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2010-10-09

ポケモンプレイして感じたやっぱ任天堂の本気はすげぇ

かれこれ、初代ポケモングリーンをやったのが最初最後だったから、今回ポケモンブラックプレイしたのはもう12年ぶりくらいなんだろうか。

いろいろ感じたことは、ポケモンとは今までのRPG集大成だということだ。

(1)自由なパートウエイトが大きい

とりあえずエンディングまでは辿りついた。

まだまだ冒険は終わりではないらしい。。

これからは順不同で自由度の高い旅が用意されているみたい。

出会いを求め、伝承を辿り、新たな発見を求めて冒険がずっと続いていく。

近作のポケモンコンピュータRPG史上初めて導入された画期的な要素ではないけれど、このエンディング後のパートが大きいのは特徴的だ。

一本道の必須パート+エンディング後(あるいはエンディングの前から)に自由なパート

の2パート構成は最近RPGにはよくある。

例をあげれば、クリアした後も、エンディング後にいけるようになる隠しダンジョンや、クエストとよばれる小冒険を続けることでストーリーテリングの楽しさが去った後もゲーム面白さを維持できる。

もともと、自由なパートが置かれる以前でもPG(ここではドラクエに代表されるRPG)の魅力の1つは探索だった。

近作のポケモンは後半のパートがかなり多い。

今回、ポケモンブラックホワイトエンディングまでに巡ることが出来る町はマップにある町のたった3/4ほどだ。

ダンジョンに至っては半分くらいストーリーと無縁だ。

もちろん、通信機能を使ったクエストも用意されている。

(2)キャラ育成要素と感情移入しやすさのバランス

ドラクエでいえば3、FFでいえば5、自由度の高い育成要素を加えたゲーム面白い

反面、キャラ自由度を持たせることは、人格定義しにくくなる。

ドラマパートでは勇ましいセリフを言うけれど、戦闘シーンでのジョブ遊び人だとか、移動シーンでは鎧を着てるのに戦闘シーンでは魔法使いローブを着ているとか。

か弱い女性という設定なのにパーティ最高火力だとか。

その点で、ポケモン完璧だ。

どんなにポケモンを鍛えようと、どんなポケモンを育てようと、主人公の人格違和感はない。

パーティメンバー過去の設定をつけないという意味では、DQ3のルイーダの酒場システムWizのが古いしギルガメッシュ酒場というべきか)と同じのはずだが、ポケモンのほうが自然キャラ感情移入が出来る。

流石にそこは人間と獣の差、獣はペットを飼う感覚で従えることができるが、共に冒険する仲間にはそれぞれ世界にたった一つの冒険する理由が欲しい。

戦闘員と主人公を全く切り離し、戦闘員を非人間にすることで完璧な解決を図ってる。

とはいえ、これだってポケモンが初の試みになるかは微妙だ。

たとえば昔から女神転生では似たシステム採用されてた。

(3)狭い世界

RPGにおける世界の広さは、スーパーファミコン時代が一番広かったと思われる。

主人公が住む世界地球規模(船や空を飛んで一周できる)で、さらにもう1つ、あるいは二つ同じように地球規模の異世界次元をまたいだり時空をまたいで存在し、同じように人の営みが用意されていた。

ところが、それ以降は世界の広がりはない。

むしろ、ある外界から隔たった特定地方舞台にすることが増えてきた。

おそらく、僕らの住む現実世界のようにいろんな人がいて、いろんな思想、派閥存在する世界の諸問題は、魔王を倒せば解決するような単純なものではないからだ。

ポケモンもこの流れを踏襲してる。

狭い、人の繋がりの密な世界の温かさ、かといって冒険が不自由なわけではない。

世界が狭いからといって、すぐに退屈してしまうことはない。

僕が子供の頃に近所の廃屋や林を探索していたときには退屈さを感じなかったように。

(4)古きよきターン制

ポケモン廃人パラメータからダメージ計算できるように、極めて厳格なルールで動いている。

パラメータと行動の結果がほとんど予想可能なまでにすることで、カードゲームのような戦略性が生まれている。

そこに、僅かに1つ2つ、(僅かであるのがミソだ)乱数で決まる要素を加えることで、興奮が高まる。

テーブルトークRPGから伝統的な古きよきターン制だ。

しばらく気付けなかったが、風来のシレンのようなダンジョンRPGに通じるものがある。

なにを、何回、どういう順番で、行うか、それをプレーヤーに考えさせる。

MP制でなくPP制にしたのもそのせいだと思う。

もちろん、これが対戦という状況においてさらに頭脳戦の楽しさとなるだろうことは想像に難くない、

(5)通信要素

思えば、初代ポケモングリーンレッドの2バージョンを用意することで、通信なくしてコンプリートできない仕様にしたのは画期的だった。

最近だと、インターネットにより携帯機でなくとも通信は可能になったけれど、ネットワーク利用で面白さを倍増させることに関しては、これ以上のゲームはなさそうだ。

面白さを倍増と書いたが、累乗といっていいかもしれない。

DSのためのソフト、いや、ポケモンのためのハードこそDS

ラブプラスDSの特性を最大限生かしたゲームとか言う意見を聞いたけど、そんなレベルを遥かに上回る。

(6)ゲームバランス

やりこみ要素が強いのに、廃人初心者も、小学生大きなお友達も、みんな楽しめる。

極めて凶悪なコンボがありながら、完璧なハメ手がない。

以上、近作のポケモンゲーム史上画期的というようなシステムはない。

ただ、集大成だ。

そのクォリティが高すぎて、RPGというよりもポケモンという新しいジャンルだと言っていい。

しかし、おそらくこんないろんな要素を絶妙なバランスで詰め込むのは他社には出来ない芸当だったと思う。

どうせ子供向けだろとか、グラフィックドットが粗いとか、そう思って見向きもしてないだろうけど、みんなポケモンやってみてくれ。

2010-10-04

http://anond.hatelabo.jp/20101004100511

下手に取り上げたら面倒くさいことになるからじゃね?

ほら、疑似科学の人たちがいくら「画期的な成果」を発表してもマスコミは取り上げないでしょ?

2010-09-20

初音ミクと見せかけの魔法

 海外blog初音ミクについて熱い(長い)文章を書き込んでいるのを見かけたので試しに翻訳してみた。無断翻訳なので匿名で。urlは以下の通り。

http://deliciouscakeproject.wordpress.com/2010/09/20/hatsune-miku-and-the-magic-of-make-believe/

=====以下翻訳=====

 初音ミクと見せかけの魔法

 初音ミク歴史は18世紀のヘタリアイタリアに始まる。

 そこにはバルトロメオクリストフォリって名前のすげえヤツがいた。こいつの得意技は楽器を作ることだった。何でも作ったわけじゃない。当時はひどく弱々しいちっこいもので、しょぼい羽柄が並んだ弦を引っかいて金属的なチャリチャリした音を出すもの、つまり鍵盤楽器を作っていた。いわゆる「バロックミュージック」ってヤツだ。クリストフォリが音楽技師として、また機械技師としてやったのは、弦を異なる強さで叩くハンマーを使った仕組みづくりで、それによって演奏家は小さい音(ピアノ)や大きな音(フォルテ)で演奏できるようになった。だもんで皆それをイタリア語ピアノフォルテと呼んだ。もちろん、今ではお前も俺もそして誰もがクリストフォリの発明品をピアノと呼んでいる。

 イタリアピアノ発明することによって、日本初音ミク発明するための扉を開いた。

  ***

 俺は今、ここサン・フランシスコの150席しかない小さな映画館で、秋のアイドル公演を待っている。チケット完売した「39[ミク][[Sankyu!]] Giving Day」コンサートの上演を見るために、愚かな時間無駄遣いをする連中が集まっている。コンサートじゃ電子的に創造されたポップアイドルつまり緑の髪をした女神が、ゼップ東京コンサート会場で生演奏するバンドにあわせて踊り歌っている様子がスクリーンに映し出されている。それはまるで、一部はライブなんだが、本当はそうではなく、「本物」のボーカロイドコンサートでお目にかかれるのに近いものだった。言ってみればゴリラズを見に行くのとそれほど違いはない。伴奏は本物のミュージシャンが作り出しているが、客が見ているのはいわば巧妙なごまかしの表層であり、音楽に命を持たせるために使われる動くペルソナだ。これがミクの魔法である。それは見せかけの魔法だ。

  ***

 クリストフォリがピアノ発明した頃、J・S・バッハ平均律クラヴィーア曲集を書いた。そこでは要するに鍵盤楽器の各音程間で一通り数学的な調整をすれば、突然どのような調号でも十分演奏できるようになるということが言われている。言い換えれば、何か妙なことをしようとした際にいつも調子はずれの音を出すのではなく、初心者から中級までのピアノの生徒がやらかす糞を抑えるような5フラットとか7シャープとかそういったことが完全にできるようになる。これによって18世紀の鍵盤楽器は初めて、いちいちくそったれな調律をしなおすことなく新しい楽想を試すことができる原始的なワークステーションとなった。

