はてなキーワード: オストラシズムとは
一昨年くらいに、初めて聞いたとき
当日本当に行くかどうかは決めてなくて、同時に複数の店に予約するような悪質行為を黙認する風潮
のことを英語風に言っているのかと思ってた。
例えば、これとか。
https://news.yahoo.co.jp/byline/toryu/20191117-00151240
居酒屋で17万円もの予約を無断キャンセルした男が衝撃の逮捕 今後に与える4つの影響
実際サークル系の大学生なんか予約の直前キャンセルは普通にやってたし。
「コロナ禍のキャンセル対応で旅行業界から悲鳴」とか「緊急事態宣言の影響でフライト自体がキャンセルになった」のほうが普通だし。
ちなみに、英文版Wikipedia だとCancel cultureは
https://en.wikipedia.org/wiki/Cancel_culture
冒頭の一行はこうなっていて、
Cancel culture or call-out culture is a modern form of ostracism in which someone is thrust out of social or professional circles – whether it be online, on social media, or in person.
キャンセルカルチャーを「社会的排除」などの分かりやすい言い換えを考えるとかあるいは補助的説明もしないで、みんなが勝手に理解すると思っているように感じられる。
そのうち、「例の件、キャンセルしといた」が怖いほうの意味に変わっていくのかもしれないけど、みんなが新しいほうを使うとは限らない。
新しい言葉に飛びついて「こんな言葉も知らないのか」と他人を失笑交じりに説教できるカルチャーのほうにも名前がほしい。その名前が今度も腹落ちしない輸入語になりましたという再帰的なオチはなしで。
当時のアテナイでは、扇動政治家(デマゴーグ)に踊らされた一般市民が、陶片追放(オストラシズム)によって
有能な人物をも追放してしまうなどしていた。
衆愚衆愚とのたまってる奴は、斜に構えた論壇系ブロガー(笑)に扇動されてるだけと違うんかと。「注目エントリー」「人気エントリー」てタイトルに表されてる通り、ユーザーの関心が集まっているページが表示されてるだけなんだから、情報の質が保証されてるわけではないのは言うまでもないだろう。情報の語られ方(発信者のスタンス)を把握した上で、本質を見極め、別の情報源にもあたっていくのが賢い情報の集め方だと思うが、そう考えれば、情報源に「特性」はあっても「欠点」なんかないと思うのだが。
はてブの衆愚化がどうしたこうしたと論じるのは、2ちゃん見て「マスゴミ」がどーのこーの言ってる連中と大してレベル変わってないんじゃねーの。