はてなキーワード: 常用漢字とは
自分の前提
昔はひろゆきSUGEEEEって思って他人を論破(笑)する事に喜びを感じてた子供時代を過ごした事があるのと
今の小学生と話す機会がよくあり共通点こんなとこなのかなーと思ったところをつらつらと書いてみます
とは言ってもそんな長い話でも無く結論から言うと「周りの大人(教師親等)がちゃんと子供の話を聞かない」なんじゃないかと思ってます
子供が何を言ってもまともに取り合わずちょっとでも反論したりすると「屁理屈」「言い訳」「揚げ足取り」等の言葉を多用し、何がどう屁理屈なのか等を一切説明しないまま
お前が悪いと言って会話を終わらせる
こういう事を繰り返されると会話をするんじゃなくて相手を言い負かす事に対して価値を見出すようになり
ウクライナ戦争を伝えるテレビ番組の中で、傭兵のことを雇い兵と呼ぶ、または傭兵と口にだした後に雇い兵と言い換えている発言者が多くて気になったので
ちょっと調べたら、新聞報道の方針で、傭兵の傭は常用漢字外だからなるべく雇い兵に置き換えることになっているらしく
そちらとの統一というか整合性のために音声情報でも「やといへい」が使われているんだろうなあ、と自分の中で納得したのが1・2ヶ月前のこと
地上兵力不足のロシア 傭い兵途切れ戦力に赤信号 ウクライナ戦争 2022/5/11
https://www.sankei.com/article/20220511-Q7WHDFUNVFJ75NS3AZ5STBQHWM/
有料記事でタイトルと冒頭しか読んでないけど、雇い兵ならぬ傭い兵が出てきておどろいた
雇用はもともと雇傭と書き、どちらも雇うの意味の同義漢字を重ねて作られた語で常用漢字外の傭を同音の用で置き換えた
だから傭の字も雇うと読むからおかしくはないが、傭兵のかわりに「やといへい」が出てきた経緯を考えれば
「やといへい」にしたいなら雇い兵とするべきだし、傭の字が使いたいなら傭兵でいいだろう
ちなみに報道によっては見出しでは傭兵、本文中で雇い兵を併用していることもある、あくまでガイドラインなので
「シリア市民殺りく」ウクライナでなぞるロシア 現地指揮の統括司令官任命 ブチャ虐殺に傭兵ワグネル関与か 2022年4月11日
1946 年の内閣告示により 1948 年に制定された「当用漢字」は、
1973 年に改訂され、1981年に「常用漢字」の制定にともない廃止されました。
1973 年の改訂では、添付文書で改訂の趣旨について以下のように述べています:
・改定に当たっては,昭和23年内閣告示の当用漢字音訓表の持つ制限的色彩を改め,当用漢字改定音訓表をもって,漢字の音訓を使用する上での目安とすることを根本方針とした。
これは、1946年~1948 年に制定された「当用漢字」には制限的な意味合いがあった
ということを公式に認めたものだ、と読むこともできます(表現規制だぁーww)。
では何故、「制限的色彩」があったかというとあったかというと、
わが國において用いられる漢字は、その数がはなはだ多く、その用いかたも複雑であるために、教育上また社会生活上、多くの不便があつた。
大本営発表をはじめとする政府(特に軍部)から出てくる公式文書や、
戦中の御用メディア(当時の新聞)の文章が大袈裟で難解な漢語表現ばかりで
「なんかスゴそうだけど、よく考えたら意味不明だった」「あの表現に騙された」という感覚だったんだろう。
つまり、大きな流れとしては、1946 年に戦中の反省から「当用漢字」ができて、
1973 年に「そろそろ戦争の反省より実用性かな」というノリになり、
中曽根康弘が総理大臣になる(1982年)ような時代になって廃止されたということですね。
というようなことを週末に家族と話してたんだけど、
月曜の朝にミリタリークラスタが「鹵獲」なる言葉を使ってるのを見てモヤった次第です。
英語だと「キャプチャー」という日常の言葉と地続きのフツーの言葉なのに、
日本語の「鹵獲」はどの辞書を引いても戦争や軍隊という文脈限定の
自分は(他人もだけど)専門用語を多用したくなったら要注意だと思ってる。
専門用語を多用したがる「気持ち」はどこからやって来るんだろう?