 数十年後、ようやくピアノ価格が下がり十分なほど生産できるようになったことで、それは非常識なほどの大金持ちだけの特別な楽器ではなくなった。代わりにそれは有名な王族たちのような常識的な程度の金持ちが購入できるものとなり、彼らは好んで地元作曲家を雇い自分たち(とその客)を楽しませるために音楽を書かせた。こうした作曲家の一人があのヴォルフガング・A・モーツァルトであり、彼の特別な才能は主に下ネタ女性音楽生徒に対する性欲の面で発揮された。もちろん鍵盤楽器からふざけた音を引き出す才能もあり、その短い人生の間にモーツァルトは最も好きな楽器ピアノに決定した。彼が書いた27のピアノ協奏曲(本当に素晴らしいのは最後の10曲ほど。アニメシリーズのようにモーツァルトレパートリーは後半になるほど良くなった)は、単に協奏曲形態にとって画期的な礎石となっただけでなく、ピアノ音楽の基礎を築いた。モーツァルト協奏曲はこう言っているようなものだ。「これこそピアノにできることだ! ピアノだけでなく、オーケストラと一緒でもいい! まさか今更ハープシコードに戻ろうってんじゃなかろうな?!」

 モーツァルトより後の時代の人間は皆彼に同意した。ひとたび音量の大小を調整できる鍵盤楽器を手に入れてしまえば、弱々しいチャリチャリした機械になぞ戻れっこない。これが230年ほど前の出来事だ。ミクへの道は一日にして成らず。

  ***

 ミクの公演にやって来たファンの男女はいろんな連中の寄せ集めだ。彼らの5分の1ほどは当然ながらボーカロイドコスプレをしている。何人かはケミカルライトまで持ち込んでいる。コンサート全長1080ピクセルの巨大なスクリーンで始まり、全劇場サウンド・システムが炸裂し、観衆は最初はためらいがちに見ていたが、最初のいくつかの歌の後は雰囲気が盛り上がってきた。彼らはスクリーンの中の群衆と一緒にリズムに合わせてケミカルライトを振り、曲が変わると歓声を上げ、各ナンバーが終わると拍手をした。単なる録音と録画じゃねえか、などというたわ言は知ったこっちゃない。理論的にはゼップ東京の群衆だって同じように録画を見ていたんだ。本当に「ライブ」で演奏される音楽など、現代においてはクラシックオーケストラ民族音楽演奏くらいしかないし、それにシンフォニーホールですら今日ではマイクが使われている。誰もが電子的な助けを借りて音楽を聴いている。ひとたび電子機器楽器として受け入れることを覚えてしまえば、ミクを愛するのは簡単だ。彼女モーツァルト魔笛アリアを歌っている動画を聞いてみよう。

http://www.youtube.com/watch?v=gr9fbQzNpqA

  ***

 19世紀欧州で、もしお前がピアノ演奏ができない作曲家だったとしたら、お前は存在していなかっただろう。それはもはや単に大小の音量で演奏できる楽器にとどまらず、巨大な和音構造物であり、多音パッセージワークであり、一人の演奏家の手で「あらゆる音符を見ることができる」ものとなっていた。もしピアノがなければきっと「2人のバイオリニストビオラ及びチェロ奏者各1人をかき集めて旋律が上手く行くかどうか調べにゃならん」てなことが起きていただろう。そしてもちろんチェリストは、ある音符について「どぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅん」と演奏するようお前が何度も何度も何度もお願いするのにうんざりして1時間後にはそこを立ち去ったことだろう。

 少なくともピアノがあれば、お前の小さな指以外に迷惑をかけることなく「どぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅん」とやることができる。

 かくして1800年代においてピアノは中心的な作曲道具となった。そして同時に社会中産階級が暇と屑な時間を持つところまで進化し、そしてもし彼らがスポーツゲーム発明しなければ、彼らは音楽その他を演奏したいと望み、そんでもって家に持ち込むためピアノを注文できるようになった。欧州だけでなく日本でも、少なくともウィリアムペリーが彼らを開国して西洋化が始まった後には、同じことが生じた。基本的にピアノ文明化の証と見なされ、そして有名な山葉寅楠ってヤツがイケてる連中のため日本製ピアノを作り始めた。

 19世紀末20世紀音楽制作にとって黄金時代だった。楽譜を買って他人の歌を演奏する方法で「音楽を作る」こともできたし、あるいは作曲理論について十分に学び自分の曲を創造するというやり方で「音楽を作る」こともできた。そうした取り組みの多くはピアノの周辺で起きた。ピアニストが力を得た。鍵盤があれば、お前はスターになることができた。

 そして、とんでもないことが起きた。

  ***

 ミクだけじゃない。巡音ルカとリンとレンも公演に出てきたぜ! 全ボーカロイドパーティだ。彼らの異なる声質と、ミクと組む様々なやり方は、見事な音の見本集になっている。他のキャラクターが登場するのを見た観客たちは熱狂している。異なるシンセサイザープログラムマスコットに過ぎないにもかかわらず、彼らはまるで我々の友であり家族であるかのようだ。ようつべニコ動を使って彼らを我が家へ招待しよう。彼らの声を我らの生活のサントラにしよう。電子的に作られたアニメキャラが本当のミュージシャンになれるのかって? おk、ならお前に聞いてみよう。魂のない箱がお前の周囲の空気を震わせているけど、それは本当の音楽なのかい?

  ***

 それこそが実際に起きたとんでもないことだ。録音された音楽。録音された音楽こそ、音楽史の中で起きた最悪の出来事だ。

 ひとたび蓄音機を、ラジオを、レコードプレイヤーを、カセットプレイヤーを、CDプレイヤーを持ってしまえば、音楽を楽しむのに「音楽を作る」必要はない。コンサートホールチケットを手に入れる必要もない。単に座って、電気を使った箱にお前を楽しませればいい。ピアノ専門家のための道具に成り下がった。それは淑女が結婚に必要な才能を覚えるためのものに、あるいは子供が(1)それを憎んでいることに気づく(2)両親が子供に才能があることに気づいてプレッシャーを積み上げ始める――まで稽古を受けるものとなった。もし(2)の現象が起きたなら、最後にはピアノを本当の演奏楽器あるいは作曲用の道具として使うようになるだろう。しかしそれはもはや「音楽制作」の中心にはない。

 さらに悪いことにロックギターをポピュラーにしてしまった。ギターが人気になり、ピアノは役立たずとなった。お前が鍵盤楽器を学ぶのは、ビートルズにしてくれるものを持てずバッハベートーベンにしがみつくしかないある種の意気地なしだからだ。誰が決めたルールか知らねえが最低だ。10代のころ、俺はピアノを使ってランキング上位40の曲を弾けたおかげで女の子たちに「いくらか」いい印象を与えられた。けど、結局はクラスの野郎どものうちその曲をギターで弾けるヤツがいつも勝ちやがった。くそったれ。

 だがここで思い出してくれ。俺は、イタリアピアノ発明したことが日本初音ミク発明への扉を開いたと言ってきただろ? ピアノ21世紀に飛び込むときに今一度変革に見舞われたんだ。

http://www.youtube.com/watch?v=-7EAQJStWso

  ***

 もし音楽を生み出す小さな電気の箱が「本物」であるなら、録音済みのコンサートに向かって「アンコール! アンコール! アンコール!」と叫ぶのは極めて正常だ。その音楽はお前を感動させたんじゃないのか? もっと聞きたいと思わないのか? というわけで映画館の観衆はもっともっとと叫び、そして彼らはアンコールを聞けることが分かっていた。なぜならそういう風に録音されていたから。ミクが公演を終わらせるため最後舞台に出てきた時、もう一度鑑賞力のある人々から歓声が上がった。それは人工的なものだが、とことん楽しむため我々はそれを本物だと見なした。まるでドン・コッブが[ネタバレ注意!!]インセプションラストで回転するコマから歩み去るかのように。ミクは夢のような存在だ。サウンド・エンジニアCGアーティスト音楽家が作り上げた美しい夢であり、決して卒業することも年を取ることもスキャンダルを起こすことも業界から追放されることも惑星上から姿を消すこともない完璧アイドルだ。彼女は実際、いくつもの「映像」を持っている。我々は皆、この音楽的見せかけの共犯者だ。過去の聴衆がモーツァルトオペラを、ガーシュウィンミュージカルを、あるいはかのすさまじいレ・ミゼラブルを本物であると信じたように。我々は十分深く信じられるようになるまで偽りの世界を本物だと信じるふりをする。その世界を感じるまで、見せかけの魔法を感じられるようになるまで。

  ***

 ピアノ最後の変革とは、もちろん電子化のことだ。

 真空管からトランジスタを経て迷宮のような電子回路まで。もしピアノの鍵盤が「あらゆる音符を見る」ことのできるインターフェイスだとしたら、それは作曲家に最も未来を感じさせるインターフェイスだ。そして我々にはシンセサイザーキーボードとMIDIコントローラーワークステーション世界が与えられており、そこでは遂にピアノが単なる「楽想を試す場所」から超越した。ちょっとした波形の調整によって、ハンマーと弦の機構に制限されることなくこれらの楽想を正確に響かせることができる。新しい音を作り上げることもできる。楽想の断片を記録し、他の楽想をその上に並べて電子キーボードを個人的な架空オーケストラに仕立てることもできる。ピアノピアノを超えた。それは作曲家の手の延長どころか、作曲家の心の延長となったのだ。

