はてなキーワード: 由井寅子とは
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/_keroko/status/1151547190805856256
ちなみに、元のツィート内容
暴れまわってる自閉症の子どもを由井寅子が見事になだめすかして相手する。決してお母さんを責めない。ひたすら子どもの相手をする、頭がいいと褒める。レメディが効いてるという。あれに光明を見る母親に「レメディはプラセボプラセボ」という言葉がどれだけ届くのか、単純にわたしはわからん。
先に、続きのツィートは
https://twitter.com/_keroko/status/1151547572370022400
であって、決して標準医療を否定しているわけでも似非科学を推奨しているわけでもないのだが、そこらへんをサッパリ読み取れず吹き上がってるブコメ。
http://anond.hatelabo.jp/20141115105603
で「由井寅子のおかげで、トンデモ疑惑な技術を掴まなくて済んだ」
を書いた増田だが。
このアグリフェア、東京ビッグサイトで開催されていて、
植物工場とか、ITによる農業制御ソリューションとか展示していたのだが。
ここの某セミナー会場で、
「この会場で、農家の人は手を上げてください」と参加者に問いかけていた。
で、挙手したのは、せいぜい2割程度。
満員で盛況だったセミナー会場なんだが、その8割は「農業の自由化で、何か新規ビジネスできないか?」と
(と書いている自分自身が、その一員なんだが)
フェアの会場が東京だった、ということもあるとは思うが、
肝心の現役農家自身が、こういう「農業IT技術」「最新の農業情報」を摂取しようとしていない、ということ自体が、
今の農業の先行きを暗示している気がする。
折角コメの収穫期を過ぎてからの、農閑期の11月開催のイベントなんだから、
もっと「現役農家」が、貪欲に最新農業技術を摂取しよう、と能動的に動くようじゃなきゃダメじゃないか?
恐らく、現役農家の大半は、ITによる農業カイゼンの技術などの話を「対岸の火事」「どうせ自分には関係ない」ということで、
冷凍時に磁力を加えるか何かで、食品の鮮度保持が飛躍的に高まる、のキャッチフレーズで、
自分は「このCAS技術を使えば、何かできるんじゃないか?」と前から考えていた。
で、今週の水曜~金曜に、東京ビッグサイトで「アグリカルチャーフェア」が開催されていて、
最新の農業ITとか植物工場とか展示されていたんだが、その中でCASも展示されていた。
「どれどれ・・・」と見に行ったが、
そこに「CASを批判する冷凍学会はオカシイ!!」という記事を掲載した新聞が山積みされていた。
「?」と思ってみると、「環境農業新聞」という見慣れないタブロイド新聞が置いてあった。
1面、2面と、冷凍学会を批判する記事が続いていて、「・・・」と思いながら読み進むと、
最終面で「由井寅子が推奨する自然農法、ホメオパシー云々」というトンデモ記事が載っていた。
何のことはない、由井寅子のフロント新聞社が環境農業新聞だったわけだ。
この瞬間、「ウチの会社もCASを導入して・・・」という自分の構想は、瞬時に消え去った。
自分は文系なので、CAS技術が妥当な技術なのかどうか、判断する能力がない。
だから、「CASって、面白いかも」と興味を持っていたのだが、
「由井寅子の新聞でプロパガンダしている技術」「由井寅子と心中せざるを得ない技術」ということで、
自分の中の「エセ科学アラート」が作動して、一気に疑念の念に変わった。
もしCASが環境農業新聞なんかに記事掲載していなければ、自分は「CASは夢の技術だ」と思い込んで、
ウチの会社に導入して、大恥をかくところだったのかもしれない。
不思議なことに、「2ちゃん」とか「まとめサイト」とか「ツイッター」では盛り上がっているエボラネタが、
全く増田では話題にもならないのは何故?
由井寅子がエボラのレメディを準備したとか、空気感染能力を身に付けた疑惑とか、いろいろ香ばしいネタに事欠かないのに。¥
日本でパンデミックが起こるか否かは兎も角、リベリアとシエラレオネは、事実上国家崩壊でしょ。
「罹患しても病院に駆け込むのはごく一部で、死者把握数は氷山の一角」
「エボラで医療がマヒしたせいで、他の感染症もロクに見てもらえず死亡」
等々、断片的情報を眺めてみても「政府機能マヒ」「社会崩壊」としか思えない。
(断片的情報しか入ってこないのは、たぶん欧米ジャーナリストも逃げ出して、取材する人がいないからだろう)
現代において、人口数百万人の社会が無政府状態に陥った場合、どういうカオスが現出するのか?って、格好の増田ネタだと思うのだが。
全部わかって乗っているなら止めないし、実際個人的には、高岡のようなパチくさいオッサンが多少世の中にいるのはむしろ面白いと思ってはいるのだけれど、運動音痴科学好きのライフハッカーが、ナイーヴにコロコロ転がされているのだったら、他人事ながらちょっと心配だ。
せめてニセ科学に対するのと同じ程度の警戒心は持った方が良いんじゃないか。
あるいは、それくらいの寛容さとテキトーさを、ニセ科学にも適応してやってくれないか。インチキくさいものが多少あった方が世の中面白いし、高岡にコロっとやられている人をこうして眺めるように、ニセ科学にまき上げられている人たちも「アホやなぁ」と「寛大」に眺めてやったらどうだろうか。
ゆる体操とか全然知らないのだけど、ニセ科学批判クラスタにアピールするなら、
に焦点を合わせて訴えるといいと思う。
ニセ科学を「「アホやなぁ」と「寛大」に眺め」て済ますわけにはいかない理由はそこ。ホメオパシーがあれだけ叩かれたのもそこだよね。
モノは無害で国によっては医者がプラセボ代わりに処方するくらいのものだけど、ホメオパシージャパンみたいなカルトまがいの組織が組織拡大と組織防衛のために上のような傾向を強めていくのが問題。
ホメオパシージャパンのヤバさは、やっぱり由井寅子のパーソナリティに依存するところが大きいと思うので、高岡英夫のパーソナリティに注目して、今後ヤバい傾向を強めていく危険性に警戒しよう、っていうのはアリだと思う。
でも、事が起こる一歩手前の状態でどこまで言えるかってのは難しい問題で、ニセ科学とかカルト宗教とかをウォッチしてる人で、こいつはクサい、と思ってても、まだヤバいところまで行っていないか、あるいはまだ尻尾を出さない、という理由で保留にしてるネタって色々あるみたい。まあ、そういう時に増田って便利だよね、ってことで。