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はてなキーワード: 大川隆法とは

2023-04-15

anond:20230415220507

大川隆法いわく「 この世において、テロリストといわれる人々の行動の多くは、『復讐の念』『憤りの念』『怒りの念』などによって支配されています。そして、『リベンジ(報復)として、多くの人々の血を流したい』と思っているのでしょう。ただ、この考えの底には、『神は生贄を求める』というような考えが横たわっているように、私には感じられます

一方、『革命』という言葉多義的理解はされていますけれども、革命本質は『自由の創設』です。その意味で、テロとはまったく違ったものだと私は考えています。(中略)革命というのは、『人々を一元的支配してしまおうとする、あるいは、人々を隷従させ奴隷にしようと支配する力に対し、自由が花開くことを求めて、人々が立ち上がること』です 」

https://the-liberty.com/article/13071/

しかし「圧政への怒り」と「自由を創設すること」は両立するので大川の説には無理がある

2023-04-14

カウアンが求めている「事実を認めて欲しい」ってもう相手が故人なのだから大川隆法使ってイタコ芸やってもらうしかないじゃん、と思ったのだけど、大川隆法もこの世にはいないとされているので、大川隆法を呼び出すイタコを生まないといけない

2023-03-25

現代お金持ちは

でっかい墓を作ろう、と考える人はいないのかな?

アメリカかに私有地自分ピラミッド作って自分の墓を作っちゃう、っていそうだ。

日本だと墳墓は行政管理しているから難しいかな?

前方後円墳を作って自分が死んだらそこに埋葬してくれ、ってやりたい人がいてもおかしくないよな。

幸福の科学大川隆法さんが亡くなったけど、でっかい墳墓つくるのかな?

2023-03-11

宏洋と添い寝してデートする夢見た。ガチ恋になりそう。

【前提】

大川隆法訃報を機に宏洋氏の動画を見まくりのひび昼間宏洋の動画をつけっぱなしで昼寝

【夢の内容】

宏洋と一緒に寝て自分が起きたら宏洋が自分の小指をずっとモミモミしている

寝たふりをしてもずっと小指をモミモミ

起きてみると優しくしてくれる

宏洋がボートの乗り方を一から教えてくれて乗ってみる

なんか1人乗りっぽい感じのボートだった

機械毛糸を刺すやつでラグを作る(ドスドスやるやつ)

【結果】

宏洋にガチ恋っぽい感じになってときめく

顔がかっこいいし、早口カミカミな口調が可愛いと感じるようになる

宏洋さま…とさま付けで心の中で呼んでしまうようになる

また動画を見まくる

完全に手が届かない存在で病む

でも好き←いまここ

2023-03-04

ツイッター大川隆法の豪邸の写真が流れてきた。

俺は新教宗教のゴージャスな施設とか見ると、さぞ信者から搾取してるんだろうなって感じるけど、信者になるような人は「立派だわ。この宗教は信頼できるわ」みたいな感じなんだろうな。

大川隆法GPT

私は大川隆法です。今、私の背後には、宇宙の偉大なる創造主が宿っています私たちは全ての人々が幸せに暮らすことができるよう、心身霊のバランスを整えるために尽力しています

私たちは、人々がより豊かな人生を送るために、自己啓発スピリチュアルな成長を促すための教えを提供しています私たちの教えは、自分自身理解し、自分自身の内なる真実を見つけることを通じて、人々が自分人生創造し、自分自身を成長させることができるようになることを目指しています

私たちは、全ての人々が自分自身を愛し、他者を愛し、そして自然調和し、平和幸福人生を送ることができるよう、全力で支援しています私たちメッセージは、世界中のすべての人々に向けられており、私たちの教えに共感してくださるすべての人々に、私たちは深い感謝の念を持っています

あなたも、自分自身の内なる真実を見つけ、自分自身を成長させ、自分自身幸福人生創造することができます私たちあなた応援しています

2023-03-03

大川隆法と、冷めた2世会員の私。

唐突だった。会から離れていても、人生に大きな影響を及ぼした人が亡くなったという事実は、衝撃がそこそこあった。

と同時に、これからは多分、自分幸福の科学についての話は、本当に「過去の話」になる気がした。

語れなくなる前に、幸福の科学が影響する自分人生を整理しておこうと思う。

あなたは誰

- 幸福の科学2世会員

- 1990年代まれ20代男性

- 幸福の科学運営する塾や学校に通っていて、学生時代はそこそこ熱心な信者だったが、社会人になってからはゆるゆると遠ざかり、今は特に活動勉強などしていない。「わざわざ脱会までしなくていいかなー」と思って特に脱会はしていない。