 一つだけ欠けているものがあった。声だ。

 そして、ご存知の通り、日本日本であり、彼らはやってのけた。彼らは人工物を誰よりも巧みに操った。彼らは本物の料理だと見栄えが悪くなるからという理由でプラスチック製の小さな食品サンプルを作った。本物の労働者は間違いを犯しがちだから製造ライン用のロボットを作った。本物の音楽家を家に入れるのは大変だから編曲家のために電子キーボードを作った。そして、人間の声を合成する技術が十分に発達した時、そしてそれが人工音声のためのペルソナ創造するというアイデアと衝突した時、ミクが見せかけの音楽における21世紀スーパースターになるのは当然のことだった。

 中にはボーカロイドというアイデア音楽家の全てを破壊するという人もいるだろう。全ての仕事ソフトウエアがやってくれるのに、誰が人間を必要とするんだ? 俺が思うに、ボーカロイドってのは偉大なる民主化の旗手であり、音楽家のために沢山の扉を開いてくれるカギなんだ。過去において、もしお前が作曲家編曲家あるいはプロデューサーなりたければ、まず自分の曲を書いてそれから演奏家を探し見つけ出すしかなかった。何しろお前の傑作に生命を吹き込みたければ、5人編成のバンド、20人編成のオーケストラ、そして3オクターブ半の音域を持つ歌い手がいないとどうしようもなかったのだから。マジ悲惨。だがミクがいれば誰もが作曲家になれる。誰もが自宅のスタジオで曲を作り、正しい機材があれば、電子機器を使った完全なポピュラーソングを生み出せる。ボーカロイド音楽家仕事を奪うわけじゃない。それまでミュージシャンには決してなれないと思っていた人々の中からミュージシャンを作り出すんだ。動画投稿サイトで毎日そうしたことが起こっているし、こうしたコンサートではそれまで決して聞いたことのないような人々が突然電子王国の宮廷音楽家になれる。非常識なほどの大金持ちだった王家の人々の手にあった手製の楽器から、平民たちの手に握られた緑の髪の女神へ。それがこの大きな3世紀の違いだ。

 何であれ多くの人々が音楽を作ることは、単に大人しく聞いているだけよりもいいことだと俺は信じる。俺は魔法を、ボーカロイドを、ミクを信じている。

=====以上翻訳終了=====

 誤訳は当然あると思う。でも面倒なので修正はしない。

2010-09-05

XMOSメモ

ブログに書くと、一発で仕事バレするようなニッチネタなのでここにメモっとく。

 

XMOS 2007年の記事

http://www.atmarkit.co.jp/fsys/zunouhoudan/091zunou/xmos_cpu.html

ここではボロカスに書かれていたが、やっと安い評価キットが出はじめた。

XMOS 2010年の記事

http://www.csp-consortium.org/apps/XMOS_training_kit%282010-08%29.pdf

ニコニコ技術部あたりが食いつきそうなネタではあるものの、今の所ニコ動でXMOS検索しても1本も出てこない。

デジキーですぐ買える。チップ1000円~3000円。小規模な評価キット2万~3万ぐらい。

ちなみに総産研にXMOSという名前を使った特殊なMOSトランジスタ研究発表があるが、それとは全く別物。

 

特徴:

普通にC言語でも使えるらしいが、チップの特徴を活かすためにはXC言語という専用の言語を使う。

昔、トランスピューターをやってた人達が作った。なので、XCの実態はトランスピューター用言語とC言語を混ぜたような感じ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%83%94%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%BF

 

・小規模な組み込み向けの用途において、安価チップで、並列処理とかイベントドリブンな処理が可能、という点が画期的。並列処理は大規模コンピューティングだけのものじゃないよ!という熱いメッセージ

ハードウエアの動作をソフトエミュレーションする処理は、いわゆる「ワンチップマイコン」よりは得意&楽。

・XCは言語仕様としてポインタが削除されてる(!)。XCをC言語派生言語と呼んでいいのか迷う所。

 

現状の安価なXMOSチップボトルネック

・XCは、昔のトランスピュータを勉強した経験がある人じゃないと、上手には使いこなせないクセモノ。いい感じにガラパゴス化しとる。

・大容量のメモリをつなぐことを想定した専用ハードを持ってないので、自ずと用途は限られる。(DRAMのI/Fをエミュレータでやれ、なんて言われても絶対嫌だ。)

浮動小数点をサポートしてない。(裏技はあるらしい)

・XCの言語仕様は、「木に竹を接いだ」ような状態で、お世辞にも美しいとは言えない。ソースコード眺めてるだけでムカつく。(将来的に改善される可能性はある)

・「チャネル」というのが1つのキモだが、この帯域幅が今時のチップとしてはしょぼい。ただしこの欠点は大量のチップを並列に使えば、理論上はある程度補うことが可能らしい。

MMUを持たないので、Linux移植できないのか、と言われるとツラい。

 

XMOS応用例 Youtubeでもやっと数千再生しか行ってない。

http://www.youtube.com/watch?v=4gbFagvjSfU

http://www.youtube.com/watch?v=eLyn2Ghq_oE

http://www.youtube.com/watch?v=atAdpt5SZe8

今、XCとXMOSに取り組めば、あっという間に国内のこの界隈では有名人になれるかもしれない。強いて言うならそこが唯一の魅力。

 

2010-08-12

陰謀論情報に対する免疫力を落とし、その人を有害人間にする

http://kirik.tea-nifty.com/diary/2010/08/post-62ce.html

 陰謀論を好んで真面目に読むような人は、その人自身が悪影響を受けていると同時に、有害人間になってしまうと確信しています。

 私の母親の話をします。母親は真の歴史とかそういう本が大好きな人です。内容は上記URLに書かれてるようなので大体あってるですが、こういったことを、本気で信じてるようです。―こんな本を世に出しては。うっかり売れたら大変なことに。読んだ人の脳内が。私含め。ほんとに。―と隊長は書いていたけれど、完全に同意します。

 「鳩山首相フリーメイソンの一員で、ユダヤ組織と繋がりがあり、日本を操っている。」と言います。Wikipedia記述を見せても信じません。「世間に都合の良いように書かれているから」と。公式な政府機関や学術機関は「ない」と言い切っていると伝えても信じません。「当然だよ」と。

 陰謀論を好んで真面目に読む人は、母親を含めて、”世界コントロールていおり真の情報は表立って出ることはない” ”この著者個人がたどり着いた結論こそが世界真実である” のような理論を多かれ少なかれ本気で信じています。

 こうなると、情報に対する免疫が著しく低くなります。公式の情報一般論よりも、個人書籍画期的理論だの真実だのといった情報を好みます。さらに質の悪いことに、本人は情強だと思ってたりするのです。身の回りの正しいとされる情報はすべて偽りとするのです。そして、科学者たちの言うことを信用しなかったり、または科学者理論を、独自の色眼鏡を使って、自分の信じる理論の補強にすら用いています。

 かつて母親は、世間には知られていない選ばれた人たちが稼いでいる方法だといって、マルチ商法にはまっていました。独自の技術で万病に効く水素水を、IZUMIOなんて言ったかな、180ml500円で、親戚に大量に押し売ろうとしたこともありました。マルチをやめてからは、もう騙されたりはしないと言いました。

 今では、3000年以上前から決められプログラムされた人生法則にしたがって、2012年に完全なる意識進化をしアセンション(次元上昇)して、地球を救う選ばれた一員となるべく、月1~2で高額なセミナーに通っています。そこで、同士を増やすべく、日々活動に勤しんでいます。

 もしあなたの周囲に、陰謀論でマジになっている他人がいるなら、すぐに距離を置くことです。おそらく、こういった思想は洗脳的に伝染するのでしょうから、あなたはすぐさま安全地帯へ逃げるべきです。

 私は肉親なので、どうすることもできません。カルトに浸かった母親がどうなるかもわからず、ただ無力感を感じるのみです。

2010-07-14

新卒就職応援プロジェクトの残念さ

http://www.pasona.co.jp/shinsotsushien/intern/

派遣業大手数社が公の委託を受けて行ってる事業。

就職決まらなかった今年3月卒業者に向けて、お金のもらえるインターンみたいなものを斡旋するという事業。

受け入れ先の中小企業は一人受け入れに当たって1日3000円。新卒者は1日7000円くらいもらえる。

但しそのまま派遣先に行かせるとかはだめ。

6ヶ月間勤めて、可能であればそのまま採用してもらう。

中小企業は人を採りたいけれども、その負担がきつい。

新卒者で就職決まってない人はアルバイトをするのとほぼ同等の扱いでなおかつ就職の望みが持てる。

公が考えた企画にしては割と画期的なんだけど、びっくりするくらい上手くいかない。

企業も元学生も多数いるのにマッチングしない。

結局、受け入れ先は工場派遣ばっかりになってしまっているらしい。

その原因を考えてみた。

※業務委託を受けた派遣会社によって若干ルールが違っている部分もあると思います。

企業側の問題

受け入れ人数が企業全体の何割までと規制が入っている。

受け入れ予定も無いのに何人も採って自宅待機にさせ補助金だけ貰うという悪用を避けてのことだと思うけど。

うちは開発会社だ。

新卒プログラム勉強をした専門学生しか採らないが、補助金が出て勉強する期間をもてるならイチから育てても良いと思う。

今でも専門学生内定後に入社日までバイトで入ってもらって鍛えてるくらいだ。

人数の割りに事務所は広いから数人は取れるのに、2人しか採れない。

営業人員だって欲しいし、大阪支店にも欲しいのに全体で2人。

判断が難しいとは思うけれども正社員を採る余力のある会社に何人だって採らすべきだと思う。

一人見るも三人みるもおんなじだ。

※業務委託会社によってはこの規制が無いところもある?

