ちょっと前に「障害者は障害者雇用行けや」という話があった気がします。まあ障害者雇用で自立した生活を営むのはわりと難しいのですが、僕は障害者雇用と障害年金と同居している彼女の障害年金で生計を立てることができております。
上記の通り多少特殊な生活形態ではあるものの、何かの参考になるかもしれませんので、僕たちがどうやって糊口を凌いでいるか書いてみます。
バイト | 40,000円 | |
障害厚生年金3級 | (増田) | 50,000円 |
障害基礎年金2級 | (彼女) | 65,000円 |
計 | 155,000円 |
家賃 | 35,000円 |
水道光熱費 | 15,000円 |
食費 | 50,000円 |
交通費 | 10,000円 |
通信費 | 10,000円 |
保健医療 | 5,000円 |
その他 | 15,000円 |
計 | 140,000円 |
どんぶり勘定なので正確な計算はできていませんが、めちゃくちゃ間違っているということはないと思います。
家賃がやっすいのがでかいですね。地方都市の狭いアパートに二人ひしめき合いながら生活しています。一般的な感覚ではとてもではないでしょうが暮らしていくことはできないだろうなあと思います。でもお互い適当なのと性格の相性もあってか、致命的な不自由はなく過ごせています。
食費をもうちょっと抑えられたら楽になりますね。ただ、僕も彼女も安定的に家事をするというのが大変難しいので、出来合いのものを買うことが多いです。近所の4割引スーパーに感謝です。(追記:フードシェアリングにも助けてもらっています!)
精神科への通院もありますが、自立支援医療制度のお陰でかなり安価に済ませていただいています。ありがとうございます。
僕は障害者雇用のパートで週10時間程度働いています。農業のお仕事です。といっても特例子会社などではなく、慈善事業のような形で障害者雇用を進めている小さな会社です。人は少なく仕事は多く夏は暑く冬は寒いのでなかなか大変ですが、人間関係は良好です。障害者と健常者という垣根を感じることもなく、皆楽しく仕事をしています。あと同人活動的なことをやっているので多少のおこづかいが生まれます。
彼女は無職です。以前は楽器の先生をやっていたのですが、コロナで教室が閉まってからは労働収入が途絶えています。
僕にはASDと躁鬱があります。ASDとは自閉症みたいなやつです。これのためか人間関係が壊滅的にダメで、今まで縁してきた皆様には不快な思いをさせてしまったかと思います。すみません。しかしこれは自覚と鍛錬があれば技術的な操作で多少ごまかすことはできるようです。今の職場ではかつてのような大きな衝突もなく働けているので、ある程度は何とかごまかすことに成功しているんじゃないかと思います(もしかしたら職場のみなさんがだいぶ我慢してくださっているだけかもしれませんが……)。
躁鬱の方はなかなかにはっちゃけています。ほっとくと知らん人に声掛けてご飯奢ったりカラオケ行ったりし出します。いやお前ASDじゃんという話もありますが、長年の功夫により身につけた健常者の擬態と、軽躁状態の特徴的な人柄が微妙なところでバランスを取れているのか、まあまあいろんな人と仲良くなることができました。今の彼女とも軽躁状態の時に付き合い始めました。しかし躁は酷くなると人間関係や預金残高を破壊しますし、後で必ず反動が来るので、極力避けねばなりません。また、薬のコントロールがあってなお安定した出力を保つのは難しいので、フルタイムの労働とかもきついです。短期間ならできなくもないかもしれませんが、決して持続可能ではありません。実際できませんでした。
彼女にはいろいろ重い障害があって、普通に生活することも難しいです。家事や種々のケアなど僕ができないなりにしています。ですが世話をする・されるの関係になってしまわないよう注意しなくてはなりません。お互いが対等であるという共通了解なしに安定した共同生活を営むのは難しいと思います。
