はてなキーワード: ダニとは
5年以上前のこと。超有名病院の待合室にクラシックスタイルの古い布張りソファが置かれていて、そのフカフカのソファで3時間くらい待ち時間を過ごしたあと、家に帰ってから全身にとんでもない量の発疹が出始めた。
あまりの痒さに発狂しそうになり、何より全身発疹だらけで見た目がグロい。
よーく見ると布団を何十匹も蠢いてるものがあった。
記憶がたしかならばトコジラミの色でも形でもなく、やはりダニだった気がする。血糞の跡もなかった。
アイロンもスチームも、ダニ撃退スプレーもダニ撃退マットも効かず、どうしていいか分からず完全にノイローゼになった。
その後どうにかして何かをして解決したはずなのだが、何故かその頃の記憶があまりない。
皮膚科に行ってアレグラとデルモベート軟膏を処方されたことだけはうっすら覚えている。
確かなことは、トコジラミも怖いけどダニも普通に怖いってことだ。
・とにかく保湿
軽度のアトピー持ちなんだけど、ここ数年でアトピーがかなりよくなったので経過を書く。
小さい頃からアトピーで、いつもガサガサの赤ら顔だった。特に酷かったのは中学の頃で、不登校で引きこもっていて、部屋も掃除せずに一日中ベッドの上で過ごしていたから、ハウスダストとダニで更に悪化していたと思う。
朝起きたら枕の周りに落ちた皮膚をコロコロで掃除して、家族に顔を見られるのが嫌で家の中でもマスクをしていた。
高校一年のとき、ちょっとした足の炎症で皮膚科に行った。それまでほとんど皮膚科には行ったことがなかった。母親がステロイドをあまりよく思っていなかったので、アトピーの治療をしたこともなかった。
案の定、皮膚科の先生には足の炎症よりアトピーのほうを指摘されて、ステロイドと大量の保湿剤を処方された。その先生は結構ズバズバ言う感じの人で、「顔に快活さがないね」と言われた。
少し驚いたのが、これでも私は軽度なアトピーだと言われたこと。軽度って聞くと大したことないようだけど、私の見た目は結構酷かった。顔と首、手足の関節部分が特に酷くて、毎日血が出るくらい搔きむしっていた。肌全体が赤黒くくすんでいた。でももっと酷い人はたくさんいる、そういう人たちは強いステロイドも効かないし痒くて夜も眠れないと先生が言っていた。
皮膚科に通い始めて、ステロイドの強さのレベルは軽くなっていき、半年経たないうちに、先生に「もう定期的に通わなくていいよ、調子悪くなったら来て」と言われるほどになった。
ただ、通い始めた頃に比べたらかなり良くなったが、まだぱっと見でアトピー肌だと分かるくらい肌の調子は良くなかった。それでもステロイド治療をしなくていいくらいにはなったらしい。
それから私はスキンケアにはまった。最初はドラッグストアのプチプラ化粧品を試していたが、そのうち通販で韓国のスキンケアを買うようになった。
結構たくさん試したと思う。ネットで良いと書かれているものは、手ごろな価格であれば買った。でも、ほとんどの物は効果を感じなくてちょっと使っただけでメルカリで売った。今は自分に合う化粧水と乳液を見つけられたけど。
最初にも書いたけど、アトピーには自分に合うものを探すより自分に合ってないものを取り除くほうが大事だと思う。スキンケアなんて保湿さえできれば安くてもなんでもいい。それより部屋の掃除をちゃんとしたり、長風呂をしないようにしたり(汗をかくと痒くなる)、紫外線対策をしたりするほうがよっぽど効果があった。あととにかく保湿。私はものすごい乾燥肌なので、保湿しすぎるほうが丁度いい。
去年から毎日朝晩パックをするようになってから特に肌のキメがこまかくなってきて、昔に比べてかなり肌の調子は整ってきたと思う。睡眠不足とか糖質の取りすぎとか季節に変わり目に痒くなったりすることはあるんだけど、それでも血が出るくらいひたすら掻きむしったりすることはここ1、2年一度もない。
ぱっと見アトピーとは分からないと思うし、周りにも肌綺麗になったねと言われる。ベースの肌が整うと化粧ノリもよくなるしメイクが楽しくなってきた。あと食べる物にも気をつけたらもっと肌は綺麗になるかなとは思うんだけど、私は食べることが大好きなのであんまり制限はしたくない。
とにかく、私くらいの軽度のアトピー持ちだったら、時間とある程度のお金をかければ必ず良くなると思う。根気はいるかもだけど、保湿を頑張っていればそのうち色素沈着とかシワも薄くなってく。
でも、もっと小さいころに親が皮膚科に通わせていてくれて、ステロイドを使っていればもっと肌は綺麗だったのかなと思うこともある。