学生情報が流れてこない

会社見学にきた学生情報は全く教えてもらえない。名前だけ。

住所も学校も聞いたらだめ。

まぁ学校はともかく、住所は困るだろ。

いざ採用とかなって通勤時間2時間だったとかどーすんの。

学生側の問題

結局えりごのみ

大企業などに面接活動していた時と違い、引く手数多だ。

少しでも良いところに行こうとするのは当然の考えではある。

が、そんな悠長に考えていていいのか?

マッチング先をどうやって探せばいいのか分からない

大手企業と違って中小企業採用情報や人事が整備されていない事もあり、

ネット上での情報掲載や、マッチング会を行ったりしているが、色々中途半端イベントすぎて情報が埋もれている。

結論

企業側への手当てはなくすべきだ。

企業にやる分も本人に充ててやってくれていい。

貯めておいてそのまま就職が決まったときに一時金として払うというのもいいかもしれない。

これだけで補助金目当ての企業は来なくなるし、

真剣に人を採りたい企業は6ヶ月間タダで勉強させる期間を設けることができるだけでも全く負担は違う。

試みとしては結構面白いとおもうので来年度もまたやって欲しいところです。

もうちょっと計画的にな!!!

2010-05-03

勝間さんとひろゆきさん

話題になってたのでみてみました。そして悲しくなりました。一生懸命勝間さんに胃の痛みを覚えたので、全部は見れてないです。でも必死で笑顔を作ってかわいそうだったので、書きます。ひろゆきさんとの議論がどうこうっていうよりかは、勝間さんを見てて思った、今のインターネットについてです。

たぶん勝間さんは、どこかで誰かに悪口を言われてる可能性を全く疑わずに生きてきたか、他人の意見に耳を貸さずに一生懸命生きてきたか、そのどちらかなのだと思います。そうしたらやっと地位を築いた今になって、ネットでの叩きを目にして悲しい気持ちになってるのだと思います。インターネットのすごいところは、発言者を選ばず、言葉に等しい力が与えられるところだと、わたしは思います。だって、現実で発する言葉には外見や表情やイントネーションや、さらには発言者社会的地位なども含め、影響力を変化させる要素が幾つも絡まりあいますが、文字って誰が書いても同じです。ずーっと見てて好きなブロガーの発信する文字はまた別だと思いますが、それを誰かに紹介した時に同意ってしてもらえるものなんでしょうか。ホームページデザインセンスが、文字に重みを与える事ってあるんでしょうか。わたしはそこが文字とネット限界だと思ってます。

インターネットの可能性に夢を見られるのは最初のうちだけな気がします。ネットで成功したって、その後は結局現実につながります。世渡りの術やおべんちゃらなど、結局いつか求められます。一人で生きてけるような気がするのは、部屋に閉じこもってる間だけです。ネットをツール以上のものだと過信するのは、本当に危険だと思います。「口で言うのは簡単だけど、行動にうつすのが難しい」という言葉がずっとあるのに、どうしてみんな文字情報を過信するのかな。わたしは名前を出して戦ってる勝間さんを評価しますよ。論破されまくりだと笑われてますけど、ネットへの基本意識が全く違うので、もうあれはしょうがないのだと思います。ひょっとしたら暇つぶしに他人の悪口を言う、という習慣からして勝間さんにはないのかもしれない。

あと、話は変わって世間での話なんですが。ツイッタービジネスチャンスが生まれた!画期的!とか言ってますけど、契約も交わしてない口約束になんの意味があるんですかね。けっきょく会って打ち合わせするんであれば、ピンポンダッシュで出会いが生まれた!画期的!とか言ってはしゃいでた小学生時代と同じじゃないんですかね。目新しいきっかけを見つけてもちあげてるだけ、ってのはうがりすぎなのかな。

2010-04-17

エロ動画と連動する画期的な電動オナホールが登場!!

RealTouch~世界初男性バーチャルセックス器具~

http://bit.ly/7PMrv3

製品画像

http://bit.ly/dxYSO7

要するにエロ動画と連動して動く電動オナホらしい。

本体200ドル

さらに電動オナホと連動する動画の視聴時間まで1分いくらで金を取るという抜け目の無い販売戦略

使用中の画像が虚しすぎる。

残念ながらアメリカ国内でしか販売していないようです。というかこういう製品を作るとしたらまずはHENTAI大国日本じゃないのか。

そのうち絶対にヒットすると思う(ネタ的な意味で)ので先取りして紹介しておく。

本田透の本にいつかエロゲーと連動するオナホができて現実の女は要らなくなると書いてあったような気がするが実現したね。

2010-04-14

21世紀はすごい世紀になると思う

21世紀になったけど、空飛ぶ車も走ってないし、ロボットも歩いていない。

やっぱこんなもんかなって思ったりするけど、たぶんあと数十年するとすごいことになると思う。

ふと、街に出てそう思った。

ヒトは言語を手にいれて、知識を継承できるようになった。

それでもって、文字を手に入れて、世代を超えて、空間を超えて知識を保存できるようになった。

とはいえ、個々の人間が知りえる情報は偏ったものだった。

物理学に携わる人は、物理学最先端をしっているが、豆腐職人の技をどれほど知っているだろうか?

豆腐作りにおけるたび重なる技術革新物理学者が知りえることは稀であるし、その逆もあまりない。

あり得ないと断言はできない。

Googleは、蓄積された知を、全ての人間に手が届くようにしたいんだと思う。

検索ワードを打ち込んでワンクリック、そうするだけで世界中情報が手に入る。

専門書の写しからツイッターの呟きにいたるまで、一瞬で情報がやってくる。

(膨大な情報をどう処理するかは個々の人間情報処理能力がボトムネックになってくるわけだが、その問題を解決する発明もほどなく出来るだろう。)

知識と知識の出会いが、とんでもない発明発見へとつながる時代がやってくるのかもしれない。

豆腐職人のワザに物理学者が閃いたり、新型エンジン設計図から画期的家具を思いついたりするとか。

21世紀は凝り固まった20世紀脳みそでは、思いつきもしなかった凄い発明がもりだくさんだ。

21世紀的な凄いもの、たとえば、このお店

こくまろみるく

http://5906.jp/

2010-03-18

メディア業界に痛みを伴わない進化などありえない【湯川】

ttp://techwave.jp/archives/51417524.html

 農場や工場画期的テクノロジーが新しく導入されれば、多くの人が職を失う。効率化、人的コスト削減を目的テクノロジーを導入するのだから、当たり前の話だ。情報を扱うメディア業界インターネットというテクノロジーが新しく導入されれば、同様に大幅な給与人員削減の圧力がかかる。これもまた当たり前の話だ。

 1つの社で給与や人員を現状のまま維持したければ、同業他社に潰れてもらうしかない。なので、この局面における同業者同士の合同事業は成立しない。メディア企業同業他社と組んでネット企業に対抗しようとしたがるが、1社でさえ現状維持が困難な時代に、合同事業に参加する社すべてが現状を維持して生き残れるはずがないのである。

 今後、合併するメディア企業も増えるかもしれない。でもそれはリストラを前提とした合併になる。もっと言えばリストラするための言い訳としての合併になるのだと思う。

2010-03-05

ttp://sofusha.moe-nifty.com/series_02/2010/03/post-eac7.html

たとえば『マトリックス』では、裏切り者、つまり悪役側のサイファーという人物がこんな言葉を口にします。

 「俺はな、このステーキが存在しないことは知ってるんだよ。口に入れると、マトリックスが俺の脳味噌に、これが肉汁たっぷりで最高にうまいと教えてくれるんだってこともな。9年かかって俺がなにを理解したか、アンタわかるか? 無知の至福さ。」

 現実よりも仮想現実を選択するという判断が「悪役」のものであるということ。この描写が象徴するように、「現実>仮想」あるいは「三次元二次元」という価値観は、もはやハリウッド映画強迫観念ですね。虚構産業の自浄作用のようなものでしょうか。まあそれはともかく。

  『アバター』で、主人公ジェイクは、あらゆるハリウッド映画伝統に逆らって、なんと仮想現実に生きることを選択します。この部分、あまりにもあっさりと描かれているので気づかれにくいようですが、これは二重の意味画期的なことです。

 前衛映画ではありません。超娯楽大作の主人公が、地球(=現実世界)に還らず、仮想空間パンドラ)のヒロインと生きることを選ぶということ。なんともオタク的な「ネイティリは俺の嫁」宣言です。すいませんわかりにくかったですね。これは一般には、漫画アニメキャラクターリアル恋愛感情を喚起されてしまった漢(おとこ)たちが口にすべきテンプレートとされています。

 さらにいえば、キャメロンはこの映画で「もう現実とか仮想とか区別しなくてもよくね?」と提案しているようにもとれます。アメリカでは本作を観た観客のなかに、「パンドラから帰りたくない」という思いが高じて、うつ状態におちいった人々がすくなくなかったと報じられています。もしこれが事実なら、キャメロンの目論見は見事に当たったといえるでしょう。なにしろハリウッド映画に連綿と受けつがれてきたプラトニズム(イデア現実>虚構)の伝統を、根底からくつがえしちゃったんですから。

2010-01-22

はてなが生み出したもの

ってなんだ?独自性があるのは増田ぐらいじゃないか?

