はてなキーワード: レッドアイとは
私が出勤してから5分後くらいに出勤してきたAさんが事務所に入って来るなり、部屋中に新商品の某炭酸飲料の臭いが満ちた。最近Aさんは某炭酸飲料ハマっているそうで、この間のシフト中にこっそり某炭酸飲料をお買い占めしていたほどなんだが、毛穴からフレイバーの臭いが出るほど飲むとは。某炭酸飲料がとても美味しいとAさんが言うから、先日私もそれを買って飲んでみたが、強烈な臭気のするゲロ甘い炭酸飲料だった。強炭酸水で三倍稀釈してやっと飲める味になったが、稀釈しても臭いの勢いが衰えないのに辟易した。
Aさんから『チェンソーマン』をごりごりにおすすめされたが、「見ないです。」の一言でぶったぎった。『ルックバック』で藤本タツキは not for me とわかったので要らないです。
五時間のシフトのなかで前半三時間は忙しかった。コロナ感染者数が過去最多なんてニュースも、もはや人流を変えることはできないんだな。でも、マスクと使い捨て手袋装備で買い物に来ていた慎重派の常連さんたちは来なくなった。
Aさんの休憩中に一人で店番をしていたら、ある家族連れの客が店の出入口にしゃがんで大騒ぎ。なんか、虫でも落ちていたのだろうか? 当店には時々クワガタが落ちている。その時もクワガタがいたんならその騒ぎもわからなくもない。母親が父親に何か指示を怒鳴り、子供達(小6か中学生くらいでなかなかに体格がよかった←普通店の中で走り回る歳じゃねえだろの婉曲表現)が凄い勢いで駆けつける。ギャーギャー騒ぎながら床に落ちた何かにスマホを向けて写真か動画を撮っていた。他に客のいない時だったのでほっといた。
今日は来客数は多かったが飲み物しか買わない人が多くて、おにぎりもサンドイッチも惣菜パンもものすごく沢山売れ残った。なのに辛い味のFF商品とカップラーメンはよく売れた。
とある常連のお客様が最近、ビールと一緒にトマトジュースをよく買って行かれるのを見て、
と言ったら、Aさんがレッドアイって何ですか? というので、ビールとトマトジュースで作るカクテルって答えたら、なんか尊敬の目で見られた。Aさんはお酒を一滴も飲まないので、カクテルの作り方を知ってるというだけで異世界の住人に見えるらしい。なお、私もお酒を飲まないのだが、レッドアイを知っている理由はといえば、トマトジュースは大好きでビールは大嫌いなので、レッドアイを初めて見た時にビールにトマトジュースを入れるなんて最初に考えた奴は頭がおかしいと思ったせいで強く印象に残り記憶したってだけである。そうでもなければ、カクテルの名前なんか現物を見ても秒で忘れる。
月曜からのシフトが大変なことになっている。というのも、今月一杯でバイトを辞めるDさんが、今週からすでにシフトにほぼ入らないからで、そして女子フリーターアルバイトさんもシフトを半分に減らしたからだ。
女子フリーターアルバイトさんは本当は辞めようと思っていたらしく、オーナーに辞めますとLINEを送ったのだが、オーナーが「死んでしまいます」とくそ重い返信をしてきたので踏み止まった……のではなく(オーナーの返信がクソ重かったのは本当)、シフトリーダーに辞めない方がいいとアドバイスされたので考え直したらしい。
で、女子フリーターアルバイトさんが何でバイトを辞めようと思ったのかというと、ガールズバーにスカウトされたからだった。大分前から、女子フリーターアルバイトさんがガールズバーで働きたがっていたのは私も知っていて、シフトリーダーがいいじゃんやっちゃえよと背中を押しまくっていたのも知っていたけれど、まさか本当にやるとは。シフトリーダーは、女子フリーターアルバイトさんに「ガールズバー一本だと車とかのローンを組む時に審査が下りないから、コンビニバイトと掛け持ちでバイトしたらいいよ」とアドバイスしたそうだ。そんなこと、オーナーにバレたら女子フリーターアルバイトさんは即クビになるだろう。
AさんがDさん経由で聞いた話によれば、ガールズバーに「スカウトされた」という経緯がなんかおかしい。正しくは、「親切な人の紹介で(県内一の繁華街にある)ガールズバーで働くことになった」というのだそうだが、どうもそのとても優しいという「親切な人」が夜の繁華街を跋扈しているスカウトにしてはなんかおかしいのだ。そもそも、このご時世にガールズバーのスカウトなんかがそこら辺にいるのかというのも謎だけど。