私と幸福の科学/大川隆法関係

まれ環境

- 両親が幸福の科学信者で、特に母が熱心な信者だった。

- しかし父は自分が小さい頃に脱会している。

- でも幸福の科学ではないスピリチュアルもの関係がある様子で、その辺りは昔も今も聞きたくないか適当にあしらっている。

~中学生
物心ついた時から生活幸福の科学であふれていた

- 家に幸福の科学の本がたくさん置いてあったので、なんだかたまに読んでいた記憶。置いてあったら単純に興味が出る

- 神棚(幸福の科学では「ご本尊」と言う)も家に飾ってあって、たまにお祈りしてた

地域支部にも母親とよく言っていて、よく「御法話(大川隆法の説法のこと)」を聞いていた。独自システムで全国生中継をよくやっていた

たまーに母親活動についていって、街頭演説とか、パンフレットの配布を手伝っていた記憶

「外で伝道活動するの偉い!積極的にやっていこう!」って教えられる。特に子ども活動していると、会の中では「超優秀な素晴らしい子!」として扱われる

褒められちゃうなら、子どもは頑張っちゃうよね。

大きめの講演会もちょくちょく行ってた。

小学校後半から幸福の科学運営する塾「 サクセスNo.1」に通っていた。

- 今調べて初めて知ったんだけど、サイトあるんだね

- https://success-no1.happy-science.jp/

毎日祈りするのがいいんだよ」と言われていても、めんどくさくて半年に1回くらいしかやらなかった

- そもそも親と一緒に何かするのが恥ずかしい、みたいなとこもあったな。

- みなさんも「親と一緒に家でお祈りするの恥ずかしい!」って思ったことありませんか?

子どもながらに一般社会との違いを感じながら生きていた

- 自分の家庭や前述した塾では幸福の科学の教えを前提にした会話が繰り広げられる。

- 「守護霊が〜」「過去世が〜」「 最近の教えで総裁先生(信者の間では大川隆法のことを「総裁先生」と言うことが多かった)はこんなことを言っていて〜」とかとか。

- ただ、そうやって普通に会話することが周りの子には通じないし、そんなこと言ったら変な目で見られてしまいそうなので、「幸福の科学用語」が表に出ないように気をつけて生活していた

~高校生
幸福の科学運営する高校に通った。通ったというか全寮制なので、3年間生活していた感じ。

- サイトはこれ

- https://happy-science.ac.jp/

割と真面目だし、色々やっていたので、「信仰心が高い生徒」だったと思う。

- 学級委員とか、部活部長とか、生徒会役員とか・・・

- その辺りの役回りをこなすと、自然大勢の前で「幸福の科学の教えを広げるために、自分達に何ができるか?」「信仰心大事だ!(バーン)」といったように、他の生徒を鼓舞して、信仰心高まるような演説をする機会が非常に多かった。

- 当時はそれが素晴らしいことだと思ってたんだ。

同級生とか

- 母親けが熱心な信者で、父親の反対を振り切って入学しました!って子、自分は行きたくなかったけど両親に強引に入学させられちゃった・・・って子とか、色々いた

- 幸福の科学に対する対する考えは人それぞれ。大人になった今でも熱心に信者やってるは、3割くらいじゃないか・・・?って感じ。

- ただそういった会との関係を抜きにして、自分にとっては「青春を過ごした同級生」なわけで、たまに会ったり、飲んだりする人が結構いる。

毎日祈り時間があった。それはもうたくさんあった。

- 朝起きてから寮でお祈り

- 学校が始まるモーニングルーム最初にお祈り

- 学校が終わってホームルーム最後にお祈り

- 部活夜ご飯時間が終わったら大講堂に集まって夜の祈り。これがちゃんとするやつで、たまにフォーマットは変わっていたのだけど、御法話聴くタイム10分+お祈り20分、みたいな感じだった