はてダはてな記法は生み出したといってもいいかもしれないが。それぐらい画期的だったし。(上から目線)

2010-01-19

うぜえ

まだコンセプトしか出てないのに「画期的な商品が誕生!」とか騒ぎ立ててはてぶのトップにでしゃばってくるなよ。

そんな妄想は誰だってできるわ。実用レベルに達してなくても技術的に可能かくらい示せks

2010-01-18

かつて俺が実践していたmixiナンパ術を公開

twitterから交際が始まったとか、

twitterナンパとかが話題になっているようで。

自分は試していないので実際twitterナンパできるかわからんが、

経験則から言うとmixiだと至極簡単にナンパができてしまう。

ストリートでのナンパと違って精神コストもかからないし、

今から書いてみるんで勇気がないけど出会いが欲しい人は参考になるかもしれない。

ちなみにこれ、男女問わず有効な画期的な方法論でできあがってます。

Step1:映画の試写券、鑑賞券を用意する

鑑賞券なら何でもいいんだけど間口の広い映画が良いと思う。

ジャンル女性に受けそうなデート映画でもいいけど、

もうちょっと発展させてイメージを膨らませることをオススメ

まず「自分が出会いたい女性」を前頭葉で強くイメージ

イメージが固まったところで「では、そんな女性はどんな映画が好きか?」と思考を展開させていく。

この時、イメージを強く出来るようになにかアルファー波の出る音楽を聞くと良いと思う。

そこまでできたらあとはいま上映中の映画で合致するものを選ぶだけ。

そして映画の鑑賞券をチケット屋で買ったら準備は万端。

Step2:ミクシィコミュニティに書き込む

次にやることはミクシィコミュニティに書きこむこと。

ミクシィには映画好きが複数あるんでそこをうまく活用する。

さらには映画名、監督、出演俳優など、多角的に調べていって

女性の比率が一番高いのはどこか調べて書き込むコミュを選別していく。

あなたが気にならないのならマルチポストしちゃえばいい。自分はしてた。

書き込む内容は大雑把に言えばこうなる。このままじゃ使えないからあなたなりに応用してね。

映画の鑑賞券があるんだけど一緒に行く予定の人が無理になった。もったいないんで誰かに譲りたい」

もちろん、ナンパ目的であることを見透かされないように意識を徹底させておくこと。

女性にあげたい」って感じのニュアンスが出たら一発でアウトなので要注意。

さらには自分プロフィールも警戒心を持たれないような中性的な感じにしておくとなお良し。

この時絶対に注意しなきゃいけないのが「先着」だとかは書かないってこと。何故か?

Step3:相手のプロフィールを分析する

ミクシィに書き込んだらあとはメッセージが来るのを待つだけ。

メッセージの量は映画の人気にもよるけど自分の場合はだいたい10~30だった。

さっき先着はダメって書いたけど、何故かっていうとこの段階でじっくり相手を選別するから。

メッセージをくれたの人のプロフィール日記を見て、食いたい人に絞っていく。

その際、相手にべたべたと足跡をつけたら印象が悪いから調査用の別アカウントを用意すること。

用意した別アカウントでじっくりと相手を見ていこう。焦る必要はない。

まず、当然だけど男は除外。その中から後はお好みの女をチョイスすればいい。

気が合いそうな奴、すぐにヤラセてくれそうな奴、簡単に落とせそうな奴、騙せそうな奴、

自分の求める理想像に近い女を選べばいい。このナンパ術の凄いところはこの過程。

ストリートナンパだと、相手の嗜好なんてわからないから話が合うかどうかも当然わからない。

それにストリートだと必然的に数打ちゃ当たるでいかなきゃいけないんで、断られるとダメージが溜まっていく。

この方法なら悠々自適に女を選べばいいし、話が合うか、考え方までこっちの好みの女かが丸わかり。

そして、なるべく自分の居住区から近い人にした方がいい。その理由はstep4で。

Step4:鑑賞券を渡す

ヤリたい女を選んだらあとは鑑賞券を渡すだけ。

居住区から近い人間だと良いというのは「手渡し」ができるから。

この段階で何とか鑑賞券を手渡しで渡せるように話を持っていくこと。

郵送だと送って「はい、さよなら」になる可能性もある。チケット代が水の泡だ。

だから、一気に一人に絞らないで何人かキープし、交渉成立する人間を選べば良い。

ほかの人間にはなんか理由つけて断るか、最悪アクセス拒否をして連絡を絶てばいい。

そして、もっとできるならそのまま一緒に鑑賞してしまえばいい。一気に映画デートだ。

Step5:あとは会ってヤるだけ

ここからはもう普通映画デートだ。待ち合わせは上映時間よりも少し早めに設定。

そうすることで映画館ロビーで話すことができる。ここで相手の心をうまく掴む。

当然、相手はチケットをもらったお礼を何かしたいと思っている。その良心につけこむ。

次のデートへの布石にするのもいいし、そのまま食事に誘って一気に口説くパターンもいい。

個人的には俺はただヤリたいだけだったので一気に片付けていた。

タイトルに「かつて」ってつけたのはこれをやっていたのは大学生の時で、

社会人の今はぜんぜんやっていない(社会人といっても、フリークリエイター系の仕事やってるだけだけど)。

俺はその時完全な年上好きで、20代後半~30代前半の女を選んでは欲望を放出させてた。

その時期にヤりたいことはほぼすべてヤッちゃったんで、今はそういうことにぜんぜん興味がなくなっている。

勝間和代みたいな感じの女と、生でヤッったりしてたよ。どうかしてた。

今はきちんと落ち着いて、大学時代の同級生と結婚しています。もちろんこのことはないしょ。

2010-01-06

インタビュー署名サイトを運営した東京大学科学研究所病院・湯地晃一郎氏

ttp://www.yakuji.co.jp/entry17692.html

――今回、事業仕分けに端を発した一連の漢方薬保険外し問題について、どのような感想を持っていますか。

 湯地 電子署名に関して言えば、歴史的な革命的事象が起こったと思っている。患者さんにとどまらず、漢方薬を服用していない10~40歳代のインターネット利用者が,危機感を共有し、自分の住所、氏名という個人情報を、自発的に善意で第三者である漢方薬署名サイトに提供し、意見表明したという行動が、厚生労働行政に対し大きな力となったことは、今までの日本の政治史上に見られなかった動きだ。

 ――電子署名の約9万5000通という数字については、どう見ていますか。

 湯地 約10日間という短期間で,10万通近い電子署名が集まったことは、かつてなかった事象であり、画期的な数字だと思っている。

 今回の特徴として、漢方薬を服用している患者さん・ご家族に加えて、漢方薬医療と全く関係ないと想定される一般のインターネット利用者層から,多くの署名があったことが、署名数の爆発につながったと想定される。インターネットの巨大掲示板2ちゃんねるまとめサイトハムスター速報)、SNSmixiミニブログtwitterなどのメディアが大きく寄与した。

 医療漢方薬に対する市民の関心の高さ、あるいはネット利用者への情報提供が、医療漢方薬に対する関心を高めたことを反映していると考えられる。

 ――その中で、最大の牽引力となったメディアは何だったと見ていますか。

 湯地 起爆剤となったのはtwitterである。11月27日金曜日早朝(木曜日深夜)、午前1~3時に署名数・署名サイトアクセス数が急増したという,極めて特異な現象が生じた。漢方薬保険外しに危機感を持った患者さんのブログをきっかけに、一気にtwitterで話題が広がり、署名の起爆剤となった。twitterの高いリアルタイム性、伝播性が遺憾なく発揮されたと考えられる。その後、掲示板SNSブログメーリングリストでの署名呼びかけなど、様々な電子媒体が大きな推進力となって、約9万5000通の署名につながった。

 なお、漢方署名運動に先立ち、twitter内で勝間和代氏がデフレ脱却署名運動を11月4日に開始していた。これは、twitterアカウント(@anti_deflation)に賛同者のフォロー(追従)を募るものである。12月17日現在、3000人強のフォロアー(賛同追従者)を数えているが、漢方署名運動は、9万5000人という圧倒的数、そしてネット利用者が、住所・実名という個人情報を提供したという点で、質量とも全く異なる。ネット世界が、現実世界に大きな影響を与えたのである。