ともかく、女子フリーターアルバイトさんは優しい親切な人が紹介してくれたガールズバーの体験入店に、嫌がるDさんを伴って行ってきたのだが、駅からその店に行く途中で二人組の男達に声をかけられた。女子フリーターアルバイトさんとDさんは「今出勤するとこなんで」と言って断ると、二人組の男達は女子フリーターアルバイトさんに名前は? とか、勤め先はどこ? とか、個人情報を聞き出そうとしてきて、それに女子フリーターアルバイトさんは全部素直に答えてしまった。
それから、ガールズバーに着いて体験入店をした訳だが、体験入店開始すぐに例の二人組が来店して女子フリーターアルバイトさんを指名した。そこから客が途絶えることはなく指名をいくつももらって、沢山の給料をもらった。女子フリーターアルバイトさんは、ただカウンター越しに客とおしゃべりしているだけで指名が取れて、自分の飲み代はぜんぶ客持ちで、基本給の他に指名料ぜんぶ貰えて、しかも待機時間も時給が貰えるというし、世の中にこんなにいい仕事があるのかと大喜びで、もはや完全にその気になっているらしい。
しかし、ガールズバーの全てが悪い訳ではないだろうけど、その店は本当にいい店なのか? というかそもそも、本当にガールズバーなのだろうか? 実はガールズバーの皮を被ったパパ活斡旋業者(実態はただの管理売春)だったりしないか? と、私は大いに疑問に思った。そもそも、優しくて親切な人が本当に優しくて親切だったら、10代の女の子にお水風俗の仕事を紹介したりはしない。
シフトリーダーは昔ガールズバーで働いていたことがあるらしいのだが、シフトリーダーや私の若い時代はある意味平和だからよかった。そういう所に来る客は所詮普通の男達ばかりであり、普通の男達は本当に「普通」だった。ところが今はどうだろう。普通の男達の間にも普通ではないやり方が共有されている。例えば、女の子のグラスに薬物を混入させる方法とか。そういうのがまるでよくある事のように広まっていて、被害に遭った女の子達の体験談だってネットに書き込まれている。
私だったら若くても今なら絶対そんな仕事はしたくないから止めるけど、シフトリーダーはなまじ自分がそれで痛い思いをしたことがないので、やればいいじゃんカッコいいじゃんと勧めまくってしまう。ま、モテる事が人生の価値だと思っているような人だからなあ。
女子フリーターアルバイトさんが勤めようとしているガールズバーがまともな店であったとして、そんな所に入っても見た目の可愛くてしかもデキる女の子は掃いて捨てるほどいるというのを思い知るだけなので、見た目への拘りとコンプレックスが強すぎる女子フリーターアルバイトさんは、病むだけだろうなと思うが。まあそういうとこがあるから変なのに狙われるのか。
という話を帰宅後に夫に話したら、そんなん、堕ちる奴は誰が止めようがわざわざ自分で堕ちる道を一々選んで堕ちて行くんだからほっとけば? と鼻で笑われた。
「そもそも、そんな話を直接でなく又聞きしてる時点でお前はもうその子に何か言う資格のある奴じゃないし。彼女に言えるのはシフトリーダーとDさんだけだって、彼女自身が選んだんでしょ?」
結局、私がムキになっているのは嫌いなシフトリーダーが若い子に選ばれたからで、もう既に敗北してるんだから、醜く嫉妬拗らせてないで、そんな下らないことはさっさと忘れてしまえっていう。軽率に夜の仕事に片足突っ込んでも負け知らずのシフトリーダーの事が妬ましくて、若い女の子が美貌で大金稼ぐのが憎らしいだけないんでしょ? はいはい、オバサンの嫉妬乙。あー、醜いねぇ。
えぇぇぇええぇー!ハハハハ、発泡酒ーーー???なになになに何言ってのぉおおおあああ????飲み会だよぉぉおおあああおお?????シラフで来るもんだろ飲み会はぁあああああ??、なにそれぇえええー??それお前みんなが酔っ払ったところおれがでショットガンとマティーニを追加したら「おれもう飲めないわー。お前よく飲むなー」とか言っちゃうやつじゃんんんんんん!!、!更にレッドアイを追加してナッツを書き込んだ後生搾りグレープフルーツサワー頼む時に「量が多いからみんなでシェアしようぜ!」って言ったら「おれもういいわー。もうなんも入んない」とか言っちゃうやつじゃぁぁあああん???、!、!?まじぃいいいぃいいー???!、?
