100km県内にイオン以外の食料品店が1軒もなかったら(しかも家庭の事情で引越しとかもできなければ)、
わざわざその圏外に行って買い物するの?
確かに私も読んでいて疑問に思ったり、少し恥ずかしくなるようなロジックが多々ありました
呼んだ?呼ばれたような気がしたので、ここに降臨
マッターホルンでウンチョ漏らして、麓のゴルネラ川でパンツを洗った私が来ましたよ
お湯で洗って、下水に流れていくわけで、理論的にはウォシュレットと同じだ、メソメソするな
ただし、人に見られるな
http://kessan-kanpo.blogspot.jp/2015/04/7.html
どうせ大量にリストラすりゃ短期的には回復するでしょ単月黒字くらいにはなんとかして、若干株価を戻してと⚪︎兆円はどこいったんだという感じ。アプリだモバイルだという資金調達した会社は軒並み赤字だ。
ラクスルも資金調達に向かうなか本当に出口戦略はあるのだろうか、ヴァシリーはテレビでて炎上してる。昨今のスマニューとグノシーもCM合戦が終えたら下火だ。sansanは好調に伸びているというはなしを聞くが果たして人件費と作業工程で販管費をペイできているといったら怪しいところな様に思える。