 ――有名ブログによるデマ説も出ました。

 湯地 11月28日に某有名ブログに、漢方薬保険外しはデマとの記事が出た。この記事が,電子署名撤回につながるのではないかと,事務局は危機感を持った。ところが、その後にすぐ良識を持ったブロガーが反論して,デマ説を一蹴するという揺り戻しも来た。ネット上では賛否両論意見が寄せられたが、読んでおかしいと思った人が,逆に署名してくれたという要因もあり得る。それだけ,今回の漢方問題は大きな現象になった証である。

 ――今回のネット市民による電子署名の盛り上がりを通じて得た教訓については,どう考えていますか。

 湯地 今回事業仕分けで様々な項目が,予算の削減、廃止対象になり、多方面で反対運動が行われた。この反対運動の方法は、大きく二つに分けられると分析している。

 一つは、ノーベル賞受賞者オリンピックメダリストなどによる有名人を動員したトップダウン式の反対運動。これはメディア報道され、大きな世論を盛り上げる影響力がある。仕分け関連団体が単に反対声明を出し陳情を行っても、全くメディアが取り上げないため,世論への影響力は乏しい。

 もう一つは、われわれが取ったボトムアップ方式である。以前から財務省漢方薬保険外しを狙い、そのたびに署名を集めたという歴史的な経緯もあり、民意を総集する手法を取った。その結果、わずか10日間で約27万人、3週間で約92万人という署名数を集め、厚生労働大臣宛てに提出することができた。さすがに政権与党民主党も、これは無視できないということで、役員会で漢方薬保険継続を正式決定し、12月17日に与党3党の予算要望の3項目に盛り込まれた。

 われわれはボトムアップの手法で民意を総集したため、最終的に政権与党を動かすことが可能となった。漢方薬保険継続使用したいという患者さん、ご家族、一般市民の総意が政権与党政府に伝わったが、83万人弱の書式署名に加え、インターネットという媒体を通じた約9万5000通の電子署名活動も大きく寄与したと考えられる。

 ――今回、改めて漢方医療のあり方がクローズアップされたわけですが、一連の署名活動を通じて、漢方医療の進展にどう生かしていったらいいとお考えですか。

 湯地 民主党はそもそも,マニフェスト統合医療漢方を推進するとうたっており、財務省の意向で保険から外すという文言が入ったが、そこから強力な押し戻しが起こり、約92万通という多くの民意が集まった。逆にこの民意が、政府国策として漢方医療を推進する後押しとなれば幸いである。<<

2009-12-16

http://anond.hatelabo.jp/20091215072940

ヤマトTV放映第一話やガンダムTV放映第一話を今の若い人が初めて観ても感動しないと思う。それと一緒。

あの当時は画期的な内容だったよ。

2009-12-05

iPhone信者コピペ面白すぎる

よくあるiPhone使ってない馬鹿勘違い妄言

Q:iPhoneソフトバンクだからイヤだ

A:ソフトバンクiPhone出した時点で日本最高のキャリアだからw iPhone使っていないやつは今すぐ乗り換えてでも買わなければならない。

Q:デザインがイヤだ、防水じゃないのがイヤだ

A:iPhoneはケースで無限デザインを変えられしかも防水にできるのにそれすらわからないのかよw

Q:iPhone売れてない

A:iPhoneは常時売上トップなのにそれすら認めたくないのかよwww

世界アップル様にそれ以外の会社はどこも勝てないwアップル製ではないというだけでほとんどの製品は選ばれない。

Q:iPhoneつまらない

A:iPhoneがあればDSPSPwiiPS3xbox360もいらないというのに馬鹿かwww

音楽動画インターネット2ch、数え切りないほどのゲーム、、、その世界を知ってしまったらこの世でそれ以上の楽しみを見つけることは早々無理だろうなwww

iPhoneOSは毎回画期的な新機能を追加してくれるのに対し、このゴミどもはあとから追加機能をつけられないんだってなwww

Q:iPhone高い

A: iPhoneは8GBなら1万円、32GBも3万しないで買える。対してiPhoneでないごみは6万以上www

Q:iPhone画質悪い音質悪い

A:iPhoneハーフVGAという高解像度液晶を乗せているのに対し、このごみたかだかWQVGA()失笑

iPhoneでみる動画はしぜんでありとても美しい。対してこのごみは目潰し油絵液晶でありしかも粗いwww

しかもiPhoneカメラは300万画素世界一の高画質。対してこのごみ画素数だけ無駄に引き伸ばし、その上偽色まみれの目潰し画質www

iPhoneアップルロスレスが使えるのにこのごみは48kbps()失笑 それにiPodの音質はピュアオーディオ愛好家も認めた世界一の音質。

iPodの音質悪いという人は他社に汚染された糞耳だけwww

Q:iPod touchあればiPhoneいらない

A:touchには見やすく、読みやすいメールボタンをカチカチかチカチカチカチカチカチカチカチカチするよりはよっぽど美しく使いやすい電話世界一の高画質のカメラもないだろwww

iPhoneを持ったうえでtoubhを持つのが正しい姿だというのにそれすらわからないのかよ低能他社信者www

touchにはおんがく動画iPhoneにはそれ以外に使うのが正しい姿だというのにwww touchiPhoneの補欠にすぎないw

何で全てにおいて優れているiPhone買わないでこんなごみ買っちゃったり期待いちゃったの?w可哀想。

iPhone以外は全部ごみだってのによwww

というわけでいますぐそのごみ投げ捨ててiPhone買ってこいよ低能他社信者www

tumblrのどこがすごいかネット歴史から考えてみた。

ちょっと前にtumblrがすごい、すごい言われていたけど、

正直フィードリーダーとどう比べてすごいのかイマイチわからんかった。

転載問題がいろいろ言われているときにちょっと使ったことがあるんだけど、

自分マッチするユーザーの見つけ方がよくわかんないし、

イイ感じのユーザーいないかなー、って探している時間が浪費に思えた。

けど、すげーすげー言われてホットエントリにも入ってんのに

すごさがわかんないのが悔しかったから、全然使ってないけどどこがすごいのか考えてみたよ!

tumblrを「最も先進的な情報収集ツール」と位置付けて、

ユーザー情報収集がどう発展してきたのかを見てみる。

(1)ブックマーク時代:古代

ブラウザブックマーク機能(日本語だと「お気に入り」)を

使っていたもっともシンプルな時代。

ネットサーフィンしていて気にいったサイトポチっと登録。

後日、更新していないか逐一訪問して確認するというスタイル

今でも「お気に入りに登録する」ってボタンをつけてるサイト

たまに確認できたりする(あれで登録する人っているんだろうか?)。

タブブラウザと併用して、お気に入りに登録しているサイトを一気に開いて更新確認!