もし将来自分の子ども産んだとして、子どももアトピーだったら小さいころから皮膚科に通わせるつもり。まあ自分の遺伝のせいで子どもにアトピーなんてハンデ負わせたくないから今のところ子どもはいらないけど。
コメントで皆さんのイチオシ街路樹をいただいたのでいくつか返信兼紹介。
近所には植わってないけど隣県に行った時に見た。葉っぱもインパクトあるけど根本のみょんみょん(托葉というらしい)も趣深い不思議ちゃんな樹。
樹形と樹皮からなんとなくおじいちゃんな雰囲気がある樹。葉っぱの根本にダニを飼っているという技巧派。アボカド植えたブクマカいて笑ったけどアボカドはクスノキの仲間なんだって。
去年11月に神宮外苑で見た。白い花が可愛いらしいので花の時期にもう一度見たい。再開発後も残っているといいなあ。
樹皮がツルツルなのでこの名前。漢字で書くと百日紅という通り、ず〜〜っと花が咲いてる。街路樹より庭木として人気だと思う。
食べられる実がなる樹ってウキウキするよね(管理コストは爆上がりだけど)。旅行先で買ったヤマモモジャム、素朴な味で美味しかった。
木に圭で桂と書くから、昔から愛されてきたんだろうなと想像する。
フウと並んで紅葉が美しい街路樹。樹皮がぼろぼろなので一瞬心配になるけどそういう特徴の樹。カエデ属は羽の生えた実がなる。
街路樹街路樹と言われるけどそれぞれに名前があって姿形も違う。関東在住の増田がよく見る街路樹を紹介する。リンクはWikipediaに飛ぶ。
一青窈の曲のせいでなんとなく日本の樹っぽい感じがするがじつはアメリカ原産。「薄紅色の〜」というが、街路樹で見かけるのはだいたい白い花な気がする。春と夏の間くらいに咲く花は可愛らしいけど、樹皮は結構無骨。排気ガスに強く、実も小さくて散らからないから街路樹によく採用されるらしい。
近縁種に日本原産のヤマボウシがある。こっちは実が大きめで食べられる。
実が山伏が着けているポンポン(鈴懸)に似ているからこの名前になった。スズカケノキの仲間(別名プラタナス)の中では一番植えられているらしい。
まだらに剥がれる樹皮が特徴的なので葉が落ちた冬でもよくわかる。3裂した葉っぱが落ち葉になった後も可愛い。
「生きた化石」とも言われる世界最古の樹木。増田は長らく葉っぱの切れ込みの深さでオスとメスが見分けられると信じていたが、最近関係ないと知ってショックだった。
葉っぱが落ちたあともワイルドな樹皮がカッコイイ。かなり大きくなる木なので、街路樹だといわゆる「丸太剪定」されているイチョウが多いのが残念。熊本城に生えているイチョウの巨木が見事だった。
増田イチオシの街路樹。「けやけき(一際優れている)木」が語源である通り、ほうき形の樹形となめらかな樹皮がとても美しい。
一方でちゃんと手入れをしないと樹形が乱れやすいので、けやき通りを美しく保っている剪定業者は尊敬する。
通勤途中、季節とともに移ろうケヤキ並木を見て、今日も頑張ろうと毎日元気をもらっている。
植え込みでおなじみの低木。花期になると葉が見えなくなるほど花がバカスカ咲く。子供の頃ツツジの蜜を吸った経験のある人は結構いるかもしれないが、毒があるのでやめたほうがいいらしい。
漢字で書くと躑躅。空で書ける人どれくらいいるんだろうか。最近暑すぎてだんだん花期が早まってきている印象がある。
新しく開発された地でよく見かける常緑樹。植木屋さんによると、すぐ大きくなり安いので業者側が植えたがるらしい。シマトネリコが植わっているとなんだかおしゃれな雰囲気になる。
ただ元々は暖かい気候の樹なので、関東の冬は少し寒そう。沖縄の公園で見たシマトネリコの樹は生き生きとしていた。
いわゆるモミジ(カエデ属)とは別の仲間。でも葉っぱはモミジの形だし紅葉もきれいなので、この樹をモミジだと思っている人は多いと思う。そもそも「モミジ」も分類学的な定義じゃないし、美しければいいのだ。
別名アメリカフウといい、千葉県松戸市には「あめりかふう通り」がある。もちろん全然アメリカンではない。
北海道に多い街路樹。明るい黄緑の葉っぱがきれい。北海道は他にもポプラやナナカマドなど、関東ではなかなか見られない街路樹が目白押しだ。
旅行に行ったときは、街路樹に注目してみると自分の住んでいる地域と違うものが植わっていたりして面白い。気候だけでなくその時期の流行りなどもあるので、少し足を伸ばすだけで近所にはない街路樹に出会えるかもしれない。
ダニーおじさんかよww