くお~ぶつかる~
自国民にとっては恐怖だろ
授乳手コキとか好きそう
去年うちの職場に配属された若い社員が、使い物にならなくて困っている。
そこそこの大学は出ているのだが、仕事の覚えが異常に悪い、覚えたと思ったら1ヶ月後には忘れる、出来たものはミスばっかり、丁寧に指示をしても誤解ばかりする、でとても総合職としての役割を任せられない。
直接部門で使い物にならなかったため、間接部門のうちに飛ばされてきたのだろう。目つきや挙動からしても発達障害である可能性が高い。ただ、重度のものではなく、病院に行ったとしても診断書をもらえるかどうか、という微妙なラインだと思う。
はっきり言って手帳を持っていないグレーゾーン社員とか、要らなくないか。手帳が無ければただの「無能」じゃないか。どうしたものかと発達障害社員の扱いについていろいろ調べたが、結局は「発達障害の人が働きやすいように、このようにサポートしましょう」と、周りが一方的にコストを払うことを強いられる内容ばかり。なぜ無能様が働きやすくなるように周りの社員が一方的にコストを払わなければならないのだ!?!?仮に周りがコストを払って発達障害が仕事しやすい環境になったとして、それでようやく人並みかそれ以下の仕事しかできないじゃないか。割りに合わない。周りの社員からは「無能」の烙印を押され、挙げ句特定の「教育担当」「上司」に過度な負担がかかって、職場崩壊の原因にすらなる。
しかし、手帳があれば障害者雇用にカウントできるという会社としてのメリットがあるし、周りの社員も手帳持ちということが分かれば一定のコストを払うことに理解をし、適切なサポートが受けられるようになるだろう。本人も周りもハッピーだ。
本人に「発達障害だと思うから病院に行ってくれ」とか、上司に「彼は発達障害だと思う」とかは言いにくい。かといってその社員のために多大なコストを払うのも御免だ。どうしたものか。辞めてもらいたいが、パワハラをしたところで発達障害には効かなそうだ。
一昨年くらいに、初めて聞いたとき
当日本当に行くかどうかは決めてなくて、同時に複数の店に予約するような悪質行為を黙認する風潮
のことを英語風に言っているのかと思ってた。
例えば、これとか。
https://news.yahoo.co.jp/byline/toryu/20191117-00151240
居酒屋で17万円もの予約を無断キャンセルした男が衝撃の逮捕 今後に与える4つの影響
実際サークル系の大学生なんか予約の直前キャンセルは普通にやってたし。
「コロナ禍のキャンセル対応で旅行業界から悲鳴」とか「緊急事態宣言の影響でフライト自体がキャンセルになった」のほうが普通だし。
ちなみに、英文版Wikipedia だとCancel cultureは
https://en.wikipedia.org/wiki/Cancel_culture
冒頭の一行はこうなっていて、
Cancel culture or call-out culture is a modern form of ostracism in which someone is thrust out of social or professional circles – whether it be online, on social media, or in person.
キャンセルカルチャーを「社会的排除」などの分かりやすい言い換えを考えるとかあるいは補助的説明もしないで、みんなが勝手に理解すると思っているように感じられる。
そのうち、「例の件、キャンセルしといた」が怖いほうの意味に変わっていくのかもしれないけど、みんなが新しいほうを使うとは限らない。
新しい言葉に飛びついて「こんな言葉も知らないのか」と他人を失笑交じりに説教できるカルチャーのほうにも名前がほしい。その名前が今度も腹落ちしない輸入語になりましたという再帰的なオチはなしで。