なんて方法で使っている人もいるかもしれない。

しかし、これだとあるとても大きな、生死に関わるほどの問題が発生する。

サイトがいつ更新するかなんて天使じゃなくて管理人の気まぐれなので

わざわざ訪問しても何も変わってないってことがしょっちゅう起こった。

一通りお気に入りサイトを巡回し終わり、

時間が経っているから更新されているかもしれないとまた最初から確認しだす……

そうやって不毛な時を過ごしてしまう危険性もあったし、

実際それで時間を浪費しまくって大学留年、はては中退してしまった、なんて話も聞いたことがある。

人の人生を狂わすのはよくない。

たとえそれがここ一年運動したといったらガンプラのやすりがけぐらい、なんて奴でもだ。

この問題を解決したツールとして「アンテナ」が登場する。

(2)アンテナ時代:中世

はてなユーザーにとってはもちろんはてなアンテナが馴染み深いだろう。

見た目では単なるリンク集だが、並びが常に順不同。

定期的に巡回したいサイトアンテナに登録してぶち込んでおけば

まめな性格ロボットくん(オプティマス・プライムみたいなカッコいいのを想像してくれよな)が

時間おきに確認してきてくれて「これ更新されてたっす!」って感じでアンテナのページのトップに持ってきてくれる。

サイト巡回における無駄時間が大幅に削減されることになり、日本人に大きなゆとりがもたらされ、

俗に言う「アンテナ革命」って奴が日本に巻き起こった。ここ、テストに出るから要チェック(あと「マドンナ旋風」も出るよ)。

アンテナで得た余暇芸術活動に打ち込めば新たなルネッサンスが起こるのも夢ではないとささやかれ、

そのテーマソングとして「ルネッサンス情熱」という文法的にも造語的にも「?」な歌が出されて、オリコンでなんと史上初の0位。

さらにアンテナは同じサイトを登録しているアンテナを見ることができたため、

そこから好みの似通ったアンテナを見つけてきて巡回サイトが増えていくなんてこともできた。

アンテナは些細な変化でもチェックしてくれるため、

記事とは関係ないちょっとした小さな変化でもトップにきちゃうのが魂に傷。

さらにはしばらく放置してるとどのサイトが何回更新したのかわからなくなったり、

短期間で連続更新されても一回更新しただけだと勘違いしたりと細かい難点があった。

そこで出てくるのがフィードリーダー

(3)フィードリーダー時代:近代

フィードリーダーはあらゆる意味画期的だった。まず「リーダー」って語感がカッコいい。

中身としてはコンテンツサイト単位で捉えるのはやめてしまった。

登録したサイトの「記事」を一つのユニットとして配信するようになったんだ。

「このサイト更新されました」から「こんな記事書きましたよ、こいつ」に。

例えるなら家制度の崩壊。もしくは携帯電話の普及。

愛しい雌魯音(メロン)ちゃんに連絡するのに声だけ似ているババァを通す必要はなくなった。

もう更新を見逃すなんてことは起きりゃしないし、どうでもいい更新は即読み捨て。

みんなが見るのはサイトではなく記事。サイト名ではなく記事タイトル

だから、今はみんな必死に記事タイトルを工夫する。休日タイトルだけ考えて過ごす。

「○月×日」なんてタイトルじゃだれも見向きもしない。逆に前衛的と捉えられるんじゃないかって風潮すらある。

そういえば管理人のどうでもいい近況を書いていたりした「一言メッセージ」なんてなかった? サイトトップとかに。

あれって絶滅しちゃったねぇ。インターネットレッドブックへ仲間入りだ。いや、twitterに生まれ変わったのかな。

さらにリーダーソーシャルブックマークなんかと併用するとすごいことになる。

好みの似通ったブックマークユーザーを探してきてポンと登録すると、あら、大変。

「こんな記事を見つけてきました、ご主人様っ♪ へけ、へけけけけけ♪」

なんと面白い記事を無償で勝手に取ってきてくれるメイドちゃんが誕生ひまわりの種をあげて育てよう)。

これでもうなーんにもしなくても面白ネタネット流行をチェックできるようになった。

口をあーんと開けていたら勝手にぼこぼこと食べ物が放り込まれていく。うーん、マーベラス。

これでもう完璧。発展しようがなくね?

記事の収集はロボット世界中引きこもりにまかせて、俺たちは女の子デートでもしようぜ!

……なーんて思ってたら世の中大間違い。

(4)タンブラー時代:未来

タンブラーは怠け者のためにさらに磨き上げられた最新の玩具だ。対象年齢は五歳以上。

フィードリーダーは記事を一単位として拾ってきたけど、タンブラーはもっと崩した。

記事の「面白い部分」、画像掲示板の中の「面白い画像」、

そこだけを取ってくるようにしてしまったのだ。

わざわざ全部食べるのめんどくさいよ。一番美味しいとこだけ頂戴!

ブラボー、なんて強欲なやつらだ。もはや前フリとかオチとかどうでもいい。

タンブラーユーザーネット界随一のグルメといえるだろう。

マグロの一番美味しいとこだけ切り取って食べて、あとはぜーんぶゴミ箱行き。一番賢いともいえる。

人間、みんな怠け者だし、美味しいものが好きだし、タンブラーが主流になるのも近いだろう。

しかし……すべてを機械と他人に任せていて、それが本当に人間だと言えるのだろうか?

今こそ機械文明のゆがみが、我々の生活に現れてきているのではないだろうか。

昨今のスピリチュアルブームも、行きすぎた科学信仰への反動ではないだろうか。

そういえば近頃、右翼的な思想を持つ若者が増えている。

「右」といったらお箸を持つ手である。きちんと自分の手で箸を持ち、食物を口に運ぶ。

そういった素朴ながらも確かな生への実感が求められている。そんな気がしてやまないのである。

2009-12-01

はてな匿名ダイアリーとは何ぞや

前々から存在は知ってたんだけどこんな予想外のサービスとは思わなかった。

2ちゃんねるよりユルい。

twitterよりユルい。

こんな画期的サービスを作るとはやるじゃんはてな

ブログやるのも怖いのでしばらくはこれを使ってみたいと思います。

2009-11-29

漢方薬保険適用除外と混合診療問題

http://anond.hatelabo.jp/20091128040524の件について。

漢方薬混合診療

署名を呼びかけるチラシの中に、以下の一文があった。

  • 保険適用外になると漢方薬を処方することは不可能になる」

この「不可能になる」とはどういうことなのかについて、おおやにきの人が「漢方薬事業仕分け」(http://www.axis-cafe.net/weblog/t-ohya/archives/000671.html)と題して記事を書いておられる。

このエントリによれば、保険適用除外になった分の漢方薬は、医師が処方することは困難になる。なぜなら、現在混合診療禁止の原則の下では『健康保険が適用される部分とされない部分が混在することは許されていない』から、だそうだ。すなわち、保険適用外の薬を組み合わせると、他の医療行為も含めて全て「自由診療」扱いになってしまうので、医者は適用除外分の漢方薬処方箋が書けない、と。

この混合診療問題、上のチラシでは一言も触れられていない。おそらく、医師世界では言うまでもない程の常識ということなのだろう(他の反対声明では触れているものもあるかもしれないが未確認)。

混合診療についてもっと詳しく

というわけで、混合診療問題についてもう少し詳しく調べてみた。といっても、Wikipediaなわけだけど。

http://ja.wikipedia.org/wiki/混合診療リンクキーワード化されて涙目

これまで「原則」と書いたが、そもそもの問題として、「混合診療の禁止」を明文化した法律は存在しないそうだ。また、この原則の妥当性そのものについても、ここ数年の間にも何回か議論があったらしい。例えば、「海外で認可されている新薬日本では~」みたいな話とか。

混合診療問題についての詳しい議論は、Wikipediaを参照して欲しい。一読して気づくのは、医療保険制度においては、保険診療≒「国として有効性と安全性を認めた治療」であることだ。当たり前といえば当たり前だが。

加えて、その枠外から外れるタイプ医療を、原則的に認めないという姿勢が明らかだ(一応「先進医療」「選定療養」という例外はあるのだが)。混合診療禁止側の言い分としては、保険適用外の治療を認めると患者の安全を保証できないからダメだ、ということになる。そういう姿勢だと、藁にもすがりたい患者が、逆に「お上が認めない画期的治療法」に流れたりしないんだろうか、という気もするのだけれど。

漢方薬を適用除外にするに当たって必要なこと

そこで問題になるのは、漢方薬微妙立ち位置だ。

rna 医療, 政治 エビデンスが出せない薬があるから議論の方向性によっては「十分な議論」をしたら必然的に負ける。かといってプラセボとしての有用性とか公開の場で議論は無理。国民の声を背景に曖昧決着が落としどころでは? 2009/11/28

http://b.hatena.ne.jp/rna/20091128#bookmark-17606220

つまり、漢方薬には「有効性と安全性」を証明できないタイプの薬があるらしい。あと、他の増田が書いた「漢方薬保険が効くようになった経緯」http://anond.hatelabo.jp/20091128145746では、漢方薬保険適用については、かなり政治的な働きかけがあったという話が出ている。

ここでは、漢方薬医学的に効果があるのか云々という話には踏み込まない。俺の専門外だし。ただ、事業仕分けによる、(一部の)漢方薬保険適用除外にすべしという結論については、以下のうち、どちらかの施策を同時に行う必要があるのかもしれない。

  1. 混合診療の禁止をやめて、保険診療と適用外の薬を組み合わせられるようにする
  2. 漢方薬制度的な扱いをきちんと見直す

結論

俺は、基本的に事業仕分けには賛成の立場だ。「仕分けの基準が一面的だ」みたいな批判は散々あったが、どんな事業にせよ「一面」としては公の利益資する部分があるのは当たり前だ。それとは別に、不合理だったり非効率だったりする「一面」を徹底的に検証することは大事だ。「素人に何が分かる!」では、それを言う専門家が依拠する「一面」が絶対的なものであることの証明になりはしない。

一方で、今回のように、どうやら予算削減と同時に制度的な手当てが必要であることが見えてきたものもある。大仰な言い方をすれば「グランドデザインが見えない」ということではあるが、要は、予算はそれを運用する制度と一緒に考える必要があるという単純な話だ。

事業仕分けという、国民に公開された形で金銭的な部分の効率性を追求する試みは、今後も継続して行うべきだ。一方で、予算配分の変更に伴ってどのような制度設計が必要か、議論する場も必要なのは疑いない。むしろこちらの方が大変だろうが、政権の、そして我々の今後の課題だろう。

2009-11-18

今日クロ現カス

なんだあの無理矢理な持ち上げっぷりは!