野菜は面倒だ高いだ言ってるそこのお前、
お前ごときにはせいぜいカットトマト缶がお似合いだ。いいから今度帰りにスーパー寄って買ってこい。
ホールトマトじゃねえぞ。カットの方だ。切る手間が増えるだけですぐ文句言うだろ。わかってるんだよこっちは。
トマト面倒だとか言うなよ。なんたって缶開ければいきなり食える。包丁も缶切りも使わねえ。
高い? バカ言ってんじゃねえぞ400g入って100円だ。いつも食ってる肉と比べてみろ。
皿? 要らねえよそんなもの。直接スプーン突っ込んで食え。プリンと同じだ。
意識低いお前はビールぶち込んでレッドアイにでもして飲め。ただし缶のエッジには気をつけろよ。唇切るぞ。
西友が近いなら紙パックのやつが売ってるからそれを買え。ゴミ捨て楽だから。
あとな、調子乗って毎食1缶食おうとか考えるなよ。意識低い野菜ビギナーのことだ、すぐ息切れして続かなくなる。
悪いこと言わねえから2日に1缶開けるくらいにしとけ。空いた日はパック豆腐でも食っとけ。
高級時給に釣られ、ホスト店で厨房のバイトをしはじめてから、この水曜日でちょうど1ヶ月が経った。
みんなの前でよっぱらって、思わず彼女が欲しいと叫んだらナンバー1の耳にはいってしまった。ナンバー1の翔さんは、僕をモテさせるために弟子にしてくれるという。僕は何も解らないまま、ホストの弟子になった。
ナンバー1の修行の日々は非コミュの自分にとって、あり得ないくらい刺激的でしんどかった。しかし、着実にコミュニケーションの作り方を叩き込まれた。
-----
(前回、前々回の様子はこちら)
(1時限目) http://anond.hatelabo.jp/20120812171545
(2時限目) http://anond.hatelabo.jp/20120815224711
-----
まあ、ホント色々あったが修行の成果のおかげなのか、女性と話すのにびっくりするほど抵抗が無くなっていた。
そして昨日、師匠の翔さんから「ホストの弟子」の最後の修行を受けた。
「まぁ、この1ヶ月いろいろ教えて来たけど、お前たくましくなったよ。で、今回で最後の修行&卒業試験だな。俺の知り合いの大学生の女に4人あつめといてってお願いしたから金曜日にお前の友達誘って合コンしてこいよ。あ、もちろんタダ合コンで遊べってことじゃなくて、一応修行だからな」と、言うと翔さんは1枚の二つ折りのメモ書きを渡した。
「課題:ここに書いてある事を絶対に守れ。」と表に書いてあった。中を見ようとすると・・・
「あ、当日まで見るなよ。財布にでも入れてしまっておけ。」
と言い残し、去って行った。僕は、超中身が気になったが、ここで翔さんの言いつけを守らないと今までの全ての努力が無くなりそうだったので、言われるまま財布にしまって忘れる事にした。
そしてあっと言う間に昨日(合コン当日)が訪れた。
男子のメンツは、僕、高校時代の同級生のザッキー、同じ大学の学部のハルキくんとマッキーの3人をかき集めた。僕の数少ない友達のなかで極力、顔が良くて非コミュじゃないメンバーを揃えた。ハルキくんに至っては、学部に入ってから3回くらいしか会った事ないけどな!
翔さんは来てくれるのかと思いきや、「頑張れ!」というメッセージが来ただけだった。
向こうの女子が到着する前に、僕は翔さんから貰った課題の紙を広げた。
-------------
課題:
1)できるだけ友達は顔の良い奴を揃えろ。
2)全てに気を配れ。店の接客と同じと考えろ。
3)集まったメンバーの中で、一番可愛く無い子と話せ。
5)濃い酒は呑むな。レッドアイかシャンディガフにしとけ。
6)可愛くても合コンでは口説くな。全員とまんべんなく話して、場を作れ。
7)無言をつくるな。他のやつが話してるときは、間が切れた時用に何を話すか考えておけ。
-------------
1)は、当日に見たのなら間に合わないだろ!と突っ込みつつも、なんとか集めておいて良かったと思った。それ以外は、まあ気を使えってことかなと思っていると、女子チームがやって来た。あ、結構可愛い子がそろってる。。。僕らはテンションが一気に上がった。
・キャバ嬢っぽい感じの南明奈似の幹事の子(以下:アッキーナ)
・今回一番可愛いと思われるAKBの柏木似の子(以下:ゆきりん)
・女子サッカーの川澄似のショートカットの子(以下:カワスミ)
そして、神楽坂の地下にあるレストランで合コンは始まった。乾杯と自己紹介を終わらせると、4:4に別れて話し始めた。僕とマッキーのテーブルに来たのはゆきりんとタエちゃん、だった。隣のマッキーはテンションが舞い上がっているようで、必死にゆきりんに話しかけていた。
僕は話に乗り切れていないタエちゃんに話しかけた。タエちゃんはこういう場にはあんまり来た事がないと言っていた。自分も合コンは初めてと伝えるとホッとしているようだった。僕は、自分の話をしすぎないように、細心の注意を払いながらタエちゃんとゆきりん、マッキー、みんなに話を振っていた。
その後は、僕は師匠の課題を着実にこなした。飲み物が切れていれば、すぐにメニューを渡す。料理を取り分ける。空調が強かったので、ひざ掛けを渡す。話題のなくなりそうになったら、話題を補給してもりあがったらバトンタッチ。隣のテーブルと席替えをしつつ、ありとあらゆるものに気を配った。正直、どの子が良いとか、話したいとかそんな余裕は全く無かった。楽しい時間というよりも、バイトの延長線のようだった、
あっという間に2時間が過ぎ、1次会は終了。2次会として、近くの居酒屋に全員で行った。お酒の力も借りてか、まわりは良い感じになっているようだった。アドレス交換をして、解散。僕はヘトヘトになりながら、帰路についた。
そして、今朝。というか、さっき。おそらく人生で初めて女の子からメールをもらった。
「昨日はお疲れさま。本当にたのしい飲み会だったね!あのあと女の子で話したけど、僕クンが、一番人気だったよ。モテるね!!今度はみんなでバーベキューやりたいな。また遊ぼう!」