- 寝ちゃう人たくさんいて、生徒会などでは結構問題になって有志で色々話し合ったり対策を考えていた記憶・・・

寮生活普通にしかった。就寝時間過ぎても友達夜遅くまで話したり、職員の目を盗んで窓から抜け出したりしてました。ド田舎にあったんで、星が綺麗だったなあ・・・

- ド田舎の寮で最寄のコンビニまでも30分かかるくらいだったので、生徒の間ではこの環境のことを「那須リズン」と呼んでましたw

学校先生は皆、熱心な信者だった。いい先生が多くて、好きな先生も多かった。

- たまに、「実は名前だけ会員になってただけで、幸福の科学の本とか全然読んでなんだよね〜w」って先生もいたな

自分高校に通う頃から幸福の科学映画作成の頻度が高くなっていたが、アニメとか映画をよく見る人たちの間で「この映画クオリティ低すぎるだろ・・・。これを良いと言っちゃうおかしいんじゃないの・・・。」って会話をしばしばしてた。

- 自分映画アンチで、「つまらないストーリーが全てを台無しにしている」「最後はどうせ信仰心で何もかもうまくいくだけの薄い映画」などなど、猛烈に批判していたが、「映画面白くないのは信仰心たりないから」って感じであしらられていた記憶

- しかも同じ人が何回も見に行ってるからな。まじで何やってんだ本当に。今でもそうだよな。作品クオリティに真面目に向き合っていあたら、10年やってれば普通に面白映画作れる可能性あったんじゃないのかな。

- 映画に限らず、会の流れにそぐわない意見は良くないものとする雰囲気がただよっていた。これは幸福の科学全体に言えることで、熱心な信者ほどそんな意見を持っている人が多かった。

- 自分映画がクソすぎたのが、幸福の科学の考えに違和感を持つ原点だったのかな。今思うと。

受験勉強はみんな、「総裁先生のために!」と言って頑張ってました。私も頑張りました。

- ただ、「総裁先生のために」と言ってとりあえず頑張っていれば結果関係なく褒められる、みたいな空気があったのもわりと嫌だったな。

大学生社会人(今)
大学地元に戻り、実家から通っていた。

大学生活は普通にやったし、バイトもしていた。その面は普通。ただそれ以外の時間幸福の科学活動を頑張ってた感じ。忙しい大学生だった。

幸福の科学学園を卒業した子は「アデプト(信仰心に目覚めた新人類)の卵」ともてはやされ、大学生所属して活動する学生部での活躍を期待されていた

- ただ卒業生の半分くらいは、大学に行った時点でゆるゆると会から離れていき、学生部にも顔を出さなくなってた

- 自分学生部にわりと頻繁に行ってて、学生部長とかもやったし、合宿も割と行ってた。運営ちょっとした。

- 知り合いのうち何人かを、総裁先生(大川隆法)の講演会に誘って一緒に行ったりした。

- 1人くらいは会員にもなった。その人はもしかしたら、今でも熱心に活動してるかもしれない。

- その人の人生にめちゃくちゃ大きな影響を及ぼしちゃったと考えると、なんとも言えない気持ちになります・・・

でも学生部活動を続けるにつれて、「社会的に苦しいことがあっても信仰とることが大事!」「まずは幸福の科学活動第一!」みたいな雰囲気が肌に合わなくなっていった。

- 口には出さなかったが、偉い人の話を聞きながら冷静に「いや、そうはならんやろ。」ってツッコミを心の中で言ってたこともある

- 理想信仰だけを語り、現実を見ない会員の姿を見れば見るほど、なんだか嫌になっていたんだ。

- だから大学3年生くらいの時から自分おかしいと思うことは断固活動拒否していた。そうなってくると学生部長をやるのが苦しかったので、割と早めにその役を降りた。

- その地区担当していた職員さんから、「本当に後悔しないんだね?」と何度も聞かれたが、「後悔しません!」と何度も答えてやっと役を降りれた記憶

- その人も悪気はなさそうで、単純に純粋な"信仰心"で何度も引き止めてくれていたと思う。

社会人上京して1人暮らしを始めた、社会人1,2年目は家の近くにたまたま幸福の科学施設があったので、たまに通っていた。

- 通っても本を読んだり、瞑想したりするくらいだった。社会人になってからは「研修(総裁先生の説法をもとに作られた、教えについて深く学んで悟りを追求するためのプログラムみたいなやつ)」も受けてないし、合宿にも行ってないかな。