アカデミックにVFXを極めたかった専門家たちを「まだそこまで技術は達してない」と従来の手法に留めただけじゃねーか。それが画期的で凄いVFXとかどこまで落ちぶれた論評だよ。

日本を飛び出して外国の職に食いついてること自体は凄いよ。そこだけに絞れば称えるだけの価値はあるかもしれない。でも語るほどの取材対象のVFX能力は何にも放送してないじゃん。

2009-11-17

ローカルルール

少し前、結構長い期間二次創作サイトを運営していた。

ジャンルを変わって腐からも足を洗った現在、二次腐サイトとはおかしなローカルルールに縛られた空間だったなぁ…としみじみ思ってしまう。

二次腐ではよくある話だが、十数年前に一世を風靡した某ジャンルに、webを始めてからすっぽりと出戻りでハマり直した私は、当時書きかけで諸事情により中断したオリジナルストーリーを再度完結させるべくサイトを開設し、地道に活動していた。私が居たジャンル版権元は、二次にそれは厳しいことで有名で、とにかく検索サイトに拾われては一大事、と先に出戻り参入していた腐友のアドバイスを参考に、私のサイトは初めからそれはもう厳重に検索避けタグを仕込み、サーチやwebリングにもなるべく登録せず、知り合いにだけリンクを貼ってもらって運営を始めた。

徐々にアクセス数も上がってきてこちらにも少し知恵が付いてくると(笑)、それでは不十分だと言うことになって、プロバイダ無料サーバスペースから有料のものを借りて引っ越し、トップフォルダハウツーサイトからもらってきた検索ロボ避けの.htaccessファイルまで仕込む念の入れようだった。そうこうしていると、今度はオンラインブックマーク問題とやらが出てきて、周囲の知り合いサイトの中に「知らないうちにブクマされていた」という理由で閉鎖や入室制限をするところが相次ぎ、これはえらいことになったと大騒ぎに発展した。当然私も.htaccessファイルの中にオンラインブクマサイトをいくつも追加し、弾くことに躍起になったのは言うまでもない。

そんなこんなで数年アングラ活動をして、ふとジャンルを見渡すと、顔ぶれも入れ替わりいつの間にか中堅もしくは古株の位置にいて、様々なしがらみも出来ている自分に気が付いた。やりたいことがあって始めたサイト運営の筈だったのに、いつしか沢山の妙な妄執に囚われ、ほとほと運営に疲れ果てた自分に気が付いた。ちょうどキリのいい頃合いで自作品の完結の目処が立ったので、それを書き上げて公開した後、数ヶ月の猶予を持ってサイトを円満閉鎖した。自分でも強く達成感を感じ、周囲の引き留めてくれた知り合いなんかに「また形を変えて戻ってきます!」などと感極まって呟いたりしながら、一線から退いた。

 

しばらくは凄い開放感を楽しみ、「ただwebをぶらぶらする」事を満喫した。知り合いの掲示板等にもたまに顔を出しながら、のんびり行きつけのニュースブログ等を読んで回るだけの日々を過ごした。

しかし、案の定それでは物足りなくなってきた私は、ちょうどその時以前から追いかけていた某漫画アニメ化され放映が始まっていたので、それをメインジャンルに据えて、ぼちぼち日記を書きながら毎週そのアニメ感想を書こうと思い立ち、無料blogを一個借りてまったり更新を始めた。すると、さすがは検索にかかりやすい構造blogのこと、始めて数日ですぐにアニメタイトルキーワードに、検索で探し当てて感想を読みに来る訪問者がちらほら飛んでくるようになった。当然前のジャンルよりファン層も若く活気があり、レスポンスが早くてフットワークも軽く、気軽にこちらの文章にコメントをくれる。古巣のファン年齢層が高く、落ち着いた雰囲気に慣れていた私には本当に新鮮で画期的だった。

そのうち幾つか同ジャンルblogサイトと知り合いになり、ジャンルを回るようになると、驚いたことにそこに存在するサイト達はほぼ全て二次創作、もしくはジャンルの混在するよろず等だったにも関わらず、検索避けなど微塵も気にせず、逆にむしろ「最近検索にかかりにくくなった」と呟いているサイトまでいるではないか?!もっとも、大半がジャンル的に健全オールキャラCP無し、等のサイトばかりなので「私達、いけないことをしてます」と自負のある腐サイトと比べる方がおかしいのかもしれないが、とにかく私には目から鱗が落ちる画期的な出来事だったことは言うまでもない。

一度日の当たる場所に浮上してしまった私は、再び地下に潜る気など更々起きず、結局そのまま本腰を入れてblogからきちんとしたサイトに移行し、今ではそこをのんびりと運営している。ユルいサイト管理をすればするほど、しみじみとあの不思議ローカルルールに囚われた空間を、ごく当たり前に思っていた自分不思議で、そして少し懐かしくなってくる。

 

ひょっとしたら、腐サイトにおける検索避け.htaccessとは己の「疚しさ」を自分で肯定してやる為の代償行為なのだろうか?と、図らずも思ってしまった私なのだった。

2009-11-14

事業仕分けへの身内からの反論

厚労省山井政務官メルマガからそのまま抜粋(改行・スペースなどは勝手に修正した)。山井議員は福祉一筋でやってきた、実力派の議員と評価してよいと思うが、この人が何を思ったか。

さて、事業仕分けには

私は 厚生労働分野の立会人 として参加しています。

なかなか身内ではカットしにくい マンネリ化した予算を、

バッサリ切る意味では、事業仕分け画期的で、

有意義だと 感じています。

いわば、政権交代こそが、壮大な事業仕分けです。

一方、事業仕分けには 問題点もあるように思います。

まず、費用対効果を突き詰める余り、

費用対効果が明らかになりにくい、

福祉、貧困者対策などが、カットされがちです。

政治には、費用対効果だけでは割り切れない分野もあります。

また、今回の 国の事業仕分けには、

財務省官僚が同席し、議論の冒頭で、

予算問題点を指摘します。

今回の事業仕分けの項目も 多くは財務省が選びました。

事業仕分けが、財務省予算カット

下請け作業になってはなりません。

政治主導のはずの事業仕分けが、

財務省主導であってはなりません。

さらに、事業仕分けでは、評価者と言われる方々が、

説明する官僚に対して、厳しく追及します。

官僚には十分に反論する時間は 与えられません。

しかし、筋論を言えば、本来は、評価者は、

三役である大臣副大臣政務官を厳しく追及すべきです。

今回のように 一方的に批判を受ける事業仕分けでは、

さすがに官僚の方々に 申し訳ない気がします。

やまのい和則の「軽老の国」から「敬老の国」へ [まぐまぐ!]

「100日ルール」という言葉があるが、年内ぐらいは、新政権失策を一つ一つあげつらうよりも、こういう批判を取り入れていけるだけの柔軟性があるかどうかを見極めた方がいいと思うんだが、どうだろう?

2009-11-03

おまえら頭おかしいのか

はてなブックマーク - 『ラブプラスワン』レポート - negative

http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/evil07/20091101/1257057243

全力でバカやろうぜ、的なイベントテキストつまみ読みして、かつマジレスとか正気を疑う。なんというつっまんねーセンスか。

拍手の嵐」に引いてるやつもいるようだが、これ例えば「学会画期的治療薬の理論を発表。会場に万雷の拍手」みたいな意味でとらえてんのか。こんなもん「たけしのギャグ高田文夫拍手」と同義だっつーの。ちょっとはその首の上の物を使って考えてみればいい、みんなが帰り道で「あの○○発言はすばらしい! 実に洞察に優れた知見だ」なんて話し合ったりするとでも思いますか? 実際は「アレはバカだったなーwwwww」「あれは確かにひでえwwww」とかですよ?

現実女性デバッグ」云々も、おまえらこれが誠心誠意本気の本気で全女に向けたもんだと思ってんのか。どーーーーーーーーーーー考えてもんなこたあねえ。これはギャグだろうが。そんなものにマジで答えてどうする? あああああん?

いや、100000000000000歩譲って本気で言ってるとしようか。でだ、その場合現実の女にデバッグの余地が無いとでも? 新聞でもテレビでも、まともに情報を得てればそんなこと言えるわけがねえだろうが。

WinterMute ゲーム 恋愛ゲームの文脈でいったらそりゃ現実人間バグだらけなので。「現実の男もバグだらけ」「ですよねー」で仲間だもんげしてればいいんじゃ 2009/11/02

くらいのことは言ってみろと。

要するに、ここでマジに答えてるやつは、人間に対してせいぜい「尊敬すべき理想人間-中間-卑しい愚かな人間」みたいな単純なヒエラルキーしか想定できないわけだ。「尊敬しうる要素を持ち、かつ同時に卑しい部分を持つ人間」や「敬意を抱きつつも、時には馬鹿にしたりする関係」みたいなものは了解できないんだろう。それでまたそういう馬鹿に限って「○○の多様性を認めるべき」とか「ステロタイプカテゴライズは否定すべき」なんて言ってたりするからなあ。いやはや。

2009-10-23

http://anond.hatelabo.jp/20091020222832

情報を売る、という意味マスコミ断末魔の叫びを上げながら迷走しているのは確か。

だけど深刻な影響を受けているのは意外と証券業界かもしれない。

情報を持っている事の強みはその有無が交渉における有利不利となる事で、即時誰でも共有する事によって価値暴落中。

しかし、その情報を手に入れた人は直ぐにアップロードを行っているのだろうか?

一方、アイデアに関しては実行してなんぼというのが今も昔も変わらないところで、通信インフラがほぼ整った状況においては「思いついてから、どれだけ早く実行できるか」「拡張させることはできるか」「他のアイデアも捻出できるか」にかかってくる気がする。

故に、たった一つの凄いアイデアだけでは食べていけない、ネットで拾うだけならばそれは情報強者たり得ない、そんな状況ではなかろうか。

と、メモ代わりにしてみた。文章が滅茶苦茶なのはご容赦を。

元増田が「画期的アイデアサービス始めても、直ぐにパクられ増殖して飽和するから、アイデア価値ないんじゃね?」と言いたいのだと理解したけど大丈夫だよね?

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