はてなキーワード: 笑って許してとは
結婚1年目、とはいえ中学生の頃から付き合いのある友人宅でもあり、自分の実家とも車で10分ほどの距離。
友人の妹である妻と付き合っていることをオープンにした後は、年越しを妻の実家で迎えてから初詣に車で出掛けたり、
義父や友人を交えて麻雀だったりで年末年始にもよく遊びに行っていたので、
おっちゃんおばちゃんが義父と義母になっても特に何かが変わることもなく、
元日、おせちを囲む食卓に着いたところで、急に吐き気と頭痛に襲われた。
口の中に乗り物酔いの時と同じような嫌な味のツバが広がって、顔をしかめる。
世話焼きの義母が何を飲むか友人たちに聞きながら歩き回っていて、
円卓には義兄、義弟、妻、義父が座り、卓上には立派なおせち料理。煮物が美味しそう。でも吐きそう。
電気が眩しい。なんかクラクラする。吐きそう。頭が痛い。うるさい、というか人の気配が煩わしい。呼吸が乱れる。
「お餅1つの人ー?」手を挙げて「あれ?1つでいいの?」と言われながら1つだけ餅の入ったお雑煮を受け取る。
口の中の嫌な味を流したくて少しすすった。出汁と味噌の味が美味しい、優しい甘さ。
食欲がないわけじゃないのに吐き気で箸が進まない、胃は空腹を訴えているのに、どこか別のところが拒否しているような。
せりあがってくる胃液と口の中の嫌なツバを無理やり口に運んだお雑煮で押し込む。
何度か深めに呼吸してみるけど呼吸が落ち着かない。
電灯が眩しくて目を開けているのがツラい、ほぼ目を閉じたままお雑煮をちまちまと食べる。
目を閉じていても、みんなの食事している気配がまとわりついてきてまた胃液が上がってくる。
気を抜くとマーライオンになりそうだ。
このあたりでようやく、人ごみで人酔いした時や、
会社の食堂で人の気配に酔って気分が悪くなって以来、食堂で食事が出来なくなったのと同じパターンの不調だと気付く。
昔から人ごみは苦手だったし、年々苦手になっている傾向は感じていたけれど、
こんな少人数で、しかも気心の知れた相手でここまでの不調が起こったのは初めてだった。
その場を離れる以外の対処法を知らないので、正直に
「すみません、どうにも調子が悪いので別室で食べてきていいですか」と言って一人離れた別室に移動した。
電気を付けないままの部屋に入り、人の気配が感じられなくなると、一気に気分が良くなった。
吐き気も嘘のように消えて、もってきたお雑煮をあっという間に食べてしまった。
あの美味しそうな煮物ももらってくればよかったと思ったけれど、分けてもらいに居間へ戻る気にはどうしてもなれなかったので、
目が覚めると復調していたので詫びに行ったところ、みんな笑って許してくれた。
http://anond.hatelabo.jp/20131124001623
この話、俺にとっては凄く分かる。
ここ10年ほど週休3日から始まって、やがて4日になり、5日に拡大された
最初は正社員から契約社員に格下げしてもらう代わりに、週休を3日にしてもらった
余った一日で勉強をしたいという理由だった。勉強が面白くなり、30を前にして大学に通うことにした。
上司と社長に忘年会の席で、腕試しに受験するんだと話すと面白がってくれて合格したらという条件付きで
週休4日に拡大してもらったんだが、他の社員の手前、給料は通常の6割に抑えられてた。
学費と生活費で貯金をすり減らしつつ、週休4日で5年かかって卒業しw
その後、大学院に進学するにあたって、教授とも話がまとまり共同研究という形にしてもらうと同時に
学部時代があまりにしんどかったので週休5日に拡大してもらい、正社員に昇格され給料も全額出るようになった
やっぱり社長と上司は、一人くらいはそういうバカな事をする社員を抱えてるのも面白い。
他の連中の刺激にもなるし頑張れ、と笑って許してくれた
大学院で勉強をして国際学会に論文を出す事が必須条件なんだけど、トップカンファに出す必要はないので
実質あってないような条件でもあるんだけど、600万位を貰いながら勉強している
とは言え仕事の方も得意分野しか開発をやってないので、社内で俺しか出来ない事をしてるのもあって
8営業日もあれば他の社員から不満がでるはずもないという程度の実績はあげられる。
後は新人を数人使って、他の製品の開発も回させてるので、会社としても投資した分の元は取ってると思う。
学会で発表すればプレゼンスも上がるし、会社への恩と義理は返せてるんじゃないだろうか
しかし、こういう生き方をさせてくれてる会社と社長には頭が上がらないし非常に感謝もしている
能力を伸ばすことが会社への恩に報いる道だと思うので、今も研究室にいて勉強をしてる次第だ
週休2日で働くだけが、働き方ではないと思う、5日休みだから良いわけでもない、運もあるけど、望めば自由な働き方は手に入るんじゃないだろうか。
そして会社を経営する人たちも、素養の有りそうな社員に積極的に投資することで囲い込めると思うんだよ
少なくとも俺は会社が俺を要らないというまでは働き続けるつもりでいる
会社が与えてくれた恩には報いたい
というか、30後半に差し掛かっているオッサンが博士課程行きたい、みたいな妄言を吐いたとして