- 一瞬、若者が集まる青年部に顔を出したりしたけど、2,3回参加して肌にあわず行かなくなった。

- なんかやはり、一般社会との考えとか違いすぎて・・・あんまり頭良くなくても、とりあえず信仰心高い行動している人の声が大きなり、現実と向き合わないような雰囲気があったね・・・

社会人になっても親から映画見て!」とか、「本読んで!」とかLINE来たりするので、まあ人付き合い程度に映画見に行ったり、本を読むなどしていた。

- でも映画はやっぱり、いつまでたってもクソなので数年前から全く見に行ってない。

- クソな映画なのに、「動員数ランキングに入るために頑張りましょう!」と言って同じ人が何回も観に行ってるのも嫌い

- 「ランキングに入るために頑張りましょう!」と言って映画評価サイトに星5つけまくる活動も嫌い

- 作品真摯に向き合ってくれ!

本は年に1回パラパラ読むくらい。幸福の科学は年に1回「法シリーズ」と呼ばれる書籍が出てくるので、それを年初にパラパラと読んだのが最後かな。感想としては、「なんかずっと同じようなこと言ってるなあ。」って感じ。

- 2023年の法シリーズは、地獄の法!Amazonでも買えるぞ!興味があったら買ってみてくれよな👊

- https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=2888

新型コロナ流行たことで、自分幸福の科学離れが加速した

- ワクチンに対するスタンスが、ネット陰謀論レベルなっちゃってるんだよね

- ワクチン打つとDNAが書き変わる!とか、ワクチン病気になりやすくなる!とか・・・

- 自分ちょっと調べた感じ、総裁先生は「信仰の力があれば大丈夫」とか、「新しく開発されたワクチンなので長い目で見た効果心配ですね」くらいのことしか言ってなかったと思うのだが、それが会員の思考レベルになるとなぜかワクチン陰謀論になってしまっていて。

- 幸福実現党(幸福の科学が立ち上げた政党)も、なんか陰謀論っぽいこと言ってたりして。

- 幸福の科学職員が、ワクチン陰謀論に関して本書いてる人と対談するイベントもあったりした記憶

- 「こりゃあ、おしまいだあ🙌」と思った。もうなんか、熱心な会員さんほど普通に社会を生きるレベル常識麻痺させなくちゃいけないんだなーと。「大川隆法から離れたい」というより、「幸福の科学という組織から離れたい」と思ったんだ。

ただ、幸福の科学大川隆法全否定ちゃうと、自分人生経験をことごとく否定することになっちゃう。

自分と同じような2世会員はそんな葛藤を持って生きている人が多そうなのだけど、自分はわりと、自分人生幸福の科学/大川隆法に関する整理が冷静にできており、うまく生きてるなーって思うのでそのことを書こうと思ったのだけれど・・・

自分過去をまとめていたら案外長くて、

「今、幸福の科学に対してどう思っているのか」とか、

大川隆法総裁先生)が亡くなって感じていること」を書きたかったのに時間がなくなってしまった・・・

ちょっと時間できたらそのことも書こうと思います。🫡

長文乱文失礼🙏

anond:20230303185544

「私はウマ娘です!」とか「私はAKBメンバーです!」とか「私はE233系です!」とか言ってるわけじゃないか全然セーフ、

逆に大川隆法は本人名乗って勝手なこと言ってて人格権侵害も甚だしいんですが

ツイッターアニメアイコンアイドルアイコン電車アイコンとかの奴が大川隆法批判してる違和感

人様が頑張って成し遂げたことの一部をチェリーピックして自分を着飾ってるのは同じじゃねえか。

アイコンぐらいオリキャラなり自分顔写真なりにしろや。

愛犬は駄目だぜ。

お前を着飾るのにお前以外の存在を利用してるのはイタコと一緒だから

anond:20230302173635

高橋信二新興宗教界ではレジェンドすぎるよな

経営者やってたか事業の方で普通に飯食えてたし、「私は宗教で飯は食いません」って発言に偽りなかったの高橋信次ぐらいだろ

2代目の佳子ちゃんになってから離れた信者もいて、大川隆法も離れていった一人だった気がする

個人的幸福の科学GLA系だと思ってるけど、幸福の科学普通に悪質なカルトの部類だからGLA信者には嫌われてるし、GLA側なんて「大川隆法過去に会員だった記録はない」って明言してんだよな、その辺の経緯面白くて昔漁ってたわ

