はてなキーワード: マウンテンデューとは
コカコーラの自販機ってなんか安定感というか無難さはあるけど喜びや興奮がない。
サントリーがいいね。ペプシ500缶あればその時点で100点 。マウンテンデューもいい。スプライトより7upより好きだ。CCレモンまであれば死角なし。popメロンソーダまであったらもう迷っちゃって困るね。
他の自販機は基本ハズレだと思ってる。出先で喉渇いててそれしかなかったら仕方なく使う。水かお茶か、あればマッチか三ツ矢サイダーとか。おれ未だに水やお茶に100円とか150円とか払うと負けた気がする。
力水なんかも見かけたら買っちゃうかもしれない。モンエナとかレッドブルとかのエナドリはどこで買っても定価だから逆に割安感があるかもしれない。立川の極地研の自販機で150円だかで売ってた時は滅茶苦茶安く感じた。駅前でタダでも配ってるけど……
最近通い出した喫茶店にアップルタイザーが置いてある。370円。
いつも脳死でブレンドを頼んだ後になって、レジ脇のミニ冷蔵庫に鎮座するそれを見てああ頼んでみれば……と思ってた。
無性に気になって、ここ最近アップルタイザーのことばかり考えてた。夜中の1時にどうしても飲みたくなって、色々なものを置いてると聞くドンキへ探しに行ったけど見つからなかった。ドンキは言うほど安くないって印象だったけど、ノーマルのペプシやマウンテンデューが安く置いてて面白かった。
翌日の今日、ついに喫茶店で手に取ってみた。アフリカの飲み物であるとか無添加であるとかの情報を元に、癖があったりするんだろうかとか期待を膨らましてた。
普通の微炭酸のリンゴジュースだった。美味しい。500も入ってないので高いけど、まあ喫茶店価格と思えば安い。コーヒーに加熱式メンソールは合わないんでこっちがいい。
ネットで調べたら成城石井とかに売ってるってんで、帰りに寄ってみた。冷蔵されてるペットボトルとは離れて、ペリエとかと一緒に並んでた。グレープタイザーもあったんで買ってみた。
店で買っても250円くらいして、普通のジュースとしては高い。余所で買えればもっと安いのかもしれない。
でも南アフリカ生まれのリンゴ100%という情報やオシャレな瓶が無性に心を掻き立てる。中国の紅茶を取り寄せてたイギリスの金持ちもこんな気持ちだったのかもしれない。
結論から言うと、映画単体としてはそんなには悪くないけどいくつか致命的な欠陥があると思った。
1. 原作の、決定的に痛くて、不都合で悲惨な事実をうまく取り除いていること
原作者のJ.D.ヴァンスはアパラチアをルーツとするオハイオ育ち(労働者としてオハイオに移住したヒルビリー家庭で育った)で、ACE(小児期トラウマ)をフルコンプするくらいのめちゃくちゃな家族、暴力、ドラッグアディクトたちに囲まれて育ったが、最終的に一族で初めて高等教育を受け、イェールのローまで出て成功を収める。その過程で、ヒルビリーが抱えている社会的課題とか、なぜそうなってしまうのか、本当に社会構造だけのせいなのか、どんなに状況が悲惨か(マウンテンデューマウス、ウェルフェアクイーンなど)、どんなに「一般の」子供たちや家庭とギャップが激しいのか、ということを大人になるにつれて痛感し、そうじゃない階層の人にもわかりやすく著している。
だけど映画は、めちゃくちゃな母ちゃんと肝っ玉ばあちゃんに育てられてやんちゃなオレも成功しました!どの家族もみんな大変だよね!でも家族大事!愛してる!みたいな普遍的な話に毒が抜かれている。そういう話じゃないんじゃないか...?
たとえば原作では息子を車で自分もろとも殺そうとした母親は逮捕されて法廷まで行くが、映画だとパトカーが来たところで息子が、なんにもされてませーん!母ちゃんを連れて行かないで!と泣いてばあちゃんとじいちゃんと抱き合って母ちゃんは逮捕されない。そんなほのぼの?でいいのか...?
2. 1とも通じるが、背景についての説明があまりない(ヒルビリーの家族は些細なことでも大声で怒鳴り合うし、それをおかしいとも思ってない)ので、些細なことで爆発し殴り合いケロッとしている登場人物が皆キチガイに見え、キャラクター描写に失敗したクレイジーな映画に見える。原作を読んでない人の感想で多いのが、こんな奴おらんやろ!!あほらしい。というやつで、たしかに説明がなければそう思うのも無理はない。
そういえばThe blindsideも映画化されてほのぼのヒューマンストーリーみたいになってたな。あれも、大学進学と奨学金の仕組みの隙をついてスポーツしかできない白痴みたいな貧困層の子供が押し上げられていくっていう構造が面白かったのに。いろいろ映画でやるには都合が悪いのかな。
田舎出身、ちょっとだけ町な高校に進学して、同じ田舎中学出身者たちと初めての寄り道ファミレス、自分にとって人生初のドリンクバー。
はしゃぎすぎてMDで録音してた音声が出てきた。
「なあなあ、マウンテンデューって何?」
「さあ?」
「知らない」
「初めて見た」
「マジデュー」
「謎デュー」
「と、ここでWhiteSodaがおもむろに登場~」
「はいヘルシー」
「出たなパチモンカルピ……」
「バカ!言うな!消されるぞ!」
「誰に誰に」
「そりゃお前、スコールに」
「誰ぞー♪彼ぞー♪」
「黄昏時って逢魔が時とはまた違うよな?」
「ご注文は以上でおそろいですか?」
「「「「はーい」」」」
「ごゆっくりどうぞー」
「「ありがとうございまーす」」
「ワッファ!熱さ!熱ティ!」
「かわいそうな猫舌」
「思ったのだが、つまりまがいものとは禍いモノのことなのでは、それすなわち災いをもたらす白濁液」
「さよかさよか、災禍災禍」
「これはまたデューな仮説ですな」
「デュー理論と名付けませり」
「ませうませう」
「魔力の満ちたるデュー取ってくるわ」
「デュー」
「「「デュー」」」
アホすぎて涙が出てきた。
こんな何も考えてないのに楽しい会話、またしたいなあ。