今の会社に入る前には、就労移行支援事業所というところに通っていました。これは主に障害者の社会復帰を支援するための施設で、基本的に無料で使えます。毎日決まった時間に起きて、自分で決めたプログラムに参加し、人と話すという訓練を行えます。訓練と言ってもそんな堅苦しいものではなく、簡単なグループワークをしたり、利用者さんたちとレクリエーションをしたりといった、緩いものです。僕のところは希望者でソフトボールやってました。昔野球やってたこともあり結構活躍できたので嬉しかったです。他にも、施設の職員さんと一緒にハローワークの求人を検討したり、気になる職場へ見学に行ったりできます。企業によっては体験就労ができたりもします。該当地域の障害者雇用の求人について詳しく教えてもらえますし、いろんな企業にツテがある場合もあるので、強い事業所はかなり心強いです。
一方で残念なことに、あまり利用者のためを思って事業をしているとは思えないようなところもあるらしいです。こういった事業所を引かないためにも、入所を決める前に一度見学することをお勧めします。また、障害者就業・生活支援センターというところに相談するのもいいかもしれません。これはたぶん厚生労働省がやってるもので、全国各地に設置されており、障害者支援に関する情報が集まっているらしいです。ここで優良就労移行支援事業所がないか相談してみるのも手です。僕は障害者就業生活支援センター→就労移行支援事業所→障害者雇用という流れで今の職場に辿り着きました。
僕は障害年金を受給させていただけたり、周囲の人間関係に恵まれたり、そういったいろいろな支援と幸運が重なったお陰で何とか生活できています。しかし、様々な理由により支援の手から零れ落ちてしまった人たちもいると思います。何らかのしんどい境遇に陥ってしまった人たちへの参考になったらいいなあと思い、増田を書かせていただきました。あるいは今は健常者である人も、ふとしたきっかけで障害者になってしまうこともあるかもしれません。その時はまだ社会には頼れるものがあるんだということを思い出していただいて、何とか生き延びていってくださればと思います。最後まで読んでくださってありがとうございました。
食費、二人で50000円なの? 障害があって、そんなに安く済む? 農業だから野菜とかいくらか貰えてるのかな。
俺も健常者だけどそれくらいだよ。 嫁が倹約家のお陰で 1日1食か2食、外食は月1回行くか行かないか。 自販機の飲み物は絶対買わないし、お菓子は買うけど300円まで、コンビニのご飯な...
すまん、お前の話は聞いてない
健常者なら上手く自炊したり、 頭を使って節約できたりするから5万円ならなんとかイケるかなと思うけど、 精神障害者だと厳しい気がした。 俺がそうだから。
おまえ、誰やねん
俺はね、渋谷では革命家のヤスって呼ばれてるんだよね
二人で5万ってのは、まあまあ贅沢な部類。 FPの家計診断とかだと3~4人家族で5万ってのが一つの目安だったりする。 高属性ならもっと使っても構わないんだけど、増田の収入だともーち...
増田さんは、頑張りすぎなんですよ。 日々の生活を切り詰めても明るさを失わずに頑張る姿、本当に尊敬します。 でも、時には立ち止まって、自分の限界を認めることも大切なんじゃな...
手帳持ちですら彼女がいるのに お前らときたら
マジでコレ 非モテってあんがい ガチの意味での病気なのかもしれん
見た目の問題だろ
病気じゃなくて障害な、障害者クン。
これは本当にそうだと思う 自分含めていい歳して恋人いない人間って必ずどっか変なんだよな
経験的には 恋人いる人間って全員性格が悪かったよ
人間的にはそれが正解でしょ。他人を蹴落とせないと幸せにはなれないのは人間が動物だった頃からそうだったでしょ? 性格悪い人の方が人生うまく行くのはそういうこと いい人やって...
タイトル変えた?
いいなぁ障害あってもこんなに補助とかもらって生きられるし、彼女もいるんだ 健常者の俺よりよっぽどいい生活だ いい国だな日本って
恋人いない時点で健常者ではないやろ それはそうとこいつは勝ち組も勝ち組だから参考にならん こいつは自分が勝ち組なの知ってて自慢しにきてるんやで 躁状態でこれ書いたんやろ...
週10時間って働いてるうちに入らんやろ
参考にする。あとで読む。
彼女がいないなら参考にできないのでは
就労と障害年金で生活できててすごい 恋人さんとはどこで出会ったんだろう 妹が精神障害手帳2級なんだけどとても働きに出られる状態じゃない ずっと孤独を訴えてる妹に増田のような...
勝ち組障害者だね めちゃくちゃ世間から恨まれるパターンだから世に出ない方がいいよ
働け