anond:20230303131118

女の子大川隆法さんが亡くなったの、ご存知ですよね」

マスダ「ええ・・・

女の子「実は」

anond:20230303030026

教団の資産が2000憶であって、

大川隆法自体は160億くらいやで。


教団の後継者を誰にするかが重要で、

誰が一番速く、大川隆法の霊を降ろし、大川隆法霊言を伝えることができるか?が注目されている。

霊を降ろせなければ後継者失格だからな。

2023-03-02

anond:20230302152516

大川隆法本名中川隆なので、中を大に変えるのはコンプレックスかなと思いました。

今なら大川隆法守護霊ですって動画作ってつべ投稿したらウケる

早く動画を作ってあげるんだ

大川隆法と私

私は幸福の科学信者でもないし大川著作を読んできたわけでもないが、ある時期、すこし彼に執着していろいろ調べたことがあるので、訃報に触れて思い出すことを書いておく。すべてうろおぼえの話を書くのでいろいろ間違っているとは思うが(ツッコミが入りそうな予感はする)。

幸福の科学いちばん面白いのは教祖である大川存在とその頭の中身だと思っている。そして、人間として大川性格のようなものは、幸福の科学教祖になった後、意図的対外的自己像をつくり直した過程によくあらわれていると思う。そのあたりの展開は『太陽の法』の初版改訂版現在の版につづく)を比較するとよく分かる。もし大川の人となりを知りたい者がいれば、おそらく『太陽の法』の初版以上に有用資料は少ないだろう。

彼は徳島田舎誕生するが、たしか父親GLA(かGLA系の何か)に入れ込むスピリチュアルな人で、一時期は共産主義に傾倒したあと精神世界にのめり込んだという、ある意味で救いを求めて生真面目にさまよう人間だった。そして本人は運動もできない、体も弱い、勉強もそれほどできないという劣等感を抱える子どもだった。一念発起してガリ勉に転じ、それでも浪人した末にようやく東大合格するのだが、その後、デキる東大生の中で劣等感に苛まれるという「田舎勉強できる子が東大に入ったらただの人だった」の典型的パターン踏襲することになる。そして、たしか在学中に司法試験を受けるもの合格せず、ようやくのことで卒業して拾われるように商社就職する。会社でも卯建のあがらない存在であり、そのうちGLAかに出入りしているうちに天啓を受ける(おそらくノイローゼの末の自動筆記のような状態になる)。そして、それを知った父親の後押しもあり、次第に宗教家としての自覚に目覚めていく。ある意味父親教祖としての大川プロデューサー的な存在だったと思われる(神懸かりになった者を教祖に立てて、実質的教義や教団はその近親や側近が整えるというパターンは珍しくない)。

この辺のプロセスが『太陽の法初版には赤裸々に語られていて、本人のエリートへのコンプレックスのようなものが後の幸福の科学の「予備校」ぽさにつながっていることがよくわかる。つまり一般的に「頭がいい」といわれる人でなくても、あるいは学歴社会能力主義の中で挫折した人でも、決められた本を読み、順番に「勉強」していけば霊的な高みに至れるという教義は、彼自身挫折を埋め合わせるものなのだ。そしてそれゆえに、受験就職などの競争疲弊していた若い社会人に人気を博していくのである幸福の科学独自性とその人気は、時代要請に加えて、ある種の本人の「素質」とビジネス勘のようなもの合致によって実現されたものだった。

そして、大川はある時期に『太陽の法』につづられていた赤裸々なコンプレックスをすべて削除して、「東大では見事な成績だった」「会社にぜひ来てくれと言われた」といった大言壮語で埋め尽くしてしまう。

用事が入ったので続きはまた後で書くかもしれない)

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