言葉狩りがすぎる
まず漢字の「嫁」と和語の「よめ」は分けて考えるべきで、「よめ」は「良い女(め)」という意味から
そのときの漢字表記は「婦」だが、「よめ」には息子の妻という意味と夫の妻という2つの意味がある(倭名類聚鈔より)
明治刊行の通俗古事記神代巻では、イザナギがイザナミのことを「愛(うつく)しい我が汝妹(よめ)の命(みこと)」という文章があり、明治でも夫の妻を「よめ」と呼んでいた
常用漢字では「よめ」を表す漢字は「嫁」しかなく家にいる女という構成をしているために意味がそちらだけに引っ張られているが、日本語(和語)においては、「よめ」は夫の妻であることは大昔から連綿と続いている
・本国では本国語で筆記する名前があるのだから日本の届け出でその読み方としてカタカナ名を登録させるのはおかしくない(本国語の名前があるはずで、カタカナはその代替でしかない。代替に平仮名や漢字を加えると混乱する。)
・今回は特別永住者(在日韓国人)が不自由したという問題で、漢字とカタカナをミックスした名前が前例無き故の対応とはいえ差別と指摘されておかしくない
・漢字圏の名前でも日本で登録できるのは日本の常用漢字だけで旧字も簡体字も使えない
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/Funi2222/status/1404415913797898247
虐待によって学校に通うことができなかった子供が大人になって苦労しているという記事を読んだことがある。
日本の社会は中学校卒業程度の知識があることを前提に作られていて、それを習得していないと苦労するそうだ。
確かに、小学校レベルの四則演算ができないと日常の買い物もままならない。キャッシュレスになったところで、お給料などから予算を立て、赤字にならないように運用するのには算数が必要だ。
様々な説明は長文読解能力があり、常用漢字を読めることを前提として書いてある。
また、学校での生活を通して他の人との関わり方などを学ぶことも多い。
学校は幼稚園からだが、学校の勉強が役に立たないという人は、未就園の3歳の知識や社会性のまま大人の日常生活が送れると思っているのだろうか。
追記:
...学校の勉強が不要という輩は学校の勉強で習ったことを一切合切捨てた状態を考えてみろって言っているのに、なんで幼稚園出てないけれど大学がみたいな話をしているんだ?
松山ケンイチの“嫁呼び”に女性視聴者が怒り「この発言はマズい」
https://news.nicovideo.jp/watch/nw8975090?news_ref=50_50
言葉狩りがすぎる
まず漢字の「嫁」と和語の「よめ」は分けて考えるべきで、「よめ」は「良い女(め)」という意味から
そのときの漢字表記は「婦」だが、「よめ」には息子の妻という意味と夫の妻という2つの意味がある(倭名類聚鈔より)
明治刊行の通俗古事記神代巻では、イザナギがイザナミのことを「愛(うつく)しい我が汝妹(よめ)の命(みこと)」という文章があり、明治でも夫の妻を「よめ」と呼んでいた
常用漢字では「よめ」を表す漢字は「嫁」しかなく家にいる女という構成をしているために意味がそちらだけに引っ張られているが、日本語(和語)においては、「よめ」は夫の妻であることは大昔から連綿と続いている
安倍さんが「云々(うんぬん)」「背後(はいご)」がという字が読めなかったり、
麻生さんが「低迷(ていめい)」「未曾有(みぞう)」「有無(うむ)」という字が読めなかったり、
菅義偉さんが「撤回(てっかい)」という字が読めなかったりと…
一般の人だけでなく、政治家達も当たり前な漢字が読めないという問題が、だんだんと露呈しつつある。
そもそも日常で使う漢字の数は一体、どのくらい必要なのだろうか?
先月、私は「漢字検定2級」の資格を取得したばかりだが、一回、自宅に届いている新聞を開き、全部音読してみた。
結果、読めない漢字が、なんと「62個」もあったという……
常用漢字「2136字」を覚えていたとしても、読めない漢字がこんなに多かったのは、さすがにショックであった…………(´・ω・`)
趣味レベルであるはずの「漢字検定準1級」を買い、いろいろ漢字について調べてみた結果、どうやら常用漢字を含め、「3000字」程の読みを覚えないといけなかったようだ……
「漢字検定2級を取得したぜぇ!やったぁ!」と思った俺が馬鹿みたいじゃない…………
あと、「難しい漢字なんて使わないよ?」とよく世間で言われているけど、使っているじゃない……新聞でも、雑誌でも、ネット記事でも、ビジネスでも……この嘘つきぃ!!