続けるのはとても難しい
空腹の辛さは半端ないでっしゃろ。
伊藤計劃のハーモニーに出て来た、あらゆる栄養素を吸収しなくなる薬っていうのがあれば満腹になりながら栄養失調で逝けるのかもしれんけど。
お前さんくらいの年齢だったら、1984年にロサンゼルスでオリンピックがあったの覚えてるだろ?
その時の組織委員長だったピーター・ユベロスって男を知ってるか?
1980年に43歳でオリンピックの組織委員長になったんだよ。
当時、オリンピックってのは赤字がひどくてな、ロスが開催都市に決まった時は、ほかに立候補する都市はなかったんだとよ。
で、ロサンゼルス市も誘致したはいいけど金がなくてな、この男にオリンピックの成功を託したんだよ。
で、1400万ドルで自分の会社を売っ払ったユベロスは、組織委員長の職に専念して、
ボランティアを大量動員したり、放映権を一発入札にかけたり、キャラクタ―商品つくったりして、組織委員会は2億ドルの黒字になったんだと。
そういえば、聖火リレーのランナーの権利が売りに出されて、日本の芸能人が走ったり、
マスコットのイーグル・サムのアニメが放映されて、コカコーラの景品だったイーグル・サムのヨーヨーが子供の間でやたらはやったのを、
俺も覚えてるよ。
あ、ちなみにメイン・スタジアムは、1922年のオリンピックで使ったのを改修したんだと。
その後、オリンピックが巨大ビジネス化したのはコイツのせいだって批判もあるけど、
そりゃまた別の話だぜ。
とにかくユベロスって男は結果を残したすげえ男なわけだけどよ、、
若干43歳の男にこれだけのことをやらせるアメリカって国もすげえよな。
こういうところはかなわねえとおもうぜ。
なあ、どう思う? じいさんよぉ。
>予算減るの怖くないの?
>お金余るの怖くないの?
は??
スポーツなんてちゃんちゃら興味無いんで、別のことに使ってほしいわ。
え?お金が余るのが怖いの?
飢え死にがいいと思うんだよ。
予算減るの怖くないの?
お金余るの怖くないの?
まず、表題の方々と本文の人間は異なる立場である場合が多いでしょうし、トラバせざるを得ないのならば尚のこと本文のような考えを抱くことはないと思いますので、トラバは真っ当だと思います。
また、もし公金に少しでも触れたことがある方は、上記のような考えを抱いた経験があるでしょうし、何よりそのような考えを抱かせる仕組み(慣例)が問題であることは認識されていると思います。
ここでのお金も当然のごとくある目的を遂行するために予算が組まれますが、私たちが普段使用しているお金よりも流動性が極端に低いため、使い切ることが前提のようになっています(上記した最大の問題点です)。
加えて、使い切れないことについては、どのような理由であるかが焦点であるにもかかわらず、得てして民間よりもそのことだけに問題提起がなされることが多いです。
これは、使えないと判明してから市民に向けて別な事業で還元していくことすら困難という情けない理由と、次回(次年度)以降のために、まず確保しておかなければ新たに何か立ち上げる必要が生じたときにより厳しい状況になるからです。
後者は、単に減らされて辛いということと、処理能力が不足していることを露呈して新たな契約が作りにくくなることが大きな理由です。
そのため、経緯は異なれどこうした大きなことで後戻り出来る前例を作ったということへのポジティブな評価は尤もです。
しかし、これを新国立競技場改修事業のみならず五輪事業全体で見直すキッカケになるのであれば、よりこのことの重要性は増すと思いますが、直下から見ている限りではそのような能力のある人間は個別の担当でも不足していますし、何より上手く使える人間すら不足している(補充・成長が間に合わないであろう)のが現状という認識です。
私は五輪事業に関しては既に現場で臨界点がみえている、ここよりも見直して欲しいものがあるので、お金が余ることが本当に怖いです。
この金があればではなく、この金(と事業)がなければどれだけのことが出来るかというような、予算は減っていいが私のところから減らしてください何でもしますから、という立場もあるのは知って頂けると嬉しいです。
寝るときに、このまま目が覚めなけりゃ良いのにな、と思うときもある。
こんなこと、妻や子どもに言えない。
言われた方は何て答えればいいのかわからず、困った。
そんな母親もまだ存命。
この子ども達が無事に独り立ちできたら、何の為に生き続けるんだろう。
生きてて良かった、って思える日が来るのかなぁ。
ウェーイ。マウントしたー。ウェーイ。